上場!アスタリスク(6522)のIPOの初値予想

更新日:   IPO

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アスタリスク

アスタリスク(6522)のIPOが決定しています。ブック・ビルディング期間は2021年9月10日(金)~9月16日(木)、上場日は2021年9月30日(木)です。

新規上場する市場は東証マザーズで、想定価格は3,080円(1単元30.8万円)です。仮条件は2021年9月8日(水)、公募価格は2021年9月17日(金)に決定。予想PERは22.8倍です。

初値予想はやや大き目のプラスリターンです。以下のレンジを想定しています。

4,500〜6,000円(仮条件の上限比+46.1%~+94.8%)

「アスタリスク」は画像認識技術やバーコードリーダー、RFIDリーダーから、各業態の基幹システムや業務アプリケーションの運用まで一気通貫でハードウエア(AsReader)とソリューションパッケージを展開しています。

監査法人はPwC京都監査法人で、本社所在地は大阪府大阪市淀川区西中島5丁目6−16 新大阪大日ビル201です。

アスタリスクとは

アスタリスクは、「モノ認識」と「モバイル」を軸とした事業展開を行っています。

独自の自動認識技術の研究開発を行い、一気通貫でハードウエア(AsReader)とソリューションパッケージを提供し、デジタル技術を活用して省力化や効率化を図るスマートファクトリーやスマートストアといった、様々な業態のスマート化を推進しています。

提供サービス

  • 画像認識技術
  • バーコードリーダー
  • RFID(Radio Frequency Identificationの略。電波を用いてRFタグのデータを非接触で読み書きするシステム。電波が届く範囲であれば、RFタグが遠くにあっても読み取りが可能。)リーダー
  • 各業態の基幹システム
  • 業務アプリケーションの運用

その中でもRFIDは、RFIDリーダーの電波での呼びかけに対してパッシブタグ(RFタグの1種。電源を内蔵せず、リーダーライターから発信される信号を電力に変換して機能するタイプのRFタグのこと)1個ずつが、それぞれ応答し、RFIDリーダーが情報を読み取ります。あらゆるモノにRFタグがつけられることで、モノまたは人の様々な状況変化を的確に捉えることが可能となります。

また、RFIDには以下のような特徴があり、これから多くの業界で導入されると見込んでおり、製品開発や営業活動に力を入れています。

従業員数は50名、平均年齢は43.4歳、平均勤続年数は4.7年、平均年間給与は445.0万円です。

アスタリスクのIPOの諸データ

アスタリスクの業績推移

業績面では売上高・経常利益・純利益のいずれも、大局的には右肩上がりの傾向となっています。

アスタリスクの業績推移

主要な連結経営指標等の推移は下表のとおりです。

回次 第13期 第14期
決算年月 2019年8月 2020年8月
売上高 (千円) 1,144,765 1,398,155
経常利益 (千円) 54,852 101,510
親会社株主に帰属する当期純利益 (千円) 71,973 68,970
包括利益 (千円) 74,151 68,326
純資産額 (千円) 228,387 296,714
総資産額 (千円) 739,390 1,056,515
1株当たり純資産額 (円) 178.43 231.81
1株当たり当期純利益 (円) 56.23 53.88
自己資本比率 (%) 30.9 28.1
自己資本利益率 (%) 37.6 26.3
株価収益率 (倍)
営業活動によるキャッシュ・フロー (千円) 16,365 10,764
投資活動によるキャッシュ・フロー (千円) △35,712 △56,642
財務活動によるキャッシュ・フロー (千円) 39,430 119,542
現金及び現金同等物の期末残高 (千円) 174,514 247,289
従業員数 (人) 70 77

市場トレンド

市況面では、上場直前3ヶ月間のインデックスが上昇トレンドの状況だと初値リターンが高い傾向となっています。

東証マザーズ指数はここ数ヶ月ボックスでの推移となっていましたが、足元では直近安値を割ってから反発しています。

軟調な推移が続くとIPOにおいて向かい風となり、堅調な展開に回帰すれば追い風となります。

東証マザーズのチャート(過去3ヶ月)

上場規模

アスタリスクのIPOの規模は最大で約12.4億円であり、東証マザーズとしてはやや小型です。小型であればある程、初値リターンは良い傾向があります。

公募株式数は3,297,700株、売出株式数は5,711,000株、オーバーアロットメント(OA)は1,351,300株です。

公開比率(オファリングレシオ)は最大で約21%とやや低めです。公開比率が低ければ低いほど、初値リターンが高い傾向があります。公募株式数に占める売出の割合は63%です。

株主名 保有割合 ロックアップ
トリプルウィン(株) 55.76%
伊藤忠紙パルプ(株) 8.92%
DCIハイテク製造業成長支援投資事業有限責任組合 5.70%
東京都ベンチャー企業成長支援投資事業有限責任組合 4.75%
鈴木規之 2.82%
熊本尚樹 2.23%
三菱UFJキャピタル5号投資事業有限責任組合 2.09%
SMBCベンチャーキャピタル2号投資事業有限責任組合 2.09%
薛文宝 1.59%
大川貴之 1.55%

※制度ロックアップによる継続保有を含む

初値予想

アスタリスクの事業は画像認識技術やバーコードリーダー、RFIDリーダーから、各業態の基幹システムや業務アプリケーションの運用までの一気通貫でのハードウエア(AsReader)とソリューションパッケージ提供ということで、IPOにおける業種の人気度は高めです。

