上場!ANYCOLOR(5032)のIPOの初値予想

更新日:   IPO

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ANYCOLOR

ANYCOLOR(5032)のIPOが決定しています。ブック・ビルディング期間は2022年5月24日(火)~5月30日(月)、上場日は2022年6月8日(水)です。

ANYCOLORが新規上場する市場は東証グロースで、想定価格は1,490円(1単元14.9万円)です。公募価格は 2022年5月31日(火)に決定。

仮条件は1,490~1,530円と上振れました。予想PERは17.9~18.3倍です。

初値予想は大幅なプラスリターンです。以下のレンジを想定しています。

2,900~3,900円(仮条件の上限比+89.5%~+154.9%)

ANYCOLORは動画コンテンツ関連事業(主にVTuberグループ「にじさんじ」の運営)を展開しています。

監査法人は太陽有限責任監査法人です。

ANYCOLORとは

ANYCOLORは「魔法のような、新体験を。」というコーポレート・ミッションを掲げており、今までにない新しいエンターテイメントの体験を世の中に提供することを目的に、サービス展開を行っています。

テレビ・ラジオをはじめとした従来のメディアにおいては、コンテンツを制作するクリエイターが、視聴するユーザーにコンテンツを提供するという一方通行の形式が主体でした。

しかし、インターネットを通じて、誰もがコンテンツを発信するクリエイターになることが可能となることで、クリエイターとユーザーの垣根がなくなり、より多くのコンテンツが発信されるようになりました。

Google LLCが提供する動画配信プラットフォームであるYouTube等を用いたライブストリーミングによって、ユーザーがリアルタイムで反応ができる双方向性のメディアが新しいメディアの形態として出現してきました。

ANYCOLORが運営するVTuberグループ「にじさんじ」は、約150名の多種多様なVTuberが所属するVTuberグループであり、ライブストリーミングによる双方向性のコミュニケーションを通じて、ファンコミュニティの構築を図っています。

更に、グッズ・デジタル商品の販売やイベントの開催等を通じて、VTuberコミュニティの盛り上がりを高めていく方針です。

YouTubeにおいて動画配信を行うライブストリーミング領域を中心としながら、動画配信以外の接点を提供してVTuberの活動の幅を拡大する「コマース領域(VTuberグッズ等のコンテンツ販売・イベント)」、ANYCOLORが保有するANYCOLOR所属VTuberに関するIP(Intellectual Property:知的財産)を用いて、顧客企業の商品やサービスのプロモーションを行う「プロモーション領域」でビジネスを展開しています。

また、新規ビジネス領域として海外VTuberビジネスを運営しています。

従業員数は216名、平均年齢は30.2歳、平均勤続年数は1.6年、平均年間給与は457.5万円です。

ANYCOLORのIPOの諸データ

ANYCOLORの業績推移

業績面では売上高・経常利益・純利益は、大局的には右肩上がりの傾向となっています。

ANYCOLORの業績推移

主要な経営指標等の推移は下表のとおりです。

回次 第1期 第2期 第3期 第4期
決算年月 2018年4月 2019年4月 2020年4月 2021年4月
売上高 (千円) 16,622 866,517 3,478,701 7,636,041
経常利益 (千円) △3,962 47,258 42,008 1,451,104
当期純利益 (千円) △1,897 29,699 32,435 937,297
資本金 (千円) 31,500 31,500 100,000 104,120
発行済株式総数 (株)
普通株式 13,750 13,750 1,250,000 1,270,600
A1種優先株式 216,524 216,524
A2種優先株式 125,000 125,000
B種優先株式 424,105 424,105
純資産額 (千円) 60,102 89,801 2,703,801 3,525,678
総資産額 (千円) 67,311 277,593 3,590,681 6,229,760
BPS (円) 4,371.06 6,531.00 2.39 29.8
1株配当 (円)
EPS (円) △171.43 2,159.94 1.39 30.97
自己資本比率 (%) 89.29 32.35 75.25 56.54
自己資本利益率 (%) 39.62 2.32 30.12
株価収益率 (倍)
配当性向 (%)
営業CF (千円) △205,179 1,350,439
投資CF (千円) △260,459 △757,890
財務CF (千円) 2,892,149 544,138
現金等 (千円) 2,491,645 3,628,274
従業員数 (人) 3 48 150 156

