上場!ビザスク(4490)のIPOの初値予想

更新日: IPO

ビザスク

ビザスク(4490)のIPOが決定しています。ブック・ビルディング期間は2020年2月20日(木)~2月27日(木)、上場日は2020年3月10日(火)です。

新規上場する市場は東証マザーズで、想定価格は2,100円(1単元21.0万円)です。公募価格は2020年2月28日(金)に決定。

仮条件は1,300円~1,500円と窓を開けて下振れました。予想PERは116.6~132.7倍です。

初値予想は「公開価格近辺でマイナスリターンの可能性がある」です。以下のレンジを想定しています。

1,450〜1,650円(仮条件の上限比-3.3%~+10.0%)

ビザスクは各業界・業務の実務経験を有し、現役世代からフリーランス・企業OB等多様なバックグラウンドを持つアドバイザーを顧客にマッチングする、ナレッジシェアのプラットフォーム(知見プラットフォーム)を展開しています。

監査法人は有限責任監査法人トーマツで、本社所在地は東京都目黒区青葉台4-7-7 住友不動産青葉台ヒルズ9Fです。

ビザスクとは

ビザスクは「世界中の知見をつなぐ」をビジョンに掲げ、「組織、世代、地域を超えて、知見を集めつなぐことで、世界のイノベーションに貢献する」ことをミッションとして事業を展開しています。

近年、驚異的なスピードでテクノロジーが進化し、将来の予測が難しく変化の激しい事業環境となっている中、スピーディーな問題解決やイノベーション創出が重要となっています。

大企業から中小企業、ベンチャー経営者など、多様な顧客層において、既に文字化されたインターネット上にある情報だけではなく、必ずしも文字化されていない、個々人の経験に基づく活きたビジネス知見へのニーズが高まっています。

このような情勢下において、ビザスクでは従来は暗黙知とされ、共有が難しかったひとりひとりの貴重なビジネス知見をデータベース化し、テクノロジーの力と高度なオペレーション・ノウハウを組み合わせています。

顧客のニーズに応じて、ビジネス知見を有するアドバイザーと顧客をマッチングし、1時間単位の電話や対面でのインタビュー(スポットコンサル)を設営するサービス(「ビザスクinterview」及び「ビザスクlite」)を提供しています。

スポットコンサルは様々なシーンで活用されていますが、具体例としては以下の通りです。

  • コンサルティング会社が業界全体に対する理解を深め、市場動向を確認するための調査
  • 投資ファンド・機関投資家などの金融機関が投資を検討する際の業界調査やデュー・デリジェンス
  • 事業法人が商品開発の過程で新技術などについて理解を深めるための情報収集

従業員数は88名、平均年齢は31.4歳、平均勤続年数は1.7年、平均年間給与は487.1万円です。

ビザスクのIPOの諸データ

ビザスクの業績推移

業績面では売上高は美しい右肩上がりとなっています。経常利益・純利益は減益の年度があるものの、大局的には右肩上がりの傾向となっています。

ビザスクの業績推移

主要な連結経営指標等の推移は下表のとおりです。

回次第3期第4期第5期第6期第7期
決算年月2015年2月2016年2月2017年2月2018年2月2019年2月
営業収益(千円)4,36322,369100,205264,047614,204
経常利益(千円)-41,399-87,792-121,221-58,04924,075
当期純利益(千円)-41,600-88,871-122,386-58,57927,488
資本金(千円)38,800168,676168,676168,67618,682
発行済株式総数(株)
普通株式1,9001,90095,00095,00095,000
A種優先株式42042021,00021,00021,000
A-2種優先株式75437,70037,70037,700
純資産額(千円)28,766199,64877,26118,68246,170
総資産額(千円)32,579226,104164,922369,317480,628
BPS(円)-13,596-60,371-2,496-62.25-56.46
1株配当(円)
EPS(円)-17,931-31,999-796.27-7.623.58
自己資本比率(%)88.388.346.85.19.6
自己資本利益率(%)84.8
株価収益率(倍)
配当性向(%)
営業CF(千円)-39,54346,678
投資CF(千円)-6,358-47,257
財務CF(千円)194,444-16,668
現金等(千円)257,874240,764
従業員数(人)611213859

市場トレンド

市況面では、上場直前3ヶ月間のインデックスが上昇トレンドの状況だと初値リターンが高い傾向となっています。

東証マザーズ指数はここ数ヶ月はボックス相場となっていますが、足元では崩れています。

このまま軟調になるとIPOにおいて向かい風となり、底打ちして再び堅調な相場に回帰すれば追い風となります。

東証マザーズのチャート(過去3ヶ月)

上場規模

ビザスクのIPOの規模は最大で約68.7億円であり、東証マザーズとしては大型です。小型であればある程、初値リターンは良い傾向があります。

公募株式数は500,000株、売出株式数は2,343,200株、オーバーアロットメント(OA)は426,400株です。

公開比率(オファリングレシオ)は最大で約40%とかなり高めです。公開比率が低ければ低いほど、初値リターンが高い傾向があります。公募株式数に占める売出の割合は82%です。

