上場!ジェイック(7073)のIPOの初値予想

更新日: IPO

ジェイック

ジェイック(7073)のIPOが決定しています。ブック・ビルディング期間は2019年10月10日(木)~10月17日(木)、上場日は2019年10月29日(火)です。

新規上場する市場は東証マザーズで、想定価格は4,610円(1単元46.1万円)です。公募価格は2019年10月18日(金)に決まります。

仮条件は4,610円~4,750円と上振れました。予想PERは17.1~17.6倍です。

初値予想は大幅なプラスリターンです。以下のレンジを想定しています。

8,000〜10,000円(仮条件の上限比+68.4%~+110.5%)

ジェイックは教育融合型人材紹介サービスを展開しています。

監査法人はEY新日本有限責任監査法人で、本社所在地は東京都千代田区神田神保町1-101 神保町101ビル6Fです。

ジェイックとは

ジェイックは、主に従業員数300名未満の中堅中小企業に対して「就職ポテンシャル層」に教育の機会を提供したうえで紹介をするという教育融合型人材紹介サービスを対象者別に展開しています。

「就職ポテンシャル層」とは、就職活動という人生の中でも大きなライフイベントを経て成長を遂げたり、自分に合った企業や仕事に出会うことで意欲や才能に目覚めたりする可能性がある人材層です。

フリーターや第二新卒、大学中退者や就活に苦戦したり出遅れたり、地方故に就職活動に制約があったりする大学4年生、留年生、留学生など、各々の事情によって採用市場において不利な立場に置かれているケースが代表例です。

現在、主に以下を教育融合型人材紹介サービスとして行っています。

  • 20代の就職に苦戦するフリーター、第二新卒層を対象とした「就職カレッジ®」
  • その中でも女性だけを対象とした「女子カレッジ®」
  • 大学中退者を対象とした「セカンドカレッジ®」
  • 、新卒の就職活動において続々と内定が出る時期(現在で言えば6月)を超えてもなおなかなか内定が出ずに苦戦していたり、部活動や単位取得等で就職活動に出遅れたりしている大学4年生を支援する「新卒カレッジ®」
  • 採用される求職者の上司となる若手リーダーや次期リーダー層を対象に、1年間にわたるリーダー育成カリキュラムを提供する「リーダーカレッジ」

また、ジェイックの教育融合型人材紹介サービス「カレッジ事業」の価値の中核をなす教育ノウハウに磨きをかけるべく、従業員数300名未満の中堅中小企業をターゲットにクライアント企業の人材育成のために、幅広くきめ細かい教育研修サービスを提供しています。

普遍性が高く、スキルだけではなくそのベースとなる考え方に働きかける研修コンテンツを中堅中小企業の現場で実践できるようカスタマイズして提供し、自ら考え、自ら行動するクライアントの社員育成に貢献しています。

代表例としては全世界で3,000万部のベストセラーとなったビジネス書「7つの習慣®」や、目標達成するスキルと人格を育てる「原田メソッド」などです。

従業員数は190名、平均年齢は32.9歳、平均勤続年数は5.3年、平均年間給与は443.7万円です。

ジェイックのIPOの諸データ

ジェイックの業績推移

業績面では売上高は、美しい右肩上がりとなっています。経常利益・純利益は赤字の年度ばかりとなっており、収益化は道半ばです。

ジェイックの業績推移

主要な連結経営指標等の推移は下表のとおりです。

回次第27期第28期
決算年月平成30年1月平成31年1月
売上高(千円)2,473,8122,702,050
経常利益(千円)155,425221,067
親会社株主に帰属する当期純利益(千円)84,537173,843
包括利益(千円)94,544167,702
純資産額(千円)239,724408,033
総資産額(千円)1,876,4852,188,052
1株当たり純資産額(円)324.87552.97
1株当たり当期純利益金額(円)114.57235.59
自己資本比率(%)12.918.7
自己資本利益率(%)38.253.4
株価収益率(倍)
営業活動によるキャッシュ・フロー(千円)115,080152,338
投資活動によるキャッシュ・フロー(千円)△144,516△88,624
財務活動によるキャッシュ・フロー(千円)188,07127,395
現金及び現金同等物の期末残高(千円)1,157,2451,247,841
従業員数(人)181187

市場トレンド

市況面では、上場直前3ヶ月間のインデックスが上昇トレンドの状況だと初値リターンが高い傾向となっています。

東証マザーズ指数は2016年2月以降は長らく上昇トレンドが続き、2006年の高値を目指して爆進中となっていましたが、2018年1月下旬をピークとして下降トレンドが続いていました。

記事公開時点までの数ヶ月は下降トレンドの傾向となっています。

このまま軟調だと向かい風となり、底打ちして堅調な相場に回帰すれば、IPOにおいて追い風となります。

東証マザーズのチャート(過去3ヶ月)

上場規模

ジェイックのIPOの規模は最大で約7.6億円であり、東証マザーズとしても小型です。小型であればある程、初値リターンは良い傾向があります。

公募株式数は71,500株、売出株式数は71,500株、オーバーアロットメント(OA)は21,400株です。

公開比率(オファリングレシオ)は最大で約18%と低めです。公開比率が低ければ低いほど、初値リターンが高い傾向があります。公募株式数に占める売出の割合は50%です。