訴求力の高い東証マザーズネット企業の範疇に属しています。

予想PERは22.8倍であり、類似企業と比較すると割安感があります。

コード 銘柄名 PER PBR 配当利回り
6287 サト-ホールディングス 23.44 1.60 2.51%
6588 東芝テック 28.18 2.60 0.62%
6664 オプトエレクトロニクス 6.14 0.84 0.00%

上位株主にはVCが名を連ねているものの、万遍なくロックアップがかかっています。

約12.4億円という上場規模は東証マザーズとしてはやや小型です。

東証マザーズの10億~15億円のやや小型IPOの初値結果は以下のとおりです。

過去実績

  • シイエヌエス:+55.2%
  • デリバリーコンサルティング:+54.9%
  • Waqoo:+23.0%
  • コンフィデンス:+65.4%
  • セレンディップ・ホールディングス:+46.5%
  • サイバートラスト:+315.7%
  • アールプランナー:+126.2%
  • トヨクモ:+351.0%
  • インターファクトリー:+429.2%
  • GMOフィナンシャルゲート:+157.9%
  • コパ・コーポレーション:+126.5%
  • リビングプラットフォーム:-9.0%
  • AHCグループ:+61.4%
  • ジモティー:+130.0%
  • WDBココ:+122.2%
  • スペースマーケット:+121.4%
  • INCLUSIVE:+114.9%
  • ランディックス:+124.5%
  • BuySell Technologies:+92.7%
  • セルソース:+164.0%
  • ビーアンドピー:+20.0%
  • リビン・テクノロジーズ:+130.8%
  • ヴィッツ:+130.2%
  • 東名:+27.8%
  • フレアス:+118.6%
  • リックソフト:+126.3%
  • リンク:+112.8%
  • ベルトラ:+33.9%
  • ピアラ:+97.3%
  • フロンティア・マネジメント:+121.2%
  • アイリックコーポレーション:+25.8%
  • システムサポート:+128.6%
  • エクスモーション:+49.7%
  • マネジメントソリューションズ:+114.3%
  • アイ・ピー・エス(銘柄名:IPS):+71.0%
  • ヒューマン・アソシエイツ・ホールディングス:+207.7%
  • ファイバーゲート:+127.4%
  • SERIOホールディングス:+130.3%
  • グローバル・リンク・マネジメント:+134.0%
  • クックビズ:+134.7%
  • テンポイノベーション:+93.5%
  • テックポイント・インク:+64.9%
  • UUUM:+226.8%
  • トランザス:+170.0%
  • ツナグ・ソリューションズ:+112.0%
  • ユーザーローカル:+325.2%
  • ピーバンドットコム:+113.9%
  • レノバ:+50.0%
  • エイトレッド:+133.9%
  • シンシア:-7.1%
  • JMC:+89.2%
  • インソース:+55.8%
  • セラク:+160.0%
  • キャリア:+98.5%
  • ジェイリース:+34.5%
  • アトラエ:+135.6%
  • PR TIMES:+59.0%
  • ベネフィットジャパン:+67.2%
  • フェニックスバイオ:-2.1%
  • ブラス:+6.4%
  • バルニバービ:+130.0%
  • GMOメディア:+101.1%
  • ブランジスタ:+43.8%
  • アイビーシー:+251.0%
  • STUDIOUS:+20.0%
  • PCIホールディングス:+169.6%
  • Hamee:+67.2%
  • sMedio:+58.7%
  • ファーストコーポレーション:+25.0%
  • ファーストロジック:+52.5%
  • データセクション:+73.1%
  • サイジニア:+125.8%
  • フルッタフルッタ:+51.5%
  • メディカル・データ・ビジョン:+135.9%
  • セレス:+55.4%
  • オプティム:+260.0%

以上を総合考慮して、初値予想はやや大き目のプラスリターンです。

主幹事は野村證券です。その他は、SBI証券、大和証券、SMBC日興証券、楽天証券、岩井コスモ証券で申し込めます。

証券会社名 割当株式数 割当比率
野村証券 311,500 89.00%
SBI証券 21,000 6.00%
大和証券 7,000 2.00%
SMBC日興証券 3,500 1.00%
楽天証券 3,500 1.00%
岩井コスモ証券 3,500 1.00%

大和証券グループの大和コネクト証券、野村證券ルートでLINE証券、SBIグループのSBIネオモバイル証券SBIネオトレード証券でも取り扱いの可能性があります。

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野村證券はIPOの取り扱いが多いのがメリットです。小口個人ですと当たりづらいですけれども、ポチポチ作業を許容できる場合は候補です。

郵政3社、JR九州などのやや小型株に関しては意外な程に当たりやすいです。

大和証券も厳正かつ公平な抽選サービスとなっており、小口投資家でも当選の可能性はあります。

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<投資スタンス>
やや強気+
(※強気・やや強気・中立・やや弱気・弱気の5段階)

  1. 強気:対面証券・ネット証券で全力申込
  2. やや強気:ネット証券・対面証券で申込
  3. 中立:ネット証券、回数制限に問題なくS級銘柄の当落に影響がない対面証券で申込(大量獲得を狙える場合は妙味あり)
  4. やや弱気:ネット口座以外は原則回避(ただし、マイナス覚悟の勝負で申し込むことも) ※安全重視ならSBI証券のみ
  5. 弱気:SBI証券以外は回避(対面証券はバーター取引ならOK)

過去のIPO初値予想の履歴

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