上場が中止!ペルセウスプロテオミクス(4882)のIPOの初値予想

更新日: IPO

ペルセウスプロテオミクス

ペルセウスプロテオミクス(4882)のIPOが決定していましたが、上場中止となりました。以下、中止前に発表されていたIPOの情報です。

ブック・ビルディング期間は2020年3月5日(木)~3月11日(水)、上場日は2020年3月24日(火)です。

新規上場する市場は東証マザーズで、想定価格は960円(1単元9.6万円)です。公募価格は2020年3月12日(木)に決定。

仮条件は540円~600円と窓を開けて下振れました。予想PERは赤字です。

初値予想は「公開価格近辺で手数料を考慮するとマイナスリターンの可能性がある」です。以下のレンジを想定しています。

580〜700円(想定価格比-3.3%~+16.7%)

ペルセウスプロテオミクスは医薬品シーズ抗体の創生による、がん及びその他疾患の治療用医薬品の研究開発を展開しています。

監査法人は有限責任 あずさ監査法人で、本社所在地は東京都目黒区駒場4-7-6パークビルです。

ペルセウスプロテオミクスとは

ペルセウスプロテオミクスは東京大学先端科学技術研究センター・システム生物医学ラボラトリー(LSBM)で開発された蛋白質発現・抗体作製技術を基盤として、診断・創薬標的に対応する抗体の医療への活用を目指して設立されました。

LSBMで開発された蛋白質発現技術は、従来調製が困難であった膜蛋白質を効率的に発現し、これを動物免疫法と組み合わせる事で、親和性の高い抗体の効率的な取得を可能にしています。

更にペルセウスプロテオミクスは多様性に富むファージ抗体ライブラリと特許技術でもある独自の抗体スクリーニング技術を保有しています。

これらを対象とする疾患の細胞に適用する事で、創薬標的の探索、及び従来の動物免疫法で得られるものとは異なる特徴を持つ高機能シーズ抗体の同時取得を可能にしています。

ペルセウスプロテオミクスの技術は、これら二つの抗体技術とシーズ探索術を融合し、医療ニーズにマッチした医薬品シーズ抗体を取得することを特長としています。

また、ペルセウスプロテオミクスは東京大学発である事を起点として、さらにそのネットワークを広げ、多くのアカデミアとの連携により最新のサイエンスのもとで創薬を行うことを使命としています。

従業員数は18名、平均年齢は48.7歳、平均勤続年数は10.0年、平均年間給与は658.7万円です。

ペルセウスプロテオミクスのIPOの諸データ

ペルセウスプロテオミクスの業績推移

業績面では売上高は減収、経常利益・純利益は減益の年度も目立っており、ボックスでの推移となっています。

回次第15期第16期第17期第18期第19期
決算年月2015年3月2016年3月2017年3月2018年3月2019年3月
売上高(千円)246,723570,125282,592303,983275,959
経常利益又は経常損失(-)(千円)-280,469171,688-197,486-163,663-145,545
当期純利益又は(千円)-281,418154,735-188,149-178,284-163,054
当期純損失(-)
資本金(千円)1,693,2501,693,250100,000799,970799,970
発行済株式総数(株)85,37085,37085,370204,880204,880
純資産額(千円)302,455457,191269,0201,490,6761,327,621
総資産額(千円)327,613541,498320,6111,514,9801,360,169
BPS(円)3,5435,3553,151242.53216
配当(円)
EPS(円)-3,2961,813-2,204-69.08-26.53
自己資本比率(%)92.3284.4383.9198.497.61
自己資本利益率(%)40.74
株価収益率(倍)
配当性向(%)
営業CF(千円)-132,356-329,661
投資CF(千円)10,647-15,945
財務CF(千円)1,395,040
現金等(千円)1,449,0161,100,128
従業員数(人)2625252023

市場トレンド

市況面では、上場直前3ヶ月間のインデックスが上昇トレンドの状況だと初値リターンが高い傾向となっています。

東証マザーズ指数はここ数ヶ月はボックス相場となっていますが、足元では崩れています。

このまま軟調になるとIPOにおいて向かい風となり、底打ちして再び堅調な相場に回帰すれば追い風となります。

東証マザーズのチャート(過去3ヶ月)

