
ジィ・シィ企画(4073)のIPOが決定。2021年6月に一旦は上場が中止となりましたが、今回は満を持してのIPOとなります。
ブック・ビルディング期間は2021年9月7日(火)~9月13日(月)、上場日は2021年9月28日(火)です。
新規上場する市場は東証1部で、想定価格は1,810円(1単元18.1万円)です。公募価格は2021年9月14日(火)に決定。
仮条件は 1,810~1,890円と上振れました。予想PERは26.5~27.7倍です。
初値予想は大幅なプラスリターンです。以下のレンジを想定しています。
3,900〜4,700円(仮条件の上限比+106.3%~+148.7%)
ジィ・シィ企画はキャッシュレス決済サービス事業(情報システム開発・アウトソーシングサービス)を展開しています。
監査法人はEY新日本有限責任監査法人で、本社所在地は千葉県佐倉市王子台一丁目28番8号です。
ジィ・シィ企画とは
ジィ・シィ企画は「社会に貢献する企業として、高品質の商品とサービスの提供により、顧客満足度を高め、社員一人一人が高いモラルを維持し、社会にとってなくてはならない会社となる。」を経営理念としています。
電子マネーの急速な普及に伴い多様化するカード取引に対応するシステムを開発し、「キャッシュレス決済サービス事業」としてカード会社加盟店や企業への導入及びクラウドによる決済ASPサービスを行ってきました。
また、導入後の保守・運用に関するサポートサービスはジィ・シィ企画でヘルプデスクを備え、24時間体制でタイムリーに対応できるよう整備しています。
ジィ・シィ企画の提供するキャッシュレス決済サービス事業は、カード会社加盟店が自身で管理する環境へシステム構築を行うオンプレミス型に加え、ジィ・シィ企画が保有するシステムをクラウドとしてご利用いただく決済ASPサービスを提供。
カード会社加盟店の運用負担やコスト低減、セキュリティの確保など多様なニーズに応えることを企図しています。
従業員数は114名、平均年齢は40.2歳、平均勤続年数は6.3年、平均年間給与は529.3万円です。
ジィ・シィ企画のIPOの諸データ
ジィ・シィ企画の業績推移
業績面では売上高・純利益・経常利益のいずれも、大局的には右肩上がりの傾向となっています。

主要な経営指標等の推移は下表のとおりです。
| 回次 | 第21期 | 第22期 | 第23期 | 第24期 | 第25期 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 決算年月 | 2016年6月 | 2017年6月 | 2018年6月 | 2019年6月 | 2020年6月 | |
| 売上高 | (千円) | 1,087,279 | 1,122,227 | 1,341,935 | 1,546,156 | 2,638,337 |
| 経常利益 | (千円) | 135,775 | 96,089 | 110,425 | 95,594 | 377,305 |
| 当期純利益 | (千円) | 125,968 | 76,383 | 87,937 | 80,482 | 268,087 |
| 資本金 | (千円) | 186,030 | 186,030 | 186,030 | 186,030 | 186,030 |
| 発行済株式総数 | (株) | 50,884 | 50,884 | 50,884 | 50,884 | 50,884 |
| 純資産額 | (千円) | 209,161 | 285,544 | 373,481 | 433,616 | 681,357 |
| 総資産額 | (千円) | 755,519 | 906,778 | 934,567 | 1,073,659 | 2,013,397 |
| BPS | (円) | 4,111.84 | 5,613.45 | 7,342.18 | 213.11 | 334.87 |
| 1株配当 | (円) | - | - | 400 | 400 | 700 |
| EPS | (円) | 2,476.38 | 1,501.60 | 1,728.73 | 39.55 | 131.76 |
| 自己資本比率 | (%) | 27.7 | 31.5 | 40 | 40.4 | 33.8 |
| 自己資本利益率 | (%) | 86.2 | 30.9 | 26.7 | 19.9 | 48.1 |
| 株価収益率 | (倍) | - | - | - | - | - |
| 配当性向 | (%) | - | - | 23.1 | 25.3 | 13.3 |
| 営業CF | (千円) | - | - | - | 171,281 | 357,633 |
| 投資CF | (千円) | - | - | - | △127,767 | △100,287 |
| 財務CF | (千円) | - | - | - | △11,162 | 520,052 |
| 現金等 | (千円) | - | - | - | 317,322 | 1,095,092 |
| 従業員数 | (人) | 67 | 78 | 84 | 106 | 116 |
市場トレンド
市況面では、上場直前3ヶ月間のインデックスが上昇トレンドの状況だと初値リターンが高い傾向となっています。
東証マザーズ指数はここ数ヶ月はボックス相場となっていますが、足元では崩れてからリバウンド基調です。
軟調な推移が続くとIPOにおいて向かい風となり、堅調な展開に回帰すれば追い風となります。

