上場!木村工機(6231)のIPOの初値予想

更新日: IPO

木村工機

木村工機(6231)のIPOが決定しています。ブック・ビルディング期間は2020年2月26日(水)~3月3日(火)、上場日は2020年3月13日(金)です。

新規上場する市場は東証2部で、想定価格は2,340円(1単元23.4万円)です。公募価格は2020年3月4日(水)に決定。

仮条件は2,300円~2,400円と上限が上振れました。予想PERは8.4~8.7倍です。

初値予想は「公開価格近辺で若干のプラスリターン」です。以下のレンジを想定しています。

2,450〜2,950円(仮条件の上限比+2.1%~+22.9%)

木村工機は空調関連機器の製造、販売及び関連工事等、空調機器製造販売事業を展開しています。

監査法人はEY新日本有限責任監査法人で、本社所在地は大阪市中央区上町A-23です。

木村工機とは

木村工機は、1945年に創業し、1952年にプレートフィンヒーター・クーラーの製法を確立したことを契機に、約70年にわたり業務用空調の製造販売に特化して事業を営んできました。

木村工機の製品が、最終需要者である施主・オーナーの各種建築物に設置されるまでは、複数の段階を経ます。

取引先は各段階における専門事業者及び施主・オーナーの企業となります。

各段階における専門事業者とは、総合建設業者(ゼネコン)、設備工事業者(サブコン)などです。

主な製品はエアハンドリングユニット、ファンコイルユニット、工場用ゾーン空調機となっています。

従業員数は329名、平均年齢は38.7歳、平均勤続年数は12.1年、平均年間給与は683.4万円です。

木村工機のIPOの諸データ

木村工機の業績推移

業績面では売上高・経常利益・純利益のいずれも、美しい右肩上がりです。

木村工機の業績推移

主要な経営指標等の推移は下表のとおりです。

回次 第68期 第69期 第70期 第71期 第72期
決算年月 2015年3月 2016年3月 2017年3月 2018年3月 2019年3月
売上高 (千円) 7,071,142 8,087,635 8,694,161 9,535,961 11,082,990
経常利益 (千円) 405,939 610,489 688,342 965,721 1,478,298
当期純利益 (千円) 104,145 109,145 299,823 725,356 1,022,898
資本金 (千円) 470,000 470,000 470,000 470,000 470,000
発行済株式総数 (株) 3,600,000 3,600,000 3,600,000 3,600,000 3,600,000
純資産額 (千円) 1,712,215 1,793,652 2,066,309 2,819,209 3,827,654
総資産額 (千円) 7,214,421 7,440,417 7,813,705 8,174,312 9,679,536
BPS (円) 501.09 527.23 624.26 809.58 1,075.49
1株配当 (円) 5 5 8 12 20
EPS (円) 28.83 31.95 89.83 219.08 288.87
自己資本比率 (%) 23.7 24.1 26.4 34.5 39.5
自己資本利益率 (%) 6 6.2 15.5 29.7 30.8
株価収益率 (倍)
配当性向 (%) 17.3 15.6 8.9 5.5 6.9
営業CF (千円) 667,629 1,032,747
投資CF (千円) △347,546 △340,010
財務CF (千円) △408,229 △437,219
現金等 (千円) 476,745 732,263
従業員数 (人) 259 268 287 304 314

市場トレンド

市況面では、上場直前3ヶ月間のインデックスが上昇トレンドの状況だと初値リターンが高い傾向となっています。

東証2部指数は2016年7月以降は長らく上昇トレンドが続いていましたが、2018年1月23日をピークに調整局面に突入し、下落相場が続いていました。

2018年12月をボトムにもちなおし、2019年はボックス相場となっています。

再度堅調な相場に回帰すれば、IPOにおいて追い風となり、反落したら向かい風となります。

上場規模

木村工機のIPOの規模は最大で約9.4億円であり、東証二部としては小型です。

公募株式数は249,000株、売出株式数は100,000株、オーバーアロットメント(OA)は51,000株です。

公開比率(オファリングレシオ)は約10%と非常に低めです。公開比率が低ければ低いほど、初値リターンが高い傾向があります。公募株式数に占める売出の割合は約29%です。

株主名 保有割合 ロックアップ
(株)KIMURA 11.74%
大阪中小企業投資育成(株) 8.39%
木村惠一 5.28%
大河内英枝 4.70%
(株)みずほ銀行 4.61%
日本生命保険(相) 4.47%
(株)三井住友銀行 3.91%
第一生命保険(株) 3.36%
木村晃 3.19%
三菱電機(株)
神鋼商事(株)
2.80%

初値予想

木村工機の事業は空調関連機器の製造、販売及び関連工事等、空調機器製造販売事業ということで、IPOにおける人気度は低めです。

予想PERは8.4~8.7倍であり、類似企業と比較すると割安感があります。

コード 銘柄名 PER PBR 配当利回り
5909 コロナ 24.30 0.40 2.80%
5946 長府製作所 26.81 0.62 1.43%
5997 協立エアテック 4.55 0.48 3.18%
6367 ダイキン工業 22.59 3.09 1.05%
6458 新晃工業 7.99 1.00 3.57%
6755 富士通ゼネラル 21.25 2.32 1.15%

約9.4億円という上場規模は東証2部としては小型です。上位株主にはVCはなく、万遍なくロックアップがかかっています。

東証2部の10億円未満の小型IPOの初値結果は勝率が高いです。過去10年間では9勝1敗です。

  • ダイコー通産:+12.5%
  • フルテック:+105.0%
  • ランドコンピュータ:+103.4%
  • 竹本容器:+2.0%
  • スターフライヤー:+73.0%
  • 日本ドライケミカル:+8.9%
  • 島根銀行:+22.3%
  • 電算:+2.9%
  • 八洲電機:+120.0%
  • 内外トランスライン:-7.0%

以上を総合考慮して、初値予想は「公開価格近辺で若干のプラスリターン」です。


主幹事はみずほ証券です。その他は、SMBC日興証券、SBI証券、マネックス証券で申し込めます。

証券会社名 割当株式数 割当比率
みずほ証券 314,300 90.06%
SMBC日興証券 24,400 6.99%
SBI証券 6,900 1.98%
マネックス証券 3,400 0.97%

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<投資スタンス>
中立
(※強気・やや強気・中立・やや弱気・弱気の5段階)

  1. 強気:対面証券・ネット証券で全力申込
  2. やや強気:対面証券・ネット証券で申込(回数制限で回避することも)
  3. 中立:ネット証券、S級銘柄の当落に影響がない対面証券では申込(大量獲得を狙える場合は妙味あり)
  4. やや弱気:SBI証券以外は原則回避(ただし、マイナス覚悟の勝負で申し込むことも)
  5. 弱気:SBI証券以外は回避(対面証券はバーター取引ならOK)

過去のIPO初値予想の履歴

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