上場!ブレインズテクノロジー(4075)のIPOの初値予想

更新日: IPO

ブレインズテクノロジー

ブレインズテクノロジー(4075)のIPOが決定しています。ブック・ビルディング期間は2021年7月9日(金)~7月15日(木)、上場日は2021年7月28日(水)です。

新規上場する市場は東証マザーズで、想定価格は1,630円(1単元16.3万円)です。公募価格は2021年7月16日(金)に決定。

仮条件は1,630円~1,780円と上振れました。予想PERは74.7~81.6倍です。

初値予想はプラスリターンです。以下のレンジを想定しています。

2,300〜3,100円(仮条件の上限比+29.2%~+74.2%)

「ブレインズテクノロジー」は「企業活動の継続性と生産性の劇的な向上に貢献すること」をミッションに掲げ、企業がデジタル技術による業務やビジネスの変革(DX)を加速するためのAIを実装する、エンタープライズAIソフトウエア事業を展開しています。

監査法人はEY新日本有限責任監査法人で、本社所在地は東京都港区高輪3-23-17 品川センタービルディング4Fです。

ブレインズテクノロジーとは

近年あらゆる産業において、デジタル技術を駆使してこれまでにない革新的なビジネスモデルを展開する企業が台頭し、ビジネス環境が大きく変化しています。

日本においては、生産年齢人口の減少による労働力不足や技術継承が問題となっており、企業は事業継続性と競争優位性の確立に向けて早急にデジタル変革を進める必要に迫られているとブレインズテクノロジーは考えています。

これらの社会的課題解決とミッションの追求のために、ブレインズテクノロジーは機械学習やAIを企業の内部に組み込み日常業務に実装し「データ活動の機動性を獲得」することがこれまでになく重要と把握。

そして、業務の高度化・省人化を目指す、異常検知ソリューション「Impulse」と、企業内データの利活用の促進に資する、企業内検索エンジン「Neuron Enterprise Search」という2つのソフトウエアをエンタープライズAIソフトウエアとして提供しています。

ブレインズテクノロジーのエンタープライズAIソフトウエアは、開発スピードと価格競争力の確保を目的に、共通化されたプラットフォーム(AIフレームワーク「Enterprise AI FW」と基盤技術「Enterprise AI Core」)を活用したアプリケーション(Enterprise AI Apps)として開発しています。

従業員数は46名、平均年齢は32.3歳、平均勤続年数は3.1年、平均年間給与は649.3万円です。

ブレインズテクノロジーのIPOの諸データ

ブレインズテクノロジーの業績推移

業績面では売上高・経常利益・純利益のいずれも、大局的には右肩上がりの傾向となっています。

ブレインズテクノロジーの業績推移

主要な連結経営指標等の推移は下表のとおりです。

回次第8期第9期第10期第11期第12期
決算年月2016年7月2017年7月2018年7月2019年7月2020年7月
売上高(千円)133,870236,799282,340432,740631,597
経常利益(千円)-42,010-37717,41311,74465,142
当期純利益(千円)-69,092-28,49817,41739,93778,874
資本金(千円)72,50072,50072,50072,50072,500
発行済株式総数(株)47547547,50047,50047,500
純資産額(千円)-27,182-55,680-38,2621,67480,549
総資産額(千円)108,812103,342180,429347,181520,668
BPS(円)-57,226-117,223-805.530.3516.96
1株配当(円)
EPS(円)-145,459-59,997366.698.4116.61
自己資本比率(%)-25-53.9-21.20.515.5
自己資本利益率(%)191.9
株価収益率(倍)
配当性向(%)
営業CF(千円)95,927184,951
投資CF(千円)-58,962-56,600
財務CF(千円)18,32040,914
現金等(千円)150,553319,818
従業員数(人)911202938

市場トレンド

市況面では、上場直前3ヶ月間のインデックスが上昇トレンドの状況だと初値リターンが高い傾向となっています。

東証マザーズ指数はここ数ヶ月ボックスでの推移となっており、足元では復調の兆しがあります。

軟調な推移が続くとIPOにおいて向かい風となり、堅調な展開に回帰すれば追い風となります。

東証マザーズのチャート(過去3ヶ月)

上場規模

ブレインズテクノロジーのIPOの規模は最大で約15.4億円であり、東証マザーズとしては中型です。小型であればある程、初値リターンは良い傾向があります。

公募株式数は620,000株、売出株式数は200,000株、オーバーアロットメント(OA)は123,000株です。

公開比率(オファリングレシオ)は最大で約18%とやや低めです。公開比率が低ければ低いほど、初値リターンが高い傾向があります。公募株式数に占める売出の割合は24%です。

株主名保有割合ロックアップ
齋藤佐和子54.17%
中澤宣貴12.64%
NVCC7号投資事業有限責任組合5.42%
SMBCベンチャーキャピタル2号投資事業有限責任組合5.42%
河田哲4.51%
今野勝之4.51%
三生6号投資事業有限責任組合2.71%
林琢磨2.53%
榎並利晃2.35%
田中幸一0.81%

