上場!エアークローゼット(9557)のIPOの初値予想

更新日:   IPO

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エアークローゼット

エアークローゼット(9557)のIPOが決定しています。ブック・ビルディング期間は2022年7月12日(火)~7月19日(火)、上場日は2022年7月29日(金)です。

エアークローゼットが新規上場する市場は東証グロースで、想定価格は870円(1単元8.7万円)です。公募価格は2022年7月20日(水)に決定。

仮条件は700~800円と窓を開けて下振れました。予想PERは赤字です。赤字グロース株なので、地合いに大きく左右されます。

初値予想は「公開価格近辺でマイナスリターンの可能性がある」です。以下のレンジを想定しています。

650~950円(公開価格比-7.1%~+18.8%)

エアークローゼットは国内在住の女性に対して、スタイリストが一人一人の顧客の好みに合わせた洋服を選定(パーソナルスタイリング)し、個宅に向けて配送しレンタルするサービス「airCloset」を展開しています。

監査法人は有限責任監査法人トーマツです。

エアークローゼットとは

エアークローゼットは、非対面で顧客にパーソナルスタイリングを提供する事業として、「airCloset」を2015年2月にリリースしました。

airClosetは洋服を循環的に活用するシェアリングエコノミーの要素や継続課金制のサブスクリプション型のビジネスモデルを採用していることが特徴です。

「airCloset」はメーカー、ブランド等のアパレル事業者と顧客とを引き合わせるプラットフォームとしての機能を有しており、かつ、レンタル中の洋服で気に入ったものについては購入することも可能な機能を備えています。

洋服を着ることに関わる移動や選択・メンテナンスや購入(所有)までさまざまな機能を統合したFaaS形式サービスです。

「airCloset」リリース以降も継続的にPDCAサイクルを回すことで、機能改善及び新規機能の追加を行ってきました。

代表的な機能改善及び新規機能追加の例としては、顧客が好みのスタイリストを指名できる「スタイリスト指名オプション」機能の追加や、レギュラープランの2倍の量の洋服をレンタルできる「ダブルレンタルオプション」、洋服と合わせたアクセサリーをレンタルできる「アクセサリーオプション」の追加などが挙げられます。

エアークローゼットの事業構造は洋服を仕入れ、パーソナルスタイリングによって付加価値を高めて提供することでレンタル利用料および販売売上(買取料)にて収益化を目指すビジネスと言い換えることもできます。

従業員数は66名、平均年齢は30.4歳、平均勤続年数は2.9年、平均年間給与は489.3万円です。

エアークローゼットのIPOの諸データ

エアークローゼットの業績推移

業績面では売上高は、美しい右肩上がりです。経常利益・純利益は赤字の年度が多く、収益化は道半ばとなっています。

エアークローゼットの業績推移

主要な経営指標等の推移は下表のとおりです。

回次 第3期 第4期 第5期 第6期 第7期
決算年月 2017年6月 2018年6月 2019年6月 2020年6月 2021年6月
売上高 (千円) 604,873 958,882 1,556,587 2,173,100 2,887,057
経常利益 (千円) -306,583 -693,487 -381,877 -419,849 29,359
当期純損失 (千円) -378,398 -967,815 -613,425 -715,581 -344,653
資本金 (千円) 326,094 1,110,019 100,000 649,920 766,613
発行済株式総数 (株) 4,764 6,831 6,831 7,956 8,420
普通株式 3,460 3,460 3,460 3,460 3,719
A種優先株式 1,304 1,304 1,304 1,304 1,304
B種優先株式 1,267 1,267 1,267 1,267
C種優先株式 800 800 800 800
D種優先株式 1,125 1,330
純資産額 (千円) -257,938 381,296 -232,129 152,130 41,066
総資産額 (千円) 255,703 1,015,546 666,601 1,163,463 1,419,439
BPS (円) -159,262 -286,277 -387,989 -633.29 -669.16
1株配当 (円)
EPS (円) -79,429 -172,824 -101,712 -148.31 -68.95
自己資本比率 (%) -101.11 33.63 -40.79 9.66 0.08
自己資本利益率 (%)
株価収益率 (倍)
配当性向 (%)
営業CF (千円) 62,115 353,484
投資CF (千円) -793,543 -797,593
財務CF (千円) 1,190,861 454,231
現金等 (千円) 778,923 789,046
従業員数 (人) 32 54 53 56 62

