上場!Repertoire Genesis(9217)のIPOの初値予想

更新日: IPO

Repertoire Genesis

Repertoire Genesis(9217)のIPOが決定しています。ブック・ビルディング期間は2022年3月2日(水)~3月8日(火)、上場日は2022年3月18日(金)です。

Repertoire Genesisが新規上場する市場は東証マザーズで、想定価格は1,640円(1単元16.4万円)です。公募価格は 2022年3月9日(水)に決定。

仮条件は750円~1,050円と窓を開けて下振れました。予想PERは38.8~54.3倍です。

日本市場のIPOは「国策に買いなし」という情勢に陥っており、IPO市場は冷え込んでいます。

初値予想は「大幅なマイナスリターンの可能性がある」です。以下のレンジを想定しています。

600円~1,200円(公開価格比-20.0%~+14.3%)

Repertoire Genesisはがんや自己免疫疾患、感染症などの幅広い疾患分野において、免疫系を応用したこれまでにない新しい医療開発(基礎研究、予防、診断、治療)を支援する事業を展開しています。

監査法人はEY新日本有限責任監査法人です。

Repertoire Genesisとは

Repertoire Genesisは、「治らないをなくす」というミッションのもと、Repertoire Genesis独自の免疫多様性解析技術から得られる多くの情報を統合し、生体反応を多方面から正確に把握することで事業を推進しています。

がんや自己免疫疾患、感染症などの幅広い疾患分野において、免疫系を応用したこれまでにない新しい医療開発(基礎研究、予防、診断、治療)を支援しています。

免疫系は、私たちが体内に元々備えている自然界で最も洗練された診断及び治療の仕組みの一つと言えます。

しかしながら、これまではその詳細を十分に把握/解明できなかったため、医療分野では免疫系が持つ潜在的な医療応用へのポテンシャルを十分に活かせていませんでした。

Repertoire Genesis独自の免疫多様性解析技術は、患者さんの免疫系に関する複雑かつ多くの情報を遺伝子レベルで解読し、免疫系がその患者さんの病気にどのように関与しているか、また特定の治療方法がどのように免疫系に影響を与えているかの検証を可能とします。

これらの解析結果を独自のバイオインフォマティクス技術とこれまでにRepertoire Genesisが蓄積したデータベースと組み合わせて多面的に把握することで、顧客の抱える医療開発に関する課題に合わせた高付加価値なソリューションが提供可能となります。

Repertoire Genesisでは2014年10月の創業以来、免疫系を担う主要なリンパ球であるT細胞の表面にあるT細胞受容体(TCR)及びB細胞の表面にあるB細胞受容体(BCR)の詳細な遺伝子解析であるTCR/BCRレパトア解析を主軸として、がん、感染症、自己免疫疾患などの多くの疾患分野での解析を実施してきています。

これまでに多くのアカデミア(大学や研究機関)や製薬企業との共同研究やパートナーシップ、及び商業的関係構築の実績を積み上げてきました。

Repertoire Genesisは今後も多くの研究機関と協力することで、免疫系への理解を深めて、「治らないをなくす」という世界を実現すべく、Repertoire Genesis独自の免疫多様性解析技術を世の中に広めていくことで、人類の健康に資する研究開発を推進することを目的とした事業展開する方針です。

