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新規上場!ラクト・ジャパンのIPOの初値予想

更新日: IPO

ラクト・ジャパン

ラクト・ジャパン(3139)のIPOが決定しています。ブック・ビルディング期間は8月12日(水)~8月18日(火)です。上場日は8月28日(金)です。

新規上場する市場は東証2部です。想定価格は1,300円(1単元13万円)です。仮条件は1,300~1,400円と上振れました。公開価格は仮条件の上限である1,400円となりました。

初値予想は公開価格近辺です。大手初値予想会社の初値予想は1,350〜1,550円となっています。

ラクト・ジャパンは、乳原料・チーズ、食肉加工品等の輸入を主とする卸売および海外子会社によるチーズの製造・販売を行う食品事業を営んでいます。

監査法人は新日本有限責任監査法人です。本社所在地は東京都中央区日本橋本町4丁目8番15号です。


ラクト・ジャパンのIPO

ラクト・ジャパンとは

ラクト・ジャパンは、が取り扱っている乳原料・チーズ、食肉加工品等の農畜産加工品については、近年、国内の農畜産業の厳しい経営環境を受けた生産量の減少により、輸入による調達の重要性が高まる傾向にあります。

このような環境を踏まえて、ラクトジャパングループでは創業以来培ってきた世界各国の産地との確固としたリレーションを背景に、食品メーカーを主とした顧客に対して、安心、安全な乳原料等を安定的に提供できるよう努めています。

従業員数は85名、平均年齢は35歳5ヶ月、平均勤続年数は6年7ヶ月、平均給与は1020.6万円です。

乳原料・チーズ部門

ラクト・ジャパンでは、生乳から派生した多種多様な原料を取り扱っており、砂糖や油脂類等を加えるなどの一次加工を施した原料(乳調製品)も取り扱っています。

この乳調製品はたとえばアイスクリームなどの冷菓、乳飲料さらにはシチューなどの加工食品の原料として幅広い食品に使用されています。平成26年11月期における取扱品目数は、550種類に及んでいます。

当事業部門は「乳原料」および「チーズ」を取り扱う部署に分かれており、「乳原料」はチーズ以外の乳製品原料全般、「チーズ」においては、ナチュラルチーズを主として取り扱っています。

ラクトジャパンの乳原料・チーズ部門においては、食品にとって最も重要である、安心、安全な原料を主に海外から仕入れ、日本国内における乳製品メーカーをはじめとする食品メーカー等に対して販売を行っています。

仕入先(サプライヤー)である乳原料メーカーや販売先である食品メーカーの双方のニーズに対応した原料の開発や提案を行い、仕入先、販売先の双方にとってのビジネスパートナーとしての地位を確立しています。

特に安心、安全の観点から、仕入先の選定においては、品質、技術力、開発力、顧客適応力はもちろん“各生産プロセスにおいて十分な安全管理体制が構築されている仕入先”であることを条件としています。

これらを検証するため、ラクトジャパングループでは、担当者が現地に赴き長年培ったノウハウを基にしたチェックを行っており、また、場合によっては販売先の担当者と一緒に仕入先に出向き、製造工程のチェックを行っています。

さらに、物流段階でも搬出、搬入の際に食品微生物等の検査を行い、品質管理の徹底を図っています。

ラクトジャパングループの乳原料・チーズ部門の事業の流れ

創業メンバーの、出身母体であった株式会社東食およびその後のラクトジャパンでの長年にわたる乳製品業界におけるレピュテーションやプレゼンスを背景に、乳製品の取り扱いにおけるノウハウやラクトジャパン設立以来の取引実績を積み重ねてきています。

大手企業グループに属さない独立系としての強みを活かし、仕入から販売に至るまで、系列を越えてあらゆる企業と取引を行うことができるという全方位性が特徴です。

販売先に対しては、日々の商品や為替相場の情報提供に加え、毎月発行している「乳製品情報」において海外マーケットや各種乳製品相場の提供といった専門的な情報の配信を定期的に行っています。

さらには、販売先とともに定期的に仕入先の工場を訪問し、仕入先および販売先双方のニーズのすり合わせを行い、顧客満足度の向上を図るなど、きめ細やかな対応を行っています。

