上場!バリオセキュア(4494)のIPOの初値予想

更新日: IPO

バリオセキュア

バリオセキュア(4494)のIPOが決定しています。ブック・ビルディング期間は2020年11月12日(木)~11月17日(火)、上場日は2020年11月30日(月)です。

新規上場する市場は東証2部で、想定価格は2,210円(1単元22.1万円)です。公募価格は2020年11月18日(水)に決定。

仮条件は2,210円~2,250円と上振れました。予想PERは16.8~17.1倍です。

初値予想は「公開価格近辺でマイナスリターンの可能性がある」です。以下のレンジを想定しています。

2,200〜2,500円(仮条件の上限比-2.2%~+11.1%)

バリオセキュアは、総合的なネットワークセキュリティサービスを展開しています。

監査法人はEY新日本有限責任監査法人で、本社所在地は東京都千代田区神田錦町1-6 住友商事錦町ビル5Fです。

バリオセキュアとは

バリオセキュアの経営理念は、「インターネットを利用する全ての企業が安心で快適にビジネスを遂行できるよう、日本そして世界へ全力でサービスを提供する。」となっています。

インターネットに関するセキュリティサービスを提供する企業として、安全にインターネットを利用することができる施策を講じています。

インターネットからの攻撃や内部ネットワークへの侵入行為、またウィルスの感染やデータの盗用といった各種の脅威から企業のネットワークを守っています。

区分サービス内容
マネージドセキュリティサービスVSRを利用した統合型インターネットセキュリティサービス
データのバックアップサービス(VDaP)
インテグレーションサービスVCR
ネットワークインテグレーションサービス(IS)

バリオセキュアは、セキュリティサービスで利用する機器の調達、機器にインストールする基幹ソフトウエアの開発、機器の設置/設定、機器設置後の監視/運用までをワンストップで行っています。

  • VSRを利用した統合型インターネットセキュリティサービス
  • データのバックアップサービス(VDaP)
  • 中小企業向け統合セキュリティ機器(UTM)であるVCR(Vario Communicate Router)の販売とネットワーク機器の調達や構築を行うネットワークインテグレーションサービス

エンドユーザーは、機器の選定や運用サービスを個別に検討する必要がなく、手間がかからずにサービスを利用することが可能となります。

また、バリオセキュアがワンストップでサービスを提供しているため、問題が発生した際に原因の究明と対応が行い易く、エンドユーザーは、問い合わせやトラブルに対するサポートを迅速に受けることができます。

バリオセキュアは、監視/運用サービスを基本に各種セキュリティサービスを月額費用により提供しています。

導入企業が増加すれば、年々収益が積み上がる「リカーリングビジネス」と呼ばれるモデルであり、収益の安定化と継続的な拡大に大きく貢献。

2020年1月末で、全国47都道府県に7,258拠点(VSR設置場所数)のマネージドセキュリティサービスを提供しており、継続的な収益の安定化を実現しています。

第4期事業年度の「リカーリングビジネス」であるマネージドセキュリティサービスによる売上収益の売上収益全体に占める比率は85.7%です。

バリオセキュアの販売モデルは、販売代理店を介した間接販売及びバリオセキュアによる直接販売に分類できますが、間接販売が中心。

通信事業者やインターネットサービス事業者、データセンター事業者など、バリオセキュアのサービスを付帯することで顧客へ付加価値を提供することを期待する販売代理店と契約しています。

これら販売代理店と日本全国をカバーする販売網を構築し、継続的な営業案件の創出が可能となっています。

バリオセキュアでは、さらに営業活動を推進するためにセキュリティの専門家であるバリオセキュアが、販売代理店の代わりに顧客に対して直接技術面の説明をする営業同行や、サービスの導入から設置までワンストップで支援することも実施しています。

持株会社の従業員数は73名、平均年齢は40.08歳、平均勤続年数は5.71年、平均年間給与は721.9万円です。

バリオセキュアのIPOの諸データ

バリオセキュアの業績推移

業績面では売上高は右肩上がりであり、経常利益・純利益は減益の年度がああります。

バリオセキュアの業績推移

主要な経営指標等の推移は下表のとおりです。

回次第1期第2期第3期第4期第5期
決算年月2016年2月2017年2月2018年2月2019年2月2020年2月
売上高(千円)1,056,1382,226,1572,299,2552,513,337
経常利益(千円)-320119,381507,797443,621495,894
当期純利益(千円)-34922,768275,535235,406260,402
資本金(千円)10310,000310,000310,000310,000
発行済株式総数(株)1186,330186,330186,3303,726,600
純資産額(千円)-3391,821,3472,096,8832,332,2902,592,692
総資産額(千円)106,584,3526,173,7606,003,2646,194,121
BPS(円)-3409,774.8511,253.60625.85695.73
1株配当(円)
EPS(円)-350181.31,478.7563.1769.88
自己資本比率(%)-3,39827.6633.9638.8541.86
自己資本利益率(%)2.514.0610.6310.58
株価収益率(倍)
配当性向(%)
営業CF(千円)389,018894,187
投資CF(千円)-50,726-149,285
財務CF(千円)-401,000-400,996
現金等(千円)288,323632,229
従業員数(人)49566670