上場規模

ペルセウスプロテオミクスのIPOの規模は最大で約32.8億円であり、東証マザーズとしては大型です。小型であればある程、初値リターンは良い傾向があります。

公募株式数は2,970,000株、売出株式数は0株、オーバーアロットメント(OA)は445,500株です。

公開比率(オファリングレシオ)は最大で約38%と高めです。公開比率が低ければ低いほど、初値リターンが高い傾向があります。公募株式数に占める売出の割合は0%です。

株主名保有割合ロックアップ
富士フイルム(株)44.28%
NVCC8号投資事業有限責任組合18.89%
イノベーション・エンジン産業創出投資事業有限責任組合5.78%
みずほ成長支援第2号投資事業有限責任組合5.70%
横川拓哉4.45%
三菱UFJキャピタル(株)4.22%
SMBCベンチャーキャピタル4号投資事業有限責任組合3.80%
(株)キースジャパン2.25% 
(株)バイオテクノロジー・トランスファー1.42% 
小南欽一郎1.38%

※制度ロックアップによる継続保有を含む

初値予想

ペルセウスプロテオミクスの事業は、医薬品シーズ抗体を創生することによる、がん及びその他疾患の治療用医薬品の研究開発ということで、IPOにおける業種の人気度は市況に大きく左右されます。

バイオ旋風が吹き荒れている時は無双化する反面、そうでない場合は軟調なことも多々あります。

リバーホールディングスとの2社同時上場となり、過密日程のIPOである点はマイナスポイント。

予想PERは赤字であり、大半は赤字ですが一発逆転ホームランがあるバイオ企業としては標準的です。

コード銘柄名PERPBR配当利回り
4564オンコセラピー・サイエンス赤字2.670.00%
4575キャンバス赤字15.530.00%
4583カイオム・バイオサイエンス赤字2.400.00%
4588オンコリスバイオファーマ赤字5.600.00%
4597ソレイジア・ファーマ赤字2.270.00%
4598DELTA-FLYPHARMA赤字1.710.00%

上位株主にはVCが名を連ねているものの、満遍なくロックアップがかかっています。

東証マザーズの25億~35億円のやや重量感がある中型IPOの初値結果は以下のとおりです。

  • コプロ・ホールディングス:+14.6%
  • ミンカブ・ジ・インフォノイド:+33.3%
  • プロレド・パートナーズ:+68.7%
  • ジェイテックコーポレーション:+331.1%
  • ソウルドアウト:+76.1%
  • ロコンド:+41.9%
  • キャリアインデックス:+1.5%
  • WASHハウス:+40.9%
  • アイドママーケティングコミュニケーション:-14.6%
  • 日本スキー場開発:+9.9%
  • RS Technologies:-23.6%
  • シリコンスタジオ:+102.0%
  • イグニス:+342.1%
  • 日本アクア:+24.9%
  • エナリス:+156.1%
  • メドレックス:+120.0%
  • ポールトゥウィン・ピットクルーHD:+21.3%
  • クックパッド:+101.1%
  • タケエイ:+12.1%
  • アジア・メディア・カンパニー・リミテッド:+5.0%
  • ジャパンインベスト・グループ:-1.5%
  • マガシーク:+24.5%
  • 日本M&Aセンター:+27.8%
  • アドウェイズ:+5.0%
  • ファーマフーズ:+36.5%
  • 比較.com:+500.0%

以上を総合考慮して、初値予想は「公開価格近辺で手数料を考慮するとマイナスリターンの可能性がある」です。みずほ主幹事ということで、干される恐怖による初値売り抑制は期待できます。


主幹事はみずほ証券です。その他は、SMBC日興証券、SBI証券、三菱UFJモルスタ証券、エース証券、いちよし証券で申し込めます。

証券会社名割当株式数割当比率
みずほ証券2,732,40092.00%
SMBC日興証券89,1003.00%
SBI証券59,4002.00%
三菱UFJモルガン・スタンレー証券29,7001.00%
エース証券29,7001.00%
いちよし証券29,7001.00%

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<投資スタンス>
やや弱気
(※強気・やや強気・中立・やや弱気・弱気の5段階)

  1. 強気:対面証券・ネット証券で全力申込
  2. やや強気:ネット証券・対面証券で申込
  3. 中立:ネット証券、S級銘柄の当落に影響がない対面証券では申込(大量獲得を狙える場合は妙味あり)※回数制限やS級狙いで回避することも
  4. やや弱気:SBI証券以外は原則回避(ただし、マイナス覚悟の勝負で申し込むことも)
  5. 弱気:SBI証券以外は回避(対面証券はバーター取引ならOK)

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