上場!スタメン(4019)のIPOの初値予想

更新日: IPO

スタメン

スタメン(4019)のIPOが決定しています。ブック・ビルディング期間は2020年11月30日(月)~12月4日(金)、上場日は2020年12月15日(火)です。

新規上場する市場は東証マザーズで、想定価格は800円(1単元8.0万円)です。公募価格は2020年12月4日(金)に決定。

仮条件は800円~880円と上振れました。予想PERは1,568.6~1,725.5倍です。

初値予想は大幅なプラスリターンです。以下のレンジを想定しています。

1,900〜2,700円(仮条件の上限比+115.9%~+206.8%)

スタメンは、エンゲージメント経営プラットフォーム「TUNAG」というSaaS(Software as a Service)モデルのサービスを展開しています。

監査法人は有限責任 あずさ監査法人で、本社所在地は愛知県名古屋市中村区井深町1-1です。

スタメンとは

スタメンは「一人でも多くの人に、感動を届け、幸せを広める。」という経営理念のもと、ITとリアルの融合を事業領域としており、人と組織の力による企業活動の支援を行っています。

スタメンが展開しているエンゲージメント経営プラットフォーム「TUNAG」は、企業のエンゲージメント向上を通じて、企業活動を支援するプラットフォームサービスです。

エンゲージメントとは「会社と従業員」のタテの相互信頼関係、及び「従業員同士」のヨコの相互信頼関係が確立されている状況と定義づけており、待遇や環境など与えられるモノの上に成り立つ従業員満足度とは異なる概念であります。

信頼関係を土台とするエンゲージメントについては、業績指標や離職率との相関関係が報告されています。

米ギャラップ社が世界各国の企業を対象に実施した従業員のエンゲージメント調査(State of the Global Workplace:Gallup,2017)によると、我が国のエンゲージメントスコアは140カ国中135位という結果となっています。

エンゲージメントの向上、組織改善を行なっていくためには、①現状の課題を明らかにした上で、②それに対して適切な施策を設計し、③さらに設計した施策を継続的に実施していくという3つのステップが必要です。

「TUNAG」は、それぞれのステップに対して「エンゲージメントサーベイ」「組織改善コンサルティング」「社内制度運用クラウド」というソリューションを提供できるエンゲージメント向上へのワンストップサービスとなっています。

従業員数は58名、平均年齢は28.9歳、平均勤続年数は1.6年、平均年間給与は431.9万円です。

スタメンのIPOの諸データ

スタメンの業績推移

業績面では売上高は美しい右肩上がりです。経常利益・純利益は減益の年度があるものの、大局的には右肩上がりの傾向となっています。

スタメンの業績推移

主要な経営指標等の推移は下表のとおりです。

回次第1期第2期第3期第4期
決算年月2016年12月2017年12月2018年12月2019年12月
売上高(千円)6,592113,019396,451
経常損失(千円)△8,620△82,477△143,508△36,664
当期純損失(千円)△8,781△83,018△144,662△36,855
資本金(千円)60,000202,500202,500202,500
発行済株式総数 (株)
普通株式6,0006,2256,2256,225
A種優先株式1,2001,2001,200
純資産額(千円)51,218253,199108,53771,682
総資産額(千円)94,751317,782253,346354,557
BPS(円)8,536.401,777.72△17.71△22.67
1株配当(円)
EPS(円)△2,634.49△11,548.90△19.48△4.96
自己資本比率(%)54.179.742.820.2
自己資本利益率(%)
株価収益率(倍)
配当性向(%)
営業CF(千円)△60,32795,062
投資CF(千円)△23,619△3,641
財務CF(千円)
現金等(千円)201,441292,862
従業員数(人)1103647

市場トレンド

市況面では、上場直前3ヶ月間のインデックスが上昇トレンドの状況だと初値リターンが高い傾向となっています。

東証マザーズ指数は美しい右肩上がりとなっていましたが、足元ではスピード調整の局面となっています。

反発して堅調な推移が続くとIPOにおいて追い風となり、軟調な相場が続けば向かい風となります。

東証マザーズのチャート(過去3ヶ月)

上場規模

スタメンのIPOの規模は最大で約14.7億円であり、東証マザーズとしてはやや小型です。小型であればある程、初値リターンは良い傾向があります。

公募株式数は1,000,000株、売出株式数は600,000株、オーバーアロットメント(OA)は240,000株です。

公開比率(オファリングレシオ)は最大で約22%とやや低めです。公開比率が低ければ低いほど、初値リターンが高い傾向があります。公募株式数に占める売出の割合は38%です。

株主名保有割合ロックアップ
加藤厚史54.39%
ジャフコSV5共有投資事業有限責任組合12.24%
(株)スターフロンツ7.65%
大西泰平5.80%
(株)エイチーム5.10%
ジャフコSV5スター投資事業有限責任組合3.06%
(株)ライフワーク2.55%
中京テレビ放送(株)1.28% 
小林一樹1.28%
満沢将孝1.28%

