上場!イーディーピー(7794)のIPOの初値予想

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イーディーピー

イーディーピー(7794)のIPOが決定しています。ブック・ビルディング期間は2022年6月10日(金)~6月16日(木)、上場日は2022年6月27日(月)です。

イーディーピーが新規上場する市場は東証グロースで、想定価格は4,500円(1単元45.0万円)です。公募価格は2022年6月17日(金)に決定。

仮条件は4,500~5,000円と上振れました。予想PERは22.8~25.3倍です。

初値予想は「プラスリターン」です。以下のレンジを想定しています。

6,200~8,000円(仮条件の上限比+24.0%~+60.0%)

イーディーピーは人工宝石を製造する手法の一つである気相合成法において、宝石を成長するための元となる「種結晶」を主要製品として販売しています。

監査法人はEY新日本有限責任監査法人です。

イーディーピーとは

人工ダイヤモンドは宝石や研磨剤として広く使われています。1955年に超高圧合成法による人工合成技術が開発され、1981年には気相合成技術が開発され、各種の応用に人工ダイヤモンドが使用されています。

宝石については、天然ダイヤモンドが使用されてきましたが、10年ほど前から人工ダイヤモンドが出始め、今では相当量の人工宝石が宝石店やネットで販売されています。

このような人工宝石を、LGD(Laboratory Grown Diamond) と呼ばれ、既に欧米のみならず中国やインドでも、市場における認知が進んでいます。

イーディーピーは、この人工宝石を製造する手法の一つである気相合成法において、宝石を成長するための元となる「種結晶」を主要製品として、販売しています。

種結晶を成長させて原石を作り、これをカットと研磨を行い、宝石を作り、最終的には宝飾品に加工して、消費者に届きます。

従って、イーディーピーは、LGD市場のサプライチェーンにおいて、最上流のポジションに位置しています。

イーディーピーは産総研の開発した大型ダイヤモンド結晶製造技術を移転し、それによって種結晶製造し、人工宝石を製造する企業へ販売を行っています。

従業員数は47名、平均年齢は46.7歳、平均勤続年数は4.3年、平均年間給与は486.4万円です。

イーディーピーのIPOの諸データ

イーディーピーの業績推移

業績面では売上高・経常利益・純利益は、大局的には右肩上がりの傾向となっています。

イーディーピーの業績推移

主要な経営指標等の推移は下表のとおりです。

回次 第8期 第9期 第10期 第11期 第12期
決算年月 2017年3月 2018年3月 2019年3月 2020年3月 2021年3月
売上高 (千円) 202,818 261,304 449,049 704,258 1,139,979
経常利益 (千円) -189,373 -170,861 19,795 74,140 270,747
当期純利益 (千円) -189,985 -175,349 8,723 95,056 253,346
資本金 (千円) 87,500 183,750 190,000 234,240 477,420
発行済株式総数 (株) 15,950 17,700 18,200 18,753 21,453
純資産額 (千円) 679,216 696,367 717,590 895,596 1,634,943
総資産額 (千円) 930,738 957,873 1,102,207 1,549,031 2,280,212
BPS (円) 42,584 39,343 39,428 477.58 762.1
1株配当 (円)
EPS (円) -11,911 -10,108 488.37 51.34 131.54
自己資本比率 (%) 73 72.7 65.1 57.8 71.7
自己資本利益率 (%) 1.2 11.8 20
配当性向 (%)
営業CF (千円) 191,951 440,577
投資CF (千円) -434,012 -401,284
財務CF (千円) 309,129 525,955
現金等 (千円) 372,126 948,034
従業員数 (人) 23 26 26 31 34

市場トレンド

市況面では、上場直前3ヶ月間のインデックスが上昇トレンドの状況だと初値リターンが高い傾向となっています。

東証マザーズ指数はここ数ヶ月、ボックス相場が続いており、足元ではボックス下限で揉みあっています。

軟調な推移になるとIPOにおいて向かい風となり、堅調な展開に回帰すれば追い風となります。

東証マザーズのチャート(過去3ヶ月)

上場規模

イーディーピーのIPOの規模は最大で約24.7億円であり、東証グロースとしては中型です。小型であればある程、初値リターンは良い傾向があります。

公募株式数は360,000株、売出株式数は69,000株、オーバーアロットメント(OA)は64,300株です。

公開比率(オファリングレシオ)は最大で約19%とやや低めです。公開比率が低ければ低いほど、初値リターンが高い傾向があります。公募株式数に占める売出の割合は16%です。

株主名 保有割合 ロックアップ
藤森直治 11.85%
Cornes&Company Limited 10.77%
コーンズテクノロジー(株) 9.26%
竹内工業(株) 7.97%
旭ダイヤモンド工業(株) 6.89%
DCIハイテク製造業成長支援投資事業有限責任組合 4.70%
(株)SBI新生銀行 4.55%
ファインテック(株) 4.31%
東京都ベンチャー企業成長支援投資事業有限責任組合 3.92%
CBC(株) 3.83%

