上場!ウィルズ(4482)のIPOの初値予想

更新日:   IPO

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ウィルズ

ウィルズ(4482)のIPOが決定しています。ブック・ビルディング期間は2019年11月29日(金)~12月5日(木)、上場日は2019年12月17日(火)です。

新規上場する市場は東証マザーズで、想定価格は910円(1単元9.1万円)です。公募価格は2019年12月6日(金)に決定。

仮条件は910円~960円と上振れました。予想PERは20.6~21.7倍です。

初値予想は大幅なプラスリターンです。以下のレンジを想定しています。

2,400〜3,000円(仮条件の上限比+150.0%~+212.5%)

ウィルズは株主管理プラットフォーム事業(プレミアム優待倶楽部・IR-navi・ESGソリューション)を展開しています。

監査法人はEY新日本有限責任監査法人で、本社所在地は東京都港区虎ノ門3-2-2 虎ノ門30森ビル2Fです。

ウィルズとは

ウィルズは、『MAXIMIZE CORPORATE VALUE』をスローガンに、「上場企業と投資家を繋ぐことにより効率的な資本市場の実現と上場企業の企業価値最大化を支援すること」をミッションとして掲げています。

「プレミアム優待倶楽部」は「ポイント制株主優待」と株主の「電子化」を組み合わせたサービスです。

株主の電子メールアドレスを取得して法定書類を電磁的に提供し、また株主専用サイトにおける上場企業と株主との双方向コミュニケーションを実現しています。

主な収益は、ストック型のシステム利用料と、企業毎に異なる商品交換期間に発生する株主優待ポイント(所有株式数毎に付与)の利用料で構成されています。

「IR-navi」は、当社創業来の基盤サービスであり、約260社の上場企業へ提供している機関投資家マーケティングプラットフォームです。

主な収益は、ストック型のシステム利用料となっています。

「ESGソリューション」は、統合報告書やアニュアルレポートなどの投資家とのコミュニケーションツールを企画、制作するサービスです。

統合報告書やアニュアルレポート等のIRツール制作を行う企業が多く存在する中、当社がサービスを提供した企業はWICIジャパンによる統合報告優良賞の同時複数受賞など多数の賞を受賞しています。

このことが提供サービスの品質に対する評価にも繋がり、安定的な顧客基盤を有しています。

従業員数は42名、平均年齢は38.0歳、平均勤続年数は2.8年、平均年間給与は468.9万円です。

ウィルズのIPOの諸データ

ウィルズの業績推移

業績面では売上高は減収、経常利益・純利益は減益の年度があるものの、大局的には右肩上がりの傾向となっています。

ウィルズの業績推移

主要な連結経営指標等の推移は下表のとおりです。

回次 第11期 第12期 第13期 第14期 第15期
決算年月 2014年12月 2015年12月 2016年12月 2017年12月 2018年12月
売上高 (千円) 388,549 340,544 386,971 650,125 1,161,243
経常利益 (千円) 15,743 -28,521 -50,088 55,984 107,710
当期純利益 (千円) 1,653 -34,191 -57,964 3,532 121,822
資本金 (千円) 192,950 242,918 273,356 273,356 67,000
発行済株式総数 (株) 7,230 9,825 11,695 11,695 11,935
純資産額 (千円) 43,442 109,187 114,948 118,480 252,302
総資産額 (千円) 300,519 293,734 346,155 345,266 827,373
BPS (円) 6,009 11,113 9,585 32.96 69.67
1株配当 (円)
EPS (円) 242.75 -4,437 -5,608 1.01 34.71
自己資本比率 (%) 14.4 37.2 32.4 33.5 30.1
自己資本利益率 (%) 7.8 3.1 66.7
株価収益率 (倍)
配当性向 (%)
営業CF (千円) 98,156 153,318
投資CF (千円) -41,582 -264,447
財務CF (千円) 10,976 170,296
現金等 (千円) 189,391 343,676
従業員数 (人) 18 15 13 19 37

市場トレンド

市況面では、上場直前3ヶ月間のインデックスが上昇トレンドの状況だと初値リターンが高い傾向となっています。

東証マザーズ指数は2016年2月以降は長らく上昇トレンドが続き、2006年の高値を目指して爆進中となっていましたが、2018年1月下旬をピークとして下降トレンドが続いていました。

記事公開時点までの数ヶ月はボックストレンドとなっています。

軟調になると向かい風となり、底打ちして堅調な相場に回帰すれば、IPOにおいて追い風となります。

東証マザーズのチャート(過去3ヶ月)

