上場!アディッシュ(7093)のIPOの初値予想

更新日: IPO

アディッシュ

アディッシュ(7093)のIPOが決定しています。ブック・ビルディング期間は2020年3月9日(月) ~3月13日(金)、上場日は2020年3月26日(木)です。

新規上場する市場は東証マザーズで、想定価格は1,090円(1単元10.9万円)です。仮条件は2020年3月5日(木)、公募価格は2020年3月16日(月)に決定。予想PERは16.3倍です。

初値予想は大幅なプラスリターンです。以下のレンジを想定しています。

2,300〜4,000円(想定価格比+111.0%~+267.0%)

アディッシュは人と人がつながるからこそ起きる課題を解決し、利用者にとって健全で心地よい“居場所”をつくることを目的とした「カスタマーリレーション事業」を展開しています。

監査法人はEY新日本有限責任監査法人で、本社所在地は東京都品川区西五反田1-21-8 ヒューリック五反田山手通ビル8階です。

アディッシュとは

現在、インターネット関連産業では、SNSやブログ等のソーシャルメディア、ソーシャルアプリやスマートフォンアプリに加え、シェアリングエコノミー、Fintech、MaaSといった領域が急成長しています。

その結果として、スマートフォン等の端末を通して人と人がつながり、インターネット上でコミュニケーションを図ることが容易になっている一方で、社会通念上不適切と思われる書き込みや行為による被害が急増。

このような情勢下において、アディッシュはインターネットの発展に伴って拡大するこれらの課題を解決する事業を展開しています。

提供業務

  • ソーシャルアプリサポート:利用者からの問い合わせを、顧客企業に代わって対応するカスタマーサポートサービス
  • インターネットモニタリング:利用者の行う投稿を24時間365日体制でモニタリングし、不適切なものが発見された場合に、注意、報告、警告、非表示化等の対応を行うサービス
  • スクールガーディアン:学校生活上の課題となり得るネットいじめの可能性がある書き込みやインターネットでの個人情報流出をモニタリングして生徒指導に活かしていくコンサルティングサービス
  • フロントサポート:企業がソーシャルメディアを活用して利用者に能動的に働きかけることで、利用者とのつながりを維持、向上させ、ファンコミュニティを形成していくためのサービス

アディッシュは人と人のつながりあるいは人と企業等のつながりを支援し、インターネットを通じた社会が、健全で心地よいものとなるよう貢献していきたいと考えています。

業員数は163名、平均年齢は33.8歳、平均勤続年数は3.8年、平均年間給与は407.5万円です。

アディッシュのIPOの諸データ

アディッシュの業績推移

業績面では売上高は美しい右肩上がりです。経常利益・純利益は減益の年度があるものの、大局的には右肩上がりの傾向となっています。

アディッシュの業績推移

主要な連結経営指標等の推移は下表のとおりです。

回次 第4期 第5期
決算年月 2017年12月 2018年12月
売上高 (千円) 1,907,461 2,160,050
経常利益 (千円) △31,558 44,567
親会社株主に帰属する当期純利益 (千円) △21,185 35,928
包括利益 (千円) △17,505 29,072
純資産額 (千円) 3,649 187,722
総資産額 (千円) 552,561 630,173
1株当たり純資産額 (円) 2.85 130.73
1株当たり当期純利益 (円) △20.37 25.15
潜在株式調整後1株当たり当期純利益 (円)
自己資本比率 (%) 0.7 29.8
自己資本利益率 (%) 37.5
株価収益率 (倍)
営業活動によるキャッシュ・フロー (千円) 1,746 41,652
投資活動によるキャッシュ・フロー (千円) △43,307 △14,469
財務活動によるキャッシュ・フロー (千円) 116,236 33,000
現金及び現金同等物の期末残高 (千円) 240,517 296,215
従業員数 (人) 259 264

市場トレンド

市況面では、上場直前3ヶ月間のインデックスが上昇トレンドの状況だと初値リターンが高い傾向となっています。

東証マザーズ指数はここ数ヶ月はボックス相場となっていますが、足元では崩れています。

このまま軟調になるとIPOにおいて向かい風となり、底打ちして再び堅調な相場に回帰すれば追い風となります。

東証マザーズのチャート(過去3ヶ月)

上場規模

アディッシュのIPOの規模は最大で約3.7億円であり、東証マザーズとしてもかなりの小型です。小型であればある程、初値リターンは良い傾向があります。

公募株式数は237,000株、売出株式数は68,000株、オーバーアロットメント(OA)は30,000株です。

公開比率(オファリングレシオ)は最大で約20%とやや低めです。公開比率が低ければ低いほど、初値リターンが高い傾向があります。公募株式数に占める売出の割合は22%です。

