
JALの国内線航空券には、早期購入での割引が用意されています。早めに予約してキャンセル代が高額な代わりに、運賃がとても安いのが特徴です。
ウルトラ先得、スーパー先得、先得割引A、先得割引Bの4種類です。ANAにおけるSUPER VALUEに相当します。
人気路線の繁忙期は競争率が高いという注意点もあります。JGC修行やJGP修行でも「先得」は重要な要素です。
日本航空の先得割引について、注意点を網羅してわかりやすく徹底的に違いを比較します。
目次
先得のメリットは安い運賃!お得な割引
フライトから前もって早期に航空券を予約することで、大きな割引を受けられるJALの先得は、予約時期が早いほど割引率が高くなります。
割引率は最大90%といったパワフルな数字です。具体的な運賃は先得カレンダーでチャックできますよ!

種類
早割割引運賃の先得は4種類で名前が異なりますが、予約日によって名称が違うだけです。
- ウルトラ先得:75日前までの予約が対象
- スーパー先得:55日前までの予約が対象
- 先得割引タイプB:45日前までの予約が対象
- 先得割引タイプA:28日前までの予約が対象
JALの先得の割引率は予測残席数に連動した運賃
日本航空の先得割引は予測残席数に連動した運賃となっており、基本的には予約する日が早ければ早いほど、割引率もUPする仕組みとなっています。
したがって、先得割引Aよりも先得割引Bが安く、それよりスーパー先得がリーズナブルとなり、ウルトラ先得が最安値なのが基本です。ただし、需要動向によって最安値は逆転する現象も。
一例として、JALの東京(羽田)→大阪(伊丹)では、以下の事例があります。
先得の運賃例
- 普通運賃料金:26,250円
- ウルトラ先得:7,200円~16,500円
- スーパー先得:7,500円~17,500円
- 先得タイプB:7,800円~18,500円
- 先得タイプA:8,500円~19,600円
東京(羽田) → 沖縄(那覇)の運賃例は以下の通りです。
代表例
- 普通運賃料金:47,010円
- ウルトラ先得:8,800円~37,800円
- スーパー先得:8,900円~39,300円
- 先得タイプB:9,000円~39,800円
- 先得タイプA:9,100円~39,900円
割引率は長距離路線ほど高くなる傾向にあり、ほぼ常に最大割引率は80%以上で、時期によっては90%近くに!
同一日でも便によって運賃が異なるのが航空券の特徴であり、同じ日でも早朝など人気のない時間帯ほど安くなります。
また、GW・年末年始・お盆・春休みなど、繁忙期だと同じ先得でも料金は高くなります。
先得の具体的な販売座席数は非公開ですが、ビッグデータを駆使しており、枠が絞られているのは間違いありません。先得の販売座席数は限定されており。繁忙期は速攻で埋まることもあります。
人気シーズン&時間帯だと、先得割引は予約開始とともに速攻で瞬間蒸発することも。割引率が大きいウルトラ先得が一番早く埋まりがちで、早朝便や平日の日中などは空いている傾向です。
ただし、3連休の初日などでは、観光地行きの早朝便は人気のこともあります。同様に連休最終日の夜は埋まりがちです。

ANA SUPER VALUE EARLYより搭乗76日以前は安い傾向
ANAには搭乗日335日前に購入できる運賃「ANA SUPER VALUE EARLY」があります。
ANAの場合、「ANA SUPER VALUE EARLY」は、 払戻手数料はなしで、出発55日前までは取消手数料も0円です(以降のキャンセルは運賃額の約30%~60%相当)。
料金はJAL先得割引より高い傾向となっており、価格が安めの「ANA SUPER VALUE」は、搭乗日の75日前からしか予約できません。
したがって、搭乗76日前に希望の便を確保したい場合、ANAよりもJALの方が安い傾向となっています。
先得はいつから予約できる?発売日は360日前

JAL先得割引は搭乗日の360日前の午前9時30分から予約できます。一例として2022年9月16日の便は、原則として2021年10月17日から予約可能です。
ただし、クラスJのウルトラ先得・スーパー先得・先得タイプB、JAL国内線ファーストクラス(特便割引のみ)、一部運賃・コードシェア便を除きます。

