上場! 表示灯(7368)のIPOの初値予想

更新日:   IPO

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表示灯

表示灯(7368)のIPOが決定しています。ブック・ビルディング期間は2021年3月22日(月)~3月26日(金)、上場日は2021年4月7日(水)です。

新規上場する市場は東証2部で、想定価格は1,610円(1単元16.1万円)です。公募価格は2021年3月29日(月)に決定。

仮条件は1,800円~2,000円と窓を開けて上振れました。予想PERは9.9~11.0倍 です。

初値予想はプラスリターンです(アップサイドリスク低)。以下のレンジを想定しています。

2,400〜3,000円(仮条件の上限比+20.0%~+50.0%)

表示灯は、主に全国の鉄道、自治体、病院等公共施設等ナビタの設置場所の所有者(ロケーションオーナー)、協賛スポンサー、利用者の3者にとってメリットのあるオリジナルのナビタ事業を展開しています。

監査法人は仰星監査法人で、本社所在地は愛知県名古屋市中村区名駅4丁目2-11 ナビタ名灯ビルです。

表示灯とは

 表示灯の主力はナビタ事業です。

ナビタとは、全国の鉄道駅や路面電車の電停や、市(区)役所等の自治体庁舎、交番、警察署、運転免許試験場等に設置された、自社開発の周辺案内図(地図)を基礎媒体とした連合広告(ひとつの広告媒体に複数のスポンサー広告を掲出する形)です。

スポンサー数は、延べ約78,000件(2021年1月31日現在)と安定的な収益の基盤となっています。

ナビタは、地図情報、公共施設情報はもとより災害時の避難場所の情報も盛り込んだ、公共性の高い媒体です。

 表示灯は自社内に地図とデジタルコンテンツ制作体制を有していることから、設置場所のエリア・用途にあわせたナビタの制作が可能になっています。

また、交通広告や屋外広告等ナビタ事業用の周辺領域もカバーすべくアド・プロモーション事業を開始し、加えて広告の設置工事まで自社で内製化するためにサイン事業も展開しています。

ナビタ事業、アド・プロモーション事業、サイン事業の3セグメント事業により、企画立案から設置まで自社で一気通貫で対応ができる体制を有しています。

従業員数は440名、平均年齢は44.0歳、平均勤続年数は7.8年、平均年間給与は470.0万円です。

表示灯のIPOの諸データ

表示灯の業績推移

業績面では売上高は緩やかな右肩上がりであり、経常利益・純利益は減益の年度がああるものの、大局的には右肩上がりの傾向となっています。

表示灯の業績推移

主要な経営指標等の推移は下表のとおりです。

回次 第50期 第51期 第52期 第53期 第54期
決算年月 2016年3月 2017年3月 2018年3月 2019年3月 2020年3月
売上高 (千円) 9,727,590 10,416,354 11,003,427 12,116,179 13,065,401
経常利益 (千円) 720,014 771,135 756,406 1,129,509 1,204,513
当期純利益 (千円) 504,444 542,381 1,055,232 821,794 807,184
資本金 (千円) 124,790 128,550 153,236 153,236 153,236
発行済株式総数
普通株式 (株) 83,517 83,517 777,449 777,449 777,449
第1種優先株式 (株) 30,914 32,794
純資産額 (千円) 2,848,800 3,218,303 3,942,337 4,567,311 5,173,580
総資産額 (千円) 8,294,006 9,002,922 10,166,260 11,250,326 12,065,055
BPS (円) 33,069.27 37,223.84 5,070.86 1,174.95 1,330.91
1株配当
普通株式 (円) 1,500 2,000 250 250 175
第1種優先株式 (円) 1,600 2,100
EPS (円) 5,472.26 5,701.80 1,336.77 211.41 207.65
自己資本比率 (%) 34.3 35.7 38.8 40.6 42.9
自己資本利益率 (%) 17.6 17.9 29.5 19.3 16.6
配当性向 (%) 27.4 35.1 18.7 23.7 16.9
営業CF (千円) 1,565,195 1,318,109
投資CF (千円) △753,195 △805,733
財務CF (千円) △235,210 △236,794
現金等 (千円) 3,369,057 3,644,638
従業員数 (人) 279 289 340 417 434

