OPクレジットカードという小田急電鉄のクレジットカードがあります。小田急カードにクレジット機能が搭載されています。
PASMOにオートチャージした際も、0.5%の還元率でポイントが付与されるのがメリットです。
OPクレジットカードのPASMOのオートチャージ、ポイント還元、JR、金額変更、申込、できない場合の対策について、2025年1月の最新の状況をわかりやすく徹底的に解説します。
目次
PASMOのオートチャージ概要
PASMOのオートチャージは、残金がオートチャージ実行判定金額以下になった時に改札機から入場すると、設定したオートチャージ実行金額が自動的にチャージされる仕組みです。
残高がいくら以下になったらオートチャージを発動させるか、1回のオートチャージでいくらチャージするかはそれぞれ設定できます。
- オートチャージ実行判定金額:1,000円~10,000円
- オートチャージ実行金額:1,000円~10,000円
入会時の設定金額は、PASMOの残額が2,000円以下のときに改札機から入場すると3,000円を自動的にチャージする設定になっています。
オートチャージの利用限度額は1日あたり10,000円、1ヶ月あたり50,000円です。
当然ながら、登録したクレジットカードを解約したらオートチャージもできなくなります。
オートチャージの設定には、有効期限があります。登録したクレジットカードと同じで、クレカの有効期限が切れると、原則としてオートチャージの設定も自動的に切れます。
2018年3月17日から、SuicaとPASMOが改札に入る時だけではなく、出場する時もオートチャージが発動するようになりました。
ただし、オートチャージを行っても残高が電車代未満の場合など、オートチャージが起動しない場合があります。
![](http://i0.wp.com/matsunosuke.jp/wp-content/uploads/2017/08/64a758f4b8ae48a4359c869441ba522a.jpg?resize=150%2C150&ssl=1)
オートチャージは改札機を通過した際に発動されます。加盟店でのお買い物や、ロッカー・自販機での決済時には発動しません。
PASMOのオートチャージは、インターネットからも申し込めますし、小田急線の主要駅などの小田急グループの窓口でも申し込めます。
PASMOが10周年の2017年には、キャッシュレスでの「クイックチャージ」という新サービスが開始しました。
オートチャージ機能付きのPASMOの場合、チャージしたい時に必要な金額をクレジット決済でチャージできるようになりました。
Suicaと同じ機能が加わりました。PASMOの残高は2万円迄なので、一度にチャージできる上限も2万円です。
当面は東急の各駅に設置されている自販機でスタートしますが、小田急への導入も期待できます。
PASMOがオートチャージだけではなく、任意のタイミングでクレジットカードにてお得にチャージできるようになり、利便性がより一層向上しました。
PASMOの種類、使い方の詳細は以下で丹念に論述しています。
![](http://i0.wp.com/matsunosuke.jp/wp-content/uploads/2015/09/PASMO.png?resize=150%2C150&ssl=1)
その他、PASMOのオートチャージで得することが可能なクレカについては、以下で精緻に分析しています。
![](http://i0.wp.com/matsunosuke.jp/wp-content/uploads/2017/03/756aabb0b494f1a2908367de6cab5f23.jpg?resize=150%2C150&ssl=1)
2020年に開始したモバイルPASMOでは、手動チャージも可能です。
![](http://i0.wp.com/matsunosuke.jp/wp-content/uploads/2020/03/351f96c7b7d0d9114530828e982b5871.jpg?resize=150%2C150&ssl=1)
JRでのPASMOオートチャージ
小田急・東京メトロ・西武・東急・京成・京王・京浜急行などのPASMOエリアだけではなく、JR東日本のSuicaエリアでもオートチャージがされます。
パスモはJR東日本などのSuicaを使う電車にも利用できます。電車以外でも首都圏のバスの料金にも使えます。
PASMOやSuicaが使えるお店での買い物にも使えます。利便性はかなり高いです。「便利」かつ「お得」です。両方を高い次元で充足しているのは素晴らしいです。
オートチャージはPASMOエリア、首都圏・仙台・新潟のSuicaエリアでの改札機入場時に行われます。
それ以外の相互利用可能な全国のICカードエリアではオートチャージは発動しません。
例えばJR西日本のICOCAエリアや、JR東海のTOICAエリアでは改札を通過した際に残高以下であっても、オートチャージがなされません。
