新規上場!Gunosy(グノシー)のIPOの初値予想

更新日: IPO

Gunosy

Gunosy(6047)のIPOが決定しています。ブック・ビルディング期間は4月10日(金)~4月16日(木)、上場日は4月28日(火)です。

新規上場する市場は東証マザーズで、想定価格は1,520円(1単元15.2万円)です。仮条件は1,460~1,520円と下振れました。初値予想は公開価格近辺です。大手初値予想会社の初値予想は1,600~1,800円となっています。

Gunosy(グノシー)は、「情報を世界中の人に最適に届ける」を企業理念に掲げ、インターネット上に存在する膨大な量の情報の中から、ユーザーの興味・関心にあわせてパーソナライズ化された情報を配信する情報キュレーションアプリ「Gunosy」の運営を行っています。

監査法人は新日本有限責任監査法人です。本社所在地は東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー37Fです。

GunosyのIPO

Gunosyとは

Gunosyは、「網羅性」、「速報性」、「パーソナライズ性」の3点に着目し、多くのニュースサイトやブログ等にある膨大な情報群から、アルゴリズムによる機械学習によってユーザーの興味・関心を分析・学習し、ユーザーの求める情報を配信しています。

平成25年1月にiOSアプリで配信を開始した「Gunosy(グノシー)」は、順調にダウンロード数を伸ばし、平成27年1月には累計800万ダウンロードを突破するまで成長しました。TV CM等による広告で知名度を高めています。アクティブユーザーの活性化とマネタイズが課題となっています。

https://www.youtube.com/watch?v=2zN0rjWQ01c
https://www.youtube.com/watch?v=5D5LU_ZH7xw

「Gunosy(グノシー)」の主な機能は以下3つです。

  • マイニュース:TwitterやFacebookでの行動や、記事の既読傾向から各ユーザーの興味を分析し、ユーザーにとって最適な記事を配信
  • カテゴリ別ニュース:世間で話題になっているニュースやブログ等の記事をカテゴリー別に配信する機能
  • チャンネル:当社と提携したコンテンツパートナーの提供する特定のニュースを配信する機能

私もマイニュース機能を使ってみたことがありますが、「既に読んだ記事」がそこそこ多く配信されたのがストレスでした。これがなくなるとより良くなると思いますが、Web閲覧履歴を全て収集しなけらばならなくなるので難しいのでしょうね。

Gunosyは、「Gunosy(グノシー)」による情報配信を通じ、ユーザーの興味・関心に関するデータを蓄積しています。当該データを利用し、広告主に対し、費用対効果の高い広告商品(「Gunosy Ads」)を提供しています。

また、その他顧客の商品やサービスの販売促進となる各種マーケティングソリューションを提供し、「Gunosy(グノシー)」のスマートフォンにおけるプラットフォームとしての地位確立を推進しています。

さらに、蓄積されたデータの活用により、他のメディア上での広告効果を高めることができるとの考えに基づき、スマートフォンに特化したアドネットワークを構築し、広告配信を行っています。

主要なサービス

広告配信

「Gunosy Ads」は、「Gunosy(グノシー)」上における広告商品です。「Gunosy(グノシー)」を通じて独自に蓄積されたユーザーの興味・関心に関するデータを活用し、広告主の商品やサービスとの親和性が高いユーザーに広告配信を行うことが可能です。

CPC課金型(一定回数クリックされるまで広告掲載を行う方式)、CPM課金型(一定回数表示されるまで広告掲載を行う方式)の2種類の課金方法にて提供しており、広告主から広告収入を得ています。

マーケティングソリューション

平成26年12月から「Gunosy(グノシー)」上で、顧客の商品やサービス等の販売を促進するソリューションサービスを「Gunosy Platform」として提供しています。

サービスラインナップは順次拡充予定でとなっています。スマートフォンにおけるプラットフォームとしての地位確立を推進していく方針です。

アドネットワーク

Gunosyの強みは、ユーザーの興味・関心を分析し、日々学習することであります。これらによって蓄積されたデータは、当社のサービス「Gunosy(グノシー)」上での広告配信のみならず、他のメディアの広告効果を高めるものと考えています。

このような考えに基づき、当社はスマートフォンに特化したアドネットワーク(複数の広告配信可能なメディアを束ねて一括して配信する仕組み)を構築し、広告主の広告効果を高める広告配信を行っています。

今後の取り組み

今後、ニュース記事だけに限らず、配信する情報領域を拡張していく方針です。

情報の閲覧のみに限らず、「Gunosy(グノシー)」を通じ商品やサービスの予約・購買まで一貫して行える仕組みを提供することにより、更なるユーザーの獲得、広告収益の増加と新たな収益基盤の拡大に取り組んでいます。

