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新規上場!サンバイオのIPOの初値予想

更新日: IPO

サンバイオ

サンバイオ(4592)のIPOが決定しています。ブック・ビルディング期間は3月23日(月)~3月27日(金)です。上場日は4月8日(水)です。

新規上場する市場は東証マザーズです。想定価格は2,170円(1単元21.7万円)です。仮条件は1,600~2,000円と下振れました。公募価格は2,000円と仮条件の上限となりました。

サンバイオは、「再生細胞薬の開発を通じて、アンメットメディカルニーズ(未だ有効な治療法がない治療ニーズ)を充たし、ステークホルダーにとっての価値を創造する」ことをコーポレート・ミッションに掲げ、再生細胞薬の研究、開発、製造及び販売を手掛ける再生細胞事業を展開しています。

監査法人はトーマツです。所在地は東京都中央区明石町8-1 聖路加タワー28Fです。


サンバイオのIPO

サンバイオとは

サンバイオは、主に脳神経に係る疾患(眼科を含む)における、慢性期脳梗塞(発症後6カ月が経過した脳梗塞)、外傷性脳損傷、加齢黄斑変性、網膜色素変性、パーキンソン病、脊髄損傷、アルツハイマー病等のアンメットメディカルニーズのある疾患を対象とした治療薬の販売を目指しています。

サンバイオが治療薬の開発を進めている慢性期脳梗塞では、これまでリハビリやリハビリ補助機器等による理学療法による対処が主流とされてきた疾患であり、麻痺、半身不随等が残った場合の有効な治療薬は存在していませんでした。

このような領域において再生細胞薬による治療法を確立することで、世界中の前記の疾患を抱えた患者の身体機能の改善に寄与することがサンバイオのミッションです。

サンバイオは、大学等の研究機関から技術を導入してサンバイオにおいて製造開発、非臨床試験、臨床試験等を実施し、安全性と有効性を確認する(Proof of concept)段階まで開発を進めた上で、医薬品の販売網を有するパートナー製薬会社に開発権及び販売権をライセンス許諾することで契約一時金、マイルストン収入、開発協力金、ロイヤルティ収入、製品供給に係る収入を得るビジネスモデルとなっています。

サンバイオが手掛ける再生細胞薬は、他家移植による均質の細胞を量産化した医薬品であり、同一の製品で多くの患者を治療できるモデルとなっています。 ドナー(健康な細胞提供者)の骨髄液を大量に培養して、均質な製品を製造し、これを凍結保存して輸送し、融解して投与できる技術が確立されており、製品販売後の量産化に対応できる段階に達しています。

サンバイオの再生細胞薬は、他社からのライセンス導入品ではなく、基礎段階から自社で研究開発を行ってきた当社独自の製品となっています。

そのため、サンバイオでは、製造販売後の製品供給権をサンバイオで保有しています。製品販売後はサンバイオで製品の製造を担うため、製品販売に伴うロイヤルティ収入に加え、製品供給の対価として支払われる収入を獲得することについて、契約上の取り決めがなされています。

サンバイオが開発を進める再生細胞薬は以下の3種類です。

  • SB623(神経再生細胞、適応疾患は慢性期脳梗塞、外傷性脳損傷、加齢黄斑変性、網膜色素変性、パーキンソン病、脊髄損傷、アルツハイマー病等)
  • SB618(機能強化型・間葉系幹細胞、適応疾患は末梢神経障害等)
  • SB308(筋肉幹細胞、適応疾患は筋ジストロフィー等)

これらのうちSB623については、副作用は認められないこと(安全性)と脳梗塞患者の運動機能が改善したこと(有効性)が確認され、平成26年6月に米国食品医薬品局より、次の臨床試験のステップ(フェーズⅡb)に進むことについての承認を得ています。

SB623の慢性期脳梗塞用途の開発、製造ならびに販売について、大日本住友製薬株式会社、帝人株式会社と開発権及び販売権に係る契約を締結しています。

SB623は神経機能の再生を促すことから、慢性期脳梗塞以外にも、脳神経系の多くの疾患への適用が見込まれます。外傷性脳損傷、網膜疾患(加齢黄斑変性・網膜色素変性)、パーキンソン病、脊髄損傷、アルツハイマー病等を対象とした開発を進めています。