※制度ロックアップによる継続保有を含む

初値予想

スタメンの事業は、エンゲージメント経営プラットフォーム「TUNAG」というSaaS(Software as a Service)モデルのサービスであり、IPOにおける業種の人気度は高めです。

訴求力の高い東証マザーズネット企業の範疇に属しています。

予想PERは1,568.6~1,725.5倍であり、類似企業と比較すると割安感はありませんが、PERは成長性に大きく左右されます。

コード銘柄名PERPBR配当利回り
3921ネオジャパン75.358.330.32%
3991ウォンテッドリー217.7710.430.00%
3999ナレッジスイート赤字4.110.00%
4397チームスピリット270.2524.220.00%
4435カオナビ532.9551.570.00%
4448CHATWORK125.5630.410.00%
4476AICROSS54.146.700.00%
4776サイボウズ81.7427.510.41%

上位株主にはVCが名を連ねているものの、万遍なくロックアップがかかっています。

約14.7億円という上場規模は東証マザーズとしてはやや小型です。上位株主にVCが名を連ねており、公開株式のほぼすべてが売出でVCのExitの要素はあります。

東証マザーズの10億~15億円のやや小型IPOの初値結果は以下のとおりです。

過去実績

  • トヨクモ:+351.0%
  • インターファクトリー:+429.2%
  • GMOフィナンシャルゲート:+157.9%
  • コパ・コーポレーション:+126.5%
  • リビングプラットフォーム:-9.0%
  • AHCグループ:+61.4%
  • ジモティー:+130.0%
  • WDBココ:+122.2%
  • スペースマーケット:+121.4%
  • INCLUSIVE:+114.9%
  • ランディックス:+124.5%
  • BuySell Technologies:+92.7%
  • セルソース:+164.0%
  • ビーアンドピー:+20.0%
  • リビン・テクノロジーズ:+130.8%
  • ヴィッツ:+130.2%
  • 東名:+27.8%
  • フレアス:+118.6%
  • リックソフト:+126.3%
  • リンク:+112.8%
  • ベルトラ:+33.9%
  • ピアラ:+97.3%
  • フロンティア・マネジメント:+121.2%
  • アイリックコーポレーション:+25.8%
  • システムサポート:+128.6%
  • エクスモーション:+49.7%
  • マネジメントソリューションズ:+114.3%
  • アイ・ピー・エス(銘柄名:IPS):+71.0%
  • ヒューマン・アソシエイツ・ホールディングス:+207.7%
  • ファイバーゲート:+127.4%
  • SERIOホールディングス:+130.3%
  • グローバル・リンク・マネジメント:+134.0%
  • クックビズ:+134.7%
  • テンポイノベーション:+93.5%
  • テックポイント・インク:+64.9%
  • UUUM:+226.8%
  • トランザス:+170.0%
  • ツナグ・ソリューションズ:+112.0%
  • ユーザーローカル:+325.2%
  • ピーバンドットコム:+113.9%
  • レノバ:+50.0%
  • エイトレッド:+133.9%
  • シンシア:-7.1%
  • JMC:+89.2%
  • インソース:+55.8%
  • セラク:+160.0%
  • キャリア:+98.5%
  • ジェイリース:+34.5%
  • アトラエ:+135.6%
  • PR TIMES:+59.0%
  • ベネフィットジャパン:+67.2%
  • フェニックスバイオ:-2.1%
  • ブラス:+6.4%
  • バルニバービ:+130.0%
  • GMOメディア:+101.1%
  • ブランジスタ:+43.8%
  • アイビーシー:+251.0%
  • STUDIOUS:+20.0%
  • PCIホールディングス:+169.6%
  • Hamee:+67.2%
  • sMedio:+58.7%
  • ファーストコーポレーション:+25.0%
  • ファーストロジック:+52.5%
  • データセクション:+73.1%
  • サイジニア:+125.8%
  • フルッタフルッタ:+51.5%
  • メディカル・データ・ビジョン:+135.9%
  • セレス:+55.4%
  • オプティム:+260.0%

以上を総合考慮して、初値予想は大幅なプラスリターンです。

主幹事は大和証券です。その他は、野村證券、みずほ証券、SMBC日興証券、SBI証券、マネックス証券、東洋証券で申し込めます。

証券会社名割当株式数割当比率
大和証券1,472,00092.00%
野村証券48,0003.00%
みずほ証券16,0001.00%
SMBC日興証券16,0001.00%
SBI証券16,0001.00%
マネックス証券16,0001.00%
東洋証券16,0001.00%

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<投資スタンス>
強気
(※強気・やや強気・中立・やや弱気・弱気の5段階)

  1. 強気:対面証券・ネット証券で全力申込
  2. やや強気:ネット証券・対面証券で申込
  3. 中立:ネット証券、S級銘柄の当落に影響がない対面証券では申込(大量獲得を狙える場合は妙味あり)※回数制限やS級狙いで回避することも
  4. やや弱気:SBI証券以外は原則回避(ただし、マイナス覚悟の勝負で申し込むことも)
  5. 弱気:SBI証券以外は回避(対面証券はバーター取引ならOK)

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