GMOクリック証券が2018年8月20日(月)から、 信用取引サービスの一般信用売建において、 返済期限が3営業日~最長15営業日の「短期」と「無期限」の取扱いを開始しました。
auカブコム証券の一般信用取引(売短)、SBI証券の一般信用(短期)、楽天証券の短期信用に似たサービスです。
取引画面やアプリの操作性が良くてサクサクと取引でき、株主優待で手数料を無料にすることも可能なGMOクリック証券が参戦ということで朗報です。
GMOクリック証券の一般信用取引は、これまでは買い(無期限)のみでした。信用売りは制度信用取引のみでした。
この度は一般信用取引に売建(短期)、売建(無期限)が追加されました。貸し株料は短期が年3.85%、無期限が年1.45%です。
一般信用売りというと、どうしてもつなぎ売り・クロス取引に主眼があたりがちですけれども、実は色んな局面で活用できるサービスです。
ただし、auカブコム証券の3年のタイプがないのが残念です。ここが大きなエッジを生む制度であり、隠れ需要が大きいにもかかわらず一社独占となっているのが切ないので風穴を開けてほしいですね。
無期限で売建てが可能なのは大型株のみで妙味がなく、無期限での提供は無理でも1~3年といった期間での売建てができると便利です。3ヶ月でもOKです。
とはいえ、3~15営業日のタイプでも一般信用売りが可能になるのは大きなメリットです。GMOクリック証券の英断を大歓迎します。
GMOクリック証券は貸株サービスも提供しており、貸株市場などでの調達の他、顧客から借り入れた株式などを元手に一般信用売りの在庫が生まれることが期待できます。
逆日歩が発生しない点、返済期日到来による建玉の強制決済などを気にしないで済む点に絶大なメリットがあります。
また、GMOクリック証券の取引手数料は、SBI証券、楽天証券、松井証券、auカブコム証券よりも安い価格帯が多いのでお得です。
注文毎の約定代金に応じた信用取引の手数料(税抜)の比較は下表のとおりです。
証券会社名 | 10万 | 20万 | 30万 | 50万 | 100万 | 300万 | 500万 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
SMBC日興証券 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
SBIネオトレード証券 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
立花証券 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
DMM 株 | 80 | 80 | 80 | 80 | 80 | 80 | 0 |
GMOクリック証券 | 89 | 130 | 170 | 170 | 240 | 240 | 240 |
SBI証券 | 90 | 135 | 180 | 180 | 350 | 350 | 350 |
楽天証券 | 90 | 135 | 180 | 180 | 350 | 350 | 350 |
むさし証券 | 75 | 95 | 175 | 175 | 320 | 440 | 750 |
岡三オンライン | 99 | 300 | 300 | 300 | 500 | 1,000 | 1,200 |
東海東京証券 | 90 | 135 | 180 | 180 | 330 | 330 | 330 |
auカブコム証券 | 手数料無料も、高額の現引・現渡手数料、高い金利・貸株料 | ||||||
岩井コスモ証券 | 80 | 400 | 400 | 400 | 800 | 1,000 | 1,000 |
丸三証券 | 200 | 200 | 300 | 500 | 1,000 | 3,000 | 5,000 |
GMOクリック証券は、GMOグループの株主優待で、現物取引・信用取引の売買手数料がキャッシュバックされます。
- GMOインターネット:5,000円
- GMOフィナンシャルHD:3,000~15,000円
- GMOクラウド:3,000円
- GMOアドパートナーズ:3,000円
SMBC日興証券は信用取引の売買手数料が0円と強烈で、コストは金利や貸株料などの諸費用のみとなり非常にお得です。
2019年3月18日からは一般信用売りが導入されて、より一層便利で使いやすくなりました。
しかし、一般信用売りのサービスがありません。また、委託保証金率が高く、資金効率が悪いというデメリットがあります。取引画面も使いづらいです。
取引サイト・スマホアプリの使いやすさもGMOクリック証券が上回っています。1約定ごとプランだとDMM 株、SBIネオトレード証券も安いですが、一般信用売りはありません。
制度信用クロスに使う場合はSBIネオトレード証券もおすすめです。手数料が秀逸な低コストである点が絶大なメリットです。手数料を第一に考える場合は最有力候補です。
現在はお得なキャンペーンを開催しています。
1日の約定代金合計額で手数料が決まる体系での比較は下表のとおりです。信用取引の手数料(税抜)の比較です。
証券会社名 | 10万 | 20万 | 30万 | 50万 | 100万 | 300万 | 500万 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
SBIネオトレード証券 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
立花証券 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
楽天証券 | 0 | 0 | 0 | 0 | 858 | 3,000 | 5,000 |
松井証券 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1,000 | 3,000 | 5,000 |