市場トレンド

市況面では、上場直前3ヶ月間のインデックスが上昇トレンドの状況だと初値リターンが高い傾向となっています。

東証マザーズ指数はここ数ヶ月、ボックス相場が続いています。

軟調な推移になるとIPOにおいて向かい風となり、堅調な展開に回帰すれば追い風となります。

東証マザーズのチャート(過去3ヶ月)

上場規模

エアークローゼットのIPOの規模は最大で約8.0億円であり、東証グロースとしては小型です。小型であればある程、初値リターンは良い傾向があります。

公募株式数は733,000株、売出株式数は136,700株、オーバーアロットメント(OA)は130,400株です。

公開比率(オファリングレシオ)は最大で約12%と低めです。公開比率が低ければ低いほど、初値リターンが高い傾向があります。公募株式数に占める売出の割合は16%です。

株主名 保有割合 ロックアップ
天沼聰 17.88%
Monoful Pte. Ltd. 14.28%
寺田倉庫(株) 10.92%
住友商事(株) 10.30%
SIG Asia Fund IV, LLLP 10.30%
ジャフコSV4共有投資事業有限責任組合 8.75%
前川祐介 4.01%
Samurai Incubate Fund 4号投資事業有限責任組合 3.50%
小谷翔一 2.06%
SMBCベンチャーキャピタル6号投資事業有限責任組合 2.06%

※制度ロックアップによる継続保有を含む

初値予想

エアークローゼットの事業は国内在住の女性に対して、スタイリストが一人一人の顧客の好みに合わせた洋服を選定(パーソナルスタイリング)し、個宅に向けて配送しレンタルするサービス「airCloset」ということで、IPOにおける業種の人気度は高めです。