株主名保有割合ロックアップ
端羽英子51.56%
A-Fund Ⅱ, L.P.11.59%
DACベンチャーユナイテッド・ファンド1号投資事業有限責任組合9.67%
花村創史4.95% 
CA Startups Internet Fund1号投資事業有限責任組合4.24% 
DBJキャピタル投資事業有限責任組合2.46% 
みずほ成長支援投資事業有限責任組合2.46% 
CA Startups Internet Fund2号投資事業有限責任組合2.04%
平林芳彦(信託受託者)1.42%
瓜生英敏1.22%

共同創業者の端羽 英子 代表取締役CEOは、東京大学経済学部卒業後、ゴールドマン・サックスにて投資銀行業務、日本ロレアルにて予算立案・管理を経験し、MITにてMBAを取得したキラキラ女子です。

ユニゾン・キャピタルにてPE投資に5年間携わった後、ビザスクを立ち上げました。

初値予想

ビザスクの事業はビジネス知見を有するアドバイザーと顧客をマッチングし、1時間単位の電話や対面でのインタビュー(スポットコンサル)を設営するサービスということで、IPOにおける業種の人気度は標準的です。

予想PERは116.6~132.7倍であり、類似企業と比較すると割高感があります。

コード銘柄名PERPBR配当利回り
6560エル・ティー・エス30.824.980.00%
6563みらいワークス127.275.050.00%
7060ギークス37.164.560.00%

約68.7億円という上場規模は東証マザーズとしては大型です。上位株主にVCが名を連ねています。

東証マザーズの50億円以上の大型IPOの初値結果は以下のとおりです。

  • SREホールディングス:-6.6%
  • ランサーズ:+15.3%
  • JTOWER:+63.8%
  • フリー:+25.0%
  • JMDC:+32.5%
  • メドレー:-2.3%
  • BASE:-6.9%
  • HPCシステムズ:-6.0%
  • ギフティ:+25.3%
  • ステムリム:-7.0%
  • ブシロード:+16.6%
  • 新日本製薬:+13.2%
  • Sansan:+5.8%
  • EduLab:+2.2%
  • ポート:-37.2%
  • 自律制御システム研究所:-16.8%
  • SBIインシュアランスグループ:±0%
  • MTG:+21.6%
  • メルカリ:+66.7%
  • ラクスル:+9.7%
  • SOU:+24.2%
  • 神戸天然物化学:+56.6%
  • HANATOUR JAPAN:+10.0%
  • ウェルビー:+28.1%
  • MS&Consulting:-2.3%
  • PKSHA Technology:+128.3%
  • ビーグリー:+0.1%
  • アイモバイル:-6.8%
  • ベイカレント・コンサルティング:-6.5%
  • アカツキ:-8.0%
  • ビジョン:+10.7%
  • グリーンペプタイド:-8.0%
  • メタップス:-7.9%
  • イトクロ:+4.1%
  • ヘリオス:+22.5%
  • Gunosy:±0%
  • サンバイオ:-14.5%
  • Aiming:+12.2%
  • ファーストブラザーズ:+2.5%
  • イーレックス:+11.2%
  • リボミック:-20.4%
  • VOYAGE GROUP:+40.0%
  • CYBERDYNE:+130.0%
  • アキュセラ・インク:+27.8%
  • シグマクシス:+0.3%
  • オンコリスバイオファーマ:+34.6%
  • じげん:+191.7%
  • ペプチドリーム:+216.0%
  • UMNファーマ:-8.0%
  • ライフネット生命:-7.0%
  • ダブル・スコープ:-8.0%
  • テラプローブ:-7.5%
  • エフオーアイ:-9.4%
  • グリー:+51.5%
  • カービュー:+5.5%
  • ユー・エス・ジェイ:-4.9%
  • ゲームオン:-8.0%
  • GCA:+28.1%
  • ミクシィ:+90.3%

東証マザーズの大型IPOは、メルカリ・CYBERDYNE・ミクシィのようなテーマ性がある銘柄か、バイオ旋風が吹き荒れている時のバイオ銘柄以外は軟調な傾向があります。

以上を総合考慮して、初値予想は「公開価格近辺でマイナスリターンの可能性がある」です。


主幹事はみずほ証券です。その他は、大和証券(auアセットマネジメント仲介)、SMBC日興証券、野村證券、東海東京証券、SBI証券、マネックス証券で申し込めます。

証券会社名割当株式数割当比率
みずほ証券1,732,40060.93%
大和証券429,90015.12%
SMBC日興証券307,70010.82%
野村証券145,0005.10%
東海東京証券145,0005.10%
SBI証券41,6001.46%
マネックス証券41,6001.46%

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<投資スタンス>
やや弱気
(※強気・やや強気・中立・やや弱気・弱気の5段階)

  1. 強気:対面証券・ネット証券で全力申込
  2. やや強気:ネット証券・対面証券で申込
  3. 中立:ネット証券、S級銘柄の当落に影響がない対面証券では申込(大量獲得を狙える場合は妙味あり)※回数制限やS級狙いで回避することも
  4. やや弱気:SBI証券以外は原則回避(ただし、マイナス覚悟の勝負で申し込むことも)
  5. 弱気:SBI証券以外は回避(対面証券はバーター取引ならOK)

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