今後、サービスラインナップの拡充を順次行い、スマートフォンにおけるあらゆる情報のプラットフォームとしての地位確立に向けて、努力していく方針です。

また、当社がこれまで培ってきたアルゴリズム開発の技術や、収益性の高いメディア運営のノウハウを活かし、社会的な課題を解決できる独自のサービスの創出に取り組んでいく方針です。

従業員数は52名、平均年齢は30.4歳、平均勤続年数は0.8年、平均給与は639.9万円です。


 業績推移

業績面では、売上高は急速に拡大しているものの、経常利益・純利益のいずれも赤字が続いています。

営業キャッシュフローは純利益を常に上回っている年度が多いです。

平成26年7月期の自己資本利益率(ROE)は赤字であり、自己資本比率は75.1%です。大赤字が続いていますが、資金調達を繰り返しており、自己資本比率は高い状況となっています。

Gunosyの業績推移

市場トレンド

市況面では、上場直前3ヶ月間のインデックスが上昇トレンドの状況だと初値リターンが高い傾向となっています。

東証マザーズは絶好調のTOPIX・日経平均・東証2部とは対照的に下降トレンドとなっていましたが、ここに来ていよいよ底打ちしつつある気配が漂っています。

東証マザーズのチャート(2014年12月24日~2015年3月24日)
(※マネックス証券より)

上場規模

GunosyのIPOの規模は最大で約103.3億円であり、東証マザーズとしてはかなりの大型です。小型であればある程、初値リターンは良い傾向があります。

公開比率は最大で約31%とやや高めです。公開比率が低ければ低いほど、初値リターンが高い傾向があります。公募株式数に占める売出の割合は41%です。

株主であるB Dash Fund 1号投資事業有限責任組合、B Dash Fund 2号投資事業有限責任組合、佐藤完、株式会社オプト及び株式会社セプテーニには、原則として90日間のロックアップがかかっています。ロックアップは1.5倍で解除されます。

売出人かつ貸株人である垣内伸也及び三尾正人、売出人である木村新司、福島良典、吉田宏司、関喜史、竹谷祐哉及び石橋雅和、並びに株主である伊藤光茂、青木直子には、原則として90日間のロックアップがかかっています。株価上昇による解除条項はありません。

また、上場前の第三者割当等による割当を受けた者との間に継続所有等の確約を行っております(制度ロックアップ)。上位株主にはVCも名を連ねていますが、任意・制度いずれかのロックアップがかかっています。

株主名保有割合ロックアップ
木村新司41.12%
KDDI(株)16.93%制度
ジャフコSV4共有投資事業有限責任組合10.16%制度
福島良典3.53%
吉田宏司3.53%
関喜史3.53%
垣内伸也3.34%
B Dash Fund2号投資事業有限責任組合2.28%
竹谷祐哉2.10%
石橋雅和1.91%

まとめ

業種面ではスマホのニュースアプリ・Webサイトでのニュース配信企業ということで、東証マザーズネット企業のストライクであり、IPOにおける人気度は高いと思われます。

しかしながら、103.3億円という上場規模は東証マザーズとしては超大型であり、需給面では不安が残ります。VOYAGE GROUPの約104億円に近い規模です。VOYAGE GROUPは+40.0%という初値を残しましたが、黒字化してPERも20倍台半ばという状況でした。

野村主幹事の大型の東証マザーズIPOということで、gumiの記憶が生々しいのも懸念材料です。

以上を総合考慮して、初値予想は公開価格近辺です。

主幹事は野村證券です。その他は、SMBC日興証券、SBI証券、マネックス証券、いちよし証券、みずほ証券、岡三証券、岩井コスモ証券で申し込めます。岡三オンライン証券での取扱いも期待できます。口座数が少なくてライバルは少なめです。

岡三オンライン証券

マネックス証券は完全抽選で小口個人投資家でもIPOが当たるチャンスがある証券会社です。

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<投資スタンス>
中立
(※強気・やや強気・中立・やや弱気・弱気の5段階)

