上場!湖北工業(6524)のIPOの初値予想

更新日: IPO

湖北工業

湖北工業(6524)のIPOが決定しています。ブック・ビルディング期間は2021年12月6日(月)~12月9日(木)、上場日は2021年12月21日(火)です。

新規上場する市場は東証2部で、想定価格は3,840円(1単元38.4万円)です。公募価格は2021年12月10日(金)に決定。

仮条件は3,840~4,000円と上振れました。予想PERは10.5~10.9倍です。

初値予想は「公開価格近辺でマイナスリターンの可能性がある」です。以下のレンジを想定しています。

3,900〜4,600円(仮条件の上限比-2.5%~+19.8%)

湖北工業は、リード端子事業(アルミ電解コンデンサ用リード端子の製造・販売)、光部品・デバイス事業(光ファイバ通信網用光部品の製造・販売等)を展開しています。

監査法人は有限責任監査法人トーマツで、本社所在地は滋賀県長浜市高月町高月1623番地 です。

湖北工業とは

湖北工業は、リード端子の製造・販売を国内顧客向けに行っており、光部品・デバイスの製造・販売を国内顧客及び海外顧客向けに行っています。

また湖北工業は、リード端子の一部の製品をKOHOKU ELECTRONICS (S) PTE.LTD.及び蘇州瑚北光電子有限公司より購入し、光部品・デバイスの一部の製品を蘇州瑚北光電子有限公司及びKOHOKU LANKA (PVT) LTD.より購入しています。

リード端子事業では、生活家電・情報通信機器・自動車等の、内部に電子基板を持つ製品に搭載されるアルミ電解コンデンサの主要構成部品であるリード端子の製造販売を実施。

1959年の設立当初からの創業事業であり、今日では湖北工業全体で年間400億個余りを生産し、主要アルミ電解コンデンサメーカーへの供給を行っています。

光部品・デバイス事業は、今日の情報通信に欠かせない光ファイバ通信の機器や光モジュールに使用される「光部品(FA製品)」及び「光デバイス(YD製品)」を製造販売しています。

特に1955年より高信頼性(水深6,000メートルの海底で25年間故障せず機能し続けること)が要求される光アイソレータの製造販売に携わっています。

従業員数は160名、平均年齢は44.5歳、平均勤続年数は13.7年、平均年間給与は666.7万円です。

湖北工業のIPOの諸データ

湖北工業の業績推移

業績面では売上高は減収、経常利益・純利益は減益の年度も目立っています。

湖北工業の業績推移

主要な連結経営指標等の推移は下表のとおりです。

回次第61期第62期
決算年月2019年12月2020年12月
売上高(千円)9,979,95911,176,912
経常利益(千円)1,360,3362,357,682
親会社株主に帰属する当期純利益(千円)524,6821,562,405
包括利益(千円)486,6551,498,926
純資産額(千円)4,297,3395,766,695
総資産額(千円)12,624,75913,273,068
1株当たり純資産額(円)594.38797.61
1株当たり当期純利益(円)72.57216.1
潜在株式調整後1株当たり当期純利益(円)
自己資本比率(%)34.0443.45
自己資本利益率(%)12.931.05
株価収益率(倍)
営業活動によるキャッシュ・フロー(千円)1,641,4632,017,310
投資活動によるキャッシュ・フロー(千円)△805,857△524,395
財務活動によるキャッシュ・フロー(千円)75,068△1,048,820
現金及び現金同等物の期末残高(千円)3,083,0113,501,181
従業員数(名)1,5631,551

市場トレンド

市況面では、上場直前3ヶ月間のインデックスが上昇トレンドの状況だと初値リターンが高い傾向となっています。

東証2部指数はここ3ヶ月は下降トレンドとなっています。

このまま軟調だとIPOにおいて向かい風となり、堅調な相場に回復すれば追い風となります。

上場規模

湖北工業のIPOの規模は最大で約114.8億円であり、東証二部としてはかなりの大型です。

公募株式数は1,600,000株、売出株式数は1,000,000株、オーバーアロットメント(OA)は390,000株です。

公開比率(オファリングレシオ)は約33%とやや高めです。公開比率が低ければ低いほど、初値リターンが高い傾向があります。公募株式数に占める売出の割合は39%です。

株主名保有割合ロックアップ
石井太96.12%
湖北工業従業員持株会1.62%
北川一清0.26%
国友啓行0.23%
加藤隆司0.23%
荒木治人0.23%
鈴木基司0.23%
髙原誠0.23%
山田大元0.23%
山﨑学
山下真弘
0.23%

