これまでJCBのクレジットカードは、「JCB」および「Cirrus(シーラス)」のマークがある海外ATMでキャッシングが可能でした。
便利な現地通貨の引き出しが可能であり、帰国後に繰り上げ返済すれば金銭的負担は大きくなく、利便性が高い状況でした。
しかし、JCBとCirrusの提携が終了し、今後発行されるJCBクレジットカードは、Cirrusマークがある海外ATMで利用できなくなります。
JCB、ますます海外で当てにならなくなりました😓 pic.twitter.com/LnDCGCX4oF
— @スパ@永遠の平JGC&SFC (@mogro2001) May 27, 2020
クレディセゾン、伊予銀行、中国銀行など、提携カードから続々と終了しています。
JCBカードで海外キャッシングを活用してきた方にとっては衝撃的な改悪です。代替カードについて徹底的に解説します。
JCBの海外キャッシングの改悪内容の詳細
JCBグループが発行するクレジットカードの海外ATM利用(海外キャッシング・海外預金引出し)において、JCBとCirrusの提携が終了しました。
したがって、今後発行されるJCBカードには、Cirrusマークが記載されなくなり、JCBマークがなくCirrusマークのみ表示されている海外ATMでは利用できなくなります。
例えば、ロンドンのヒースロー空港では、Cirrusマークはあるものの、JCBには非対応のATMが存在しています。
なお、カード裏面にCirrusのマークがある既存カードは、有効期限到来まではそのままシーラスのATMで利用可能です。
代わりの候補
JCBカードを利用して海外ATMので現地通貨を引き出していた方にとっては、青天の霹靂、吃驚仰天、驚天動地、驚愕動転ですね。
もちろん、ハワイ、台湾、グアムなど日本人観光客が多い地域ではJCBに対応しているATMが多いです。
しかし、ヨーロッパや南米、中近東、アフリカなどでは非対応のATMも多数存在。代わりの候補としては、やはりVisaもしくはMastercardが万能戦士です。
VisaクレジットカードはVisa・PLUS、マスターカードはMastercard・maestro・CirrusのATMを利用可能です。
世界中で幅広い地域で対応しており、VisaとMastercardはどちらも対応というATMが大多数となっています。
Visa、Mastercardのおすすめクレジットカードは以下で解説しています。


為替レートがお得な傾向にあるのはマスターカードなので、海外での利用が多い方は年会費無料カードのMastercardがバリューが高いです。

海外キャッシング(海外ATMでの現地通貨引出し)が最も低コストなのは、アコムACマスターカードです。
現地ATMで外貨を引き出すと即座に会員サイトに情報が反映されて、すぐに会員サイトで繰り上げ返済できるので、当日中に返済したら金利手数料が発生しません。
僅かな為替コストのみで現地通貨を引き出せるので、卓越した利点があります。即日発行も可能となっており、すぐに入手できるクレジットカードです。

デメリットはアコムからの借入履歴が信用情報機関に残る点です。これを避けたい場合は、セディナカードが有力候補です。
借入れてから返済可能になるまで3~5日間程度の期間が必要ですが、会員サイトからPay-easyでサクッと返済できるのが大きな利点。無条件で年会費無料のセディナカードJiyu!da!がおすすめです。
ネット銀行&デビットカードですど、以下2行が低コストで海外ATMでの現地通貨引き出しが可能です。
住信SBIネット銀行に口座開設する場合は、SBI証券との同時開設をおすすめします。
SBI証券は当サイト限定でお得なタイアップ・プログラムを実施しています。なんと3,000円分で、ネット証券としては破格の内容です。
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SBI証券は1000万円までは銀行預金のような公的な保護(投資者保護基金)があるので安心・安全です。銀行預金と同じで万が一破綻しても保護されます。
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海外キャッシングの改悪は残念ですが、JCBカードの種類には魅力的なクレジットカードが豊富であり、日本国内では便利かつお得に利用できます。

