上場が中止!ロコガイド(4497)のIPOの初値予想

更新日: IPO

ロコガイド

ロコガイド(4497)のIPOが決定していましたが、上場延期となりました。以下、中止前に発表されていたIPOの情報です。

ブック・ビルディング期間は2020年3月23日(月)~3月27日(金)、上場日は2020年4月9日(木)です。

新規上場する市場は東証マザーズで、想定価格は2,640円(1単元26.4万円)です。仮条件は2020年3月18日(水)、公募価格は2020年3月30日(月)に決定。予想PERは98.0倍です。

初値予想は「公開価格近辺でマイナスリターンの可能性がある」です。以下のレンジを想定しています。

2,500〜2,900円(想定価格比-5.3%~+9.8%)

ロコガイドはチラシ・買い物情報サービス「トクバイ」で、折込チラシを中心とした日々の買い物情報をパソコンやスマートフォンで簡単に閲覧できる仕組みを創ることで、ユーザーの利便性を高め、また小売企業などの顧客の経営の効率化を支援する事業を展開しています。

監査法人は有限責任 あずさ監査法人で、本社所在地は東京都港区三田1丁目4番28号 三田国際ビル1階です。

エニタイムフィットネスを運営するロコガイドとは

ロコガイドは「地域のくらしを、かしこく、たのしく」というビジョンの下、地域情報に関するサービスの提供を通じて、ユーザー利便性の向上を目指しています。

「トクバイ」は、地域のユーザーと小売企業をつなぐ情報マッチングサイトです。

  • 対小売企業:新聞折込チラシの画像データやお買い得商品などを掲載することによる販促支援サービス
  • 対ユーザー:スマホを中心としたインターネットを通じて、地域の買い物に関する情報が得られる情報提供サービス

「トクバイ」は、ユーザーに対して、地域の食品スーパーマーケットや、ドラッグストア、ホームセンターといった小売店舗の情報を無料で閲覧することができる機能を提供しています。

ユーザーは、「トクバイ」を利用する際に、郵便番号や位置情報によって、普段よく利用するお店を登録することができます。

それによって、日々更新されるお買い得商品の情報やクーポン、タイムセールといった情報をEメールやスマートフォンアプリのPUSH通知などの形式で受け取ることができるようになります。

また食品など購入を検討している商品情報を閲覧すると、同様の商品が他小売店舗で販売されているかどうか、販売されている場合はいくらで販売されているかといったことが分かり、生活費を節約したいと考えている生活者に利用されています。

さらに、買い物する商品などを記録することができるメモ機能も提供しており、日常的な買い物において欠かせないサービスとなっています。

従業員数は30名、平均年齢は43.3歳、平均勤続年数は4.5年、平均年間給与は578.9万円です。

ロコガイドのIPOの諸データ

ロコガイドの業績推移

業績面では売上高は減収、経常利益・純利益は減益の年度があるものの、大局的には右肩上がりの傾向となっています。

ロコガイドの業績推移

主要な経営指標等の推移は下表のとおりです。

回次 第1期 第2期 第3期
決算年月 2017年3月 2018年3月 2019年3月
売上高 (千円) 267,780 500,887 1,008,807
経常利益 (千円) △19,018 △200,017 145,684
当期純利益 (千円) △19,236 △200,547 156,625
資本金 (千円) 100,000 100,000 50,000
発行済株式総数 (株) 13,600 2,720,000 3,520,000
純資産額 (千円) 164,975 △30,960 338,131
総資産額 (千円) 524,228 387,979 694,389
1株当たり純資産額 (円) 12,130.55 △6.53 45.6
1株当たり配当額 (円)
1株当たり当期純利益 (円) △1,658.74 △36.86 23.55
潜在株式調整後1株当たり当期純利益 (円)
自己資本比率 (%) 31.5 △9.2 46.2
自己資本利益率 (%) 109.7
株価収益率 (倍)
配当性向 (%)
営業活動によるキャッシュ・フロー (千円) △159,746 272,590
投資活動によるキャッシュ・フロー (千円) △5,523 39
財務活動によるキャッシュ・フロー (千円) 4,611 12,479
現金及び現金同等物の期末残高 (千円) 290,974 576,083
従業員数 (人) 27 52 72

市場トレンド

市況面では、上場直前3ヶ月間のインデックスが上昇トレンドの状況だと初値リターンが高い傾向となっています。

東証マザーズ指数はここ数ヶ月はボックス相場となっていますが、足元では崩れています。

このまま軟調になるとIPOにおいて向かい風となり、底打ちして再び堅調な相場に回帰すれば追い風となります。

東証マザーズのチャート(過去3ヶ月)

上場規模

ロコガイドのIPOの規模は最大で約68.4億円であり、東証マザーズとしては大型です。小型であればある程、初値リターンは良い傾向があります。

公募株式数は2,346,700株、売出株式数は0株、オーバーアロットメント(OA)は244,000株です。

公開比率(オファリングレシオ)は最大で約28%若干高めです。公開比率が低ければ低いほど、初値リターンが高い傾向があります。公募株式数に占める売出の割合は0%です。

