5大ネット証券の一角であり、日本を代表するネット証券のマネックス証券が、2019年7月8日米国現地約定分から、米国株の最低取引手数料を5米ドルから0.1 米ドル(10 セント)へと大幅に引き下げました。
2019年7月22日米国現地約定分からは更に引き下げられて、なんと驚異的な無料となります!
また、米国株購入時に必要となる米ドルの為替手数料(買付時)が無料になるキャンペーンが半年間も行われます。
本場・アメリカで最安値のネット証券「インタラクティブ・ブローカーズ証券」でさえも、最低手数料は0.35米ドルです。
なんとマネックス証券は現地の本場の証券会社よりも安い最低手数料を実現しました!
本来はできない手数料で収益性が厳しい水準です。身銭を切って日本人により低コストでの米国株取引の機会を提供する素晴らしい措置です。
この度はこの点についてマネックス証券の説明会が開催されたので、参加してきました。
マネックス証券の大胆な最低手数料値下げの内容
セミナー会場はマネックス証券のオフィスであるアーク森ビルでした。
マネックス証券株式会社 マーケティング部 西尾貴仁さんから、米国株の最低取引手数料の大幅な引き下げについてご説明がありました。
主要ネット証券の米国株取引手数料を比較すると、今回のディスカウントでマネックス証券は最低取引手数料が著しくリーズナブルとなりました。
項目 | マネックス証券 | SBI証券 | 楽天証券 | 対面証券 |
---|---|---|---|---|
最低取引手数料 | 無料 | 無料 | 無料 | 高額 |
取引手数料 | 約定金額×0.45% | 約定金額×0.45% | 約定金額×0.45% | 高額 |
最大取引手数料 | 20米ドル | 20米ドル | 20米ドル | 高額 |
S&P500採用銘柄の約86%は200米ドル以下となっています。例えば200米ドル投資する場合、1株購入する場合でも5米ドルかかるので、小口でお手軽に購入できない状況でした。
しかし、新手数料だと0.9米ドルとなるので、4.1米ドルも従来よりお得になります。
マネックス証券のNISAはもともと購入手数料が無料ですが、売却時の最低手数料が安くなります。
ネット証券の関係者のお話では、最低取引手数料5米ドルでも採算性は厳しいそうです。
そうした中で0.1米ドルというのは、破格以外の何ものでもありません。採算性度外視で、ユーザーにとって良いクオリティの素晴らしい制度だと高く評価できます。
なにせアメリカのネット証券で最安値の最低手数料(InteractiveBrokers)よりも安く、信じられない程ですね!
- 米国のネット証券の最低手数料:0.35米ドル
- マネックス証券の最低手数料:無料
私は最初1.0米ドルの間違いだと思いました。しかし、正真正銘の無料で圧巻の内容。小口個人投資家の資産運用の第一歩を強烈に後押しする素晴らしい値下げです!
マネックス証券の意地を見せつけるようなサービス内容が、肥沃な大地のような様相を呈しています。
手数料無料での取引を繰り返した場合、マネックス証券は赤字になります。
裏を返すと、個人投資家のユーザーにとっては、マネックス証券の米国株取引は非常に有利な制度となっています。心の底から感服せざるをえず、正直脱帽です!
PayPay証券は涙目という展開になっています。
現在は米国株取引だけではなく、日本株・投資信託などでもお得な口座開設キャンペーンが開催されています。マネックスポイント還元もあり、絶好のチャンスとなっています。
公式サイトマネックス証券 公式キャンペーン
アメリカ株が魅力的な理由
とはいえ米国株よりも日本株は低コストなので、わざわざ米国株取引を行う意義があるの?と疑問をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
また、低コストの投資信託も増えている中で、果たして米国株・ETFは本当にいいの?という観点もあるでしょう。
この点、日本株や投信だけではなく、やはり米国株も購入して国際分散投資を行うのは極めて有意義です。
残念ながら日本より米国の方が経済のファンダメンタルズ等の観点でやはり世界一の超大国という様相を呈しており、先日はNYダウが最高値を更新しました。
日経平均株価がまごついている間、米中経済紛争の真っ只中にある米国株は史上最高値を更新しているのは、それだけ経済が頑健である証左とも考えられます。
長期に渡って米国株は日本株より堅調な傾向となっています。もちろん単純な比較だけではなく、為替を考慮して通貨を揃えた場合も同様です。
こうした実績から、過去に米国株に投資した方は儲かった率が高く、米国株を取引してよかったと考える方が大多数となっています。
高い投資家満足度が良い評判・口コミを巻き起こしており、マネックス証券での米国株投資家は6年で約5倍に増加しています。
投資家満足度は約97%となっており、かつ人にも勧めたい投資先となっており、高い人気を誇っています。
米国株は強い要因としては、マネックス証券の西尾さんは以下の要素だと分析なさっていました。
- 人口の増加:GDPの7割が個人消費で人口増加に伴って着実に経済が成長
- 株主資本主義の徹底:株主利益追求(高ROE経営)、株主還元(高配当・自社株買い・M&A)、流動的(リストラ・レイオフ)
アメリカンドリームを抱いて世界中から優秀な人材がどんどん入ってくるという好循環にあり、世界トップクラスのパフォーマーが米国に集中しています。
世界の大学ランキングはアメリカの大学が上位をほぼ独占しており、研究・教育水準が高く、日本や中国でトップクラスの学生は、直接アメリカの大学に行く傾向が出ています。
また、お金の出し手がたくさんいて、リスクを取る若者・起業家にお金が回る仕組みが構築されています。
IMFが出しているGDP推移の予想でも、日本よりも高い成長率で更に成長していくことが予想されています。
米国株はすべての銘柄は1株から購入することが可能なので、2万円もあれば世界トップクラスの企業の株主になることが可能です。
期待成長性の高さだけではなく、配当利回りの側面でも過去は日経平均よりもNYダウ平均の方が高い実績が存在しています。
配当の頻度・入金の速さにもエッジ・優位性があります。日本株は権利落ち日から配当の入金まで約2~3ヶ月ですが、米国株は約1ヶ月です。
アップルなら権利落ち日から約2週間で口座に入金されますよ!