従業員数は2名、平均年齢は41.5歳、平均勤続年数は0.75年、平均給与は975.0万円です。

 業績推移

業績面では、第1期は大赤字です。第2期第3四半期は黒字転換しています。

営業キャッシュフローは純利益を上回っていまます。

平成26年3月期の自己資本利益率(ROE)は赤字であり、自己資本比率は-77.9%です。

市場トレンド

市況面では、上場直前3ヶ月間のインデックスが上昇トレンドの状況だと初値リターンが高い傾向となっています。

東証マザーズ指数は絶好調の日経平均・TOPIXと比べて軟調な推移が続いてきました。底入れしつつあるような気配も漂っています。

東証マザーズのチャート(2014年12月8日~2015年3月6日)
(※マネックス証券より)

上場規模

サンバイオのIPOの規模は最大で約162.2億円であり、東証マザーズとしては超大型です。小型であればある程、初値リターンは良い傾向があります。

公開比率は最大で17%と低めです。公開比率が低ければ低いほど、初値リターンが高い傾向があります。公募株式数に占める売出の割合は約38%です。

売出人であり貸株人である川西徹及び森敬太、並びに売出人であるBrian Frenzel及び古谷昇には、原則として90日間のロックアップがかかっています。株価上昇による解除条項はありません。

売出人であるバイオビジョン・ライフサイエンス・ファンド1号、富士フイルム株式会社、丸紅株式会社及びニッセイ・キャピタル4号投資事業有限責任組合、並びに当社株主である大日本住友製薬株式会社、帝人株式会社、SBIインキュベーション株式会社、みずほ証券株式会社、三菱UFJキャピタル株式会社、JAIC USSII No.1,LLC.c/o JAIC America, Inc.、WS Investment Company,LLC、岡野栄之、SMBCベンチャーキャピタル1号投資事業有限責任組合、VentureLending & Leasing Ⅳ,LLC、VentureLending & Leasing Ⅴ,LLC及び住友商事株式会社には、原則として90日間のロックアップがかかっています。ロックアップは1.5倍で解除されます。

筆頭株主の状況は以下の通りです。上位株主にはVCの名前もありますが、いずれもロックアップがかかっています。

株主名保有比率ロックアップ
川西徹29.39%
森敬太14.68%
大日本住友製薬(株)6.67%
帝人(株)6.57%
SBIインキュベーション(株)4.55%
バイオビジョン・ライフサイエンス・ファンド1号4.55%
富士フイルム(株)4.05%
みずほ証券(株)2.29%
三菱UFJキャピタル(株)2.28%
丸紅(株)1.82%

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まとめ

業種面ではバイオということで銘柄や時期によって大きなバラつきがあります。IPOにおける人気度はマチマチです。現在はバイオブームはとうの昔に過ぎ去っており、銀行株の逆襲に象徴される大型株主導の相場となっています。

約162.2億円という上場規模は東証マザーズとしては超大型であり、需給面では超絶インパクトがある数字です。

以上を総合考慮して、初値予想はマイナスリターンです。

主幹事は野村證券です。その他は、みずほ証券、SBI証券、SMBC日興証券で申し込めます。

SBI証券が幹事に入っているので、着実にSBIチャレンジポイントを貯めましょう。ただ、この銘柄は当選してしまう可能性も高いです。キャンセルはしたくない場合は見送りも手かもしれません。

参考まだ安全資産は定期預金と国債だけなの?IPOチャレンジポイントで確実にS級IPOをゲットできる

<投資スタンス>

弱気
(※強気・やや強気・中立・やや弱気・弱気の5段階)