市場トレンド

市況面では、上場直前3ヶ月間のインデックスが上昇トレンドの状況だと初値リターンが高い傾向となっています。

東証2部指数はここ数ヶ月堅調な推移となっていましたが、2月中旬からは調整気味となっています。

堅調な相場に回帰すれば、IPOにおいて追い風となり、反落したら向かい風となります。

上場規模

表示灯のIPOの規模は最大で約22.6億円であり、東証二部としては中型です。

公募株式数は650,000株、売出株式数は570,000株、オーバーアロットメント(OA)は183,000株です。

公開比率(オファリングレシオ)は約31%とやや高めです。公開比率が低ければ低いほど、初値リターンが高い傾向があります。公募株式数に占める売出の割合は47%です。

株主名 保有割合 ロックアップ
喜平会(株) 26.34%
TYシエル(株) 12.96%
HKO(株) 12.86%
YKT(株) 12.86%
栗本肇 10.93%
MKT(株) 9.44%
吉田大士 8.63%
栗本勉 0.81%
上田正剛 0.51%
栗本ふみ枝 0.32%  

※制度ロックアップによる継続保有を含む

初値予想

表示灯の事業は主に全国の鉄道、自治体、病院等公共施設等ナビタの設置場所の所有者(ロケーションオーナー)、協賛スポンサー、利用者の3者にとってメリットのあるオリジナルのナビタ事業ということで、IPOにおける業種の人気度は標準的です。

予想PERは9.9~11.0倍 であり、類似企業と比較すると割安感があります。

コード 銘柄名 PER PBR 配当利回り
2139 中広 赤字 1.42 0.00%
2156 セーラー広告 赤字 0.77 0.00%
2433 博報堂DYHLDGS 35.92 2.40 1.56%
4324 電通グループ 41.45 1.47 1.79%

約22.6億円という上場規模は東証2部としては中型です。上位株主にはVCはなく、万遍なくロックアップがかかっています。

東証2部の20億円以上のIPOの初値結果は以下のとおりです。

過去実績

  • バリオセキュア:-4.4%
  • STIフードホールディングス:+9.5%
  • リバーホールディングス:-25.0%
  • ウイルテック:±0%
  • カクヤス:+16.6%
  • テクノフレックス:+18.0%
  • ワシントンホテル:+11.6%
  • ナルミヤ・インターナショナル:-3.8%
  • 信和:-3.8%
  • オプティマスグループ:+11.2%
  • 要興業:+26.7%
  • プレミアグループ:-4.3%
  • Casa:+2.7%
  • ウェーブロックホールディングス:-3.9%
  • 船場:-7.5%
  • ジャパンミート:+3.0%
  • 一蔵:+2.1%
  • ケイアイスター不動産:+6.8%
  • ラクト・ジャパン:±0%
  • 冨士ダイス:+50.9%
  • シーアールイー:-7.3%
  • 大冷:-6.7%
  • SFPダイニング:-16.5%
  • 日本ビューホテル:-2.3%
  • OATアグリオ:-6.3%
  • 丸和運輸機関:-8.8%
  • 日本BS放送:+6.6%
  • ウィルグループ:-4.2%
  • アサンテ:+11.2%
  • ファルテック:+5.3%

以上を総合考慮して、初値予想はプラスリターン(アップサイドリスク低)です。

主幹事は野村證券です。その他は、東海東京証券、SBI証券、楽天証券で申し込めます。

証券会社名 割当株式数 割当比率
野村証券 1,098,000 90.00%
東海東京証券 85,400 7.00%
SBI証券 24,400 2.00%
楽天証券 12,200 1.00%

表示灯のIPOの当選のコツについては、以下で徹底解説しています。

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<投資スタンス>
やや強気-
(※強気・やや強気・中立・やや弱気・弱気の5段階)

  1. 強気:対面証券・ネット証券で全力申込
  2. やや強気:対面証券・ネット証券で申込(回数制限で回避することも)
  3. 中立:ネット証券、回数制限・S級銘柄の当落に影響がない対面証券(大量獲得を狙える場合は妙味あり)
  4. やや弱気:ネット口座以外は原則回避(ただし、マイナス覚悟の勝負で申し込むことも) ※安全重視ならSBI証券のみ
  5. 弱気:SBI証券以外は回避(対面証券はバーター取引ならOK)

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