上場!Green Earth Institute(9212)のIPOの初値予想

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Green Earth Institute

Green Earth Institute(9212)のIPOが決定しています。ブック・ビルディング期間は2021年12月8日(水)~12月14日(火)、上場日は2021年12月24日(金)です。

Green Earth Instituteが新規上場する市場は東証マザーズで、想定価格は1,060円(1単元10.5万円)です。公募価格は2021年12月15日(水)に決定。

仮条件は1,060~1,160円と上振れました。予想PERは137.5~150.5倍です。

初値予想は「公開価格近辺でマイナスリターンの可能性がある」です。以下のレンジを想定しています。

1,100円~1,400円(仮条件の上限比-5.2%~+20.7%)

Green Earth Instituteはコリネ型細菌という微生物を活用した高効率な発酵技術(バイオプロセス)をコア技術とする技術開発型ベンチャーです。

監査法人は有限責任 あずさ監査法人で、本社所在地は 東京都文京区本郷7丁目3−1 東京大学アントレプレナープラザです。

Green Earth Instituteとは

Green Earth Instituteは、現在石油を原料として生産されている化学品を、農業残渣や食品残渣等のバイオマス由来のものに転換、又は従来バイオマスより生産されている製品につき、より効率的な生産方法に代替していくことによる、持続可能な社会の実現を経営理念として掲げています。

Green Earth Instituteの技術により、石油を使わず、バイオマスから化学品を作る「バイオエコノミー」と資源の循環により持続的な社会を作る「サーキュラーエコノミー」の両方を同時に実現していく方針です。

そして、今後、増加してくるであろう世界中のバイオリファイナリープラントにおいてGreen Earth Instituteの技術が使われ、「創造的な技術力、提案力でバイオリファイナリー分野を牽引し、常識を変革する企業になる」ことを目指しています。

Green Earth Instituteは、自らは生産設備を保有せず、研究開発事業とライセンス・製品販売事業の2つのビジネスモデルを軸としています。

新技術の商用化には、大別して4つの段階があります。

  • 技術開発の対象を選定するStage0
  • 技術的及び市場的な可能性を実証するStage1
  • 対象製品に対する需要を抱える企業等と最適な菌体及び生産プロセスを開発するStage2
  • 事業化された技術のパイロットテストの実施、パイロットテスト後の商用化された技術をパートナー企業等にライセンス供与、又は当該技術を使用して自社販売(外部へ委託生産し、Green Earth Instituteが販売)するStage3

従業員数は30名、平均年齢は46.1歳、平均勤続年数は3.8年、平均年間給与は544.2万円です。

Green Earth InstituteのIPOの諸データ

Green Earth Instituteの業績推移

業績面では売上高・経常利益・純利益は、大局的には右肩上がりの傾向となっています。

タカヨシの業績推移

主要な経営指標等の推移は下表のとおりです。

回次 第47期 第48期 第49期 第50期 第51期
決算年月 2016年9月 2017年9月 2018年9月 2019年9月 2020年9月
営業収益 (千円) 12,201,400 14,009,395 14,944,061 5,782,673 5,165,967
経常利益 (千円) 291,099 73,306 182,400 144,152 391,728
当期純利益 (千円) △1,614,382 50,362 △67,685 144,974 284,381
資本金 (千円) 50,000 50,000 50,000 50,000 50,000
発行済株式総数 (株) 430,000 430,000 430,000 430,000 430,000
純資産額 (千円) △932,415 △918,723 △985,742 △844,897 △559,495
総資産額 (千円) 4,604,722 5,334,107 5,198,343 4,190,230 4,295,177
BPS (円) △2,168.41 △2,136.57 △2,292.42 △196.49 △130.12
1株配当 (円)
EPS (円) △3,754.38 117.12 △157.40 33.72 66.14
自己資本比率 (%) △20.2 △17.2 △18.9 △20.2 △13.0
自己資本利益率 (%)
株価収益率 (倍)
配当性向 (%)
営業CF (千円) 387,800 791,403
投資CF (千円) 544,419 △244,960
財務CF (千円) △860,576 △404,244
現金等 (千円) 815,140 957,339
従業員数  (名) 81 84 86 88 86

市場トレンド

市況面では、上場直前3ヶ月間のインデックスが上昇トレンドの状況だと初値リターンが高い傾向となっています。

東証マザーズ指数はここ数ヶ月ボックスでの推移となっていましたが、足元では崩れています。

軟調な推移になるとIPOにおいて向かい風となり、堅調な展開に回帰すれば追い風となります。

東証マザーズのチャート(過去3ヶ月)