平常時は訴求力の高い東証グロースネット企業の範疇に属しています。

予想PERは赤字であり、類似企業と比較すると割安感はありません。

上位株主にはVCが名を連ねているものの、万遍なくロックアップがかかっています。

約8.0億円という上場規模は東証グロースとしては小型です。

東証グロース&旧マザーズの5億~10億円の小型IPOの初値結果は以下のとおりです。

過去実績

  • トリプルアイズ:+150.0%
  • サークレイス:+222.2%
  • セカンドサイトアナリティカ:+129.5%
  • メンタルヘルステクノロジーズ:+39.7%
  • イメージ・マジック:+60.9%
  • マーキュリーリアルテックイノベーター:+6.7%
  • BeeX:+134.4%
  • ライトワークス:+42.9%
  • セキュア:+130.0%
  • HYUGA PRIMARY CARE:+40.0%
  • スローガン:+50.0%
  • ラストワンマイル:+47.4%
  • デジタリフト:+34.4%
  • ジィ・シィ企画:+35.4%
  • リベロ:+38.6%
  • デジタリフト:+34.4%
  • ジィ・シィ企画:+35.4%
  • フューチャーリンクネットワーク:+74.7%
  • オムニ・プラス・システム・リミテッド:+57.3%
  • ベイシス:+154.9%
  • ワンダープラネット:+60.7%
  • メイホーホールディングス:+122.6%
  • ブロードマインド:+93.3%
  • ジーネクスト:+131.8%
  • ベビーカレンダー:+123.8%
  • T.S.I:+100.0%
  • WACUL:+342.4%
  • オンデック:+190.3%
  • クリングルファーマ:+48.0%
  • 交換できるくん:+125.1%
  • かっこ:+290.6%
  • ビートレンド:+257.5%
  • カラダノート:+320.0%
  • アクシス:+432.7%
  • ニューラルポケット:+466.7%
  • ティアンドエス:+150.4%
  • KIYOラーニング:+133.0%
  • アイキューブドシステムズ:+202.2%
  • グッドパッチ:+299.6%
  • コマースOneホールディングス:+335.6%
  • 松屋アールアンドディ:-7.9%
  • ミクリード:-8.1%
  • リグア:-2.1%
  • スポーツフィールド:+211.4%
  • ユナイトアンドグロウ:+152.4%
  • ALinkインターネット:+136.5%
  • ジェイック:+117.3%
  • インティメート・マージャー:+110.5%
  • AI CROSS:+65.1%
  • パワーソリューションズ:+155.5%
  • フィードフォース:+140.0%
  • インフォネット:+130.2%
  • バルテス:+175.8%
  • グッドスピード:+25.0%
  • エードット:+121.0%
  • Welby:+246.7%
  • gooddaysホールディングス:+128.1%
  • 識学:+152.8%
  • テノ.ホールディングス:+25.0%
  • AmidAホールディングス:+6.3%
  • Kudan:+276.3%
  • アルー:+46.7%
  • 霞ヶ関キャピタル:+133.7%
  • VALUENEX:+133.7%
  • ブリッジインターナショナル:+92.6%
  • イーエムネットジャパン:+133.3%
  • アズーム:+113.3%
  • チームスピリット:+101.4%
  • アクリート:+100.3%
  • ロジザード:+177.8%
  • エーアイ:+250.0%
  • プロパティデータバンク:+130.3%
  • ログリー:+149.2%
  • ベストワンドットコム:+242.5%
  • HEROZ:+988.9%
  • コンヴァノ:+135.4%
  • ブティックス:+137.8%
  • 和心:+167.9%
  • Mマート:+333.9%
  • すららネット:+113.0%
  • ナレッジスイート:+150.5%
  • イオレ:+169.8%
  • エル・ティー・エス:+313.2%
  • 一家ダイニングプロジェクト:+173.5%
  • サインポスト:+287.7%
  • エスユーエス:+116.1%
  • ユニフォームネクスト:+137.1%
  • Fringe81:+133.1%
  • ビーブレイクシステムズ:+361.1%
  • アセンテック:+197.5%
  • 旅工房:+173.7%
  • テモナ:+215.7%
  • 力の源ホールディングス:+271.7%
  • ファイズ:+220.8%
  • フォーライフ:+31.6%
  • グレイステクノロジー:+130.0%
  • イノベーション:+214.1%
  • リネットジャパングループ:+92.9%
  • G-FACTORY:+54.3%
  • シルバーエッグ・テクノロジー:+191.3%
  • チェンジ:+149.9%
  • バリューデザイン:+111.5%
  • カナミックネットワーク:+186.7%
  • デジタルアイデンティティ:+88.3%
  • ストライク:+125.9%
  • ハイアス・アンド・カンパニー:+189.5%
  • はてな:+278.1%
  • ソーシャルワイヤー:+56.9%
  • アークン:+262.1%
  • 鎌倉新書:+180.6%
  • ネオジャパン:+401.7%
  • パートナーエージェント:+217.5%
  • ピクスタ:+34.8%
  • べステラ:+25.0%
  • パルマ:+70.5%
  • 富士山マガジンサービス:+126.4%
  • ファンデリー:+102.1%
  • マーケットエンタープライズ:+167.0%
  • ジグソー:+236.4%
  • レントラックス:+53.1%
  • 海帆:+76.5%
  • プラッツ:+70.2%
  • 日本動物高度医療センター:+44.2%
  • ハウスドゥ:+47.2%
  • ショーケース・ティービー:+193.9%
  • ヒューマンウェブ:+11.7%
  • コラボス:+137.6%
  • ALBERT:+115.7%

以上を総合考慮して、初値予想は「公開価格近辺でマイナスリターンの可能性がある」です。

主幹事はみずほ証券です。その他は、下表の証券で申し込めます。

証券会社名 割当株式数 割当比率
みずほ証券 770,300 88.57%
大和証券 43,400 4.99%
SBI証券 17,300 1.99%
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 8,600 0.99%
いちよし証券 4,300 0.49%
岩井コスモ証券 4,300 0.49%
岡三証券 4,300 0.49%
東海東京証券 4,300 0.49%
松井証券 4,300 0.49%
マネックス証券 4,300 0.49%
楽天証券 4,300 0.49%

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<投資スタンス>
やや弱気
(※強気・やや強気・中立・やや弱気・弱気の5段階)

  1. 強気:対面証券・ネット証券で全力申込
  2. やや強気:ネット証券・対面証券で申込
  3. 中立:ネット証券、回数制限に問題なくS級銘柄の当落に影響がない対面証券で申込(大量獲得を狙える場合は妙味あり)
  4. やや弱気:ネット口座以外は原則回避(ただし、マイナス覚悟の勝負で申し込むことも) ※安全重視ならSBI証券のみ
  5. 弱気:SBI証券以外は回避(対面証券はバーター取引ならOK)

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