株主名保有割合ロックアップ
(株)エンスー59.15%
佐藤剛志20.76%
(株)ティーケーピー3.35%
山本太2.51%
近藤浩充1.95%
知見寺直樹1.51%
尾崎三昌1.12%
ファイブアイズ・ネットワークス(株)1.12%
古庄拓0.84%
ジェイック従業員持株会0.68%

初値予想

ジェイックの事業は、教育融合型人材紹介サービスということで、IPOにおける業種の人気度はやや高めです。

働き方改革なども社会的課題となっており、一定のテーマ性があります。

予想PERは17.1~17.6倍であり、類似企業と比較すると割安感があります。

コード銘柄名PERPBR配当利回り
2124ジェイエイシーリクルートメント18.276.193.84%
2175エス・エム・エス46.6215.340.28%
4318クイック13.213.163.14%
6539MS-Japan24.464.711.13%
6558クックビズ50.834.930.00%
6575ヒューマン・アソシエイツHD29.672.611.09%

約7.6億円という上場規模は東証マザーズとしても小型です。

上位株主にVCが名を連ねているものの、万遍なくロックアップがかかっています。

東証マザーズの5億~10億円未満の小型IPOの初値結果は以下のとおりです。

  • フィードフォース:+140.0%
  • インフォネット:+130.2%
  • バルテス:+175.8%
  • グッドスピード:+25.0%
  • エードット:+121.0%
  • Welby:+246.7%
  • gooddaysホールディングス:+128.1%
  • 識学:+152.8%
  • テノ.ホールディングス:+25.0%
  • AmidAホールディングス:+6.3%
  • Kudan:+276.3%
  • アルー:+46.7%
  • 霞ヶ関キャピタル:+133.7%
  • VALUENEX:+133.7%
  • ブリッジインターナショナル:+92.6%
  • イーエムネットジャパン:+133.3%
  • アズーム:+113.3%
  • チームスピリット:+101.4%
  • アクリート:+100.3%
  • ロジザード:+177.8%
  • エーアイ:+250.0%
  • プロパティデータバンク:+130.3%
  • ログリー:+149.2%
  • ベストワンドットコム:+242.5%
  • HEROZ:+988.9%
  • コンヴァノ:+135.4%
  • ブティックス:+137.8%
  • 和心:+167.9%
  • Mマート:+333.9%
  • すららネット:+113.0%
  • ナレッジスイート:+150.5%
  • イオレ:+169.8%
  • エル・ティー・エス:+313.2%
  • 一家ダイニングプロジェクト:+173.5%
  • サインポスト:+287.7%
  • エスユーエス:+116.1%
  • ユニフォームネクスト:+137.1%
  • Fringe81:+133.1%
  • ビーブレイクシステムズ:+361.1%
  • アセンテック:+197.5%
  • 旅工房:+173.7%
  • テモナ:+215.7%
  • 力の源ホールディングス:+271.7%
  • ファイズ:+220.8%
  • フォーライフ:+31.6%
  • グレイステクノロジー:+130.0%
  • イノベーション:+214.1%
  • リネットジャパングループ:+92.9%
  • G-FACTORY:+54.3%
  • シルバーエッグ・テクノロジー:+191.3%
  • チェンジ:+149.9%
  • バリューデザイン:+111.5%
  • カナミックネットワーク:+186.7%
  • デジタルアイデンティティ:+88.3%
  • ストライク:+125.9%
  • ハイアス・アンド・カンパニー:+189.5%
  • はてな:+278.1%
  • ソーシャルワイヤー:+56.9%
  • アークン:+262.1%
  • 鎌倉新書:+180.6%
  • ネオジャパン:+401.7%
  • パートナーエージェント:+217.5%
  • ピクスタ:+34.8%
  • べステラ:+25.0%
  • パルマ:+70.5%
  • 富士山マガジンサービス:+126.4%
  • ファンデリー:+102.1%
  • マーケットエンタープライズ:+167.0%
  • ジグソー:+236.4%
  • レントラックス:+53.1%
  • 海帆:+76.5%
  • プラッツ:+70.2%
  • 日本動物高度医療センター:+44.2%
  • ハウスドゥ:+47.2%
  • ショーケース・ティービー:+193.9%
  • ヒューマンウェブ:+11.7%
  • コラボス:+137.6%
  • ALBERT:+115.7%

以上を総合考慮して、初値予想は大幅なプラスリターンです。

主幹事はSMBC日興証券です。その他は、SBI証券、大和証券、東洋証券、楽天証券、岩井コスモ証券、岡三証券、北洋証券で申し込めます。

証券会社名割当株式数割当比率
SMBC日興証券129,00090.21%
SBI証券4,2002.94%
大和証券4,2002.94%
東洋証券2,1001.47%
楽天証券1,4000.98%
岩井コスモ証券7000.49%
岡三証券7000.49%
北洋証券7000.49%

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<投資スタンス>
強気
(※強気・やや強気・中立・やや弱気・弱気の5段階)

  1. 強気:対面証券・ネット証券で全力申込
  2. やや強気:ネット証券・対面証券で申込
  3. 中立:ネット証券、S級銘柄の当落に影響がない対面証券では申込(大量獲得を狙える場合は妙味あり)※回数制限やS級狙いで回避することも
  4. やや弱気:SBI証券以外は原則回避(ただし、マイナス覚悟の勝負で申し込むことも)
  5. 弱気:SBI証券以外は回避(対面証券はバーター取引ならOK)

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