従業員数は16名、平均年齢は46.6歳、平均勤続年数は3.6年、平均年間給与は633.0万円です。

Repertoire GenesisのIPOの諸データ

Repertoire Genesisの業績推移

業績面では売上高・経常利益・純利益は、大局的には右肩上がりの傾向となっています。

Repertoire Genesisの業績推移

主要な経営指標等の推移は下表のとおりです。

回次第3期第4期第5期第6期第7期
決算年月2016年12月2017年12月2018年12月2019年12月2020年12月
売上高(千円)67,940143,534144,609217,736416,653
経常利益(千円)△124,425△194,121△193,377△126,06519,898
当期純利益(千円)△124,876△196,801△200,845△128,37417,168
資本金(千円)100,000100,000100,000100,000100,000
発行済株式総数(株)
普通株式8008008001,0281,056
A種種類株式400400400400400
B種種類株式500500500500500
C種種類株式120120120120
純資産額(千円)482,273585,472384,6271,054,2521,169,421
総資産額(千円)503,996620,394443,5161,100,0531,472,244
BPS(円)△128,074.18△227,762.30△338,116.8517.6654.41
1株配当(円)
EPS(円)△156,095.14△246,001.62△251,056.60△99.7410.88
自己資本比率(%)95.794.486.795.879.4
自己資本利益率(%)1.5
株価収益率(倍)
配当性向(%)
営業CF(千円)△129,283△117,538
投資CF(千円)△890△452,298
財務CF(千円)795,207322,915
現金等(千円)993,545745,465
従業員数(人)610121112

市場トレンド

市況面では、上場直前3ヶ月間のインデックスが上昇トレンドの状況だと初値リターンが高い傾向となっています。

東証マザーズ指数はここ数ヶ月、下降トレンドが続いています。

軟調な推移が続くとIPOにおいて向かい風となり、堅調な展開に回帰すれば追い風となります。

東証マザーズのチャート(過去3ヶ月)

上場規模

Repertoire GenesisのIPOの規模は最大で約17.6億円であり、東証マザーズとしては小型です。小型であればある程、初値リターンは良い傾向があります。

公募株式数は930,000株、売出株式数は528,000株、オーバーアロットメント(OA)は218,700株です。

公開比率(オファリングレシオ)は最大で約42%と高めです。公開比率が低ければ低いほど、初値リターンが高い傾向があります。公募株式数に占める売出の割合は36%です。

株主名保有割合ロックアップ
UTEC3号投資事業有限責任組合29.42%
Beyond Next Ventures 1号 投資事業有限責任組合14.71%
鈴木隆二10.95%
新井理10.82%
全薬工業(株)9.87%
松谷隆治8.05%
北浦一孝5.28%
市川満寿夫4.46%
丸山哲也1.73%
ノーベルファーマ(株)1.21%

※制度ロックアップによる継続保有を含む

初値予想

Repertoire Genesisの事業はがんや自己免疫疾患、感染症などの幅広い疾患分野において、免疫系を応用したこれまでにない新しい医療開発(基礎研究、予防、診断、治療)を支援する事業ということで、IPOにおける業種の人気度は高めです。

