上場!ビートレンド(4020)のIPOの初値予想

更新日: IPO

ビートレンド

ビートレンド(4020)のIPOが決定しています。ブック・ビルディング期間は2020年12月1日(火)~12月7日(月)、上場日は2020年12月17日(木)です。

新規上場する市場は東証マザーズで、想定価格は2,680円(1単元26.8万円)です。公募価格は2020年12月8日(火)に決定。

仮条件は2,680円~2,800円とが上振れました。予想PERは38.3~40.0倍です。

初値予想は大幅なプラスリターンです。以下のレンジを想定しています。

8,000〜12,000円(仮条件の上限比+185.7%~+328.6%)

ビートレンドは、飲食店や小売店を展開する企業等に対して、顧客管理ツールとして多様な情報送受信の手段及び情報分析手段を有するCRMソフトウエアプラットフォーム「betrend」を、SaaS型で継続的に提供するとともに顧客ニーズに合わせた周辺サービスを展開しています。

監査法人はEY新日本有限責任監査法人で、本社所在地は東京都港区赤坂2-22-24 泉赤坂ビル3Fです。

ビートレンドとは

ビートレンドは「betrend事業」の単一セグメントで、収益の特性別にCRMサービス、カスタマイズサービス、その他サービスの区分があります。

「betrend」は、顧客情報をベースとした機能をメール配信サービスに限定した「メールマーケティングサービス」、顧客管理ツールも含めた「スマートCRMサービス」の2つのサービスに大別され、直販または代理店販売により提供しています。

これらのサービスは月額定額課金に加えて、会員数や通信料に応じた従量課金や店舗毎課金を組み合わせた年間契約(リカーリングレベニュー)を基本とするいわゆるストック型のビジネスモデルとなっています。

このほか、サービス導入時の初期設定や導入企業の既存システムとの連携、導入企業毎のニーズに合わせたカスタマイズ開発、その他スマートCRM周辺サービスとして都度手配されるサービス(ワンショットレベニュー)を展開。

ビートレンドの2019年12月期の売上高のうち75.8%が、解約されない限り翌期も継続的に売上高となる性質の売上(リカーリングの性質の売上)で構成されており、安定的な収益基盤を構成しています。

従業員数は46名、平均年齢は39.8歳、平均勤続年数は6.6年、平均年間給与は587.5万円です。

ビートレンドのIPOの諸データ

ビートレンドの業績推移

業績面では売上高は美しい右肩上がりです。経常利益・純利益は減益の年度があるものの、大局的には右肩上がりの傾向となっています。

ビートレンドの業績推移

主要な経営指標等の推移は下表のとおりです。

回次第17期第18期第19期第20期第21期
決算年月2015年12月2016年12月2017年12月2018年12月2019年12月
売上高(千円)480,556540,150608,233635,570746,824
経常利益(千円)50,80760,85449,37816,75553,574
当期純利益(千円)19,48638,64034,0589,34237,809
資本金(千円)160,358160,358172,583172,583172,583
発行済株式総数(株)8,6198,6199,4349,434943,400
純資産額(千円)124,025162,486220,995230,338268,147
総資産額(千円)227,727272,604352,744345,803404,994
BPS(円)14,39018,85223,425244.16284.24
1株配当(円)
EPS(円)2,2614,4833,9449.940.08
自己資本比率(%)54.559.662.766.666.2
自己資本利益率(%)172717.84.115.2
配当性向(%)
営業CF(千円)73,35591,231
投資CF(千円)△59,276△58,680
財務CF(千円)△26,616△4,252
現金等(千円)118,935147,236
従業員数(人)4140414144

市場トレンド

市況面では、上場直前3ヶ月間のインデックスが上昇トレンドの状況だと初値リターンが高い傾向となっています。

東証マザーズ指数は美しい右肩上がりとなっていましたが、足元ではスピード調整の局面となっています。

反発して堅調な推移が続くとIPOにおいて追い風となり、軟調な相場が続けば向かい風となります。

東証マザーズのチャート(過去3ヶ月)

上場規模

ビートレンドのIPOの規模は最大で約5.1億円であり、東証マザーズとしては小型です。小型であればある程、初値リターンは良い傾向があります。

公募株式数は80,000株、売出株式数は84,500株、オーバーアロットメント(OA)は24,600株です。

公開比率(オファリングレシオ)は最大で約18%と低めです。公開比率が低ければ低いほど、初値リターンが高い傾向があります。公募株式数に占める売出の割合は51%です。

株主名保有割合ロックアップ
永山隆昭51.25%
井上英昭22.05%
富士フイルム(株)9.08%
(株)USEN-NEXT HOLDINGS1.97% 
投資事業組合オリックス11号1.97% 
須山聖一1.18% 
(株)エスネットワークス1.03% 
平川雅隆0.88%
澤田瑞樹0.88%
佐野力0.86% 

※制度ロックアップによる継続保有を含む

初値予想

ビートレンドの事業は、飲食店や小売店を展開する企業等に対して、顧客管理ツールとして多様な情報送受信の手段及び情報分析手段を有するCRMソフトウエアプラットフォーム「betrend」を、SaaS型で継続的に提供するとともに顧客ニーズに合わせた周辺サービスであり、IPOにおける業種の人気度は高めです。

