
グローバルセキュリティエキスパート(4417)のIPOが決定しています。ブック・ビルディング期間は2021年12月3日(金)~12月9日(木)、上場日は2021年12月20日(月)です。
グローバルセキュリティエキスパートが新規上場する市場は東証マザーズで、想定価格は2,770円(1単元27.7万円)です。仮条件は2021年12月2日(木)、公募価格は2021年12月10日(金)に決定。予想PERは34.4倍です。
初値予想はプラスリターンです。以下のレンジを想定しています。
3,400〜4,500円(仮条件の上限比+22.7%~+62.5%)
グローバルセキュリティエキスパートはサイバーセキュリティ事業(コンサルティング・セキュリティエンジニア育成・訓練・セキュリティ製品やサービス)を展開しています。
監査法人はひびき監査法人で、本社所在地は東京都港区海岸1-15-1 スズエベイディアム4Fです。
グローバルセキュリティエキスパートとは
グローバルセキュリティエキスパートは、企業における情報通信ネットワークの安全を確保し、コンピュータへの不正侵入、データの改ざんや破壊、情報漏洩、コンピュータウイルスの感染等から企業を守ること、また、そのために必要な人材の育成を目的とした、サイバーセキュリティに特化した専門企業です。
主な顧客は、中堅企業を中心とした民間企業や官公庁等です。
AI技術の発達やIoT機器の普及、企業のテレワーク導入やDX(デジタルトランスフォーメーション)の進展など、社会・経済の情報技術への依存度が高まるとともに、サイバー攻撃は増加の一途をたどっています。
そのため、あらゆる業種の企業におけるサイバーセキュリティリスクは多様化・高度化しており、大規模企業のみならず、相対的にサイバーセキュリティ対策が遅れている中堅・中小企業においても、その対策は必須かつ急務となっています。
一方で、サイバーセキュリティの専門知識を持つ人材(セキュリティ人材)の多くは、一部の大手サイバーセキュリティ専門企業に所属しています。
また、一般企業においては、自社のサイバーセキュリティに関する業務を外部の専門企業へ委託することが一般的であるため、自社内におけるセキュリティ人材の育成方法や育成機会が確立されず、結果的に、日本におけるセキュリティ人材が圧倒的に不足しています。
また、サイバーセキュリティに関するサービスを提供する事業者側の提供能力にも限界があり、一般企業、特に中堅・中小企業では、サイバーセキュリティ対策を講じる上での相談先がないのが現状です。
グローバルセキュリティエキスパートは、これまで培ってきたサイバーセキュリティの知見を社会に還元することで、日本全国の中堅・中小企業におけるサイバーセキュリティの自衛力向上を目指し、「サイバーセキュリティ教育カンパニー」をコンセプトに掲げ、「教育」を軸としたサイバーセキュリティに関する多面的なサービスを提供しています。
従業員数は112名、平均年齢は43.6歳、平均勤続年数は3.6年、平均年間給与は736.3万円です。
グローバルセキュリティエキスパートのIPOの諸データ
グローバルセキュリティエキスパートの業績推移
業績面では売上高・経常利益・純利益は、大局的には右肩上がりの傾向となっています。

主要な経営指標等の推移は下表のとおりです。
| 回次 | 第34期 | 第35期 | 第36期 | 第37期 | 第38期 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 決算年月 | 2017年3月 | 2018年3月 | 2019年3月 | 2020年3月 | 2021年3月 | |
| 売上高 | (千円) | 1,492,831 | 1,221,770 | 1,302,976 | 1,616,613 | 2,948,871 |
| 経常利益 | (千円) | 9,368 | -10,348 | 37,096 | 73,103 | 239,370 |
| 当期純利益 | (千円) | 6,833 | -10,470 | 28,024 | 38,658 | 167,657 |
| 資本金 | (千円) | 100,000 | 100,000 | 100,000 | 270,000 | 291,800 |
| 発行済株式総数 | (株) | 5,400 | 5,400 | 5,400 | 10,000 | 10,590 |
| 純資産額 | (千円) | 361,406 | 350,936 | 378,960 | 736,113 | 942,201 |
| 総資産額 | (千円) | 1,183,769 | 871,996 | 956,504 | 1,712,769 | 2,384,273 |
| BPS | (円) | 66,927 | 64,988 | 70,178 | 245.37 | 296.57 |
| 1株配当 | (円) | - | - | 800 | 500 | 2,900 |
| EPS | (円) | 1,266 | -1,939 | 5,190 | 14.56 | 54.7 |
| 自己資本比率 | (%) | 30.53 | 40.25 | 39.62 | 42.98 | 39.52 |
| 自己資本利益率 | (%) | 1.91 | - | 7.68 | 6.93 | 19.98 |
| 株価収益率 | (倍) | - | - | - | - | - |
| 配当性向 | (%) | - | - | 15.42 | 11.45 | 17.67 |
| 営業CF | (千円) | - | - | - | -284,882 | 767,002 |
| 投資CF | (千円) | - | - | - | -76,692 | -240,397 |
| 財務CF | (千円) | - | - | - | 387,400 | -91,241 |
| 現金等 | (千円) | - | - | - | 216,959 | 652,324 |
| 従業員数 | (人) | 62 | 60 | 64 | 75 | 110 |
市場トレンド
市況面では、上場直前3ヶ月間のインデックスが上昇トレンドの状況だと初値リターンが高い傾向となっています。
東証マザーズ指数はここ数ヶ月ボックスでの推移となっています。
軟調な推移になるとIPOにおいて向かい風となり、堅調な展開に回帰すれば追い風となります。