※制度ロックアップによる継続保有を含む

初値予想

イーディーピーの事業は人工宝石を製造する手法の一つである気相合成法において、宝石を成長するための元となる「種結晶」の販売ということで、IPOにおける業種の人気度は高くありません。

予想PERは22.8~25.3倍であり、類似企業と比較すると中間的です。

上位株主にはVCが名を連ねているものの、万遍なくロックアップがかかっています。

約24.7億円という上場規模は東証グロースとしては中型です。

旧・東証マザーズの15億~25億円の中型IPOの初値結果は以下のとおりです。

過去実績

  • Recovery International:-13.7%
  • CS-C:+19.3%
  • 網屋:+6.6%
  • グローバルセキュリティエキスパート:+43.6%
  • ブロードエンタープライズ:+7.7%
  • レナサイエンス:+45.7%
  • モビルス:+43.0%
  • ブレインズテクノロジー:+134.0%
  • ラキール:+77.1%
  • i‐plug:+129.0%
  • ファンペップ:+10.0%
  • いつも:+134.4%
  • ココペリ:+125.6%
  • スタメン:+133.1%
  • さくらさくプラス:+47.4%
  • rakumo:+204.0%
  • 日本情報クリエイト:+70.0%
  • MacbeePlanet:+28.3%
  • NexTone:-2.4%
  • ヴィス:-8.0%
  • ドラフト:-22.7%
  • フォースタートアップス:-8.0%
  • Kids Smile Holdings:+20.9%
  • AI inside:+250.0%
  • global bridge HOLDINGS:+49.4%
  • HENNGE:+42.9%
  • サイバー・バズ:+73.9%
  • Link-U:+104.3%
  • ピアズ:+51.9%
  • トビラシステムズ:+125.8%
  • NATTY SWANKY:+20.2%
  • 日本ホスピスホールディングス:+46.6%
  • ギークス:+50.3%
  • カオナビ:+100.5%
  • サーバーワークス:+276.6%
  • フロンティアインターナショナル:+12.7%
  • スマレジ:+135.4%
  • テクノスデータサイエンス・エンジニアリング:+98.4%
  • リーガル不動産:+42.9%
  • ギフト:+77.5%
  • イーソル:+138.1%
  • CRGホールディングス:+63.6%
  • and factory:+56.0%
  • GA technologies:+130.3%
  • キャンディル:+52.5%
  • ライトアップ:+32.1%
  • アイペット損害保険:+57.9%
  • RPAホールディングス:+207.7%
  • フェイスネットワーク:+128.6%
  • ジーニー:+98.1%
  • SKIYAKI:+147.1%
  • シルバーライフ:+85.2%
  • ロードスターキャピタル:+37.4%
  • シェアリングテクノロジー:+86.9%
  • GameWith:+133.9%
  • オロ:+129.5%
  • ジャパンエレベーターサービスHD:+61.8%
  • イントラスト:+35.6%
  • スタジオアタオ:+25.7%
  • ユーザーベース:+15.9%
  • シンクロ・フード:+41.4%
  • 串カツ田中:+13.5%
  • デファクトスタンダード:+41.1%
  • ベガコーポレーション:+25.0%
  • エボラブルアジア:+48.3%
  • LITALICO:+88.0%
  • フィット:-7.9%
  • ソネット・メディア・ネットワークス:+139.1%
  • マイネット:+19.3%
  • ダブルスタンダード:+128.8%
  • インベスターズクラウド:+93.3%
  • AppBank:+45.8%
  • デザインワン・ジャパン:+50.9%
  • リンクバル:+27.9%
  • モバイルファクトリー:+99.4%
  • イード:+46.4%
  • KeePer技研:+49.1%
  • インターワークス:+16.7%
  • クラウドワークス:+73.2%
  • GMOTECH:+135.2%
  • 弁護士ドットコム:+215.4%

以上を総合考慮して、初値予想は「プラスリターン」です。

主幹事はSMBC日興証券です。その他は、下表の証券で申し込めます。

証券会社名 割当株式数 割当比率
SMBC日興証券 373,800 87.13%
SBI証券 21,400 4.99%
丸三証券 8,500 1.98%
野村証券 8,500 1.98%
楽天証券 4,200 0.98%
マネックス証券 4,200 0.98%
大和証券 4,200 0.98%
岡三証券 4,200 0.98%

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<投資スタンス>
やや強気
(※強気・やや強気・中立・やや弱気・弱気の5段階)

  1. 強気:対面証券・ネット証券で全力申込
  2. やや強気:ネット証券・対面証券で申込
  3. 中立:ネット証券、回数制限に問題なくS級銘柄の当落に影響がない対面証券で申込(大量獲得を狙える場合は妙味あり)
  4. やや弱気:ネット口座以外は原則回避(ただし、マイナス覚悟の勝負で申し込むことも) ※安全重視ならSBI証券のみ
  5. 弱気:SBI証券以外は回避(対面証券はバーター取引ならOK)

過去のIPO初値予想の履歴

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