上場!サインド(4256)のIPOの初値予想

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サインド

サインド(4256)のIPOが決定しています。ブック・ビルディング期間は2021年12月6日(月)~12月10日(金)、上場日は2021年12月22日(水)です。

サインドが新規上場する市場は東証マザーズで、想定価格は2,940円(1単元29.4万円)です。公募価格は2021年12月13日(月)に決定。

仮条件は2,940円~3,250円と上振れました。予想PERは86.7倍~95.9倍です。

初値予想は「公開価格近辺で若干のプラスリターン」です。以下のレンジを想定しています。

3,300〜4,000円(仮条件の上限比+1.5%~+23.1%)

サインドは理美容店舗に対して、店舗と顧客のつながりをサポートする、クラウド型予約管理システム「BeautyMerit(ビューティーメリット)」を展開しています。

監査法人は太陽有限責任監査法人で、本社所在地は東京都品川区西五反田1-25-1 KANOビル3Fです。

サインドとは

サインドの主要サービスである、「BeautyMerit(ビューティーメリット)」は、「顧客と時間の価値を最大化」というプロダクトポリシーの商品です。

理美容店舗に対して、集客・予約・施術・会計・アフターフォローに至るまで、店舗と顧客のつながりに対して、最適な顧客体験(CX(注1))の構築、働き方改革(DX)を支援するサービスです。

「BeautyMerit」はクラウドを通じてサービスを提供しているため、インターネット経由でどこからでもアクセスできます。

サインドはITリテラシーに関わらず利用可能なサービスを目指しており、誰でも使いやすいユーザー・インターフェースの構築等に留意した開発を推進しています。

また、PCブラウザでの利用に加え、スマートフォンやタブレット等のモバイル端末向けにも提供するなどマルチデバイスに対応しています。

したがって、様々な環境で、店舗経営にまつわる情報をリアルタイムに把握することが可能になっています。

従業員数は63名、平均年齢は31.9歳、平均勤続年数は2.5年、平均年間給与は486.6万円です。

サインドのIPOの諸データ

サインドの業績推移

業績面では売上高・経常利益・純利益は、大局的には右肩上がりの傾向となっています。

サインドの業績推移

主要な経営指標等の推移は下表のとおりです。

回次 第6期 第7期 第8期 第9期 第10期
決算年月 2017年3月 2018年3月 2019年3月 2020年3月 2021年3月
売上高 (千円) 200,283 310,432 406,232 534,967 799,307
経常利益 (千円) 54,996 74,648 84,154 66,537 188,260
当期純利益 (千円) 39,488 54,606 59,666 46,609 133,841
資本金 (千円) 1,000 1,000 1,000 1,000 1,000
発行済株式総数 (株) 100 100 100 1,000,000 1,000,000
純資産額 (千円) 54,986 109,592 169,258 215,868 349,710
総資産額 (千円) 86,946 186,446 259,329 308,292 588,608
BPS (円) 549,866 1,095,926 1,692,588 43.17 69.94
1株配当 (円)
EPS (円) 394,888 546,060 596,662 9.32 26.77
自己資本比率 (%) 63.2 58.8 65.3 70 59.4
自己資本利益率 (%) 112 66.4 42.8 24.2 47.3
株価収益率 (倍)
配当性向 (%)
営業CF (千円) 54,338 242,893
投資CF (千円) △27,903 △8,503
財務CF (千円) △4,320 30,827
現金等 (千円) 214,023 479,239
従業員数 (人) 10 16 28 43 56

市場トレンド

市況面では、上場直前3ヶ月間のインデックスが上昇トレンドの状況だと初値リターンが高い傾向となっています。

東証マザーズ指数はここ数ヶ月ボックスでの推移となっていましたが、足元では崩れています。

軟調な推移になるとIPOにおいて向かい風となり、堅調な展開に回帰すれば追い風となります。

東証マザーズのチャート(過去3ヶ月)

上場規模

サインドのIPOの規模は最大で約45.3億円であり、東証マザーズとしてはやや大型です。小型であればある程、初値リターンは良い傾向があります。

公募株式数は800,000株、売出株式数は540,000株、オーバーアロットメント(OA)は201,000株です。

公開比率(オファリングレシオ)は最大で約27%と高めです。公開比率が低ければ低いほど、初値リターンが高い傾向があります。公募株式数に占める売出の割合は40%です。

株主名 保有割合 ロックアップ
奥脇隆司 43.82%
高橋直也 36.52%
亀井信吾 8.22%
池田英右 3.20%
安留但馬 0.82%
辻章一 0.64%
正田 誠 0.50%
松野晃大 0.41%
織田辰也 0.41%
児玉寛典 0.41%