上場規模
グローバルセキュリティエキスパートのIPOの規模は最大で約19.1億円であり、東証マザーズとしてはやや小型です。小型であればある程、初値リターンは良い傾向があります。
公募株式数は150,000株、売出株式数は450,000株、オーバーアロットメント(OA)は90,000株です。
公開比率(オファリングレシオ)は最大で約21%とやや低めです。公開比率が低ければ低いほど、初値リターンが高い傾向があります。公募株式数に占める売出の割合は75%です。
| 株主名 | 保有割合 | ロックアップ |
|---|---|---|
| (株)ビジネスブレイン太田昭和 | 73.12% | ◯ |
| 兼松エレクトロニクス(株) | 8.12% | ◯ |
| (株)野村総合研究所 | 2.84% | ◯ |
| 鱸史郎 | 2.18% | ◯ |
| 原伸一 | 1.95% | ◯ |
| 與儀大輔 | 0.81% | ◯ |
| 吉見主税 | 0.75% | ◯ |
| 三木剛 | 0.75% | ◯ |
| 鈴木貴志 | 0.41% | ◯ |
| 伊藤昇 | 0.32% | ◯ |
※制度ロックアップによる継続保有を含む
初値予想
グローバルセキュリティエキスパートの事業はサイバーセキュリティ事業(コンサルティング・セキュリティエンジニア育成・訓練・セキュリティ製品やサービス)ということで、IPOにおける業種の人気度は高めです。
セキュリティというキラーワードを事業に内包しています。
予想PERは34.4倍であり、類似企業と比較すると中間的です。
| コード | 銘柄名 | PER | PBR | 配当利回り |
|---|---|---|---|---|
| 3042 | セキュアヴェイル | 赤字 | 2.08 | 0.00% |
| 3857 | ラック | 12.33 | 1.56 | 3.31% |
| 4288 | アズジェント | 50.87 | 2.79 | 0.54% |
| 4398 | ブロードバンドセキュリテ | 21.78 | 5.24 | 0.74% |
| 4494 | バリオセキュア | 9.88 | 1.24 | 3.04% |
上位株主にはVCはなく、万遍なくロックアップがかかっています。
約19.1億円という上場規模は東証マザーズとしてはやや小型です。
東証マザーズの15億~25億円の中型IPOの初値結果は以下のとおりです。
過去実績
- レナサイエンス:+45.7%
- モビルス:+43.0%
- ブレインズテクノロジー:+134.0%
- ラキール:+77.1%
- i‐plug:+129.0%
- ファンペップ:+10.0%
- いつも:+134.4%
- ココペリ:+125.6%
- スタメン:+133.1%
- さくらさくプラス:+47.4%
- rakumo:+204.0%
- 日本情報クリエイト:+70.0%
- MacbeePlanet:+28.3%
- NexTone:-2.4%
- ヴィス:-8.0%
- ドラフト:-22.7%
- フォースタートアップス:-8.0%
- Kids Smile Holdings:+20.9%
- AI inside:+250.0%
- global bridge HOLDINGS:+49.4%
- HENNGE:+42.9%
- サイバー・バズ:+73.9%
- Link-U:+104.3%
- ピアズ:+51.9%
- トビラシステムズ:+125.8%
- NATTY SWANKY:+20.2%
- 日本ホスピスホールディングス:+46.6%
- ギークス:+50.3%
- カオナビ:+100.5%
- サーバーワークス:+276.6%
- フロンティアインターナショナル:+12.7%
- スマレジ:+135.4%
- テクノスデータサイエンス・エンジニアリング:+98.4%
- リーガル不動産:+42.9%
- ギフト:+77.5%
- イーソル:+138.1%
- CRGホールディングス:+63.6%
- and factory:+56.0%
- GA technologies:+130.3%
- キャンディル:+52.5%
- ライトアップ:+32.1%
- アイペット損害保険:+57.9%
- RPAホールディングス:+207.7%
- フェイスネットワーク:+128.6%
- ジーニー:+98.1%
- SKIYAKI:+147.1%
- シルバーライフ:+85.2%
- ロードスターキャピタル:+37.4%
- シェアリングテクノロジー:+86.9%
- GameWith:+133.9%
- オロ:+129.5%
- ジャパンエレベーターサービスHD:+61.8%
- イントラスト:+35.6%
- スタジオアタオ:+25.7%
- ユーザーベース:+15.9%
- シンクロ・フード:+41.4%
- 串カツ田中:+13.5%
- デファクトスタンダード:+41.1%
- ベガコーポレーション:+25.0%
- エボラブルアジア:+48.3%
- LITALICO:+88.0%
- フィット:-7.9%
- ソネット・メディア・ネットワークス:+139.1%
- マイネット:+19.3%
- ダブルスタンダード:+128.8%
- インベスターズクラウド:+93.3%
- AppBank:+45.8%
- デザインワン・ジャパン:+50.9%
- リンクバル:+27.9%
- モバイルファクトリー:+99.4%
- イード:+46.4%
- KeePer技研:+49.1%
- インターワークス:+16.7%
- クラウドワークス:+73.2%
- GMOTECH:+135.2%
- 弁護士ドットコム:+215.4%
以上を総合考慮して、初値予想はプラスリターンです。
主幹事はSMBC日興証券です。その他は、SBI証券、みずほ証券、大和証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、松井証券、岩井コスモ証券、東洋証券で申し込めます。
| 証券会社名 | 割当株式数 | 割当比率 |
|---|---|---|
| SMBC日興証券 | 540,000 | 90.00% |
| SBI証券 | 30,000 | 5.00% |
| みずほ証券 | 6,000 | 1.00% |
| 大和証券 | 6,000 | 1.00% |
| 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | 6,000 | 1.00% |
| 松井証券 | 6,000 | 1.00% |
| 岩井コスモ証券 | 3,000 | 0.50% |
| 東洋証券 | 3,000 | 0.50% |
三菱UFJグループの三菱UFJ eスマート証券でも取り扱いが期待できます。カブドットコムのIPOは、公平性と機密性を確保したシステムによる抽選で当選者が決まります。
また、SBIグループのSBIネオモバイル証券、SBIネオトレード証券、大和証券グループの大和コネクト証券、野村證券ルートでLINE証券、みずほ証券ルートのPayPay証券も幹事に入っている場合は同様です。
SBIネオモバイル証券ではWealthNaviに当選して手堅いリターンを獲得しました。
グローバルセキュリティエキスパートのIPOの当選のコツについては、以下で徹底解説しています。