市場トレンド

市況面では、上場直前3ヶ月間のインデックスが上昇トレンドの状況だと初値リターンが高い傾向となっています。

東証2部指数は2020年3月中旬を底値として反発しましたが、ここ3ヶ月はボックス相場での推移となっています。

堅調な相場に回帰すれば、IPOにおいて追い風となり、反落したら向かい風となります。

上場規模

バリオセキュアのIPOの規模は最大で約60.1億円であり、東証二部としては大型です。

公募株式数は0株、売出株式数は2,365,000株、オーバーアロットメント(OA)は354,700株です。

公開比率(オファリングレシオ)は約73%とかなり高めです。公開比率が低ければ低いほど、初値リターンが高い傾向があります。公募株式数に占める売出の割合は100%です。

株主名保有割合ロックアップ
アイ・シグマ事業支援ファンド2号投資事業有限責任組合91.66%
稲見吉彦2.04%
山森郷司0.39%
亀松節子0.36%
梶浦靖史0.35%
市瀬敦彦0.35% 
バレスティモシー0.29% 
池田毅0.24% 
伊藤英明0.24% 
佐々木大祐
鈴木泉永
原武史
藤井豊
藤田有悟
柳峰雄
0.24% 

※制度ロックアップによる継続保有を含む

初値予想

バリオセキュアの事業は総合的なネットワークセキュリティサービスということで、IPOにおける業種の人気度は高めです。先進性はなくてもセキュリティ関連銘柄は堅調な傾向があります。

予想PERは16.8~17.1倍であり、類似企業と比較すると割安感があります。

コード銘柄名PERPBR配当利回り
3042セキュアヴェイル93.073.220.00%
3356テリロジー62.503.840.95%
3857ラック22.392.711.89%
3927フーバーブレイン赤字11.580.00%
3968セグエグループ36.115.730.72%
4288アズジェント67.433.050.41%
6835アライドテレシスHLDGS赤字3.900.00%
7518ネットワンシステムズ26.164.531.35%

約60.1億円という上場規模は東証2部としては大型です。上位株主にはVCが名を連ねているものの、万遍なくロックアップがかかっています。

東証2部の20億円以上のIPOの初値結果は以下のとおりです。

過去実績

  • STIフードホールディングス:+9.5%
  • リバーホールディングス:-25.0%
  • ウイルテック:±0%
  • カクヤス:+16.6%
  • テクノフレックス:+18.0%
  • ワシントンホテル:+11.6%
  • ナルミヤ・インターナショナル:-3.8%
  • 信和:-3.8%
  • オプティマスグループ:+11.2%
  • 要興業:+26.7%
  • プレミアグループ:-4.3%
  • Casa:+2.7%
  • ウェーブロックホールディングス:-3.9%
  • 船場:-7.5%
  • ジャパンミート:+3.0%
  • 一蔵:+2.1%
  • ケイアイスター不動産:+6.8%
  • ラクト・ジャパン:±0%
  • 冨士ダイス:+50.9%
  • シーアールイー:-7.3%
  • 大冷:-6.7%
  • SFPダイニング:-16.5%
  • 日本ビューホテル:-2.3%
  • OATアグリオ:-6.3%
  • 丸和運輸機関:-8.8%
  • 日本BS放送:+6.6%
  • ウィルグループ:-4.2%
  • アサンテ:+11.2%
  • ファルテック:+5.3%

以上を総合考慮して、初値予想は「公開価格近辺でマイナスリターンの可能性がある」です。

主幹事は野村證券です。その他は、SMBC日興証券、大和証券、いちよし証券、みずほ証券、岡三証券、岩井コスモ証券、SBI証券、楽天証券、マネックス証券で申し込めます。

証券会社名割当株式数割当比率
野村証券2,046,10086.52%
SMBC日興証券70,9003.00%
大和証券70,9003.00%
いちよし証券47,3002.00%
みずほ証券23,6001.00%
岡三証券23,6001.00%
岩井コスモ証券23,6001.00%
SBI証券23,6001.00%
楽天証券23,6001.00%
マネックス証券11,8000.50%

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<投資スタンス>
やや弱気
(※強気・やや強気・中立・やや弱気・弱気の5段階)

  1. 強気:対面証券・ネット証券で全力申込
  2. やや強気:対面証券・ネット証券で申込(回数制限で回避することも)
  3. 中立:ネット証券、回数制限・S級銘柄の当落に影響がない対面証券(大量獲得を狙える場合は妙味あり)
  4. やや弱気:ネット口座以外は原則回避(ただし、マイナス覚悟の勝負で申し込むことも) ※安全重視ならSBI証券のみ
  5. 弱気:SBI証券以外は回避(対面証券はバーター取引ならOK)

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