スマートニュース(SmartNews)が株式上場に向けて事業拡大を急ピッチで展開していると報道されてました。数年以内にいきなり東証一部に上場する計画となっています。
スマートニュースのIPOが近づいてきています。単純ながらも奥深いフィンテック企業の一角で、話題のIPOの一角です。業績によっては大き目の規模のIPOとなる可能性があります。
大型IPOは大量取得が容易です。スマートニュースのIPO獲得に向けて今から備えることが重要です。
スマートニュースの上場・IPO
スマートニュースは 2012年6月15日に設立され、「世界中の良質な情報を必要な人に送り届ける」というミッションの下、スマートフォンアプリケーション・インターネットサービスの開発・運営を展開しています。
媒体運営者が明記された見出しで記事が配信され、記事閲覧に最適化されたシンプルな画面で記事を閲覧できます。
最近話題のAMP的に高速にニュースを見ることが出来るのがユーザーにとってのメリットとなっています。
アプリの初回起動時に年齢・性別を打ち込み、世代・性別に応じて関心度が高いとビッグデータで観測されているジャンルのニュースが配信されるようになります。
例えば43歳・男性なのに17歳・女性と打ち込んだら、「変わり種もアリ!デート用女子力のマストアイテム3つ」、「かわいすぎてキュンとする......!彼氏をメロメロにさせる彼女の特徴3つ」といった記事が山のように配信されてしまうリスクが高いので、正直に入力しましょう。
33歳男性の場合は、デフォルトでは以下のタブが用意されていました。ジャンルごとに記事を閲覧できます。
- トップ
- エンタメ
- スポーツ
- グルメ
- コラム
- まとめ
- 国内
- 政治
- 経済
- テクノロジー
- 国際
- 話題
- アプリ
うーん、個人的にいいセレクションでした。タブを追加することもできます。カテゴリを追加することもできますし、コンテンツを提供している媒体を直接追加することもできます。
例えば、「ビジネス」だと以下のようなタブがありました。
- キャリア
- ダイヤモンド・オンライン
- 日経BPネット
- NIKKEI STYLE
- 東洋経済オンライン
- レスポンス
- オートックワン
- PRESIDENT Online
ダイヤモンド社のダイヤモンド・ザイ、日経BP社の日経マネー、日経ヴェリタスに掲載させていただいています。
ポケモンGOの配信後しばらくはアプリのタブは、ポケモンGOが制圧していました。ローマ帝国、大英帝国の絶頂の様相となっています。
ニュースをスマホのブラウザで閲覧すると、記事の分割が激しくて、やたらと画面遷移しなければならず、煩わしい場合が多いです。
特に最近普及している格安SIMだと通勤電車や昼の時間帯はスピードが遅くなりがちなので、できる限り画面の読み込みは減らしたいところですね。
スマートニュースだと基本的にはページが分割されていないので、1ページで多くの情報を見ることが可能で快適です。UIも優良でサクサクとニュースをチェックできます。
媒体運営者側のメリットとしては、自社サイトのトラフィックが一定程度犠牲になるリスクがあるものの、それまでリーチできなかった層に自社ニュースを知ってもらい、ブランド認知度を高める効果があります。
オリジナルサイトへの動線も確保されています。スマートニュース経由でソーシャルメディアに共有された場合は、元記事のURLでの共有となります。
拡散後のトラフィックはすべて媒体運営者側のURLに行く点はメリットとなります。
また、100%媒体運営者がコントロールできる広告枠が1枠確保できます。また、スポンサードコンテンツ(タイアップ広告)への導線が2枠あります。
朝・昼・夕方・夜の4回、ニュースが配信されます。配信時刻を買えたり、プッシュ通知を設定することも可能です。任意のタイミングで更新することもできます。
スマートニュースは当初は様々な問題があったようですが、最近は体制も整備されてきて落ち着きつつある感があります。
本社所在地は〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6-25-16 いちご神宮前ビル3Fです。「いちご」といえば投資家はピンと来ますね^^
初めて聞いた時は、いちごは何由来かと調べて、果物のいちごではなく一期一会のいちごなのかと思った方は多いことでしょう。
スマートニュースは2016年7月には日本政策投資銀行などから約38億円の出資を受けました。アプリの新機能開発など成長投資に投下する予定となっています。
記事の閲覧データを分析し、機械学習を活用して利用者の属性に合わせて広告や記事を配信する技術への投資も進めていくようです。
現在のスマートニュースは上場に向けて業績を拡大させるととともに、証券会社などがコンサルティングして上場基準を充足する社内体制の整備を進めているステージでしょう。
株式の売り出しを担当する主幹事は野村証券、大和証券、SMBC日興証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、みずほ証券、SBI証券あたりが有力です。
三菱UFJモルスタの場合、MUFGのauカブコム証券でも取り扱いが期待できます。
スマートニュースのIPOの当選のコツについては、以下で徹底解説しています。
SMBC日興証券のダイレクトコースは個人投資家でもIPOが当たるチャンスがあるオンライン証券です。SMBC日興が主幹事だと多くの個人投資家にとって期待値が高くなります。
特に大型株は当たりやすいです。スマートニュースも当選が大いに期待できます。店頭証券の営業とのやり取りが不要で気軽に申し込めます。
株主優待に期待!
