かつてはJALカードのPASMOチャージで1%のJALマイルを獲得できました。JALカード OPクレジッド、JAL東急カードなら可能でした。
しかし、まずJAL東急カードが陥落し、続いてOPクレジットも陥落しました。
JALカード OPクレジットは2021年9月16日からPASMOオートチャージは0.5%、定期券・特急券・フリーパス等は1%小田急ポイント還元となります(詳細)。
なお、JAL東急カードは一律で0.5%TOKYU POINT還元なので、小田急カードの方が良心的です。
結論としては、代替カードとしては、JALカード Suicaがおすすめです。PASMO定期券以外はほぼ同じように利用できるSuicaチャージで1%のJALマイルを得られます。
JALカード Suicaは、交通系電子マネーであるSuicaチャージで1%のJALマイルを得られます。
モバイルSuica、Apple PayのSuica、Google PayのSuicaなら日本全国どこでもチャージ可能なので、関東・東北に住んでいない方でも有意義です。
他のJALカードとは異なり、以下のJR東日本での支払いでは、1,000円(税込)あたりJRE POINTが15ポイント貯まります。
対象
- Suicaへの入金(クレジットでのチャージ)
- オートチャージ
- 券売機(カード・指定席・定期券)
- みどりの窓口・びゅうプラザ
- えきねっと
税抜ではなく、税込なのが地味なメリットです。税抜980円(税込1,078円)といった場合は端数が無駄になりにくく効率的にポイントが貯められます。
貯まったJRE POINTは、マイル移行手数料無料でJALマイルに移行できます。
ちなみにANAマイルに交換することも可能です。
交換レートは、JALカード ショッピングマイル・プレミアムに加入しているか否かで異なります。
- 加入:JRE POINT1,500ポイント→JALマイル1,000マイル(マイル付与率1%)
- 未加入:JRE POINT1,500ポイント→JALマイル500マイル(マイル付与率0.5%)
きっぷや定期券購入でもしっかりとJRE POINTを得られてJALマイルに集約できるのがJALカードSuicaのメリットです。
以下は24,000 JRE POINTを16,000マイルに交換する画面です。
私はJALカードSuicaで貯めたポイントはJALマイルに交換しています。
ショッピングマイル・プレミアム加入時の年間維持コスト(税抜)、マイル付与率の比較をまとめると下表の通りです。
項目 | 普通カード | CLUB-Aカード | CLUB-Aゴールドカード | |
---|---|---|---|---|
年間コスト(オプション込) | 5,000 | 13,000 | 19,000 | |
マイル付与率 | 一般加盟店 (Suicaチャージ含む) | 1.0% | 1.0% | 1.0% |
特約店 | 2.0% | 2.0% | 2.0% | |
JAL航空券等 | 2.0% | 2.0% | 2.0% | |
マイル有効期限 | 3年 | 3年 | 3年 |
JALカード Suicaは、3券種いずれも利用ごとに100円未満の端数は四捨五入で切り捨てられて、マイル付与の対象外となることがあります。
しかし、余程細かい支出を多発させない限りは、さほど大きな影響は出ません。以下はアメックス・ゴールドに関する記事ですが、JALカードにも同様に当てはまります。
また、JALカードは支払金額の端数分は四捨五入となるので、得する場合もあります。例えば150円の支払いの場合は、1マイルではなく2マイル得られます。
Amazonギフト券を50円購入すると1マイルが得られるので、スクリプトを活用しないと手間がかかりますけれども、50円のAmazonギフト券をひたすら購入すればAmazonでの還元率が2%となります。
50円~99円の支払いの場合でも1マイルを獲得できる点がJALカードの隠れたメリットです。一例として以下は80円の利用で1マイルを獲得した明細です。
一部、JALマイルが付与されない支出先があります。詳細については、以下で徹底的に解説しています。
年間のカードショッキング額が100万円ちょいの場合は、JALカードSuica CLUB-Aゴールドカードがおすすめです。
交通系電子マネーチャージでJALマイルを得たい方は、JALカードSuicaがおすすめです。1%のJALマイルを得られます。