上場!モビルス(4370)のIPOの初値予想

更新日:   IPO

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モビルス

モビルス(4370)のIPOが決定しています。ブック・ビルディング期間は2021年8月18日(水)~8月24日(火)、上場日は2021年9月2日(木)です。

新規上場する市場は東証マザーズで、想定価格は1,060円(1単元10.6万円)です。公募価格は2021年8月25日(水)に決定。

仮条件は 1,060~1,280円と上振れました。予想PERは27.8~33.5倍です。

初値予想はプラスリターンです。以下のレンジを想定しています。

1,600〜2,100円(仮条件の上限比+25.0%~+64.1%)

「モビルス」はコンタクトセンターを対象としたチャットサポートシステム及びサービスを展開しています。

監査法人はPwC京都監査法人で、本社所在地は東京都品川区西五反田3-11-6 サンウエスト山手ビル5Fです。

モビルスとは

モビルスには、「The Support Tech Company」として「テクノロジーでサポートを新しく。」というミッションがあります。

主にコンタクトセンターに向けてSaaS(Software as a Service)と呼ばれるクラウド環境下で提供される独自ソリューションの提供と、顧客のROI(Return On Investment、投資収益率)を実現する上で不可欠なコンサルテーションサービス、データ構築サービス及びカスタマイズ開発サービスなどを含むプロフェッショナルサービスを展開しています。

従来の電話を中心とした人の労力に依存したサポートにおける様々な課題を解決し、顧客サポートの現場に携わる人々の助けとなるソリューションを開発して提供。

様々な顧客インターフェースと、様々な支援機能をつなぐことで、カスタマーサービスのオペレーションをより効率化し、高度化することで、顧客サポートの現場の人々のストレスを軽減し、喜びを感じてもらえるようなコミュニケーションプラットフォームの展開を目指しています。

モビルスの提供するコンタクトセンターを対象としたチャットサポートシステム及びサービスは、以下の特徴を有しています。

  • 自動応答(ボット)と有人対応(オペレータ)とのシームレスなハイブリッド連携による効率化
  • 独自開発したオペレーション支援AI「ムーア(MooA)」(注2)によるオペレータや管理者の負荷軽減の実現
  • コンタクトセンターの詳細状況を確認するためのKPI(Key Performance Indicator、重要業績指標)のモニタリング機能
  • チャットボット向けAI(Artificial Intelligence、人工知能)の精度を左右する教師データメンテナンスを可能とする独自機能(コンソール機能)の提供及びデータ作成やメンテナンスのプロフェッショナルサービスの提供
  • 顧客のROIの最大化を追求するための、コンタクトセンターオペレーションに精通したコンサルタントによるROI改善コンサルティングサービス

モビルスは将来的な商品化や新たなビジネスに繋がる可能性のあるシステム開発については、新たなビジネスの機会を創出目的のもとコミュニケーション領域を中心とした受託開発を行っています。

従業員数は71名、平均年齢は37.8歳、平均勤続年数は2.6年、平均年間給与は572.5万円です。

モビルスのIPOの諸データ

モビルスの業績推移

業績面では売上高・経常利益・純利益のいずれも、大局的には右肩上がりの傾向となっています。

モビルスの業績推移

主要な経営指標等の推移は下表のとおりです。

回次 第5期 第6期 第7期 第8期 第9期
決算年月 2016年8月 2017年8月 2018年8月 2019年8月 2020年8月
売上高 (千円) 261,429 422,335 679,793 741,094 952,657
経常利益 (千円) △56,105 △31,232 103,341 △88,845 54,645
当期純利益 (千円) △56,395 △34,271 69,109 △103,980 74,504
資本金 (千円) 66,512 216,510 90,000 90,000 90,000
発行済株式総数 (株)
普通株式 218,000 218,000 218,000 218,000 218,000
A種優先株式 64,071 64,071 64,071 64,071 64,071
B種優先株式 61,037 61,037 61,037 61,037
C種優先株式 47,679 47,679 47,679
D種優先株式 43,450
純資産額 (千円) 75,783 341,509 827,333 723,352 1,251,518
総資産額 (千円) 165,789 464,302 1,019,345 973,023 1,644,761
BPS (円) △166.70 △323.91 △6.89 154.25 240.18
1株配当 (円)
EPS (円) △258.69 △157.21 317.02 △22.17 15.53
自己資本比率 (%) 45.7 73.6 81.2 74.3 76.1
自己資本利益率 (%) 11.8 7.5
配当性向 (%)
営業CF (千円) △70,372 197,027
投資CF (千円) △147,618 △210,364
財務CF (千円) 35,861 539,437
現金等 (千円) 552,196 1,078,296
従業員数 (名) 17 33 40 67 68

市場トレンド

市況面では、上場直前3ヶ月間のインデックスが上昇トレンドの状況だと初値リターンが高い傾向となっています。

東証マザーズ指数はここ数ヶ月ボックスでの推移となっており、足元では復調の兆しがあります。

軟調な推移が続くとIPOにおいて向かい風となり、堅調な展開に回帰すれば追い風となります。

東証マザーズのチャート(過去3ヶ月)

上場規模

モビルスのIPOの規模は最大で約13.4億円であり、東証マザーズとしてはやや小型です。小型であればある程、初値リターンは良い傾向があります。

公募株式数は360,000株、売出株式数は741,800株、オーバーアロットメント(OA)は165,200株です。

公開比率(オファリングレシオ)は最大で約23%と標準的です。公開比率が低ければ低いほど、初値リターンが高い傾向があります。公募株式数に占める売出の割合は67%です。