株主名 保有割合 ロックアップ
(株)ガイアックス 41.79%
江戸浩樹 12.41%
MSIVC2016V投資事業有限責任組合 8.46%  
コロプラネクスト7号ファンド投資事業組合 7.60%
(株)モバイルファクトリー 2.34%
(株)ヴァル研究所 2.34%
(株)セレス 2.34%
フリービットインベストメント(株) 1.81%  
みずほ成長支援第2号投資事業有限責任組合 1.81%  
杉之原明子
池谷昌大
石川琢磨
吉川敏広
1.23%

※制度ロックアップによる継続保有を含む

初値予想

アディッシュの事業はインターネットの顧客対応、不適切な投稿の発見、学校関連のネットモニタリング、ファンコミュニティを形成ということで、IPOにおける業種の人気度は高めです。

訴求力の高い東証マザーズネット企業の範疇に属しています。3社同時上場の過密日程のIPOである点はマイナスポイント。

予想PERは16.3倍であり、類似企業と比較すると割安感があります。

コード 銘柄名 PER PBR 配当利回り
3657 ポールトゥウィン・ピットクル 15.31 2.43 1.41%
4290 プレステージ・インター 29.30 4.00 0.83%
4708 りらいあコミュニケーショ 13.26 2.21 3.12%
6050 イー・ガーディアン 20.08 5.15 0.52%
6183 ベルシステム24HLDGS 13.93 2.05 3.17%
6188 富士ソフトサービスビュー 12.13 1.83 1.76%
6193 バーチャレクスHLDGS 赤字 3.28 0.00%
9715 トランス・コスモス 14.30 1.36 2.09%

約3.7億円という上場規模は東証マザーズとしてもかなりの小型です。上位株主にVCが名を連ねており、一部ロックアップがかかっていません。

東証マザーズの5億円未満の超小型IPOの初値結果は以下のとおりです。

  • ウィルズ:+372.4%
  • ブランディングテクノロジー:+177.3%
  • ハウテレビジョン:+209.5%
  • Amazia:+33.0%
  • バンク・オブ・イノベーション:+108.3%
  • ZUU:+246.9%
  • ビープラッツ:+354.5%
  • 日本リビング保証:+189.8%
  • アジャイルメディア・ネットワーク:+415.7%
  • みらいワークス:+230.4%
  • ウォンテッドリー:+401.0%
  • インターネットインフィニティー:+281.8%
  • ユナイテッド&コレクティブ:+177.8%
  • シャノン:+320.7%
  • エルテス:+263.7%
  • フィル・カンパニー:+205.3%
  • リファインバース:+62.9%
  • AWSホールディングス:+235.3%
  • 農業総合研究所:+78.1%
  • ホープ:+130.0%
  • グローバルウェイ:+373.0%
  • ヨシムラ・フード・ホールディングス:+50.0%
  • バリューゴルフ:+151.2%
  • ラクス:+228.7%
  • アクアライン:+21.7%
  • アイリッジ:+429.2%
  • テラスカイ:+350.0%
  • エクストリーム:+296.4%
  • ビーロット:+422.4%
  • レアジョブ:+169.7%
  • フィックスターズ:+162.0%
  • シンプロメンテ:+135.3%
  • サンワカンパニー:+268.4%
  • フォトクリエイト:+126.0%
  • ウォーターダイレクト:+200.0%

以上を総合考慮して、初値予想は大幅なプラスリターンです。


主幹事はSBI証券です。その他は、みずほ証券、岩井コスモ証券、SMBC日興証券、東海東京証券、エース証券、マネックス証券、藍澤證券、エイチ・エス証券、むさし証券で申し込めます。

証券会社名 割当株式数 割当比率
SBI証券 263,800 86.49%
みずほ証券 12,200 4.00%
岩井コスモ証券 6,100 2.00%
SMBC日興証券 6,100 2.00%
東海東京証券 6,100 2.00%
エース証券 3,100 1.02%
マネックス証券 3,100 1.02%
藍沢証券 1,500 0.49%
エイチ・エス証券 1,500 0.49%
むさし証券 1,500 0.49%

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<投資スタンス>
強気
(※強気・やや強気・中立・やや弱気・弱気の5段階)

  1. 強気:対面証券・ネット証券で全力申込
  2. やや強気:ネット証券・対面証券で申込
  3. 中立:ネット証券、S級銘柄の当落に影響がない対面証券では申込(大量獲得を狙える場合は妙味あり)※回数制限やS級狙いで回避することも
  4. やや弱気:SBI証券以外は原則回避(ただし、マイナス覚悟の勝負で申し込むことも)
  5. 弱気:SBI証券以外は回避(対面証券はバーター取引ならOK)

過去のIPO初値予想の履歴

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