SBI証券 | 0 | 0 | 0 | 0 | 477 | 1,277 | 2,077 |
岡三オンライン | 0 | 0 | 0 | 0 | 700 | 1,300 | 1,900 |
GMOクリック証券 | 0 | 200 | 200 | 200 | 400 | 1,200 | 2,000 |
岩井コスモ証券 | 80 | 159 | 240 | 400 | 800 | 2,400 | 4,000 |
丸三証券 | 240 | 240 | 240 | 400 | 800 | 2,400 | 4,000 |
むさし証券 | 1,200 | 1,200 | 1,200 | 1,200 | 1,200 | 1,200 | 2,400 |
一日定額制においては、100万円超以降は、SBIネオトレード証券・立花証券を除くと、GMOクリック証券が最安値となっています。
ちなみに松井証券は約定代金が1日50万円までなら日本株の売買手数料が無料なので、1日50万円までは松井証券で取引するとオトクです。
一般信用売りはできませんが、岡三オンラインは1日定額制の場合は現物取引、信用取引がそれぞれ手数料無料となり、合計で1日40万円まで無料で売買可能です。
岡三オンラインは1日定額プランだと、現物取引20万円、信用取引20万円までは手数料がいずれも無料です(1日最大40万円)。
岡三RSSなどの取引ツール、事前入金不要のIPOが魅力的なネット証券です。
岡三オンラインは、当サイト限定タイアップでお得な入会キャンペーンを行なっています。口座開設と1回以上の取引だけで3,500円+特別レポートがプレゼントされます。
ネット証券のキャンペーンとしては破格の内容でおすすめです。まだ口座をお持ちでない方は、ぜひこの機会に開設してみてはいかがでしょうか。
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一般信用売りに限定したい場合は、SBI証券がおすすめです。
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口座開設時に以下の項目(無料)に申し込めば、SBI証券に入金するだけで自動的に振り替えられるので面倒な手間はありません。
SBI証券は1000万円までは銀行預金のような公的な保護(投資者保護基金)があるので安心・安全です。銀行預金と同じで万が一破綻しても保護されます。
口座開設・維持・入出金は無料です。まだ口座をお持ちでなければ、この機会にぜひ口座開設してみてはいかがでしょうか。
↓
その他の証券会社も含めた手数料比較については、以下で徹底的に解説しています。
これでauカブコム証券、SBI証券、楽天証券、松井証券、岩井コスモ証券に続いてGMOクリック証券も参入で六大陸となりました。
松井証券は当サイト限定でタイアップキャンペーンを開催しています。
GMOクリック証券はリーズナブルな手数料と取引ツールの使いやすさを両立させている点にエッジ・優位性があります。
おすすめのネット証券の一つであり、100万円の資産運用でも大活躍します。
大口投資家の場合は楽天証券もおすすめです。超割コースは取引実績や残高に応じて手数料が割引になる「大口優遇」があり、条件が緩いのがメリットです。
一度でも1日の新規建玉残高(当日中に決済してもOK)、もしくは15時時点での信用建玉残高が3000万円以上になったら、3ヶ月も信用金利の優遇を受けられます。
区分 | 約定金額 | 超割コース手数料 (1回あたり/税抜) |
---|---|---|
現物取引 | 10万円まで | 0円 |
20万円まで | 100円 | |
50万円まで | 238円 | |
100万円まで | 426円 | |
150万円まで | 509円 | |
3,000万円まで | 806円 | |
3,000万円超 | 851円 | |
信用取引 | いくらでも | 0円 |
信用取引だと約定金額にかかわらず取引手数料が無料になります!
専業トレーダーや資金量がある方の強い味方です。メールでも適用の連絡が来るので安心・安全です。
資金量が多い方の場合、キーエンス(6861)、任天堂(7974)、SMC(6273)、ファーストリテイリング(9983)等の値嵩株をクロス取引すると簡単に条件をクリアできます。
1日信用取引でもOKなので、特別空売り料がない銘柄だとコストなしで大口優遇を達成することも可能です。
大口優遇の期間中に再び1日でも条件をクリアしたら、その月末から3ヶ月後まで期間が延長されます。
大口優遇は一度条件を達成すると、3ヶ月間適用されるので便利です。他社は1ヶ月間というネット証券ばかりです。
また、国内株式手数料コースを超割コースにするだけで、楽天証券での取引手数料の1%が、楽天ポイントでバックされます。
超割コースの大口優遇を達成すると、ポイントバックが2%になります。その他、手数料体系の詳細は以下にまとめています。
以前に楽天証券にインタビューに行き、サービス内容について取材したことがあります。数多くのエッジ・優位性があるネット証券だと感じました。
特にお得なポイント還元、楽天カードでの投信購入での1%還元は、楽天経済圏の真骨頂を発揮しています。
一歩先に進んだ画期的な仕組みが満載のネット証券であり、証券会社の基準を変えて一新する程のインパクトを放っています。
楽天証券での投資はボーナスの使い道としても有力な選択肢です。お得な口座開設キャンペーンも開催しています。
その他のおすすめネット証券については、以下で丹念に論述しています。
株式取引の元手となる資金作りには、当サイト限定のタイアップキャンペーンもおすすめです。
破格の口座開設キャンペーンとなっていますので、まだ口座をお持ちでない業者がある場合はぜひ口座開設してみてはいかがでしょうか。以下にまとめています。