上場!アシロ(7378)のIPOの初値予想

更新日: IPO

アシロ

アシロ(7378)のIPOが決定しています。ブック・ビルディング期間は2021年7月2日(金)~7月8日(木)、上場日は2021年7月20日(火)です。

新規上場する市場は東証マザーズで、想定価格は1,120円(1単元11.2万円)です。公募価格は2021年7月9日(金)に決定。

仮条件は1,120円~1,160円と上振れました。予想PERは31.5~32.6倍です。

初値予想は「公開価格近辺でマイナスリターンの可能性がある」です。以下のレンジを想定しています。

1,070〜1,400円(仮条件の上限比-7.8%~+20.7%)

アシロはインターネット上で法律情報や弁護士情報等を提供する「リーガルメディア関連事業」を展開しています。

監査法人はEY新日本有限責任監査法人で、本社所在地は東京都新宿区西新宿7-7-6 トーワ西新宿ビルです。

アシロとは

アシロの社名は、世界最深地点で生存が確認された深海魚の名前(ヨミノアシロ)に由来。

「アシロに関わる人を誰よりも深く幸せにすることで、よりよい社会の実現に貢献する」という企業理念の下、表層的なサービスではなく、日常生活の基盤やインフラと成り得るサービスの創出を目指しています。

アシロは、社会的基盤である法律・弁護士業界とインターネットを結びつけた事業を営んでいます。

具体的には、アシロが有するデジタル技術やウェブマーケティングノウハウを活用して、インターネット上で法律情報や弁護士情報等を提供する「リーガルメディア関連事業」を主要事業としています。

また、当該事業を拡大する中で蓄積した弁護士業界のネットワークや知見、インターネット上での求職者の集客ノウハウを活かし、主に弁護士有資格者の人材紹介サービスを提供する「リーガルHR事業」を2020年より開始しています。

「リーガルメディア関連事業」は、弁護士を主な顧客とする「リーガルメディア」と、弁護士以外の広告主を顧客とする「派生メディア」に分類されますが、収益の大部分は「リーガルメディア」が占めています。

「リーガルメディア」の収益は主に月額定額の掲載料収入(サイト内の有料広告の掲載枠数に、月額定額の掲載枠単価を乗じた金額)であり、掲載枠数の増加に比例して収益が伸長するストック型の収益構造であることから、安定的な成長を目指すことが出来るビジネスモデルとなっています。

従業員数は39名、平均年齢は29.9歳、平均勤続年数は2.4年、平均年間給与は516.9万円です。

アシロのIPOの諸データ

アシロの業績推移

業績面では売上高・経常利益・純利益のいずれも、大局的には右肩上がりの傾向となっています。

アシロの業績推移

主要な連結経営指標等(国際会計基準)の推移は下表のとおりです。

決算年月2018年2019年2020年
11月1日10月10月
売上収益(千円)1,156,7301,478,705
税引前利益(千円)246,175323,408
親会社の所有者に帰属する当期利益(千円)156,496207,982
親会社の所有者に帰属する当期包括利益(千円)156,990209,227
親会社の所有者に帰属する持分(千円)724,758897,0991,120,153
総資産額(千円)1,600,1761,798,1162,070,291
1株当たり親会社所有者帰属持分(円)120.79149.52186.69
基本的1株当たり当期利益(円)26.0834.66
希薄化後1株当たり当期利益(円)
親会社所有者帰属持分比率(%)45.2949.8954.11
親会社所有者帰属持分当期利益率(%)19.320.62
営業活動によるキャッシュ・フロー(千円)250,680237,218
投資活動によるキャッシュ・フロー(千円)△38,515△54,582
財務活動によるキャッシュ・フロー(千円)△102,021△14,119
現金及び現金同等物の期末残高(千円)278,812388,955557,471
従業員数(人)354043

市場トレンド

市況面では、上場直前3ヶ月間のインデックスが上昇トレンドの状況だと初値リターンが高い傾向となっています。

東証マザーズ指数は、ここ数ヶ月ボックスでの推移となっており、足元では復調の傾向となっています。

堅調な展開に回帰すればIPOにおいて追い風となり、反落して軟調な推移になると向かい風となり、

東証マザーズのチャート(過去3ヶ月)

上場規模

アシロのIPOの規模は最大で約54.1億円であり、東証マザーズとしては大型です。小型であればある程、初値リターンは良い傾向があります。

公募株式数は829,000株、売出株式数は3,374,200株、オーバーアロットメント(OA)は630,400株です。

公開比率(オファリングレシオ)は最大で約71%とかなり高めです。公開比率が低ければ低いほど、初値リターンが高い傾向があります。公募株式数に占める売出の割合は80%です。

株主名保有割合ロックアップ
J-STAR二号投資事業有限責任組合39.25%
中山博登26.15%
MIDWEST MINATO, L.P.14.67%
Pacific Minato Ⅱ, L.P.13.60%
川村悟士2.35%
河原雄太1.28%
宮﨑淳平0.85% 
竹田津惇0.43%
丸田泰広0.43% 
増山雄大0.43% 

