
ドリームベッド(7791)のIPOが決定しています。ブック・ビルディング期間は2021年6月7日(月)~6月11日(金)、上場日は2021年6月23日(水)です。
新規上場する市場は東証2部で、想定価格は1,400円(1単元14.0万円)です。公募価格は2021年6月14日(月)に決定。
仮条件は1,400円~1,460円と上振れました。予想PERは11.4~11.9倍です。
初値予想は「公開価格近辺で若干のプラスリターン」です。以下のレンジを想定しています。
1,480〜1,750円(仮条件の上限比+1.4%~+19.9%)
ドリームベッドは、マットレス・ベッドフレーム・ソファ・寝装品(枕・布団類)等のデザイン開発・製造・販売を展開しています。
監査法人は有限責任 あずさ監査法人で、本社所在地は広島県広島市西区己斐本町3-12-39です。
ドリームベッドとは
ドリームベッドは自社ブランド製品と海外提携ブランド製品を自社工場及び協力工場で製造して、「家具販売店向け」と「商業施設向け」を主要な販売チャネルとして営業展開をしています。
また、八千代第一工場(マットレス)、八千代第二工場(ベッドフレーム)、千代田工場(リビングソファ)、あさひ工場(寝装品)という生産体制を構築しています。
マットレス・ベッドフレーム・ソファ・寝装品の商品の製造と販売によって、「快適で美しいくらし」を提供することを通して、企業価値の向上を図っています。
従業員数は349名、平均年齢は45.2歳、平均勤続年数は13.2年、平均年間給与は384.8万円です。
ドリームベッドのIPOの諸データ
ドリームベッドの業績推移
業績面では売上高は緩やかな右肩上がりの傾向となっており、経常利益・純利益は減益の年度が目立っています。

主要な経営指標等の推移は下表のとおりです。
| 回次 | 第59期 | 第60期 | 第61期 | 第62期 | 第63期 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 決算年月 | 2016年3月 | 2017年3月 | 2018年3月 | 2019年3月 | 2020年3月 | |
| 売上高 | (千円) | 9,288,146 | 9,235,329 | 9,235,269 | 10,204,587 | 10,034,752 |
| 経常利益 | (千円) | 1,051,811 | 919,488 | 559,938 | 503,414 | 469,275 |
| 当期純利益 | (千円) | 611,744 | 621,195 | 238,587 | 285,201 | 331,555 |
| 資本金 | (千円) | 91,000 | 91,000 | 91,000 | 91,000 | 205,000 |
| 発行済株式総数 | ||||||
| 普通株式 | (株) | 95,926 | 95,926 | 95,926 | 95,926 | 125,926 |
| 甲種種類株式 | (株) | 77,428 | 77,428 | 77,428 | 77,428 | 7,743 |
| 純資産額 | (千円) | 1,726,832 | 2,357,186 | 2,592,180 | 2,860,155 | 1,666,464 |
| 総資産額 | (千円) | 7,336,207 | 7,246,126 | 7,108,911 | 6,741,043 | 6,631,021 |
| BPS | (円) | 17,928.74 | 24,500.00 | 26,949.74 | 1,487.17 | 658.9 |
| 1株配当 | (円) | - | - | - | - | - |
| EPS | (円) | 6,377.25 | 6,475.78 | 2,487.20 | 148.66 | 164.26 |
| 潜在株式調整後EPS | (円) | 1,266.38 | 1,285.94 | 493.9 | 29.52 | 118.72 |
| 自己資本比率 | (%) | 23.5 | 32.5 | 36.5 | 42.4 | 25.1 |
| 自己資本利益率 | (%) | 42.6 | 30.4 | 9.6 | 10.5 | 14.6 |
| 株価収益率 | (倍) | - | - | - | - | - |
| 配当性向 | (%) | - | - | - | - | - |
| 営業CF | (千円) | - | - | - | 662,337 | 518,830 |
| 投資CF | (千円) | - | - | - | △34,502 | △252,273 |
| 財務CF | (千円) | - | - | - | △802,644 | △299,616 |
| 現金等 | (千円) | - | - | - | 458,883 | 425,823 |
| 従業員数 | (人) | 324 | 314 | 320 | 331 | 338 |
市場トレンド
市況面では、上場直前3ヶ月間のインデックスが上昇トレンドの状況だと初値リターンが高い傾向となっています。
東証2部指数はここ数ヶ月堅調な推移となっていましたが、3月中旬からは調整気味となっています。
堅調な相場に回帰すれば、IPOにおいて追い風となり、反落したら向かい風となります。
上場規模
ドリームベッドのIPOの規模は最大で約27.6億円であり、東証二部としては大型です。
公募株式数は860,000株、売出株式数は855,800株、オーバーアロットメント(OA)は257,300株です。