株主名 保有割合 ロックアップ
穐田誉輝 90.29%
沖本裕一郎  4.04%
前田卓俊 1.33%
片桐優 0.90%
池田拓司 0.66%
林展宏 0.27%
小野寺康崇 0.19%
青山哲也 0.19%
根岸義輝 0.19%
菅間淳  0.16%

※制度ロックアップによる継続保有を含む

初値予想

ロコガイドの事業はチラシ・買い物情報サービス「トクバイ」ということで、IPOにおける業種の人気度は高めです。

新規性はないものの、訴求力の高い東証マザーズネット企業の範疇に属しています。

予想PERは98.0倍であり、類似企業と比較すると割高感があります。

コード 銘柄名 PER PBR 配当利回り
2164 地域新聞社 41.20 1.79 0.67%
2376 サイネックス 8.61 0.42 2.40%
2481 タウンニュース社 8.09 0.55 3.41%
6048 デザインワン・ジャパン 23.63 0.78 0.00%
7082 ジモティー 29.94 8.05 0.00%
7911 凸版印刷 8.33 0.40 2.77%

約68.4億円という上場規模は東証マザーズとしては大型です。上位株主にVCはいません。

東証マザーズの50億円以上の大型IPOの初値結果は以下のとおりです。

  • SREホールディングス:-6.6%
  • ランサーズ:+15.3%
  • JTOWER:+63.8%
  • フリー:+25.0%
  • JMDC:+32.5%
  • メドレー:-2.3%
  • BASE:-6.9%
  • HPCシステムズ:-6.0%
  • ギフティ:+25.3%
  • ステムリム:-7.0%
  • ブシロード:+16.6%
  • 新日本製薬:+13.2%
  • Sansan:+5.8%
  • EduLab:+2.2%
  • ポート:-37.2%
  • 自律制御システム研究所:-16.8%
  • SBIインシュアランスグループ:±0%
  • MTG:+21.6%
  • メルカリ:+66.7%
  • ラクスル:+9.7%
  • SOU:+24.2%
  • 神戸天然物化学:+56.6%
  • HANATOUR JAPAN:+10.0%
  • ウェルビー:+28.1%
  • MS&Consulting:-2.3%
  • PKSHA Technology:+128.3%
  • ビーグリー:+0.1%
  • アイモバイル:-6.8%
  • ベイカレント・コンサルティング:-6.5%
  • アカツキ:-8.0%
  • ビジョン:+10.7%
  • グリーンペプタイド:-8.0%
  • メタップス:-7.9%
  • イトクロ:+4.1%
  • ヘリオス:+22.5%
  • Gunosy:±0%
  • サンバイオ:-14.5%
  • Aiming:+12.2%
  • ファーストブラザーズ:+2.5%
  • イーレックス:+11.2%
  • リボミック:-20.4%
  • VOYAGE GROUP:+40.0%
  • CYBERDYNE:+130.0%
  • アキュセラ・インク:+27.8%
  • シグマクシス:+0.3%
  • オンコリスバイオファーマ:+34.6%
  • じげん:+191.7%
  • ペプチドリーム:+216.0%
  • UMNファーマ:-8.0%
  • ライフネット生命:-7.0%
  • ダブル・スコープ:-8.0%
  • テラプローブ:-7.5%
  • エフオーアイ:-9.4%
  • グリー:+51.5%
  • カービュー:+5.5%
  • ユー・エス・ジェイ:-4.9%
  • ゲームオン:-8.0%
  • GCA:+28.1%
  • ミクシィ:+90.3%

東証マザーズの大型IPOは、メルカリ・CYBERDYNE・ミクシィのようなテーマ性がある銘柄か、バイオ旋風が吹き荒れている時のバイオ銘柄以外は軟調な傾向があります。

以上を総合考慮して、初値予想は「公開価格近辺でマイナスリターンの可能性がある」です。


主幹事はみずほ証券です。その他は、クレディ・スイス証券、SBI証券、SMBC日興証券、大和証券、マネックス証券、楽天証券、三田証券で申し込めます。

証券会社名 割当株式数 割当比率
みずほ証券 1,642,600 70.00%
クレディスイス証券 469,300 20.00%
SBI証券 70,400 3.00%
野村証券 46,900 2.00%
SMBC日興証券 23,500 1.00%
大和証券 23,500 1.00%
マネックス証券 23,500 1.00%
楽天証券 23,500 1.00%
三田証券 23,500 1.00%

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<投資スタンス>
やや弱気
(※強気・やや強気・中立・やや弱気・弱気の5段階)

  1. 強気:対面証券・ネット証券で全力申込
  2. やや強気:ネット証券・対面証券で申込
  3. 中立:ネット証券、S級銘柄の当落に影響がない対面証券では申込(大量獲得を狙える場合は妙味あり)※回数制限やS級狙いで回避することも
  4. やや弱気:SBI証券以外は原則回避(ただし、マイナス覚悟の勝負で申し込むことも)
  5. 弱気:SBI証券以外は回避(対面証券はバーター取引ならOK)

過去のIPO初値予想の履歴

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