※制度ロックアップによる継続保有を含む

初値予想

アシロの事業はインターネット上で法律情報や弁護士情報等を提供する「リーガルメディア関連事業」ということで、IPOにおける業種の人気度は高めです。

訴求力の高い東証マザーズネット企業の範疇に属している事業となっています。

予想PERは31.5~32.6倍であり、類似企業と比較すると割安感があります。

コード銘柄名PERPBR配当利回り
6027弁護士ドットコム717.0398.170.00%

約54.1億円という上場規模は東証マザーズとしては大型です。上位株主にVCが名を連ねているものの、満遍なくロックアップがかかっています。

東証マザーズの50億円以上の大型IPOの初値結果は以下のとおりです。

過去実績

  • ビジョナル:+43.0%
  • スパイダープラス:+48.4%
  • Appier Group:+26.9%
  • ココナラ:+91.7%
  • coly:+104.6%
  • アクシージア:+41.4%
  • QDレーザ:+134.4%
  • ウェルスナビ:+50.0%
  • ヤプリ:+65.8%
  • プレイド:+99.4%
  • Kaizen Platform:+1.7%
  • クリーマ:+35.9%
  • Retty:+36.5%
  • プレミアアンチエイジング:+37.0%
  • 日通システム:+83.3%
  • I-ne:+12.5%
  • ロコガイド:+130.3%
  • SREホールディングス:-6.6%
  • ランサーズ:+15.3%
  • JTOWER:+63.8%
  • フリー:+25.0%
  • JMDC:+32.5%
  • メドレー:-2.3%
  • BASE:-6.9%
  • HPCシステムズ:-6.0%
  • ギフティ:+25.3%
  • ステムリム:-7.0%
  • ブシロード:+16.6%
  • 新日本製薬:+13.2%
  • Sansan:+5.8%
  • EduLab:+2.2%
  • ポート:-37.2%
  • 自律制御システム研究所:-16.8%
  • SBIインシュアランスグループ:±0%
  • MTG:+21.6%
  • メルカリ:+66.7%
  • ラクスル:+9.7%
  • SOU:+24.2%
  • 神戸天然物化学:+56.6%
  • HANATOUR JAPAN:+10.0%
  • ウェルビー:+28.1%
  • MS&Consulting:-2.3%
  • PKSHA Technology:+128.3%
  • ビーグリー:+0.1%
  • アイモバイル:-6.8%
  • ベイカレント・コンサルティング:-6.5%
  • アカツキ:-8.0%
  • ビジョン:+10.7%
  • グリーンペプタイド:-8.0%
  • メタップス:-7.9%
  • イトクロ:+4.1%
  • ヘリオス:+22.5%
  • Gunosy:±0%
  • サンバイオ:-14.5%
  • Aiming:+12.2%
  • ファーストブラザーズ:+2.5%
  • イーレックス:+11.2%
  • リボミック:-20.4%
  • VOYAGE GROUP:+40.0%
  • CYBERDYNE:+130.0%
  • アキュセラ・インク:+27.8%
  • シグマクシス:+0.3%
  • オンコリスバイオファーマ:+34.6%
  • じげん:+191.7%
  • ペプチドリーム:+216.0%
  • UMNファーマ:-8.0%
  • ライフネット生命:-7.0%
  • ダブル・スコープ:-8.0%
  • テラプローブ:-7.5%
  • エフオーアイ:-9.4%
  • グリー:+51.5%
  • カービュー:+5.5%
  • ユー・エス・ジェイ:-4.9%
  • ゲームオン:-8.0%
  • GCA:+28.1%
  • ミクシィ:+90.3%

以上を総合考慮して、初値予想は「公開価格近辺でマイナスリターンの可能性がある」です。

主幹事は野村證券です。その他は、SBI証券、楽天証券、マネックス証券、松井証券、岡三証券、いちよし証券、岩井コスモ証券で申し込めます。

種別証券会社名単位(株)単位(%)
主幹事証券野村3,867,20092.01
引受証券SBI84,0002.00
引受証券楽天42,0001.00
引受証券マネックス42,0001.00
引受証券松井42,0001.00
引受証券岡三42,0001.00
引受証券いちよし42,0001.00
引受証券岩井コスモ42,0001.00

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<投資スタンス>
やや弱気
(※強気・やや強気・中立・やや弱気・弱気の5段階)

  1. 強気:対面証券・ネット証券で全力申込
  2. やや強気:ネット証券・対面証券で申込
  3. 中立:ネット証券、回数制限に問題なくS級銘柄の当落に影響がない対面証券で申込(大量獲得を狙える場合は妙味あり)
  4. やや弱気:ネット口座以外は原則回避(ただし、マイナス覚悟の勝負で申し込むことも) ※安全重視ならSBI証券のみ
  5. 弱気:SBI証券以外は回避(対面証券はバーター取引ならOK)

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