上場規模

ウィルズのIPOの規模は最大で約3.3億円であり、東証マザーズとしてもかなりの小型です。小型であればある程、初値リターンは良い傾向があります。

公募株式数は100,000株、売出株式数は220,000株、オーバーアロットメント(OA)は48,000株です。

公開比率(オファリングレシオ)は最大で約8%とかなり低めです。公開比率が低ければ低いほど、初値リターンが高い傾向があります。公募株式数に占める売出の割合は69%です。

株主名 保有割合 ロックアップ
杉本光生 31.76%
蓮本泰之 13.54%
SUGアセット(株) 6.31%
ウィッテン・ダレル 3.51%
上川博史 3.22%
青山洋一 3.01%
神保(株) 2.29%
(株)ケーアイティーシー 2.29%
秋元伸介 2.07%
蒲野宏之 2.04%

初値予想

ウィルズの事業は、株主管理プラットフォーム事業(プレミアム優待倶楽部・IR-navi・ESGソリューション)ということで、IPOにおける業種の市況に大きく左右されます。

証券市場や為替市場が活発的な状況では人気化し、その逆の場合は不人気化する傾向があります。現在は概ね良い環境での上場となります。

訴求力の高い東証マザーズネット企業の範疇に属しています。

予想PERは20.6~21.7倍であり、類似企業と比較すると割安感はありません。

コード 銘柄名 PER PBR 配当利回り
6035 アイ・アールジャパンHD 38.04 14.72 1.47%
7833 アイフィスジャパン 12.55 1.87 2.43%
7893 プロネクサス 17.55 1.40 2.51%
7921 宝印刷 14.93 1.29 3.11%

上位株主に多数のVCがなく、満遍なくロックアップがかかっています。

約3.3億円という上場規模は東証マザーズとしてもかなりの小型です。

東証マザーズの5億円未満の超小型IPOの初値結果は以下のとおりです。

  • ブランディングテクノロジー:+177.3%
  • ハウテレビジョン:+209.5%
  • Amazia:+33.0%
  • バンク・オブ・イノベーション:+108.3%
  • ZUU:+246.9%
  • ビープラッツ:+354.5%
  • 日本リビング保証:+189.8%
  • アジャイルメディア・ネットワーク:+415.7%
  • みらいワークス:+230.4%
  • ウォンテッドリー:+401.0%
  • インターネットインフィニティー:+281.8%
  • ユナイテッド&コレクティブ:+177.8%
  • シャノン:+320.7%
  • エルテス:+263.7%
  • フィル・カンパニー:+205.3%
  • リファインバース:+62.9%
  • AWSホールディングス:+235.3%
  • 農業総合研究所:+78.1%
  • ホープ:+130.0%
  • グローバルウェイ:+373.0%
  • ヨシムラ・フード・ホールディングス:+50.0%
  • バリューゴルフ:+151.2%
  • ラクス:+228.7%
  • アクアライン:+21.7%
  • アイリッジ:+429.2%
  • テラスカイ:+350.0%
  • エクストリーム:+296.4%
  • ビーロット:+422.4%
  • レアジョブ:+169.7%
  • フィックスターズ:+162.0%
  • シンプロメンテ:+135.3%
  • サンワカンパニー:+268.4%
  • フォトクリエイト:+126.0%
  • ウォーターダイレクト:+200.0%

以上を総合考慮して、初値予想は大幅なプラスリターンです。

主幹事はみずほ証券です。その他は、大和証券、SBI証券、三菱UFJモルスタ証券、マネックス証券、楽天証券、松井証券、エース証券、水戸証券で申し込めます。

証券会社名 割当株式数 割当比率
みずほ証券 294,400 92.00%
大和証券 6,400 2.00%
SBI証券 6,400 2.00%
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 3,200 1.00%
マネックス証券 3,200 1.00%
楽天証券 1,600 0.50%
松井証券 1,600 0.50%
エース証券 1,600 0.50%
水戸証券 1,600 0.50%

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<投資スタンス>
強気
(※強気・やや強気・中立・やや弱気・弱気の5段階)

  1. 強気:対面証券・ネット証券で全力申込
  2. やや強気:ネット証券・対面証券で申込
  3. 中立:ネット証券、回数制限に問題なくS級銘柄の当落に影響がない対面証券で申込(大量獲得を狙える場合は妙味あり)
  4. やや弱気:ネット口座以外は原則回避(ただし、マイナス覚悟の勝負で申し込むことも) ※安全重視ならSBI証券のみ
  5. 弱気:SBI証券以外は回避(対面証券はバーター取引ならOK)

過去のIPO初値予想の履歴

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