上場!ファブリカコミュニケーションズ(4193)のIPOの初値予想

更新日: IPO

ファブリカコミュニケーションズ

ファブリカコミュニケーションズ(4193)のIPOが決定しています。ブック・ビルディング期間は2021年3月23日(火)~3月29日(月)、上場日は2021年4月7日(水)です。

新規上場する市場は東証JASDAQスタンダード・名証2部で、想定価格は5,500円(1単元55.0万円)です。公募価格は2021年3月30日(火)に決定。

仮条件は5,500円~6,000円と上振れました。予想PERは33.1~36.1倍です。

初値予想はプラスリターンです。以下のレンジを想定しています。

8,000〜9,000円(仮条件の上限比+33.3%~+50.0%)

ファブリカコミュニケーションズは独自開発した中古車販売業務支援クラウドサービス「symphony(シンフォニー)」、SMS配信プラットフォーム「メディアSMS」を主軸としたインターネットサービス事業、レンタカー事業や鈑金塗装事業を展開しています。

監査法人はPwCあらた有限責任監査法人で、本社所在地は愛知県名古屋市中区錦3-5-30 三晃錦ビル8Fです。

ファブリカコミュニケーションズとは

ファブリカコミュニケーションズは、自動車アフターマーケットが抱える様々な課題を、ファブリカコミュニケーションズグループがもつIT技術によって解決する(=事業やサービスを創造する)ためのパイロットショップとしての役割を果たしています。

自動車アフターマーケットは、市場規模19兆3,553億円(株式会社矢野経済研究所「令和2年7月3日プレスリリースNo.2457」より)という巨大な市場です。

ファブリカコミュニケーションズが創業以来25年以上培ってきた自動車アフターマーケットでのリアルな事業運営ノウハウと開発能力を結集したライフデータプラットフォーム事業も新たに展開し、自動車ユーザーの維持コスト削減や利便性の高いスマートなカーライフの実現を目指しています。

さらに、買取一括査定サービス等で培ってきたマーケティングノウハウを活かし、自動車関連サービス以外の成長分野でも集客&送客事業を展開し、一層の事業成長を実現させていく方針です。

子会社である株式会社メディア4uでは、スマートフォンアプリの本人認証システムやコールセンターソリューション、支払い督促、プロモーション、事前通知、アンケート調査等様々な用途に応じたSMS配信システムを、通信キャリア(株式会社NTTドコモ、KDDI株式会社、ソフトバンク株式会社、楽天モバイル株式会社)との直接接続で提供しています。

また、全キャリア長文化対応や双方向通信等、多様な付加価値サービスによって更なる利用拡大を図っています。

従業員数は144名、平均年齢は35.8歳、平均勤続年数は5.6年、平均年間給与は474.3万円です。

ファブリカコミュニケーションズのIPOの諸データ

ファブリカコミュニケーションズの業績推移

業績面では売上高・純利益・経常利益は右肩上がりの傾向となっています。

ファブリカコミュニケーションズの業績推移

主要な連結経営指標等の推移は下表のとおりです。

回次第25期第26期
決算年月平成31年3月令和2年3月
売上高(千円)3,017,6463,903,055
経常利益(千円)155,118340,899
親会社株主に帰属する当期純利益(千円)109,008113,116
包括利益(千円)118,092133,218
純資産額(千円)218,761351,980
総資産額(千円)1,329,9271,737,042
1株当たり純資産額(円)103.2169.56
1株当たり当期純利益(円)56.2956.84
潜在株式調整後1株当たり当期純利益(円)
自己資本比率(%)1520.3
自己資本利益率(%)7541
営業活動によるキャッシュ・フロー(千円)193,183392,774
投資活動によるキャッシュ・フロー(千円)△80,484△142,630
財務活動によるキャッシュ・フロー(千円)△92,34793,306
現金及び現金同等物の期末残高(千円)319,657663,107
従業員数(人)121139

市場トレンド

市況面では、上場直前3ヶ月間のインデックスが上昇トレンドの状況だと初値リターンが高い傾向となっています。

JASDAQ指数は美しい右肩上がりの傾向となっていますが、足元では調整含みとなっています。

このまま軟調な相場が続くと向かい風となり、堅調な推移に回帰すればIPOにおいて追い風となります。

ジャスダックインデックスのチャート(過去3ヶ月)