訴求力の高い東証マザーズネット企業の範疇に属しています。

予想PERは38.3~40.0倍であり、類似企業と比較すると中間的です。

コード銘柄名PERPBR配当利回り
2352エイジア32.595.111.21%
3908コラボス650.001.670.00%
3919パイプドHD16.793.381.30%
3974ティビィシィ・スキヤツト18.640.851.55%

上位株主にはVCが名を連ねていますが、約5.1億円という上場規模は東証マザーズとしては小型です。

東証マザーズの5億~10億円の小型IPOの初値結果は以下のとおりです。

過去実績

  • カラダノート:+320.0%
  • アクシス:+432.7%
  • ニューラルポケット:+466.7%
  • ティアンドエス:+150.4%
  • KIYOラーニング:+133.0%
  • アイキューブドシステムズ:+202.2%
  • グッドパッチ:+299.6%
  • コマースOneホールディングス:+335.6%
  • 松屋アールアンドディ:-7.9%
  • ミクリード:-8.1%
  • リグア:-2.1%
  • スポーツフィールド:+211.4%
  • ユナイトアンドグロウ:+152.4%
  • ALinkインターネット:+136.5%
  • ジェイック:+117.3%
  • インティメート・マージャー:+110.5%
  • AI CROSS:+65.1%
  • パワーソリューションズ:+155.5%
  • フィードフォース:+140.0%
  • インフォネット:+130.2%
  • バルテス:+175.8%
  • グッドスピード:+25.0%
  • エードット:+121.0%
  • Welby:+246.7%
  • gooddaysホールディングス:+128.1%
  • 識学:+152.8%
  • テノ.ホールディングス:+25.0%
  • AmidAホールディングス:+6.3%
  • Kudan:+276.3%
  • アルー:+46.7%
  • 霞ヶ関キャピタル:+133.7%
  • VALUENEX:+133.7%
  • ブリッジインターナショナル:+92.6%
  • イーエムネットジャパン:+133.3%
  • アズーム:+113.3%
  • チームスピリット:+101.4%
  • アクリート:+100.3%
  • ロジザード:+177.8%
  • エーアイ:+250.0%
  • プロパティデータバンク:+130.3%
  • ログリー:+149.2%
  • ベストワンドットコム:+242.5%
  • HEROZ:+988.9%
  • コンヴァノ:+135.4%
  • ブティックス:+137.8%
  • 和心:+167.9%
  • Mマート:+333.9%
  • すららネット:+113.0%
  • ナレッジスイート:+150.5%
  • イオレ:+169.8%
  • エル・ティー・エス:+313.2%
  • 一家ダイニングプロジェクト:+173.5%
  • サインポスト:+287.7%
  • エスユーエス:+116.1%
  • ユニフォームネクスト:+137.1%
  • Fringe81:+133.1%
  • ビーブレイクシステムズ:+361.1%
  • アセンテック:+197.5%
  • 旅工房:+173.7%
  • テモナ:+215.7%
  • 力の源ホールディングス:+271.7%
  • ファイズ:+220.8%
  • フォーライフ:+31.6%
  • グレイステクノロジー:+130.0%
  • イノベーション:+214.1%
  • リネットジャパングループ:+92.9%
  • G-FACTORY:+54.3%
  • シルバーエッグ・テクノロジー:+191.3%
  • チェンジ:+149.9%
  • バリューデザイン:+111.5%
  • カナミックネットワーク:+186.7%
  • デジタルアイデンティティ:+88.3%
  • ストライク:+125.9%
  • ハイアス・アンド・カンパニー:+189.5%
  • はてな:+278.1%
  • ソーシャルワイヤー:+56.9%
  • アークン:+262.1%
  • 鎌倉新書:+180.6%
  • ネオジャパン:+401.7%
  • パートナーエージェント:+217.5%
  • ピクスタ:+34.8%
  • べステラ:+25.0%
  • パルマ:+70.5%
  • 富士山マガジンサービス:+126.4%
  • ファンデリー:+102.1%
  • マーケットエンタープライズ:+167.0%
  • ジグソー:+236.4%
  • レントラックス:+53.1%
  • 海帆:+76.5%
  • プラッツ:+70.2%
  • 日本動物高度医療センター:+44.2%
  • ハウスドゥ:+47.2%
  • ショーケース・ティービー:+193.9%
  • ヒューマンウェブ:+11.7%
  • コラボス:+137.6%
  • ALBERT:+115.7%

以上を総合考慮して、初値予想は大幅なプラスリターンです。

主幹事はみずほ証券です。その他は、丸三証券、いちよし証券、岩井コスモ証券、エース証券、マネックス証券で申し込めます。

証券会社名割当株式数割当比率
みずほ証券156,50095.14%
丸三証券1,6000.97%
いちよし証券1,6000.97%
岩井コスモ証券1,6000.97%
エース証券1,6000.97%
マネックス証券1,6000.97%

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<投資スタンス>
強気
(※強気・やや強気・中立・やや弱気・弱気の5段階)

  1. 強気:対面証券・ネット証券で全力申込
  2. やや強気:ネット証券・対面証券で申込
  3. 中立:ネット証券、回数制限に問題なくS級銘柄の当落に影響がない対面証券で申込(大量獲得を狙える場合は妙味あり)
  4. やや弱気:ネット口座以外は原則回避(ただし、マイナス覚悟の勝負で申し込むことも) ※安全重視ならSBI証券のみ
  5. 弱気:SBI証券以外は回避(対面証券はバーター取引ならOK)

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