わが国における数少ない乳製品専門商社として、入社から一貫して乳原料・チーズ事業に携わることで商品・業界知識のノウハウの蓄積はもとより、幅広い人脈を持つなど乳製品のプロフェッショナルとしての人材を多く抱えています。

同部門においては50名規模(平成27年6月30日現在)の人員を要し、専門性の高い担当者により顧客の多種多様なニーズに的確かつ迅速に対応したり、顧客ニーズを先取りした提案を行うなど、専門商社ならではの高度なサービスの提供に努めています。

食肉加工品部門

当事業部門においては、冷蔵豚肉、冷凍豚肉、生ハム、サラミ等の食肉加工品を取り扱っています。

ラクトジャパンでは、事業多角化のため、平成16年度から食肉加工品の仕入・販売事業を開始しており、主として海外から安心、安全を第一に食肉加工品を仕入れ、日本国内におけるハムソーセージメーカーをはじめとする食品メーカーに対して販売しています。

事業開始当初より豚肉加工品の大手サプライヤーであるSEABOARD FOODS(米国)の日本におけるパートナー企業として良質な豚肉を輸入し、大手ハムソーセージメーカーに販売しています。

生ハムやサラミの取り扱いでは、ラクトジャパンは、大手スーパーなどに販売ルートを持つリパックメーカー(原料である生ハムの原木を販売用途にあった形・サイズに加工し、袋詰めするメーカー)のメインサプライヤーとして、FRATERRI GALLONI S.P.A./パルマハム、VILLANI S.P.A./ミラノサラミ(イタリア)やESTEBAN ESPUNA S.A./ハモンセラーノ(スペイン)といった主要な産地からブランド力のある高品質な商品を輸入販売しています。


無添加生ハム パルマ産ガローニ社製プロシュート(ブロック 塊)チーズ & ドライフルーツ付

商品知識や業界情報を駆使しながら、仕入、販売において新規取引先を開拓するとともに、調理済ベーコンや北京ダックなど新たな商品の取り扱いも行っています。

アジア事業部門

シンガポールにある子会社LACTO ASIA PTE LTD.を中核企業として、マレーシア、タイ、インドネシア、中国に子会社および関連会社を設立し、事業展開を行っています。

取扱品目としては、中国を除いては、乳原料・チーズ部門と同様です。

当事業部門においては、乳原料・チーズ部門同様、海外から仕入れた原料を、各子会社のある国およびその周辺国において日系および現地食品メーカー等に販売したり(乳原料販売事業)、シンガポール、タイ、インドネシアにおいては、製造事業として一次加工を施したチーズ製品の販売も手掛けております(チーズ製造販売事業)。

さらに近年では中国において、卸売事業として日本食材を主とした加工食品等を上海地区周辺の小売店や飲食店向けに販売を行っています。

厳しい品質基準を誇る日本市場で培った、品質管理に関するノウハウを活用し、シンガポール工場では創業時より同国の食品工場を監督しているAVA(シンガポール農食品・家畜庁・AGRI-FOOD AND VETERINARY AUTHORITY)より10年連続で「A」グレードという最高レベルの評価を受けており、地元企業との差別化を図っています。


業績推移

業績面では売上高は美しい右肩上がりです。経常利益・純利益はボックス推移となっています。

ラクト・ジャパンの業績推移

営業キャッシュフローは純利益を大幅に下回っています。前期の自己資本利益率(ROE)は12.2%であり、自己資本比率は21.5%です。

決算年月平成25年11月平成26年11月
売上高(千円)75,942,89196,549,538
経常利益(千円)1,669,9641,653,344
当期純利益(千円)1,007,338988,238
包括利益(千円)1,356,8482,022,476
純資産額(千円)7,129,5729,132,086
総資産額(千円)31,009,88842,521,668
1株当たり純資産額(円)1,841.882,331.16
EPS(円)261.49255.57
自己資本比率(%)22.921.5
自己資本利益率(%)15.612.2
株価収益率(倍)
営業キャッシュフロー(千円)△3,229,245△4,062,030
投資キャッシュフロー(千円)△129,529△541,422
財務キャッシュフロー(千円)3,802,0395,411,635
現金等(千円)2,181,5773,200,039

