上場!ヴィス(5071)のIPOの初値予想

更新日: IPO

ヴィス

ヴィス(5071)のIPOが決定しています。ブック・ビルディング期間は2020年3月9日(月) ~3月13日(金)、上場日は2020年3月25日(水)です。

新規上場する市場は東証マザーズで、想定価格は820円(1単元8.2万円)です。仮条件は2020年3月5日(木)、公募価格は2020年3月16日(月)に決定。予想PERは10.5倍です。

初値予想はプラスリターンです。以下のレンジを想定しています。

1,000〜1,700円(想定価格比+18.0%~+70.0%)

ヴィスはデザインをオフィス空間のデザインの提供を柱として、企業ロゴや会社案内といった印刷物等のグラフィックデザイン、企業のコーポレートサイトやリクルーティングサイトといったWEBデザイン等も併せて提供することで顧客の企業価値の向上を図るデザイナーズオフィス事業を展開しています。

監査法人は有限責任 あずさ監査法人で、本社所在地は東京都渋谷区神宮前1-13-9 アルテカプラザ原宿2F・3Fです。

ヴィスとは

ヴィスは「はたらく人々を幸せに。」というフィロソフィーのもと、デザインを切り口として企業の抱える課題を解決するオフィスコンサルティングサービスを提供しています。

ヴィスが手掛けるオフィスにおいては、社員が常に交われるような働く場を作る事で創造性を高め、働き方改革の推進に寄与するオフィス空間をデザインしています。

  • 集中したい時に集中できる場
  • すぐにミーティングができる場
  • フリーアドレス等により毎日横に座る人が変わりざっくばらんな会話が色々な気付きやヒントに繋がる場

事業の名称でもあるデザイナーズオフィスとは、一般的な従来のオフィス空間(部署ごとに規則正しく机や什器などが並んでいる)とは違い、デザイナー自身が企業のスタイルに合わせ、自由な発想のもと機能性・効率性を追求したオフィスです。

顧客のオフィスの移転や改装のニーズに対し、オフィス空間の設計デザインから施工までをワンストップで提供するほか、設計デザイン等部分的にも顧客のニーズに応じて、柔軟に提供しています。

仕事環境の課題を可視化するため、経営層に対するインタビュー、従業員へのヒアリングを基に職場環境の調査(ワークプレイスサーベイ)を行い、はたらく人々にとって快適で効率性の高いオフィスを具現化。

オフィス空間のデザインやレイアウトの提案、機能性・デザイン性を考慮した家具・什器の選定(ファニチャーコーディネート)、インフラ整備といったサービスなど、移転・改装に関わる計画・予算・スケジュールをマネジメントし、プランニングから施工までを一連のサービスとして提供しています。

さらに、現在の事業の柱であるデザイナーズオフィス事業に加えて新規事業としてVISビル事業の立ち上げを計画しています。

従業員数は186名、平均年齢は31.3歳、平均勤続年数は3.9年、平均年間給与は620.3万円です。

ヴィスのIPOの諸データ

ヴィスの業績推移

業績面では売上高は美しい右肩上がりとなっています。経常利益・純利益は減益の年度があるものの、大局的には右肩上がりの傾向となっています。

ヴィスの業績推移

主要な経営指標等の推移は下表のとおりです。

回次第17期第18期第19期第20期第21期
決算年月2015年3月2016年3月2017年3月2018年3月2019年3月
売上高(千円)3,893,9534,603,3095,861,2407,173,1748,670,125
経常利益(千円)366,131307,853525,026654,056914,561
当期純利益(千円)232,201212,608359,956451,128626,042
資本金(千円)25,00025,00025,00025,00025,000
発行済株式総数(株)45,68245,6822,284,1002,284,1002,284,100
純資産額(千円)570,098739,0341,056,4841,435,4351,970,113
総資産額(千円)1,177,1491,491,7022,356,4213,435,4364,247,577
BPS(円)12,479.7116,177.80462.54209.48287.51
1株配当(円)956930.531.64055
EPS(円)5,082.994,654.09157.5965.8491.36
自己資本比率(%)48.449.544.841.846.4
自己資本利益率(%)49.932.540.136.236.8
株価収益率(倍)
配当性向(%)18.82020.120.320.1
営業CF(千円)674,072876,191
投資CF(千円)△1,030,245△121,982
財務CF(千円)487,822△211,364
現金等(千円)1,606,8952,149,741
従業員数(名)90106133163174

市場トレンド

市況面では、上場直前3ヶ月間のインデックスが上昇トレンドの状況だと初値リターンが高い傾向となっています。

東証マザーズ指数はここ数ヶ月はボックス相場となっており、2020年に入ってからはコロナウイルスの影響で軟調な展開となっています。

底打ちして堅調な相場に回帰すればIPOにおいて追い風となり、下降トレンドになったら逆風です。

東証マザーズのチャート(過去3ヶ月)