※過去1年間のIPO初値予想の履歴

銘柄名発表時BB直前結果
サイバーリンクス強気強気172.9%
日本BS放送中立中立6.6%
エンバイオ・ホールディングス強気強気126.0%
ダイキョーニシカワ中立中立12.4%
日立マクセルやや弱気やや弱気-4.8%
ジャパンディスプレイ中立中立-14.6%
ホットマンやや強気やや強気67.5%
みんなのウェディング強気強気27.1%
ディー・エル・イーやや強気やや強気101.0%
サイバーダイン強気強気130.0%
エスクロー・エージェント・ジャパンやや強気やや強気290.8%
トレックス・セミコンダクターやや弱気やや弱気-10.4%
丸和運輸機関中立中立-8.8%
ジョイフル本田中立中立-1.9%
フィックスターズ強気強気162.0%
白鳩強気強気46.2%
日本リート投資法人中立中立4.0%
西武ホールディングスやや弱気やや弱気0.0%
東武住販やや強気やや強気12.0%
インベスコ・オフィス・ジェイリート投資法人中立中立5.7%
ニュートン・フィナンシャル・コンサルティング中立中立-7.7%
ムゲンエステート中立中立10.0%
フリークアウト強気強気250.0%
ポバール興業中立中立6.6%
OATアグリオ中立中立-6.3%
メドピア強気強気131.3%
レアジョブ強気強気169.7%
VOYAGE GROUP強気強気40.0%
鳥貴族やや強気やや強気120.7%
イグニス強気強気342.1%
日本ビューホテルやや弱気やや弱気-2.3%
ジャパンインベストメントアドバイザーやや強気やや強気126.3%
ロックオン強気強気284.6%
リアルワールド強気強気79.8%
AMBITIONやや強気強気62.0%
ジェネレーションパス強気強気119.2%
リボミック中立やや強気-20.4%
FFRI強気強気176.5%
ホットランド中立中立-1.7%
ヤマシンフィルタ中立中立19.6%
すかいらーく中立中立0.0%
リクルートホールディングス中立中立2.3%
GMOリサーチ強気強気133.3%
セレス強気強気55.4%
オプティム強気強気260.0%
アルファポリス強気強気93.2%
エランやや強気やや強気70.3%
日本ヘルスケア投資法人やや強気やや強気48.1%
SHIFT強気強気361.5%
CRI・ミドルウェア強気強気462.5%
日本PCサービス中立やや強気67.7%
トーセイリート投資法人やや弱気中立11.6%
積水ハウス・リート投資法人やや強気やや強気22.7%
弁護士ドットコム強気強気215.4%
クラウドワークス強気強気73.2%
スノーピークやや強気やや強気134.3%
ビーロット強気強気422.4%
GMO TECH強気強気135.2%
テクノプロ・ホールディングス中立中立-5.0%
アトラやや強気やや強気77.4%
マークラインズ強気強気77.3%
メディカル・データ・ビジョン強気強気135.9%
U-NEXTやや強気中立31.7%
SFPダイニングやや弱気やや弱気-16.5%
今村証券中立中立27.4%
フルッタフルッタ強気やや強気51.5%
竹本容器中立中立2.0%
gumi中立中立0.0%
大冷やや弱気やや弱気-6.7%
アドベンチャー強気強気127.2%
メタウォーターやや弱気やや弱気-6.0%
サイジニア強気強気125.8%
インターワークスやや強気やや強気16.7%
イーレックス中立中立11.2%
データセクション強気強気73.1%
綿半ホールディングスやや弱気やや弱気6.3%
ヨシックス中立中立29.4%
東京ボード工業やや弱気やや弱気-8.0%
カヤック強気強気222.0%
エクストリーム強気強気296.4%
MRT強気強気309.4%
Keeper技研やや強気やや強気49.1%
ケネディクス商業リート投資法人中立やや強気13.3%
ファーストロジック強気強気52.5%
ファーストブラザーズやや弱気やや弱気2.5%
ホクリヨウ中立中立8.9%
ALBERT強気強気115.7%
シリコンスタジオやや強気やや強気102.0%
コラボス強気強気137.6%
エムケイシステム強気強気332.0%
ショーケース・ティービー強気強気193.9%
ヘルスケア&メディカル投資法人やや強気やや強気54.5%
エスエルディー強気強気15.3%
ヒューマンウェブやや強気やや強気11.7%
イード強気強気46.4%
ファーストコーポレーションやや強気やや強気25.0%
RS Technologies中立中立-23.6%
ハウスドゥやや強気やや強気
Aiming中立中立
モバイルファクトリー強気強気
日本動物高度医療センターやや強気やや強気
プラッツやや強気やや強気
sMedioやや強気やや強気
シンデン・ハイテックスやや強気やや強気
サンバイオ弱気
海帆やや強気
Hameeやや強気
日本スキー場開発中立
シーアールイーやや弱気
三機サービス中立
リンクバルやや強気
  • この記事を書いた人

まつのすけ

14年に渡ってクレカ・電子マネー等のキャッシュレス決済を探求。日本のキャッシュレス化に貢献することが目標です。55枚のクレジットカードを保有し、支払年会費の総額は113万円。実生活において徹底的に活用した経験を活かして、記事を執筆しております。

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