市場トレンド

市況面では、上場直前3ヶ月間のインデックスが上昇トレンドの状況だと初値リターンが高い傾向となっています。

東証2部指数は美しい右肩上がりとなっていましたが、ギリシャ大暴れ、中国大暴落の余波で急速に下落しました。ただし、7月9日に非常に長い下髭をつけて反発し、高値を更新しました。

東証2部指数のチャート(2015年4月24日~2015年7月24日)
(※マネックス証券より)

上場規模

ラクト・ジャパンのIPOの規模は最大で約20.5億円であり、東証2部としては標準的です。小型であればある程、初値リターンは良い傾向があります。

公開比率(オファリングレシオ)は最大で約34%と高めです。公開比率が低ければ低いほど、初値リターンが高い傾向があります。公募株式数に占める売出の割合は43%です。

売出人であり貸株人である八住繁、売出人である武勇、石井純、佐久間信男、飯塚昌幸、師崎良介、三浦元久および鎌倉喜一郎ならびにラクトジャパン株主である渡瀬孝浩、阿部孝史、小島新、前川昌之、佐藤正樹、山渕玲子、松永和久、尾形裕、川口博史、木幡智徳、鋤納康治、分銅健二、阿部公昭および神田貴透には、原則として90日間のロックアップがかかっています。株価上昇による解除条項はありません。

また、株主である株式会社明治、森永乳業株式会社、よつ葉乳業株式会社および和光堂株式会社には、原則として90日間のロックアップがかかっています。ロックアップは1.5倍で解除されます。

また、ラクト・ジャパンは、取引所の定める有価証券上場規程施行規則の規定に基づき、上場前の第三者割当等による募集株式等の割当等に関し、割当を受けた者との間で継続所有等の確約を行っております(制度ロックアップ)。

株主名保有割合ロックアップ
八住繁8.35%
武勇7.46%
石井純7.46%
佐久間信男7.16%
飯塚昌幸7.16%
師崎良介7.16%
三浦元久7.16%
鎌倉喜一郎7.16%
(株)明治2.49%
森永乳業(株)2.49%

まとめ

ラクト・ジャパンは、乳原料・チーズ、食肉加工品等の輸入を主とする卸売および海外子会社によるチーズの製造・販売を行う食品事業ということで、業種面では、IPOにおける人気度は低めです。

東証2部の地味IPOの初値は重い傾向にあります。IPOの資金用途は、設備資金、運転資金とされています。

市況面では目下のところ絶好調であり、東証2部の地味IPOも意外な高騰となっており、IPOを取り巻く情勢は良好です。ただし、大きな注目を集めているメタップスと同日の上場である点はマイナスポイントです。

以上を総合考慮して、初値予想は公開価格近辺です。

主幹事は野村證券です。その他は、三菱UFJモルスタ証券、カブドットコム証券、SMBC日興証券、エース証券、丸三証券、SMBCフレンド証券、SBI証券で申し込めます。当選は比較的容易でしょう。

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参考まだ安全資産は定期預金と国債だけなの?IPOチャレンジポイントで確実にS級IPOをゲットできる

今回のIPOの幹事には入っていませんが、東海東京証券は口座数が少なくてライバルは少なめです。IPOを狙う際には口座を持っておくと確率が上がります。9月末まで現物・信用手数料が無料となるキャンペーンもあります。

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<投資スタンス>
中立
(※強気・やや強気・中立・弱気の4段階)