かつてはJALの先得は半年に一度、6ヶ月分が一斉に発売されていましたが、アクセスが集中してサーバーが落ちる事象が多発しており、予約できなかったユーザーにとっては不満がたまる事象が発生していました。
現在は先得の発売日は360日前ですのでアクセスが分散される効果があり、サーバーが落ちてアクセス不可になることはほとんどなくなりました。
なお、JMBダイヤモンド、JGCプレミア会員は+4日前である334日前から先行予約できるので、JAL上級会員のトップ2ランクの場合は繁忙期の人気時間帯をいち早く抑えることが可能です。
ただし、先得割引はJALタイムセールと比較すると安くない傾向となっています。
また、あまりに先の日程だとさほど安くないケースもあるので、最速予約=最安値ではないので、「どうしても確保する必要がある」という場合でない限りは急ぐ必要はありません。

先得割引・特便割引でも、当日アップグレードは普通運賃と別け隔てなく早い者勝ちなので、クラスJ・ファーストクラス搭乗希望の場合、ウルトラ先得で安く航空券を購入して当日アップグレードが最安値となります。
ただし、羽田=那覇など人気路線はファーストクラスは全滅状態ということが多いので、当日アップグレードは望み薄です。
デメリット

先得割引には特便割引にはないデメリットがあります。
- FOPが貯まりにくい
- 予約・変更が不可能
- キャンセル代が高価
- JALファーストクラスは対象外
FOPを獲得しづらい
JALの先得は割引航空券なので、積算マイル率&FLY ONポイント付与率がダウンしてしまいます。
先得運賃の獲得可能マイル・FOPは通常の区間マイルの75%であり、普通運賃(100%)と比べると25%低くなります。また、特便割引にはある+400FOPの特典もありません。
マイルについては「JALカード ツアープレミアム」に加入すると、先得割引でも100%のマイルを獲得可能です。年会費は2,200円(税込)。
ただし、フライトマイルに基づいて得られる「FLY ONポイント」は75%のままです。
ちなみに、先得でクラスJに搭乗した場合、クラスJの積算率+10%は適用されて、合計85%となります(75%+10%)。
先得は予約変更不可能。キャンセル手数料(取消手数料)が高い
先得の最大のデメリットは、購入後の予約変更が不可能で、キャンセル料も高価である点です。
コロナ対応などで例外措置としてキャンセル無料になる時期もありますが、原則として不可となっています。
航空券1枚につき440円(税込)の払い戻し手数料が発生し、出発54日前~当日にキャンセルした場合は、購入料金50%相当額の取消手数料が発生します。
先得キャンセル時の手数料
- 搭乗の55日前まで:航空券1枚(1区間)につき440円(税込)
- 搭乗の54日前~出発前:運賃の50%
現在はチケット予約から3日以内の購入が必要なので、取り急ぎ先得を予約しておき、キャンセル料金が発生する直前にキャンセルという方法が封鎖されました。
JALファーストクラスは対象外

JAL国内線ファーストクラスの早期予約割引は特便割引のみとなっており、先得は対象外です。


まとめ

日本航空の先得割引は、JAL国内線航空券を早期予約することで、特便割引・普通運賃・JALビジネスきっぷ等よりも安くフライトできる運賃です。
主なメリット
- 最大90%といった割引
- 人気のクラスJも予約可能
- ANA SUPER VALUE EARLYより搭乗76日以前は安い傾向
主なデメリット
- FOPが貯まりにくい
- 予約の変更・キャンセルが原則として不可
- ファーストクラスは予約不可
- ウルトラ先得・スーパー先得・先得割引タイプBはクラスJ予約不可
なんといっても割引率が大きく、リーズナブルな価格でフライトできるのが魅力的です。

FOPが特便割引と比較すると貯まりにくいので、少ないフライト数でJALステータスを得たいという方、JGC修行やJGP修行には向いていません。
また、運賃50%相当のキャンセル手数料が発生するので、予約変更の可能性がほぼないという岩盤のフライト時に利用するのがベターです。できれば仕事が確実に休みの日がいいでしょう。
JALの早期割引料金には、「先得」の他に「特便割引」があり、取消料金が先得より安価、FOPが貯まりやすい、ファーストクラス予約可能というメリットがあります。ニーズに応じて使い分けられてユーザーフレンドリーです。
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