早く資金が入ってくるので迅速に次の投資に回したり使うことが可能になり、資金効率が良くなります。
また、米国株は年4回配当金を支払う企業が数多くあり、かつ権利確定月も分散しています。
配当する月は企業によってバラバラなので、最低で3銘柄持つだけで、毎月配当が入金されるポートフォリオを組むことが可能。リタイア後は配当金で生活するなんてことも夢ではありません!
リフト、スラック、ウーバー、ピンタレスト、ビヨンド・ミートなど注目のIPOも続々と実施されています。
ITバブルと比較しても同程度の資金調達規模になっており、IPOが盛り上がっています。
ベジタリアン・ピーガン向けの植物性ヘルシー人工肉企業のビヨンド・ミートが25ドルから200ドルまで一時上昇するなど、ダイナミズムがあります。
ETFの投資も便利
マネックス証券の米国株取引の安い手数料はADRやETFにも適用されます。ETFを使えば、低コストで市場全体へ投資することも可能です!
連動指数(インデックス) | 投資対象 | ティッカー | 経費率(年) |
---|---|---|---|
S&P500 | 米国の主要企業500 | VOO | 0.03% |
NYダウ30 | 米国の主要企業30 | DIA | 0.17% |
CRSP米国総合指数 | 米国株式市場全体 | VTI | 0.03% |
FTSEグローバル・オールキャップ | 世界株式市場全体 | VT | 0.09% |
昨今では低コストの投資信託もありますが、やはり経費率はETFの方が低いです。
また、海外ETFの場合は確定申告したら現地源泉徴収分の税金も戻ってくるので、手間を厭わない場合は徹底的にコストカットできます。
マネックス証券の米国株取引の場合、最低手数料が低いので、配当金再投資が低コストで可能になり、投資信託と比較したETFの弱点が緩和されます。
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マネックス証券の米国株取引は安い手数料以外もメリット満載
マネックス証券の外国株取引は手数料が安いだけではなく、充実の投資情報やツールも魅力的です。
- 約3,400銘柄という圧倒的な銘柄数(SBI証券・楽天証券は約2,100)
- ゼロETF(米国ETF売買手数料実質無料プログラム)
- 無料のリアルタイム株価情報
- 米国株取引専用スマートフォンアプリ(iPhone / Android)
- 米ドル為替手数料(買付時):1米ドルあたり25銭→期間限定で0円
- 時間外取引も可能(合計12時間も取引可能)
- 急落時も安心な「逆指値注文」を主要ネット証券で唯一可能!しかも有効期限は最大90日
- 配当金通知メールサービス(入金された当日に登録メールアドレスに自動通知)
- 外貨入金サービス:銀行にある米ドル預金をマネックス証券の口座へ直接入金可能(最低入金額5万ドル)
主要ネット証券で唯一、米国株取引専用スマートフォンアプリがあります。
夜遅くパソコンを立ち上げてログインしてといった作業をせずに、ソファーで寝っ転がりながら米国株を取引することが可能になっています。
また、マネックス証券らしい充実の投資情報も魅力的です。
- 米国株厳選銘柄レポートBOOK
- 広瀬隆雄のやっぱり米国株
- 石原順の米国株トレンド5銘柄
- 米国株オンラインセミナー
- 豊富な個別銘柄情報・ニュース・スクリーニング機能・ランキング
- iBillionaire(アイビリオネア)
まとめ
マネックス証券が2019年7月22日米国現地約定分から、米国株の最低取引手数料を5米ドルから無料へと大幅に引き下げました。
本場・アメリカで最安値のネット証券でさえも、最低手数料は0.35米ドルです。
なんとマネックス証券は現地の本場の証券会社よりも、圧倒的に安い最低手数料を実現しており、神威のパワーを誇っています。
収益性が極めて厳しい手数料で、本来はできない水準だと思います。「米国株取引ならマネックス証券」が確固たるものとなりました。
手抜きなしの真剣勝負的なパフォーマンスを発揮しており、キラリと光るエクセレントな魅力が燦然たる輝きを放っています。
また、米国株購入時に必要となる米ドルの為替手数料(買付時)が無料になるキャンペーンが半年間も行われます。為替コストなしで米国株を購入することが可能です。
既に米ドルに転換した分については対象外で、新規での米ドル買い付けが対象となります。
米国株取引デビュー応援キャンペーンも開催されており、米国株取引手数料が最大30,000円もキャッシュバックされます。
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マネックス証券は米国株取引以外にも、完全抽選のIPOや立会外分売、ワン株(単元未満株)、ゼロ投信つみたて、マネックス債、マネックスポイント、マネラップなどメリットが大きいネット証券です。

日本株のNISA口座、ジュニアNISA口座での国内株式の売買手数料は、恒久的に0円(単元未満株を除く)となります。購入時だけではなく、売却時も0円でお得です。
また、NISA口座での米国株・中国株の買付時の国内取引手数料は、恒久的に実質0円(全額キャッシュバック)です。
独自性が高い資産管理の分析ツールも充実しています。他のネット証券には用意されていないタイプのツールも豊富です。その他、マネックス証券の詳細については、以下で徹底解説しています。

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