スマートニュースはニュース配信会社ということで、今後の事業展開によっては、株主優待との親和性が高くなる可能性がある企業です。
ジャパンインベストメントアドバイザーは日本証券新聞デジタル版購読券、フィスコは「クラブフィスコ」のIPOナビ(リミテッド)無料クーポンの株主優待があります。
今後、スマートニュースが限定ニュース配信や、優良雑誌の記事が見れるプレミアム会員のような有料会員制度を導入する可能性もあるかもしれません。
多彩なジャンルの雑誌・記事が月額数百円で読み放題となるdマガジン、ブックパス、ビューン、ブック放題のようなサービスをスマートニュースが導入した場合は、株主優待と極めて相性が良好です。
株主優待があるか否かでPERが10~20倍違うのはザラであり、導入して上手く株主優待を活用すると、成長にモメンタムをつけることもできます。
クリエイト・レストランツ・ホールディングス、コロワイド、RIZAPグループあたりは株主優待を極めて上手く活用してファイナンスし、M&A等で成長を加速させています。
高PBR・高PERで株価を高く保ち、それを活かして資金調達し、獲得した軍資金を元に成長を加速させています。
コード | 銘柄名 | PBR | PER | 配当利回り |
---|---|---|---|---|
2928 | RIZAPグループ | 6.65 | 赤字 | 0.00% |
3387 | クリエイト・レストランツHD | 8.66 | 51.99 | 0.53% |
7616 | コロワイド | 6.58 | 240.41 | 0.24% |
8200 | リンガーハット | 5.42 | 161.17 | 0.40% |
コロワイドは牛角やかっぱ寿司を買収しましたが、株主優待のパワーがなかったら果たして買収できたかどうかという話にまでなりかねません。
RIZAPグループとクリエイト・レストランツHDは、もし株主優待がなかったとしたら、ここまでの急成長は無理だったと断言できます。
株主優待を経営に活かすと、無い場合に比べて経営に絶大なプラス効果を及ぼすことも十分に可能です。
株主優待で築いた高い時価総額を利用して経営に必要な資金を賄って、成長を加速できます。スマートニュースにも株主優待レバレッジ経営を期待します。
スマートニュースの上場に備えてすべき準備
上場したスマートニュースの株式を購入するには、上場後に株式を買う以外にも、IPOでの購入という方法がありますね。証券会社に口座を開く必要があります。
IPOで買うには、ブックビルディング期間中に証券会社で申し込んで、抽選に当選すれば手数料無料で購入できます。
野村證券や大和証券、SMBC日興といった大手証券の対面口座だけではなく、ネット証券でもお手軽に申し込めます。
ネット証券ではSBI証券がIPOに積極的ですので、スマートニュースのIPOでも幹事団に名を連ねる可能性が高いです。
スマートニュースのような大型案件は株式数が多いので当選が比較的容易になります。IPOは勝率が高く、無難に上場日の初値で売却した場合でも、利益が出る確率が高いです。
SBI証券には「SBIチャレンジポイント」という仕組みがあり、IPOに落選した場合はポイントが貯まります。
このポイントを貯めていくといつかは必ずIPOに当選するという嬉しい仕組みがあります。
スマートニュースのIPOに備えてSBI証券に口座開設しておくことを強くおすすめします。SBI証券でIPOの引受け部門で活動していたプロにインタビューして、貴重なお話を聞きました。
SBI証券はIPO以外にもメリットが多いネット証券です。私もフル活用して、パフォーマンスを向上させています。
SBI証券の口座開設・維持費用、ネット入金・出金の費用は無料です。IPOに申し込むのに際して費用は一切かかりません。
SBI証券は当サイト限定でお得なタイアップ・プログラムを実施しています。なんと3,000円分で、ネット証券としては破格の内容です。
口座開設と5万円以上の入金・SBIハイブリッド預金への振替だけで、3,000円分のAmazonギフト券がプレゼントされます。
口座開設時に以下の項目(無料)に申し込めば、SBI証券に入金するだけで自動的に振り替えられるので面倒な手間はありません。
SBI証券は1000万円までは銀行預金のような公的な保護(投資者保護基金)があるので安心・安全です。銀行預金と同じで万が一破綻しても保護されます。
口座開設・維持・入出金は無料です。まだ口座をお持ちでなければ、この機会にぜひ口座開設してみてはいかがでしょうか。
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SBIネオトレード証券でもIPOの取扱いが開始しました。口座開設者数が大手ネット証券と比較すると少ないのでライバルが少ないのがメリットです。
機械的な完全ランダム抽選で平等・公平です。事前入金は不要で、口座残高がなくても申し込めるのも便利です。ネット上で手間をかけずにサクッとIPOのブックビルディングに参加することが可能です。
現在はお得なキャンペーンを開催しています。
マネックス証券も完全抽選で小口個人投資家でも当選しやすい証券会社です。IPOにおいてはぜひ口座開設しておきたいネット証券です。
この他、幹事団として、岡三オンライン、東海東京証券、岩井コスモ証券などが入る可能性が高いです。
岡三オンラインは、当サイト限定タイアップでお得な入会キャンペーンを行なっています。口座開設と1回以上の取引だけで3,500円+特別レポートがプレゼントされます。
また、裏幹事としては楽天証券、松井証券も取り扱いの可能性があります。