上場規模

ファブリカコミュニケーションズのIPOの規模は最大で約32.4億円であり、JASDAQスタンダードとしては大型です。小型であればある程、初値リターンは良い傾向があります。

公募株式数は100,000株、売出株式数は411,500株、オーバーアロットメント(OA)は76,700株です。

公開比率(オファリングレシオ)は最大で約27%と標準的です。公開比率が低ければ低いほど、初値リターンが高い傾向があります。公募株式数に占める売出の割合は80%です。

株主名保有割合ロックアップ
(株)カービュー30.34%
(株)インディゴベース13.28%
谷口政人11.56%
奥岡征彦8.96%
近藤智司8.40%
(株)SKコーポレーション5.04%
(株)新東通信2.60%
あいおいニッセイ同和損害保険(株)1.56%
(株)エフケイ1.56%
シナノベンチャーレーシング(合)1.56%

※制度ロックアップによる継続保有を含む

初値予想

ファブリカコミュニケーションズの事業は独自開発した中古車販売業務支援クラウドサービス「symphony(シンフォニー)」、SMS配信プラットフォーム「メディアSMS」を主軸としたインターネットサービス事業、レンタカー事業や鈑金塗装事業ということで、IPOにおける業種の人気度は高めです。

人気が高いクラウドやインターネット関連事業を展開しています。

予想PERは33.1~36.1倍であり、類似企業と比較すると中間的です。

コード銘柄名PERPBR配当利回り
2323fonfun58.553.230.00%
3673ブロードリーフ30.961.951.28%
4395アクリート31.896.320.71%
4476AICROSS43.366.220.00%
9709NCS&A11.670.972.95%

約32.4億円という上場規模はJASDAQスタンダードとしては大型です。上位株主にVCがなく、万遍なくロックアップがかかっています。

JASDAQスタンダードの20億円以上の大型IPOの初値結果は以下のとおりです(ヤーマン以前はJASDAQ)。

過去実績

  • Speee:+78.8%
  • アンビスホールディングス:+52.1%
  • プリントネット:+45.8%
  • 歯愛メディカル:+22.1%
  • やまみ:+3.6%
  • ニュートン・フィナンシャル・コンサルティング:-7.7%
  • トレックス・セミコンダクター:-10.4%
  • アビスト:±0%
  • アズマハウス:+10.0%
  • ウチヤマホールディングス:-4.0%
  • ヒト・コミュニケーションズ:+3.0%
  • アイディホーム:-36.8%
  • 1stホールディングス:-9.5%
  • ヤーマン:13.5%
  • FXプライム:-18.2%
  • 山王:-5.6%
  • 野村マイクロ・サイエンス:63.9%
  • ニューフレアテクノロジー:18.2%
  • 大日光・エンジニアリング:-12.8%
  • 寺崎電気産業:19.5%
  • ソリトンシステムズ:6.6%

以上を総合考慮して、市況の暗転がないことを前提として、初値予想はプラスリターンです。

主幹事は東海東京証券です。その他は、SBI証券、野村證券、楽天証券、SMBC日興証券、いちよし証券、岡三証券、エース証券、マネックス証券、松井証券、水戸証券で申し込めます。

証券会社名割当株式数割当比率
東海東京証券445,00087.00%
SBI証券15,3002.99%
野村証券12,8002.50%
楽天証券10,2001.99%
SMBC日興証券5,1001.00%
いちよし証券5,1001.00%
岡三証券5,1001.00%
エース証券5,1001.00%
マネックス証券2,6000.51%
松井証券2,6000.51%
水戸証券2,6000.51%

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<投資スタンス>
やや強気
(※強気・やや強気・中立・やや弱気・弱気の5段階)

  1. 強気:対面証券・ネット証券で全力申込
  2. やや強気:ネット証券・対面証券で申込
  3. 中立:ネット証券、回数制限に問題なくS級銘柄の当落に影響がない対面証券で申込(大量獲得を狙える場合は妙味あり)
  4. やや弱気:ネット口座以外は原則回避(ただし、マイナス覚悟の勝負で申し込むことも) ※安全重視ならSBI証券のみ
  5. 弱気:SBI証券以外は回避(対面証券はバーター取引ならOK)

過去のIPO初値予想の履歴

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