申込み・金額変更
OPクレジットカードでPASMOオートチャージを申込む手順は以下のとおりです。
- 駅に行くか小田急電鉄・OPクレジットカードに連絡して、PASMOオートチャージサービス申込書を入手
- 申込書に必要事項を記入して、申込書に記載の宛先まで送付(必要書類を同封)
記名PASMOがなくて発行を依頼する場合は、申込みから約4週間でPASMOをクレジットカード会社に登録している住所に届きます。
届いたPASMOにはオートチャージが設定されているので、改札に入場するとオートチャージが発動して、以降も使えるようになります。
既にあるPASMOにオートチャージ設定を申し込む場合は、約3週間で「PASMOオートチャージサービスお申込みに関するお知らせ(ご案内ハガキ)」が、申込書に記入した住所に届きます。
案内ハガキが届いた場合は、申込んだ記名PASMOとともに、PASMO取扱事業者の駅へ持っていけばOKです。
申し込んだPASMOにオートチャージサービスの利用設定の手続きをしてくれるので、これでフィニッシュとなります。
残高がいくら以下になったらオートチャージを発動させるか、1回のオートチャージでいくらチャージするかはそれぞれ設定できます。
- オートチャージ実行判定金額:1,000円~10,000円
- オートチャージ実行金額:1,000円~10,000円
オートチャージする条件・金額は駅で変更することが可能です。窓口のスタッフに声をかけましょう。
PASMOオートチャージサービスのみを解約したい場合は、PASMO鉄道事業者の駅で手続きできます。公的証明書等(免許証など)が必要になります。
OPクレジットカードでオートチャージができない場合
一度OPクレジットカードでPASMOオートチャージに申し込んだら、それ以降はずっと使えるのが原則です。
しかし、たまにPASMOオートチャージができないという場合があります。
代表例
- PASMOエリア・首都圏・仙台・新潟の各Suicaエリア以外の改札
- 連絡改札口や一部の改札機
- バス等のIC運賃機
- 電子マネーが使えるお店
- SF残額がオートチャージされる金額に達していなかった場合
- PASMOオートチャージサービスの利用限度額1日あたり10,000円、1ヶ月あたり50,000円を超えてしまう場合
- PASMOオートチャージサービスの有効期限が過ぎた場合
- 支払い用のOPクレジットカードを解約した場合
- 支払い用クレジットカードの事情による場合
- 出場時にオートチャージを実施しても運賃清算額に満たない場合
- 出場時、定期券区間の前後がともにチャージ残額での利用となる場合
よくあるのは1ヶ月あたり50,000円というPASMOオートチャージの上限を突破してしまうケースです。
PASMOは電車・バスの乗車だけではなく、タクシー、街中でのお買い物など、幅広いシーンで活用できます。
多額のお買い物やタクシー等に使った場合、月5万円を突破してしまうケースがあります。
また、有効期限にも注意が必要です。これに引っかかるというケースも存在しています。
PASMOオートチャージサービスの有効期限(クレジットカードの有効期限)が切れる7日前から有効期限後6ヶ月の間に、小田急などのPASMO取扱事業者の駅で延長手続きを行う必要があります。
この期間内に手続きを行わないと、PASMOオートチャージサービスは退会となってしまいます。
手続きにはオートチャージを設定したPASMOが必要なので、持参しましょう。なお、バス、Suicaエリアでは手続きができません。
JALカード OPクレジットでもオートチャージが可能
小田急カードには日本航空との提携カードであるJALカード OPクレジットもあります。
JALカードのうち、JAL普通カード、JAL CLUB-Aカード、JAL CLUB-Aゴールドカードに小田急カードがあります。
JALカード OPクレジットはJALカードの機能に加えて、電車乗車で至高の利便性があるPASMOにチャージできてポイントが得られます。
ショッピングマイル・プレミアムの加入有無を問わず、0.5%小田急ポイント還元です(JALマイル還元は終了)。
ライバルのJAL東急カードは、PASMOオートチャージで貯まるのは0.5%のTOKYU POINT(JALマイルに交換すると0.25%)となっており、還元率は同一です。
小田急カードの機能もあり、小田急グループの電車、スーパー、百貨店などを使っていくと、ザクザクと小田急ポイントが貯まります。
小田急ポイントは2,000ポイントを1,000 JALマイルに交換できます。ポイントをマイルに集約できます。
JALカード OPクレジット CLUB-Aカードは、フライトボーナス、入会/継続ボーナスが増し、旅行傷害保険も充実します。
また、以下のCLUB-Aカード以上のJALカード限定の特典を享受できます。JGCカードとしても有力です。