予想PERは38.8~54.3倍であり、類似企業と比較すると中間的です。

上位株主にはVCが名を連ねているものの、万遍なくロックアップがかかっています。

約17.6億円という上場規模は東証マザーズとしては中型です。

東証マザーズの15億~25億円の中型IPOの初値結果は以下のとおりです。

過去実績

  • エッジテクノロジー:+98.3%
  • Recovery International:-13.7%
  • CS-C:+19.3%
  • 網屋:+6.6%
  • グローバルセキュリティエキスパート:+43.6%
  • ブロードエンタープライズ:+7.7%
  • レナサイエンス:+45.7%
  • モビルス:+43.0%
  • ブレインズテクノロジー:+134.0%
  • ラキール:+77.1%
  • i‐plug:+129.0%
  • ファンペップ:+10.0%
  • いつも:+134.4%
  • ココペリ:+125.6%
  • スタメン:+133.1%
  • さくらさくプラス:+47.4%
  • rakumo:+204.0%
  • 日本情報クリエイト:+70.0%
  • MacbeePlanet:+28.3%
  • NexTone:-2.4%
  • ヴィス:-8.0%
  • ドラフト:-22.7%
  • フォースタートアップス:-8.0%
  • Kids Smile Holdings:+20.9%
  • AI inside:+250.0%
  • global bridge HOLDINGS:+49.4%
  • HENNGE:+42.9%
  • サイバー・バズ:+73.9%
  • Link-U:+104.3%
  • ピアズ:+51.9%
  • トビラシステムズ:+125.8%
  • NATTY SWANKY:+20.2%
  • 日本ホスピスホールディングス:+46.6%
  • ギークス:+50.3%
  • カオナビ:+100.5%
  • サーバーワークス:+276.6%
  • フロンティアインターナショナル:+12.7%
  • スマレジ:+135.4%
  • テクノスデータサイエンス・エンジニアリング:+98.4%
  • リーガル不動産:+42.9%
  • ギフト:+77.5%
  • イーソル:+138.1%
  • CRGホールディングス:+63.6%
  • and factory:+56.0%
  • GA technologies:+130.3%
  • キャンディル:+52.5%
  • ライトアップ:+32.1%
  • アイペット損害保険:+57.9%
  • RPAホールディングス:+207.7%
  • フェイスネットワーク:+128.6%
  • ジーニー:+98.1%
  • SKIYAKI:+147.1%
  • シルバーライフ:+85.2%
  • ロードスターキャピタル:+37.4%
  • シェアリングテクノロジー:+86.9%
  • GameWith:+133.9%
  • オロ:+129.5%
  • ジャパンエレベーターサービスHD:+61.8%
  • イントラスト:+35.6%
  • スタジオアタオ:+25.7%
  • ユーザーベース:+15.9%
  • シンクロ・フード:+41.4%
  • 串カツ田中:+13.5%
  • デファクトスタンダード:+41.1%
  • ベガコーポレーション:+25.0%
  • エボラブルアジア:+48.3%
  • LITALICO:+88.0%
  • フィット:-7.9%
  • ソネット・メディア・ネットワークス:+139.1%
  • マイネット:+19.3%
  • ダブルスタンダード:+128.8%
  • インベスターズクラウド:+93.3%
  • AppBank:+45.8%
  • デザインワン・ジャパン:+50.9%
  • リンクバル:+27.9%
  • モバイルファクトリー:+99.4%
  • イード:+46.4%
  • KeePer技研:+49.1%
  • インターワークス:+16.7%
  • クラウドワークス:+73.2%
  • GMOTECH:+135.2%
  • 弁護士ドットコム:+215.4%

ただし、新しい資本主義ではこれまでの常識が通じない側面があります。

日本市場のIPOは「国策に買いなし」という情勢に陥っており、IPO市場は冷え込んでいます。

以上を総合考慮して、初値予想は「大幅なマイナスリターンの可能性がある」です。

主幹事はみずほ証券です。その他は、下表の証券で申し込めます。

証券会社名割当株式数割当比率
みずほ証券1,312,80090.04%
SMBC日興証券29,1002.00%
SBI証券29,1002.00%
あかつき証券14,5000.99%
いちよし証券14,5000.99%
岩井コスモ証券14,5000.99%
東海東京証券14,5000.99%
丸三証券14,5000.99%
楽天証券14,5000.99%

SBIグループのSBIネオモバイル証券SBIネオトレード証券、大和証券グループのCONNECT、野村證券ルートでLINE証券、みずほ証券ルートのPayPay証券も、各証券が幹事に入っている場合は取り扱いを期待できます。

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郵政3社、JR九州などの小型株に関しては意外な程に当たりやすいです。

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<投資スタンス>
弱気
(※強気・やや強気・中立・やや弱気・弱気の5段階)

  1. 強気:対面証券・ネット証券で全力申込
  2. やや強気:ネット証券・対面証券で申込
  3. 中立:ネット証券、回数制限に問題なくS級銘柄の当落に影響がない対面証券で申込(大量獲得を狙える場合は妙味あり)
  4. やや弱気:ネット口座以外は原則回避(ただし、マイナス覚悟の勝負で申し込むことも) ※安全重視ならSBI証券のみ
  5. 弱気:SBI証券以外は回避(対面証券はバーター取引ならOK)

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