上場規模
ジィ・シィ企画のIPOの規模は最大で約8.3億円であり、東証マザーズとしても小型です。小型であればある程、初値リターンは良い傾向があります。
公募株式数は200,000株、売出株式数は200,000株、オーバーアロットメント(OA)は60,000株です。
公開比率(オファリングレシオ)は最大で約20%とやや低めです。公開比率が低ければ低いほど、初値リターンが高い傾向があります。公募株式数に占める売出の割合は50%です。
| 株主名 | 保有割合 | ロックアップ |
|---|---|---|
| (株)コミューン | 26.14% | ◯ |
| 金子哲司 | 11.79% | ◯ |
| 矢ヶ部啓一 | 8.76% | ◯ |
| (株)アイネット | 6.89% | ◯ |
| 坂井正人 | 6.80% | ◯ |
| ジィ・シィ企画従業員持株会 | 6.25% | |
| 金子京子 | 5.78% | ◯ |
| 小坂大輔 | 3.06% | ◯ |
| 近藤茂男 | 2.44% | ◯ |
| 髙木洋介 | 2.41% | ◯ |
初値予想
ジィ・シィ企画の事業はキャッシュレス決済サービス事業(情報システム開発・アウトソーシングサービス)ということで、IPOにおける業種の人気度は標準的です。
予想PERは26.5~27.7倍であり、類似企業と比較すると中間的です。
| コード | 銘柄名 | PER | PBR | 配当利回り |
|---|---|---|---|---|
| 2428 | ウェルネット | 18.79 | 1.32 | 2.66% |
| 3623 | ビリングシステム | 27.18 | 3.25 | 0.85% |
| 3753 | フライトホールディングス | 26.12 | 12.79 | 0.00% |
| 3769 | GMOペイメントゲートウェイ | 137.15 | 25.83 | 0.37% |
| 4051 | GMOフィナンシャルゲート | 231.79 | 22.05 | 0.22% |
| 4072 | 電算システムHD | 15.30 | 0.00 | 1.23% |
約8.3億円という上場規模は東証マザーズとしても小型です。上位株主にはVCがなく、万遍なくロックアップがかかっています。
東証マザーズの5億~10億円の小型IPOの初値結果は以下のとおりです。
過去実績
- フューチャーリンクネットワーク:+74.7%
- オムニ・プラス・システム・リミテッド:+57.3%
- ベイシス:+154.9%
- ワンダープラネット:+60.7%
- メイホーホールディングス:+122.6%
- ブロードマインド:+93.3%
- ジーネクスト:+131.8%
- ベビーカレンダー:+123.8%
- T.S.I:+100.0%
- WACUL:+342.4%
- オンデック:+190.3%
- クリングルファーマ:+48.0%
- 交換できるくん:+125.1%
- かっこ:+290.6%
- ビートレンド:+257.5%
- カラダノート:+320.0%
- アクシス:+432.7%
- ニューラルポケット:+466.7%
- ティアンドエス:+150.4%
- KIYOラーニング:+133.0%
- アイキューブドシステムズ:+202.2%
- グッドパッチ:+299.6%
- コマースOneホールディングス:+335.6%
- 松屋アールアンドディ:-7.9%
- ミクリード:-8.1%
- リグア:-2.1%
- スポーツフィールド:+211.4%
- ユナイトアンドグロウ:+152.4%
- ALinkインターネット:+136.5%
- ジェイック:+117.3%
- インティメート・マージャー:+110.5%
- AI CROSS:+65.1%
- パワーソリューションズ:+155.5%
- フィードフォース:+140.0%
- インフォネット:+130.2%
- バルテス:+175.8%
- グッドスピード:+25.0%
- エードット:+121.0%
- Welby:+246.7%
- gooddaysホールディングス:+128.1%
- 識学:+152.8%
- テノ.ホールディングス:+25.0%
- AmidAホールディングス:+6.3%
- Kudan:+276.3%
- アルー:+46.7%
- 霞ヶ関キャピタル:+133.7%
- VALUENEX:+133.7%
- ブリッジインターナショナル:+92.6%
- イーエムネットジャパン:+133.3%
- アズーム:+113.3%
- チームスピリット:+101.4%
- アクリート:+100.3%
- ロジザード:+177.8%
- エーアイ:+250.0%
- プロパティデータバンク:+130.3%
- ログリー:+149.2%
- ベストワンドットコム:+242.5%
- HEROZ:+988.9%
- コンヴァノ:+135.4%
- ブティックス:+137.8%
- 和心:+167.9%
- Mマート:+333.9%
- すららネット:+113.0%
- ナレッジスイート:+150.5%
- イオレ:+169.8%
- エル・ティー・エス:+313.2%
- 一家ダイニングプロジェクト:+173.5%
- サインポスト:+287.7%
- エスユーエス:+116.1%
- ユニフォームネクスト:+137.1%
- Fringe81:+133.1%
- ビーブレイクシステムズ:+361.1%
- アセンテック:+197.5%
- 旅工房:+173.7%
- テモナ:+215.7%
- 力の源ホールディングス:+271.7%
- ファイズ:+220.8%
- フォーライフ:+31.6%
- グレイステクノロジー:+130.0%
- イノベーション:+214.1%
- リネットジャパングループ:+92.9%
- G-FACTORY:+54.3%
- シルバーエッグ・テクノロジー:+191.3%
- チェンジ:+149.9%
- バリューデザイン:+111.5%
- カナミックネットワーク:+186.7%
- デジタルアイデンティティ:+88.3%
- ストライク:+125.9%
- ハイアス・アンド・カンパニー:+189.5%
- はてな:+278.1%
- ソーシャルワイヤー:+56.9%
- アークン:+262.1%
- 鎌倉新書:+180.6%
- ネオジャパン:+401.7%
- パートナーエージェント:+217.5%
- ピクスタ:+34.8%
- べステラ:+25.0%
- パルマ:+70.5%
- 富士山マガジンサービス:+126.4%
- ファンデリー:+102.1%
- マーケットエンタープライズ:+167.0%
- ジグソー:+236.4%
- レントラックス:+53.1%
- 海帆:+76.5%
- プラッツ:+70.2%
- 日本動物高度医療センター:+44.2%
- ハウスドゥ:+47.2%
- ショーケース・ティービー:+193.9%
- ヒューマンウェブ:+11.7%
- コラボス:+137.6%
- ALBERT:+115.7%
以上を総合考慮して、初値予想は大幅なプラスリターンです。
主幹事は岡三証券です。その他は、みずほ証券、ちばぎん証券、いちよし証券、SBI証券、エイチ・エス証券、水戸証券、むさし証券で申し込めます。
| 証券会社名 | 割当株式数 | 割当比率 |
|---|---|---|
| 岡三証券 | 344,000 | 86.00% |
| みずほ証券 | 20,000 | 5.00% |
| ちばぎん証券 | 8,000 | 2.00% |
| いちよし証券 | 8,000 | 2.00% |
| SBI証券 | 8,000 | 2.00% |
| エイチ・エス証券 | 4,000 | 1.00% |
| 水戸証券 | 4,000 | 1.00% |
| むさし証券 | 4,000 | 1.00% |
SBIグループのSBIネオモバイル証券、SBIネオトレード証券でも取り扱いの可能性があります。SBIネオモバイル証券ではWealthNaviに当選して手堅いリターンを獲得しました。
みずほ証券の委託幹事としてPayPay証券でも取り扱いを期待できます。
岡三グループの岡三オンラインでも取扱いの可能性があります。