※過去1年間のIPO初値予想の履歴

銘柄名発表時BB直前結果
サイバーリンクス強気強気172.9%
日本BS放送中立中立6.6%
エンバイオ・ホールディングス強気強気126.0%
ダイキョーニシカワ中立中立12.4%
日立マクセルやや弱気やや弱気-4.8%
ジャパンディスプレイ中立中立-14.6%
ホットマンやや強気やや強気67.5%
みんなのウェディング強気強気27.1%
ディー・エル・イーやや強気やや強気101.0%
サイバーダイン強気強気130.0%
エスクロー・エージェント・ジャパンやや強気やや強気290.8%
トレックス・セミコンダクターやや弱気やや弱気-10.4%
丸和運輸機関中立中立-8.8%
ジョイフル本田中立中立-1.9%
フィックスターズ強気強気162.0%
白鳩強気強気46.2%
日本リート投資法人中立中立4.0%
西武ホールディングスやや弱気やや弱気0.0%
東武住販やや強気やや強気12.0%
インベスコ・オフィス・ジェイリート投資法人中立中立5.7%
ニュートン・フィナンシャル・コンサルティング中立中立-7.7%
ムゲンエステート中立中立10.0%
フリークアウト強気強気250.0%
ポバール興業中立中立6.6%
OATアグリオ中立中立-6.3%
メドピア強気強気131.3%
レアジョブ強気強気169.7%
VOYAGE GROUP強気強気40.0%
鳥貴族やや強気やや強気120.7%
イグニス強気強気342.1%
日本ビューホテルやや弱気やや弱気-2.3%
ジャパンインベストメントアドバイザーやや強気やや強気126.3%
ロックオン強気強気284.6%
リアルワールド強気強気79.8%
AMBITIONやや強気強気62.0%
ジェネレーションパス強気強気119.2%
リボミック中立やや強気-20.4%
FFRI強気強気176.5%
ホットランド中立中立-1.7%
ヤマシンフィルタ中立中立19.6%
すかいらーく中立中立0.0%
リクルートホールディングス中立中立2.3%
GMOリサーチ強気強気133.3%
セレス強気強気55.4%
オプティム強気強気260.0%
アルファポリス強気強気93.2%
エランやや強気やや強気70.3%
日本ヘルスケア投資法人やや強気やや強気48.1%
SHIFT強気強気361.5%
CRI・ミドルウェア強気強気462.5%
日本PCサービス中立やや強気67.7%
トーセイリート投資法人やや弱気中立11.6%
積水ハウス・リート投資法人やや強気やや強気22.7%
弁護士ドットコム強気強気215.4%
クラウドワークス強気強気73.2%
スノーピークやや強気やや強気134.3%
ビーロット強気強気422.4%
GMO TECH強気強気135.2%
テクノプロ・ホールディングス中立中立-5.0%
アトラやや強気やや強気77.4%
マークラインズ強気強気77.3%
メディカル・データ・ビジョン強気強気135.9%
U-NEXTやや強気中立31.7%
SFPダイニングやや弱気やや弱気-16.5%
今村証券中立中立27.4%
フルッタフルッタ強気やや強気51.5%
竹本容器中立中立2.0%
gumi中立中立0.0%
大冷やや弱気やや弱気-6.7%
アドベンチャー強気強気127.2%
メタウォーターやや弱気やや弱気-6.0%
サイジニア強気強気125.8%
インターワークスやや強気やや強気16.7%
イーレックス中立中立11.2%
データセクション強気強気73.1%
綿半ホールディングスやや弱気やや弱気6.3%
ヨシックス中立中立29.4%
東京ボード工業やや弱気やや弱気-8.0%
カヤック強気強気222.0%
エクストリーム強気強気296.4%
MRT強気強気309.4%
Keeper技研やや強気やや強気49.1%
ケネディクス商業リート投資法人中立やや強気13.3%
ファーストロジック強気強気52.5%
ファーストブラザーズやや弱気やや弱気2.5%
ホクリヨウ中立中立8.9%
ALBERT強気強気115.7%
シリコンスタジオやや強気やや強気102.0%
コラボス強気強気
ショーケース・ティービー強気強気
エムケイシステム強気強気
ヘルスケア&メディカル投資法人やや強気やや強気
エスエルディー強気強気
ヒューマンウェブやや強気やや強気
イード強気強気
ファーストコーポレーションやや強気やや強気
RS Technologies中立中立
ハウスドゥやや強気やや強気
Aiming中立中立
モバイルファクトリー強気
日本動物高度医療センターやや強気
プラッツやや強気
sMedioやや強気
シンデン・ハイテックスやや強気

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