※制度ロックアップによる継続保有を含む

初値予想

サインドの事業は理美容店舗に対して、店舗と顧客のつながりをサポートする、クラウド型予約管理システム「BeautyMerit(ビューティーメリット)」ということで、IPOにおける業種の人気度は高めです。

訴求力の高い東証マザーズネット企業の範疇に属しており、クラウドというキラーワードも事業に内包しています。

予想PERは86.7倍~95.9倍であり、類似企業と比較すると割高感があります。

コード 銘柄名 PER PBR 配当利回り
3974 ティビィシィ・スキヤツト 16.15 0.90 1.49%

上位株主にはVCはなく、万遍なくロックアップがかかっています。

約45.3億円という上場規模は東証マザーズとしてはやや大型です。

東証マザーズの35億~50億円未満のやや大型IPOの初値結果は以下のとおりです。

過去実績

  • ジェイフロンティア:-15.0%
  • サーキュレーション:+77.1%
  • Enjin:+55.8%
  • ステラファーマ:+54.8%
  • Fast Fitness Japan:+33.3%
  • モダリス:+110.0%
  • ビザスク:-12.7%
  • きずなホールディングス:-4.3%
  • マクアケ:+74.8%
  • トゥエンティーフォーセブン:+11.1%
  • ダブルエー:-0.2%
  • ツクルバ:±0%
  • Delta-Fly Pharma:-8.1%
  • マネーフォワード:+93.5%
  • ティーケーピー:+74.3%
  • ソレイジア・ファーマ:+26.5%
  • うるる:+11.0%
  • MS-Japan:+5.8%
  • グローバルグループ:+60.0%
  • オープンドア:+23.3%
  • 中村超硬:+11.8%
  • U-NEXT:+31.7%
  • ムゲンエステート:+10.0%
  • GABA:-6.0%
  • ネクスト:+35.5%
  • エムケーキャピタルマネージメント:+157.8%
  • ナノ・メディア:+62.7%
  • クリエイト・レストランツHD:+28.6%
  • フィンテック グローバル:+103.0%
  • ディー・エヌ・エー:+210.0%
  • コスモス薬品:+5.5%
  • シコー技研:+66.7%
  • ディップ:+100.0%
  • 日本ケアサプライ:+23.1%
  • 日本ベリサイン:+108.3%
  • メディネット:+260.0%
  • トランスジェニック:+30.6%
  • ウォーターダイレクト:+200.0%

以上を総合考慮して、初値予想は「公開価格近辺でマイナスリターンの可能性がある」です。

主幹事は野村證券です。その他は、SBI証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、岡三証券、松井証券、いちよし証券で申し込めます。

証券会社名 割当株式数 割当比率
野村証券 1,252,900 93.50%
SBI証券 33,500 2.50%
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 33,500 2.50%
岡三証券 6,700 0.50%
松井証券 6,700 0.50%
いちよし証券 6,700 0.50%

三菱UFJグループの三菱UFJ eスマート証券でも取り扱いが期待できます。カブドットコムのIPOは、公平性と機密性を確保したシステムによる抽選で当選者が決まります。

また、SBIグループのSBIネオモバイル証券SBIネオトレード証券、大和証券グループの大和コネクト証券、野村證券ルートでLINE証券、みずほ証券ルートのPayPay証券も幹事に入っている場合は同様です。

SBIネオモバイル証券ではWealthNaviに当選して手堅いリターンを獲得しました。

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野村證券はIPOの取り扱いが多いのがメリットです。小口個人ですと当たりづらいですけれども、ポチポチ作業を許容できる場合は候補です。

郵政3社、JR九州などの中型株に関しては意外な程に当たりやすいです。

大和証券も厳正かつ公平な抽選サービスとなっており、小口投資家でも当選の可能性はあります。

大和証券グループのネット証券である「大和コネクト証券」だと、お手軽にIPOに参加可能です。

岡三オンラインでも取扱いを期待できます。

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<投資スタンス>
中立
(※強気・やや強気・中立・やや弱気・弱気の5段階)

  1. 強気:対面証券・ネット証券で全力申込
  2. やや強気:ネット証券・対面証券で申込
  3. 中立:ネット証券、回数制限に問題なくS級銘柄の当落に影響がない対面証券で申込(大量獲得を狙える場合は妙味あり)
  4. やや弱気:ネット口座以外は原則回避(ただし、マイナス覚悟の勝負で申し込むことも) ※安全重視ならSBI証券のみ
  5. 弱気:SBI証券以外は回避(対面証券はバーター取引ならOK)

過去のIPO初値予想の履歴

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