岡三オンラインは、当サイト限定タイアップでお得な入会キャンペーンを行なっています。口座開設と1回以上の取引だけで3,500円+特別レポートがプレゼントされます。
ネット証券のキャンペーンとしては破格の内容でおすすめです。まだ口座をお持ちでない方は、ぜひこの機会に開設してみてはいかがでしょうか。
↓

ジィ・シィ企画のIPOの当選のコツについては、以下で徹底解説しています。

SBI証券が幹事団に入っているので、着実にSBIチャレンジポイントを貯めましょう。
参考まだ安全資産は定期預金と国債だけなの?IPOチャレンジポイントで確実にS級IPOをゲットできる
SBI証券でIPOの引受け部門で活動していたプロにインタビューして、貴重なお話を聞きました。以下にまとめています。

SBI証券は当サイト限定でお得なタイアップ・プログラムを実施しています。なんと口座開設だけで3,000円分のAmazonギフト券がプレゼントされます。口座開設・維持は無料です。
↓

SMBC日興証券のネット口座は小口個人投資家でもIPOが当選することがあります。口座開設をおすすめします。

マネックス証券は完全抽選で小口個人投資家でも当選する可能性がある証券会社です。

野村證券はIPOの取り扱いが多いのがメリットです。小口個人ですと当たりづらいですけれども、ポチポチ作業を許容できる場合は候補です。
郵政3社、JR九州などの大型株に関しては意外な程に当たりやすいです。
松井証券、楽天証券も委託幹事団に名を連ねる可能性があります。


岩井コスモ証券
は、ネット抽選分は小口個人投資家に嬉しい完全公平抽選となっています。

<投資スタンス>
強気
(※強気・やや強気・中立・やや弱気・弱気の5段階)
- 強気:対面証券・ネット証券で全力申込
- やや強気:ネット証券・対面証券で申込
- 中立:ネット証券、回数制限に問題なくS級銘柄の当落に影響がない対面証券で申込(大量獲得を狙える場合は妙味あり)
- やや弱気:ネット口座以外は原則回避(ただし、マイナス覚悟の勝負で申し込むことも) ※安全重視ならSBI証券のみ
- 弱気:SBI証券以外は回避(対面証券はバーター取引ならOK)