SBI証券が幹事団に入っているので、着実にSBIチャレンジポイントを貯めましょう。
参考まだ安全資産は定期預金と国債だけなの?IPOチャレンジポイントで確実にS級IPOをゲットできる
SBI証券でIPOの引受け部門で活動していたプロにインタビューして、貴重なお話を聞きました。以下にまとめています。

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SMBC日興証券のネット口座は小口個人投資家でもIPOが当選することがあります。口座開設をおすすめします。

岩井コスモ証券
は、ネット抽選分は小口個人投資家に嬉しい完全公平抽選となっています。

マネックス証券は完全抽選で小口個人投資家でも当選する可能性がある証券会社です。

野村證券はIPOの取り扱いが多いのがメリットです。小口個人ですと当たりづらいですけれども、ポチポチ作業を許容できる場合は候補です。
郵政3社、JR九州などの中型株に関しては意外な程に当たりやすいです。
大和証券も厳正かつ公平な抽選サービスとなっており、小口投資家でも当選の可能性はあります。
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<投資スタンス>
やや強気
(※強気・やや強気・中立・やや弱気・弱気の5段階)
- 強気:対面証券・ネット証券で全力申込
- やや強気:ネット証券・対面証券で申込
- 中立:ネット証券、回数制限に問題なくS級銘柄の当落に影響がない対面証券で申込(大量獲得を狙える場合は妙味あり)
- やや弱気:ネット口座以外は原則回避(ただし、マイナス覚悟の勝負で申し込むことも) ※安全重視ならSBI証券のみ
- 弱気:SBI証券以外は回避(対面証券はバーター取引ならOK)