公開比率(オファリングレシオ)は約48%と高めです。公開比率が低ければ低いほど、初値リターンが高い傾向があります。公募株式数に占める売出の割合は50%です。
| 株主名 | 保有割合 | ロックアップ |
|---|---|---|
| ブルーインベストメント投資事業有限責任組合 | 21.26% | ◯ |
| (株)広島銀行 | 19.90% | ◯ |
| ドリームベッド従業員持株会 | 11.78% | ◯ |
| (株)もみじ銀行 | 8.07% | ◯ |
| 渡辺靖子 | 8.05% | ◯ |
| 三宅尚子 | 8.05% | ◯ |
| 小出克己 | 4.49% | ◯ |
| (株)商工組合中央金庫 | 4.01% | ◯ |
| (株)山陰合同銀行 | 3.04% | ◯ |
| 光正明義 | 1.52% | ◯ |
※制度ロックアップによる継続保有を含む
初値予想
ドリームベッドの事業はマットレス・ベッドフレーム・ソファ・寝装品(枕・布団類)等のデザイン開発・製造・販売ということで、IPOにおける業種の人気度は低めです。
予想PERは11.4~11.9倍であり、類似企業と比較すると割安感があります。
| コード | 銘柄名 | PER | PBR | 配当利回り |
|---|---|---|---|---|
| 3202 | ダイトウボウ | 16.40 | 0.68 | 0.00% |
| 7813 | プラッツ | 31.71 | 2.42 | 1.57% |
| 7817 | パラマウントベッドHD | 16.61 | 1.05 | 2.58% |
| 7840 | フランスベッドHLDGS | 14.97 | 0.94 | 3.19% |
約27.6億円という上場規模は東証2部としては大型です。上位株主にはVCはなく、万遍なくロックアップがかかっています。
東証2部の20億円以上のIPOの初値結果は以下のとおりです。
過去実績
- バリオセキュア:-4.4%
- STIフードホールディングス:+9.5%
- リバーホールディングス:-25.0%
- ウイルテック:±0%
- カクヤス:+16.6%
- テクノフレックス:+18.0%
- ワシントンホテル:+11.6%
- ナルミヤ・インターナショナル:-3.8%
- 信和:-3.8%
- オプティマスグループ:+11.2%
- 要興業:+26.7%
- プレミアグループ:-4.3%
- Casa:+2.7%
- ウェーブロックホールディングス:-3.9%
- 船場:-7.5%
- ジャパンミート:+3.0%
- 一蔵:+2.1%
- ケイアイスター不動産:+6.8%
- ラクト・ジャパン:±0%
- 冨士ダイス:+50.9%
- シーアールイー:-7.3%
- 大冷:-6.7%
- SFPダイニング:-16.5%
- 日本ビューホテル:-2.3%
- OATアグリオ:-6.3%
- 丸和運輸機関:-8.8%
- 日本BS放送:+6.6%
- ウィルグループ:-4.2%
- アサンテ:+11.2%
- ファルテック:+5.3%
以上を総合考慮して、初値予想は「公開価格近辺で若干のプラスリターン」です。
主幹事は野村證券です。その他は、ひろぎん証券、みずほ証券、SMBC日興証券、東洋証券、SBI証券で申し込めます。
| 証券会社名 | 割当株式数 | 割当比率 |
|---|---|---|
| 野村証券 | 1,544,200 | 90.00% |
| ひろぎん証券 | 68,600 | 4.00% |
| みずほ証券 | 34,300 | 2.00% |
| SMBC日興証券 | 34,300 | 2.00% |
| 東洋証券 | 17,200 | 1.00% |
| SBI証券 | 17,200 | 1.00% |
SBIグループのSBIネオモバイル証券、SBIネオトレード証券でも取り扱いの可能性があります。SBIネオモバイル証券ではWealthNaviに当選して手堅いリターンを獲得しました。
みずほ証券の委託幹事としてPayPay証券、野村證券ルートでLINE証券でも取り扱いを期待できます。
ドリームベッドのIPOの当選のコツについては、以下で徹底解説しています。

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参考まだ安全資産は定期預金と国債だけなの?IPOチャレンジポイントで確実にS級IPOをゲットできる
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野村證券はIPOの取り扱いが多いのがメリットです。小口個人ですと当たりづらいですけれども、ポチポチ作業を許容できる場合は候補です。
郵政3社、JR九州などの大型株に関しては意外な程に当たりやすいです。
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<投資スタンス>
中立
(※強気・やや強気・中立・やや弱気・弱気の5段階)
- 強気:対面証券・ネット証券で全力申込
- やや強気:対面証券・ネット証券で申込(回数制限で回避することも)
- 中立:ネット証券、回数制限・S級銘柄の当落に影響がない対面証券では申込(大量獲得を狙える場合は妙味あり)
- やや弱気:ネット口座以外は原則回避(ただし、マイナス覚悟の勝負で申し込むことも) ※安全重視ならSBI証券のみ
- 弱気:SBI証券以外は回避(対面証券はバーター取引ならOK)