上場規模

Green Earth InstituteのIPOの規模は最大で約46.8億円であり、東証マザーズとしてはやや大型です。小型であればある程、初値リターンは良い傾向があります。

公募株式数は940,000株、売出株式数は2,900,200株、オーバーアロットメント(OA)は576,000株です。

公開比率(オファリングレシオ)は最大で約44%とやや高めです。公開比率が低ければ低いほど、初値リターンが高い傾向があります。公募株式数に占める売出の割合は76%です。

株主名 保有割合 ロックアップ
UTEC2号投資事業有限責任組合 17.88%
公益財団法人地球環境産業技術研究機構 17.33%
伊原智人 5.78%
PNB-INSPiRE Ethical Fund 1 投資事業有限責任組合 4.68%
ニッセイ・キャピタル5号投資事業有限責任組合 4.42%
DIC(株) 4.01%
UMI1号投資事業有限責任組合 3.87%
エア・ウォーター株式会社 2.89%
(株)SBI新生銀行 2.69%
川嶋浩司 2.60%

※制度ロックアップによる継続保有を含む

初値予想

Green Earth Instituteの事業はコリネ型細菌という微生物を活用した高効率な発酵技術(バイオプロセス)をコア技術とする技術開発型ベンチャーということで、IPOにおける業種の人気度は高くありません。

予想PERは137.5~150.5倍であり、類似企業と比較すると割高感があります。

上位株主にはVCが名を連ねていますが、万遍なくロックアップがかかっています。

約46.8億円という上場規模は東証マザーズとしてはやや大型です。

東証マザーズの35億~50億円未満のやや大型IPOの初値結果は以下のとおりです。

過去実績

  • ジェイフロンティア:-15.0%
  • サーキュレーション:+77.1%
  • Enjin:+55.8%
  • ステラファーマ:+54.8%
  • Fast Fitness Japan:+33.3%
  • モダリス:+110.0%
  • ビザスク:-12.7%
  • きずなホールディングス:-4.3%
  • マクアケ:+74.8%
  • トゥエンティーフォーセブン:+11.1%
  • ダブルエー:-0.2%
  • ツクルバ:±0%
  • Delta-Fly Pharma:-8.1%
  • マネーフォワード:+93.5%
  • ティーケーピー:+74.3%
  • ソレイジア・ファーマ:+26.5%
  • うるる:+11.0%
  • MS-Japan:+5.8%
  • グローバルグループ:+60.0%
  • オープンドア:+23.3%
  • 中村超硬:+11.8%
  • U-NEXT:+31.7%
  • ムゲンエステート:+10.0%
  • GABA:-6.0%
  • ネクスト:+35.5%
  • エムケーキャピタルマネージメント:+157.8%
  • ナノ・メディア:+62.7%
  • クリエイト・レストランツHD:+28.6%
  • フィンテック グローバル:+103.0%
  • ディー・エヌ・エー:+210.0%
  • コスモス薬品:+5.5%
  • シコー技研:+66.7%
  • ディップ:+100.0%
  • 日本ケアサプライ:+23.1%
  • 日本ベリサイン:+108.3%
  • メディネット:+260.0%
  • トランスジェニック:+30.6%
  • ウォーターダイレクト:+200.0%

以上を総合考慮して、初値予想は「公開価格近辺でマイナスリターンの可能性がある」です。

主幹事はみずほ証券です。その他は、下表の証券で申し込めます。

証券会社名 割当株式数 割当比率
みずほ証券 3,456,200 90.00%
大和証券 96,000 2.50%
SBI証券 96,000 2.50%
SMBC日興証券 96,000 2.50%
ちばぎん証券 96,000 2.50%

SBIグループのSBIネオモバイル証券SBIネオトレード証券、大和証券グループの大和コネクト証券、野村證券ルートでLINE証券、みずほ証券ルートのPayPay証券も、各証券が幹事に入っている場合は取り扱いを期待できます。

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<投資スタンス>
やや弱気
(※強気・やや強気・中立・やや弱気・弱気の5段階)

  1. 強気:対面証券・ネット証券で全力申込
  2. やや強気:ネット証券・対面証券で申込
  3. 中立:ネット証券、回数制限に問題なくS級銘柄の当落に影響がない対面証券で申込(大量獲得を狙える場合は妙味あり)
  4. やや弱気:ネット口座以外は原則回避(ただし、マイナス覚悟の勝負で申し込むことも) ※安全重視ならSBI証券のみ
  5. 弱気:SBI証券以外は回避(対面証券はバーター取引ならOK)

過去のIPO初値予想の履歴

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