- JALビジネスクラス・チェックインカウンターの利用
- 会員誌「アゴラ」
- JALオリジナルカレンダーの送付
- 空港免税店での割引(普通カードの2倍の10%OFF)
JALカード OPクレジット CLUB-Aゴールドカードになると、ラウンジが利用可能になり、保険が安価なプラチナカード並みに充実します。
国内旅行傷害保険でも死亡・後遺障害だけではなく、利用頻度が高い入院・手術・通院に関する保障があります。
海外旅行傷害保険は家族特約付きであり、利用頻度が高くて重要な疾病・傷害治療費用(病院等での医療費)、携行品損害が付帯しています。最高500万円のショッピング保険も魅力的です。
日本国内で24時間365日健康・医療・介護・育児について、医師・看護師などの専門スタッフに電話で無料相談できる「ドクターダイレクト24」が利用できるようになります。
1%のマイル付与率でPASMOチャージが可能なのは、日本国内でJALカード OPクレジットだけです。
オンリー・ワン、スペシャル・ワン、エアフォース・ワンのパワーがあります。
慈愛さえ感じるような豊潤なお得さには身震いする程であり、八面六臂の活躍を見せてくれます。
JALカードは2018年度JCSI顧客満足度調査 クレジットカード部門で、「ロイヤルティ」「推奨意向」「知覚品質」で第1位を獲得しています。客観的に高く評価されています。
JALカード OPクレジットは、JALカードと小田急カードのベネフィットが1枚に融合している点で魅力的なクレジットカードです。
地上も空中もこれ1枚で制覇できるクレジットカードです。JALカード OPクレジットは大量のJALマイルがプレゼントされるお得な新規入会キャンペーンを行っています。
公式サイトJALカード 公式キャンペーン
インタビュー
以前、小田急電鉄株式会社に取材に行き、カード推進部の阿部さんにインタビューしました。
小田急カードの魅力、ポイント、ロマンスカー@クラブ会員、PASMO、優待特典、小田急まなたび、付帯特典、セキュリティ点について取材しています。
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まとめ
OPクレジットカードはおすすめの電子マネーの一角であるPASMOオートチャージが利用可能です。0.5%の小田急ポイントを獲得できてお得です。
1,000円(税込)あたり5ポイントを得られます。税抜ではなく、税込なのが地味なメリットです。端数が無駄になりにくく効率的にポイントが貯められます。
もちろんApple Pay・おサイフケータイのモバイルPASMOへのオートチャージでも、還元を享受可能です。
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貯めたポイントは小田急百貨店、小田急ストア、ハイアットリージェンシー東京・はつはな・箱根ハイランドホテル等のグループホテルなどで利用できてファンタスティックです。
小田急線沿線にご在住で電車やバスに乗る機会がある場合は、OPクレジットカードでビシバシとオートチャージすると最高にお得です。
OPクレジットカードは年会費が年1回の利用で無料となり、小田急グループやPASMOを使う方ですとメリットが大きいクレジットカードです。特に大きなメリットは以下3点です。
- 小田急グループで最大10.5%と高還元
- PASMOへのオートチャージでポイント還元
- 小田急線乗車で最大7%のポイント付与
Odakyu OX ストアが最大3%のポイント還元、小田急百貨店・ネットショッピングが最大10%割引となるのが特に素晴らしい特典です。スーパーが3%還元となるのは嬉しいですね!
小田急線の駅構内の自販機・カフェ等で+1%の小田急ポイントが得られるのも着実に役立つメリットです。
小田急線沿線や新宿西口のマンションに住んでいる方にピッタリのカードです。このようなよいカードを活用すると、生活を豊かに彩ることができます。
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ゴールドカードのOPクレジット ゴールドもあります。空港ラウンジと付帯保険がメリットです。ただし、10,000円(税抜)の年会費がかかるのがデメリットです。
家族会員の年会費は1名無料で、2人目より1名あたり1,000円(税抜)となります。
前年度のショッピング利用金額(クレジットでのお支払い)が本会員・家族会員の合計で年200万円(税込)以上なら、年会費が本会員・家族会員ともに無料となります。年会費無料のゴールドカードは稀有です。
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そんなOPクレジットカード、ゴールドカードは入会キャンペーンも充実しています。
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