※制度ロックアップによる継続保有を含む

初値予想

湖北工業の事業はリード端子事業(アルミ電解コンデンサ用リード端子の製造・販売)、光部品・デバイス事業(光ファイバ通信網用光部品の製造・販売等)ということで、IPOにおける業種の人気度は低めです。

予想PERは10.5~10.9倍であり、類似企業と比較すると割安感があります。

コード銘柄名PERPBR配当利回り
5208有沢製作所11.710.675.58%
6521オキサイド69.738.540.00%
6777santec13.131.841.79%
6961エンプラス10.740.581.76%
7713シグマ光機13.980.892.30%

約114.8億円という上場規模は東証2部としてはかなりの大型です。上位株主にはVCはなく、満遍なくロックアップがかかっています。

東証2部の20億円以上のIPOの初値結果は以下のとおりです。

過去実績

  • AIメカテック:+1.1%
  • ドリームベッド:-7.5%
  • 表示灯:+33.6%
  • バリオセキュア:-4.4%
  • STIフードホールディングス:+9.5%
  • リバーホールディングス:-25.0%
  • ウイルテック:±0%
  • カクヤス:+16.6%
  • テクノフレックス:+18.0%
  • ワシントンホテル:+11.6%
  • ナルミヤ・インターナショナル:-3.8%
  • 信和:-3.8%
  • オプティマスグループ:+11.2%
  • 要興業:+26.7%
  • プレミアグループ:-4.3%
  • Casa:+2.7%
  • ウェーブロックホールディングス:-3.9%
  • 船場:-7.5%
  • ジャパンミート:+3.0%
  • 一蔵:+2.1%
  • ケイアイスター不動産:+6.8%
  • ラクト・ジャパン:±0%
  • 冨士ダイス:+50.9%
  • シーアールイー:-7.3%
  • 大冷:-6.7%
  • SFPダイニング:-16.5%
  • 日本ビューホテル:-2.3%
  • OATアグリオ:-6.3%
  • 丸和運輸機関:-8.8%
  • 日本BS放送:+6.6%
  • ウィルグループ:-4.2%
  • アサンテ:+11.2%
  • ファルテック:+5.3%

以上を総合考慮して、初値予想は「公開価格近辺でマイナスリターンの可能性がある」です。

主幹事は野村證券です。その他は、三菱UFJモルスタ証券、SMBC日興証券、SBI証券、西村証券、丸三証券、あかつき証券で申し込めます。

証券会社名割当株式数割当比率
野村証券2,340,00090.00%
三菱UFJモルガン・スタンレー証券104,0004.00%
SMBC日興証券78,0003.00%
SBI証券26,0001.00%
西村証券26,0001.00%
丸三証券13,0000.50%
あかつき証券13,0000.50%

三菱UFJグループのauカブコム証券でも取り扱いが期待できます。カブドットコムのIPOは、公平性と機密性を確保したシステムによる抽選で当選者が決まります。

また、SBIグループのSBIネオモバイル証券SBIネオトレード証券、大和証券グループのCONNECT、野村證券ルートでLINE証券、みずほ証券ルートのPayPay証券も幹事に入っている場合は同様です。

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野村證券はIPOの取り扱いが多いのがメリットです。小口個人ですと当たりづらいですけれども、ポチポチ作業を許容できる場合は候補です。

郵政3社、JR九州などの大型株に関しては意外な程に当たりやすいです。

野村證券

大和証券も厳正かつ公平な抽選サービスとなっており、小口投資家でも当選の可能性はあります。

岡三オンラインでも取扱いの可能性があります。

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<投資スタンス>
やや弱気
(※強気・やや強気・中立・やや弱気・弱気の5段階)

  1. 強気:対面証券・ネット証券で全力申込
  2. やや強気:対面証券・ネット証券で申込(回数制限で回避することも)
  3. 中立:ネット証券、回数制限・S級銘柄の当落に影響がない対面証券では申込(大量獲得を狙える場合は妙味あり)
  4. やや弱気:ネット口座以外は原則回避(ただし、マイナス覚悟の勝負で申し込むことも) ※安全重視ならSBI証券のみ
  5. 弱気:SBI証券以外は回避(対面証券はバーター取引ならOK)

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