株主名 保有割合 ロックアップ
ラン・ホアン 31.12%
阮明徳 10.47%
三菱UFJキャピタル5号投資事業有限責任組合 9.31%
エヌ・ティ・ティ・コムウェア(株) 9.10%  
トランス・コスモス(株) 6.39%
グローバル・イノベーション・ファンドⅢ 6.39%
石井智宏 4.50%
(株)オウケイウェイヴ 3.66%
KSP4号投資事業有限責任組合 3.35%
SMBCベンチャーキャピタル3号投資事業有限責任組合 1.70%

※制度ロックアップによる継続保有を含む

初値予想

モビルスの事業はコンタクトセンターを対象としたチャットサポートシステム及びサービスということで、IPOにおける業種の人気度は高めです。

訴求力の高い東証マザーズネット企業の範疇に属しています。

予想PERは27.8~33.5倍であり、類似企業と比較すると中間的です。

コード 銘柄名 PER PBR 配当利回り
3626 TIS 21.90 2.60 1.42%
3908 コラボス 113.95 1.25 0.00%
4071 プラスアルファ・コンサルティン 74.00 21.71 0.27%
4179 ジーネクスト 51.76 5.77 0.00%
6193 バーチャレクスHLDGS 11.98 3.46 0.00%

上位株主にはVCが名を連ねているものの、万遍なくロックアップがかかっています。

約13.4億円という上場規模は東証マザーズとしてはやや小型です。

東証マザーズの10億~15億円のやや小型IPOの初値結果は以下のとおりです。

過去実績

  • デリバリーコンサルティング:+54.9%
  • Waqoo:+23.0%
  • コンフィデンス:+65.4%
  • セレンディップ・ホールディングス:+46.5%
  • サイバートラスト:+315.7%
  • アールプランナー:+126.2%
  • トヨクモ:+351.0%
  • インターファクトリー:+429.2%
  • GMOフィナンシャルゲート:+157.9%
  • コパ・コーポレーション:+126.5%
  • リビングプラットフォーム:-9.0%
  • AHCグループ:+61.4%
  • ジモティー:+130.0%
  • WDBココ:+122.2%
  • スペースマーケット:+121.4%
  • INCLUSIVE:+114.9%
  • ランディックス:+124.5%
  • BuySell Technologies:+92.7%
  • セルソース:+164.0%
  • ビーアンドピー:+20.0%
  • リビン・テクノロジーズ:+130.8%
  • ヴィッツ:+130.2%
  • 東名:+27.8%
  • フレアス:+118.6%
  • リックソフト:+126.3%
  • リンク:+112.8%
  • ベルトラ:+33.9%
  • ピアラ:+97.3%
  • フロンティア・マネジメント:+121.2%
  • アイリックコーポレーション:+25.8%
  • システムサポート:+128.6%
  • エクスモーション:+49.7%
  • マネジメントソリューションズ:+114.3%
  • アイ・ピー・エス(銘柄名:IPS):+71.0%
  • ヒューマン・アソシエイツ・ホールディングス:+207.7%
  • ファイバーゲート:+127.4%
  • SERIOホールディングス:+130.3%
  • グローバル・リンク・マネジメント:+134.0%
  • クックビズ:+134.7%
  • テンポイノベーション:+93.5%
  • テックポイント・インク:+64.9%
  • UUUM:+226.8%
  • トランザス:+170.0%
  • ツナグ・ソリューションズ:+112.0%
  • ユーザーローカル:+325.2%
  • ピーバンドットコム:+113.9%
  • レノバ:+50.0%
  • エイトレッド:+133.9%
  • シンシア:-7.1%
  • JMC:+89.2%
  • インソース:+55.8%
  • セラク:+160.0%
  • キャリア:+98.5%
  • ジェイリース:+34.5%
  • アトラエ:+135.6%
  • PR TIMES:+59.0%
  • ベネフィットジャパン:+67.2%
  • フェニックスバイオ:-2.1%
  • ブラス:+6.4%
  • バルニバービ:+130.0%
  • GMOメディア:+101.1%
  • ブランジスタ:+43.8%
  • アイビーシー:+251.0%
  • STUDIOUS:+20.0%
  • PCIホールディングス:+169.6%
  • Hamee:+67.2%
  • sMedio:+58.7%
  • ファーストコーポレーション:+25.0%
  • ファーストロジック:+52.5%
  • データセクション:+73.1%
  • サイジニア:+125.8%
  • フルッタフルッタ:+51.5%
  • メディカル・データ・ビジョン:+135.9%
  • セレス:+55.4%
  • オプティム:+260.0%

以上を総合考慮して、初値予想はプラスリターンです。

主幹事は大和証券です。その他は、野村證券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、SMBC日興証券、SBI証券、楽天証券、静銀ティーエム証券、極東証券で申し込めます。

証券会社名 割当株式数 割当比率
大和証券 991,900 90.03%
野村証券 49,500 4.49%
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 22,000 2.00%
SMBC日興証券 16,500 1.50%
SBI証券 11,000 1.00%
楽天証券 5,500 0.50%
静銀ティーエム証券 2,700 0.25%
極東証券 2,700 0.25%

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<投資スタンス>
やや強気
(※強気・やや強気・中立・やや弱気・弱気の5段階)

  1. 強気:対面証券・ネット証券で全力申込
  2. やや強気:ネット証券・対面証券で申込
  3. 中立:ネット証券、回数制限に問題なくS級銘柄の当落に影響がない対面証券で申込(大量獲得を狙える場合は妙味あり)
  4. やや弱気:ネット口座以外は原則回避(ただし、マイナス覚悟の勝負で申し込むことも) ※安全重視ならSBI証券のみ
  5. 弱気:SBI証券以外は回避(対面証券はバーター取引ならOK)

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