上場!M&A総合研究所(9552)のIPOの初値予想

更新日: IPO

M&A総合研究所

M&A総合研究所(9552)のIPOが決定しています。ブック・ビルディング期間は2022年6月13日(月)~6月17日(金)、上場日は2022年6月28日(火)です。

M&A総合研究所が新規上場する市場は東証グロースで、想定価格は1,210円(1単元12.1万円)です。公募価格は2022年6月20日(月)に決定。

仮条件は1,210~1,330円と上振れました。予想PERは25.4~27.9倍です。

初値予想は「プラスリターン」です。以下のレンジを想定しています。

1,600~2,100円(仮条件の上限比+20.3%~+57.9%)

M&A総合研究所は「M&A Techにより未来のM&A市場を創造する」を企業理念に掲げ、AIを中心としたテクノロジーとM&AアドバイザーのサポートによるハイブリッドなM&A仲介サービス及びM&A仲介でのWEB集客ノウハウを活かしたWEBマーケティング支援サービスを展開しています。

監査法人はPwC京都監査法人です。

M&A総合研究所とは

M&A総合研究所は、従来のM&A仲介サービスにテクノロジーを組み込み、効率化を推し進めることでマッチング相手を探索するスピードや成約までのスピードを短縮化し、1社でも多くの企業のM&Aの成約をサポートすることを目標としています。

M&A仲介サービスは、譲渡希望企業もしくは買手候補企業との間でアドバイザリー契約を締結し、マッチング相手探索や、マッチング後のディール進行過程における利害関係者との各種調整業務等のサポートを行い、両者が円満に成約できるよう取引をリードするものです。

M&A成約時に仲介手数料を収受することが主な収益となります。

M&A総合研究所はAIの活用とDXの推進によりM&Aの効率化を図っており、それぞれ以下のように業務に組み込んでいます。

従業員数は82名、平均年齢は29.2歳、平均勤続年数は0.9年、平均年間給与は686.8万円です。

M&A総合研究所のIPOの諸データ

M&A総合研究所の業績推移

業績面では売上高・経常利益・純利益は、大局的には右肩上がりの傾向となっています。

M&A総合研究所の業績推移

主要な経営指標等の推移は下表のとおりです。

回次第1期第2期第3期
決算年月2019年9月2020年9月2021年9月
売上高(千円)200,429376,0261,328,039
経常利益(千円)70,5153,911557,932
当期純利益(千円)△5,7634,254368,164
持分法を適用した場合の投資利益(千円)
資本金(千円)55,565205,565205,565
発行済株式総数 (株)
 普通株式9,9009,9004,950,000
 A種優先株式1,1001,100550,000
 B種優先株式1,320660,000
純資産額(千円)105,356409,612777,777
総資産額(千円)158,112617,8691,353,586
1株当たり純資産額(円)△581.22△0.0819.84
1株当たり配当額(円)
1株当たり当期純利益(円)△528.370.2319.92
潜在株式調整後(円)
1株当たり当期純利益
自己資本比率(%)66.666.357.5
自己資本利益率(%)1.762
株価収益率(倍)
配当性向(%)
営業CF(千円)15,878678,965
投資CF(千円)△34,286△57,286
財務CF(千円)443,920△347
現金等(千円)555,9731,177,305
従業員数(名)52149

市場トレンド

市況面では、上場直前3ヶ月間のインデックスが上昇トレンドの状況だと初値リターンが高い傾向となっています。

東証マザーズ指数はここ数ヶ月、ボックス相場が続いており、足元ではボックス下限で揉みあっています。

軟調な推移になるとIPOにおいて向かい風となり、堅調な展開に回帰すれば追い風となります。

東証マザーズのチャート(過去3ヶ月)

上場規模

M&A総合研究所のIPOの規模は最大で約25.0億円であり、東証グロースとしては中型です。小型であればある程、初値リターンは良い傾向があります。

公募株式数は50,000株、売出株式数は1,581,700株、オーバーアロットメント(OA)は244,700株です。

公開比率(オファリングレシオ)は最大で約10%とかなり低めです。公開比率が低ければ低いほど、初値リターンが高い傾向があります。公募株式数に占める売出の割合は97%です。

株主名保有割合ロックアップ
佐上峻作73.82%
(株)SMBC信託銀行(特定金外信 PKSHA SPARXアルゴリズム1号)9.54%
Reo Asset Management1号投資事業有限責任組合5.06%
コタエル信託株式会社(信託口)4.45%
矢吹明大1.34%
荻野光1.07%
辻亮人0.89%
梅田裕真0.44%
西澤建造0.43%
鎌田実築0.40%

※制度ロックアップによる継続保有を含む

初値予想

M&A総合研究所の事業はAIを中心としたテクノロジーとM&AアドバイザーのサポートによるハイブリッドなM&A仲介サービス及びM&A仲介でのWEB集客ノウハウを活かしたWEBマーケティング支援サービスということで、IPOにおける業種の人気度はやや高めです。