※過去1年間のIPO初値予想の履歴

銘柄名発表時BB直前結果
イグニス強気強気342.1%
日本ビューホテルやや弱気やや弱気-2.3%
ジャパンインベストメントアドバイザーやや強気やや強気126.3%
ロックオン強気強気284.6%
リアルワールド強気強気79.8%
AMBITIONやや強気強気62.0%
ジェネレーションパス強気強気119.2%
リボミック中立やや強気-20.4%
FFRI強気強気176.5%
ホットランド中立中立-1.7%
ヤマシンフィルタ中立中立19.6%
すかいらーく中立中立0.0%
リクルートホールディングス中立中立2.3%
GMOリサーチ強気強気133.3%
セレス強気強気55.4%
オプティム強気強気260.0%
アルファポリス強気強気93.2%
エランやや強気やや強気70.3%
日本ヘルスケア投資法人やや強気やや強気48.1%
SHIFT強気強気361.5%
CRI・ミドルウェア強気強気462.5%
日本PCサービス中立やや強気67.7%
トーセイリート投資法人やや弱気中立11.6%
積水ハウス・リート投資法人やや強気やや強気22.7%
弁護士ドットコム強気強気215.4%
クラウドワークス強気強気73.2%
スノーピークやや強気やや強気134.3%
ビーロット強気強気422.4%
GMO TECH強気強気135.2%
テクノプロ・ホールディングス中立中立-5.0%
アトラやや強気やや強気77.4%
マークラインズ強気強気77.3%
メディカル・データ・ビジョン強気強気135.9%
U-NEXTやや強気中立31.7%
SFPダイニングやや弱気やや弱気-16.5%
今村証券中立中立27.4%
フルッタフルッタ強気やや強気51.5%
竹本容器中立中立2.0%
gumi中立中立0.0%
大冷やや弱気やや弱気-6.7%
アドベンチャー強気強気127.2%
メタウォーターやや弱気やや弱気-6.0%
サイジニア強気強気125.8%
インターワークスやや強気やや強気16.7%
イーレックス中立中立11.2%
データセクション強気強気73.1%
綿半ホールディングスやや弱気やや弱気6.3%
ヨシックス中立中立29.4%
東京ボード工業やや弱気やや弱気-8.0%
カヤック強気強気222.0%
エクストリーム強気強気296.4%
MRT強気強気309.4%
Keeper技研やや強気やや強気49.1%
ケネディクス商業リート投資法人中立やや強気13.3%
ファーストロジック強気強気52.5%
ファーストブラザーズやや弱気やや弱気2.5%
ホクリヨウ中立中立8.9%
ALBERT強気強気115.7%
シリコンスタジオやや強気やや強気102.0%
コラボス強気強気137.6%
エムケイシステム強気強気332.0%
ショーケース・ティービー強気強気193.9%
ヘルスケア&メディカル投資法人やや強気やや強気54.5%
エスエルディー強気強気15.3%
ヒューマンウェブやや強気やや強気11.7%
イード強気強気46.4%
ファーストコーポレーションやや強気やや強気25.0%
RS Technologies中立中立-23.6%
シンデン・ハイテックスやや強気やや強気12.2%
ハウスドゥやや強気やや強気47.2%
Aiming中立中立12.2%
モバイルファクトリー強気強気99.4%
日本動物高度医療センターやや強気やや強気44.2%
プラッツやや強気やや強気70.2%
sMedioやや強気やや強気58.7%
サンバイオ弱気弱気-14.5%
海帆やや強気やや強気76.5%
Hameeやや強気やや強気67.2%
日本スキー場開発中立中立9.9%
シーアールイー弱気弱気-7.3%
三機サービス中立中立37.1%
レントラックス強気強気53.1%
リンクバルやや強気やや強気27.9%
ジグソー強気強気236.4%
Gunosy中立中立0.0%
デザインワン・ジャパンやや強気やや強気50.9%
テラスカイ強気強気350.0%
ヘリオス中立弱気22.5%
スマートバリュー強気強気344.9%
マーケットエンタープライズ強気強気167.0%
デジタル・インフォメーション・テクノロジー強気強気246.2%
エコノス弱気中立120.0% 
中村超硬弱気弱気11.8%
メニコンやや強気やや強気73.5%
冨士ダイス弱気弱気50.9%
ファンデリー強気強気102.1%
ナガオカ中立中立40.6%
サムティ・レジデンシャル投資法人中立中立 -2.9%
富士山マガジンサービス強気強気126.4%
クレステックやや強気やや強気82.4%
平山やや強気やや強気29.5%
アイリッジ強気強気429.2%
デクセリアルズ弱気弱気 
ジャパン・シニアリビング投資法人やや強気やや強気 
イトクロ中立中立 
PCIホールディングスやや強気やや強気 
エスケーホーム中立やや強気 
リッチメディア強気強気 
パルマ強気強気 
メタップス中立  

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