※制度ロックアップによる継続保有を含む

初値予想

ブレインズテクノロジーの事業は企業がデジタル技術による業務やビジネスの変革(DX)を加速するためのAIを実装する、エンタープライズAIソフトウエア事業ということで、IPOにおける業種の人気度は高めです。

訴求力の高い東証マザーズネット企業の範疇に属しています。

予想PERは74.7~81.6倍であり、類似企業と比較すると中間的です。

コード銘柄名PERPBR配当利回り
3655ブレインパッド63.448.220.00%
3906ALBERT87.316.970.00%
3993PKSHATECHNOLOGY154.962.450.00%
4056ニューラルポケット218.6850.290.00%
4166かっこ72.126.280.00%
4382HEROZ526.254.930.00%
4425Kudan赤字19.060.00%
4847インテリジェントウェイブ18.972.201.69%

上位株主にはVCが名を連ねているものの、満遍なくロックアップがかかっています。

約15.4億円という上場規模は東証マザーズとしては中型です。

東証マザーズの15億~25億円の中型IPOの初値結果は以下のとおりです。

過去実績

  • i‐plug:+129.0%
  • ファンペップ:+10.0%
  • いつも:+134.4%
  • ココペリ:+125.6%
  • スタメン:+133.1%
  • さくらさくプラス:+47.4%
  • rakumo:+204.0%
  • 日本情報クリエイト:+70.0%
  • MacbeePlanet:+28.3%
  • NexTone:-2.4%
  • ヴィス:-8.0%
  • ドラフト:-22.7%
  • フォースタートアップス:-8.0%
  • Kids Smile Holdings:+20.9%
  • AI inside:+250.0%
  • global bridge HOLDINGS:+49.4%
  • HENNGE:+42.9%
  • サイバー・バズ:+73.9%
  • Link-U:+104.3%
  • ピアズ:+51.9%
  • トビラシステムズ:+125.8%
  • NATTY SWANKY:+20.2%
  • 日本ホスピスホールディングス:+46.6%
  • ギークス:+50.3%
  • カオナビ:+100.5%
  • サーバーワークス:+276.6%
  • フロンティアインターナショナル:+12.7%
  • スマレジ:+135.4%
  • テクノスデータサイエンス・エンジニアリング:+98.4%
  • リーガル不動産:+42.9%
  • ギフト:+77.5%
  • イーソル:+138.1%
  • CRGホールディングス:+63.6%
  • and factory:+56.0%
  • GA technologies:+130.3%
  • キャンディル:+52.5%
  • ライトアップ:+32.1%
  • アイペット損害保険:+57.9%
  • RPAホールディングス:+207.7%
  • フェイスネットワーク:+128.6%
  • ジーニー:+98.1%
  • SKIYAKI:+147.1%
  • シルバーライフ:+85.2%
  • ロードスターキャピタル:+37.4%
  • シェアリングテクノロジー:+86.9%
  • GameWith:+133.9%
  • オロ:+129.5%
  • ジャパンエレベーターサービスHD:+61.8%
  • イントラスト:+35.6%
  • スタジオアタオ:+25.7%
  • ユーザーベース:+15.9%
  • シンクロ・フード:+41.4%
  • 串カツ田中:+13.5%
  • デファクトスタンダード:+41.1%
  • ベガコーポレーション:+25.0%
  • エボラブルアジア:+48.3%
  • LITALICO:+88.0%
  • フィット:-7.9%
  • ソネット・メディア・ネットワークス:+139.1%
  • マイネット:+19.3%
  • ダブルスタンダード:+128.8%
  • インベスターズクラウド:+93.3%
  • AppBank:+45.8%
  • デザインワン・ジャパン:+50.9%
  • リンクバル:+27.9%
  • モバイルファクトリー:+99.4%
  • イード:+46.4%
  • KeePer技研:+49.1%
  • インターワークス:+16.7%
  • クラウドワークス:+73.2%
  • GMOTECH:+135.2%
  • 弁護士ドットコム:+215.4%

以上を総合考慮して、初値予想は大幅なプラスリターンです。

主幹事は、SMBC日興証券です。その他は、野村證券、みずほ証券、いちよし証券、SBI証券、楽天証券、松井証券で申し込めます。

証券会社名割当株式数割当比率
SMBC日興証券729,80089.00%
野村証券41,0005.00%
みずほ証券16,4002.00%
いちよし証券8,2001.00%
SBI証券8,2001.00%
楽天証券8,2001.00%
松井証券8,2001.00%

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<投資スタンス>
強気
(※強気・やや強気・中立・やや弱気・弱気の5段階)

  1. 強気:対面証券・ネット証券で全力申込
  2. やや強気:ネット証券・対面証券で申込
  3. 中立:ネット証券、回数制限に問題なくS級銘柄の当落に影響がない対面証券で申込(大量獲得を狙える場合は妙味あり)
  4. やや弱気:ネット口座以外は原則回避(ただし、マイナス覚悟の勝負で申し込むことも) ※安全重視ならSBI証券のみ
  5. 弱気:SBI証券以外は回避(対面証券はバーター取引ならOK)

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