平常時は訴求力の高いAIというキラーワードも事業に内包しています。

予想PERは25.4~27.9倍であり、類似企業と比較すると中間的です。

上位株主にはVCが名を連ねているものの、万遍なくロックアップがかかっています。

約25.0億円という上場規模は東証グロースとしては中型です。

旧・東証マザーズの15億~25億円の中型IPOの初値結果は以下のとおりです。

過去実績

  • Recovery International:-13.7%
  • CS-C:+19.3%
  • 網屋:+6.6%
  • グローバルセキュリティエキスパート:+43.6%
  • ブロードエンタープライズ:+7.7%
  • レナサイエンス:+45.7%
  • モビルス:+43.0%
  • ブレインズテクノロジー:+134.0%
  • ラキール:+77.1%
  • i‐plug:+129.0%
  • ファンペップ:+10.0%
  • いつも:+134.4%
  • ココペリ:+125.6%
  • スタメン:+133.1%
  • さくらさくプラス:+47.4%
  • rakumo:+204.0%
  • 日本情報クリエイト:+70.0%
  • MacbeePlanet:+28.3%
  • NexTone:-2.4%
  • ヴィス:-8.0%
  • ドラフト:-22.7%
  • フォースタートアップス:-8.0%
  • Kids Smile Holdings:+20.9%
  • AI inside:+250.0%
  • global bridge HOLDINGS:+49.4%
  • HENNGE:+42.9%
  • サイバー・バズ:+73.9%
  • Link-U:+104.3%
  • ピアズ:+51.9%
  • トビラシステムズ:+125.8%
  • NATTY SWANKY:+20.2%
  • 日本ホスピスホールディングス:+46.6%
  • ギークス:+50.3%
  • カオナビ:+100.5%
  • サーバーワークス:+276.6%
  • フロンティアインターナショナル:+12.7%
  • スマレジ:+135.4%
  • テクノスデータサイエンス・エンジニアリング:+98.4%
  • リーガル不動産:+42.9%
  • ギフト:+77.5%
  • イーソル:+138.1%
  • CRGホールディングス:+63.6%
  • and factory:+56.0%
  • GA technologies:+130.3%
  • キャンディル:+52.5%
  • ライトアップ:+32.1%
  • アイペット損害保険:+57.9%
  • RPAホールディングス:+207.7%
  • フェイスネットワーク:+128.6%
  • ジーニー:+98.1%
  • SKIYAKI:+147.1%
  • シルバーライフ:+85.2%
  • ロードスターキャピタル:+37.4%
  • シェアリングテクノロジー:+86.9%
  • GameWith:+133.9%
  • オロ:+129.5%
  • ジャパンエレベーターサービスHD:+61.8%
  • イントラスト:+35.6%
  • スタジオアタオ:+25.7%
  • ユーザーベース:+15.9%
  • シンクロ・フード:+41.4%
  • 串カツ田中:+13.5%
  • デファクトスタンダード:+41.1%
  • ベガコーポレーション:+25.0%
  • エボラブルアジア:+48.3%
  • LITALICO:+88.0%
  • フィット:-7.9%
  • ソネット・メディア・ネットワークス:+139.1%
  • マイネット:+19.3%
  • ダブルスタンダード:+128.8%
  • インベスターズクラウド:+93.3%
  • AppBank:+45.8%
  • デザインワン・ジャパン:+50.9%
  • リンクバル:+27.9%
  • モバイルファクトリー:+99.4%
  • イード:+46.4%
  • KeePer技研:+49.1%
  • インターワークス:+16.7%
  • クラウドワークス:+73.2%
  • GMOTECH:+135.2%
  • 弁護士ドットコム:+215.4%

以上を総合考慮して、初値予想は「プラスリターン」です。

主幹事は野村證券です。その他は、下表の証券で申し込めます。

証券会社名割当株式数割当比率
野村証券3,997,10096.09%
SBI証券48,9001.18%
大和証券19,5000.47%
みずほ証券16,2000.39%
SMBC日興証券16,2000.39%
三菱UFJモルガン・スタンレー証券16,2000.39%
楽天証券16,2000.39%
松井証券6,6000.16%
マネックス証券6,6000.16%
岩井コスモ証券6,6000.16%
東海東京証券4,9000.12%
東洋証券3,3000.08%
あかつき証券1,6000.04%

SBIグループのSBIネオモバイル証券SBIネオトレード証券、大和証券グループのCONNECT、野村證券ルートでLINE証券、みずほ証券ルートのPayPay証券も、各証券が幹事に入っている場合は取り扱いを期待できます。

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郵政3社、JR九州などの小型株に関しては意外な程に当たりやすいです。

野村證券

大和証券も厳正かつ公平な抽選サービスとなっており、小口投資家でも当選の可能性はあります。

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<投資スタンス>
やや強気
(※強気・やや強気・中立・やや弱気・弱気の5段階)

  1. 強気:対面証券・ネット証券で全力申込
  2. やや強気:ネット証券・対面証券で申込
  3. 中立:ネット証券、回数制限に問題なくS級銘柄の当落に影響がない対面証券で申込(大量獲得を狙える場合は妙味あり)
  4. やや弱気:ネット口座以外は原則回避(ただし、マイナス覚悟の勝負で申し込むことも) ※安全重視ならSBI証券のみ
  5. 弱気:SBI証券以外は回避(対面証券はバーター取引ならOK)

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