上場規模

ヴィスのIPOの規模は最大で約18.4億円であり、東証マザーズとしては中型です。小型であればある程、初値リターンは良い傾向があります。

公募株式数は1,300,000株、売出株式数は650,000株、オーバーアロットメント(OA)は292,500株です。

公開比率(オファリングレシオ)は最大で約28%とやや高めです。公開比率が低ければ低いほど、初値リターンが高い傾向があります。公募株式数に占める売出の割合は33%です。

株主名保有割合ロックアップ
(株)クレド50.92%
中村勇人40.68%
大滝仁実2.26%
金谷智浩2.26%
ヴィス従業員持株会1.68%
矢原裕一郎0.06% 
浜本亜実0.06% 
宇都宮則夫0.06% 
小川金郎0.06% 
村岡由隆
小倉麻美
下川和久
岡村雅和
高田順一
水原豊晃
正村佳弘
古川晃次
0.06% 

※制度ロックアップによる継続保有を含む

初値予想

ヴィスの事業はデザインをオフィス空間のデザイン、企業ロゴや会社案内といった印刷物等のグラフィックデザイン、企業のコーポレートサイトやリクルーティングサイトといったWEBデザイン等のデザイナーズオフィス事業ということで、IPOにおける業種の人気度は標準的です。

予想PERは10.5倍であり、類似企業と比較すると割安感があります。

コード銘柄名PERPBR配当利回り
3267フィル・カンパニー23.976.430.00%

約18.4億円という上場規模は東証マザーズとしては中型です。上位株主にVCが名を連ねているものの、満遍なくロックアップがかかっています。

東証マザーズの15億~25億円の中型IPOの初値結果は以下のとおりです。

  • AI inside:+250.0%
  • global bridge HOLDINGS:+49.4%
  • HENNGE:+42.9%
  • サイバー・バズ:+73.9%
  • Link-U:+104.3%
  • ピアズ:+51.9%
  • トビラシステムズ:+125.8%
  • NATTY SWANKY:+20.2%
  • 日本ホスピスホールディングス:+46.6%
  • ギークス:+50.3%
  • カオナビ:+100.5%
  • サーバーワークス:+276.6%
  • フロンティアインターナショナル:+12.7%
  • スマレジ:+135.4%
  • テクノスデータサイエンス・エンジニアリング:+98.4%
  • リーガル不動産:+42.9%
  • ギフト:+77.5%
  • イーソル:+138.1%
  • CRGホールディングス:+63.6%
  • and factory:+56.0%
  • GA technologies:+130.3%
  • キャンディル:+52.5%
  • ライトアップ:+32.1%
  • アイペット損害保険:+57.9%
  • RPAホールディングス:+207.7%
  • フェイスネットワーク:+128.6%
  • ジーニー:+98.1%
  • SKIYAKI:+147.1%
  • シルバーライフ:+85.2%
  • ロードスターキャピタル:+37.4%
  • シェアリングテクノロジー:+86.9%
  • GameWith:+133.9%
  • オロ:+129.5%
  • ジャパンエレベーターサービスHD:+61.8%
  • イントラスト:+35.6%
  • スタジオアタオ:+25.7%
  • ユーザーベース:+15.9%
  • シンクロ・フード:+41.4%
  • 串カツ田中:+13.5%
  • デファクトスタンダード:+41.1%
  • ベガコーポレーション:+25.0%
  • エボラブルアジア:+48.3%
  • LITALICO:+88.0%
  • フィット:-7.9%
  • ソネット・メディア・ネットワークス:+139.1%
  • マイネット:+19.3%
  • ダブルスタンダード:+128.8%
  • インベスターズクラウド:+93.3%
  • AppBank:+45.8%
  • デザインワン・ジャパン:+50.9%
  • リンクバル:+27.9%
  • モバイルファクトリー:+99.4%
  • イード:+46.4%
  • KeePer技研:+49.1%
  • インターワークス:+16.7%
  • クラウドワークス:+73.2%
  • GMOTECH:+135.2%
  • 弁護士ドットコム:+215.4%

以上を総合考慮して、初値予想はプラスリターンです。

主幹事は大和証券です。その他は、みずほ証券、三菱UFJモルスタ証券、SBI証券、エース証券、SMBC日興証券、マネックス証券、岩井コスモ証券で申し込めます。

証券会社名割当株式数割当比率
大和証券1,755,00090.00%
みずほ証券39,0002.00%
三菱UFJモルガン・スタンレー証券39,0002.00%
SBI証券39,0002.00%
エース証券19,5001.00%
SMBC日興証券19,5001.00%
マネックス証券19,5001.00%
岩井コスモ証券19,5001.00%

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<投資スタンス>
やや強気
(※強気・やや強気・中立・やや弱気・弱気の5段階)

  1. 強気:対面証券・ネット証券で全力申込
  2. やや強気:ネット証券・対面証券で申込
  3. 中立:ネット証券、回数制限に問題なくS級銘柄の当落に影響がない対面証券で申込(大量獲得を狙える場合は妙味あり)
  4. やや弱気:ネット口座以外は原則回避(ただし、マイナス覚悟の勝負で申し込むことも) ※安全重視ならSBI証券のみ
  5. 弱気:SBI証券以外は回避(対面証券はバーター取引ならOK)

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