市場トレンド

市況面では、上場直前3ヶ月間のインデックスが上昇トレンドの状況だと初値リターンが高い傾向となっています。

東証マザーズ指数はここ数ヶ月下降トレンドが続いています。

軟調な推移になるとIPOにおいて向かい風となり、堅調な展開に回帰すれば追い風となります。

東証マザーズのチャート(過去3ヶ月)

上場規模

ANYCOLORのIPOの規模は最大で約19.9億円であり、東証グロースとしては中型です。小型であればある程、初値リターンは良い傾向があります。

公募株式数は50,000株、売出株式数は1,114,000株、オーバーアロットメント(OA)は174,600株です。

公開比率(オファリングレシオ)は最大で約5%とかなり低めです。公開比率が低ければ低いほど、初値リターンが高い傾向があります。公募株式数に占める売出の割合は96%です。

株主名 保有割合 ロックアップ
田角陸 43.11%
LC FUND VIII, L.P. 10.29%
HODE HK Limited 7.34%
Skyland Ventures2号投資事業有限責任組合 6.91%
(株)ソニー・ミュージックエンタテインメント 5.14%
本田謙 4.61%
釣井慎也 3.00%
(株)インフルエンサーインベストメントホールディングス 2.30%
SBI AI&Blockchain投資事業有限責任組合 2.20%
けいはんな学研都市ATRベンチャーNVCC投資事業有限責任組合 2.06%

※制度ロックアップによる継続保有を含む

初値予想

ANYCOLORの事業は動画コンテンツ関連事業(主にVTuberグループ「にじさんじ」の運営)ということで、IPOにおける業種の人気度は高めです。

平常時は訴求力の高い東証グロースネット企業の範疇に属しています。

予想PERは17.9~18.3倍であり、類似企業と比較すると中間的です。

上位株主にはVCが名を連ねているものの、万遍なくロックアップがかかっています。

約19.9億円という上場規模は東証グロースとしては中型です。

旧・東証マザーズの15億~25億円の中型IPOの初値結果は以下のとおりです。

過去実績

  • Recovery International:-13.7%
  • CS-C:+19.3%
  • 網屋:+6.6%
  • グローバルセキュリティエキスパート:+43.6%
  • ブロードエンタープライズ:+7.7%
  • レナサイエンス:+45.7%
  • モビルス:+43.0%
  • ブレインズテクノロジー:+134.0%
  • ラキール:+77.1%
  • i‐plug:+129.0%
  • ファンペップ:+10.0%
  • いつも:+134.4%
  • ココペリ:+125.6%
  • スタメン:+133.1%
  • さくらさくプラス:+47.4%
  • rakumo:+204.0%
  • 日本情報クリエイト:+70.0%
  • MacbeePlanet:+28.3%
  • NexTone:-2.4%
  • ヴィス:-8.0%
  • ドラフト:-22.7%
  • フォースタートアップス:-8.0%
  • Kids Smile Holdings:+20.9%
  • AI inside:+250.0%
  • global bridge HOLDINGS:+49.4%
  • HENNGE:+42.9%
  • サイバー・バズ:+73.9%
  • Link-U:+104.3%
  • ピアズ:+51.9%
  • トビラシステムズ:+125.8%
  • NATTY SWANKY:+20.2%
  • 日本ホスピスホールディングス:+46.6%
  • ギークス:+50.3%
  • カオナビ:+100.5%
  • サーバーワークス:+276.6%
  • フロンティアインターナショナル:+12.7%
  • スマレジ:+135.4%
  • テクノスデータサイエンス・エンジニアリング:+98.4%
  • リーガル不動産:+42.9%
  • ギフト:+77.5%
  • イーソル:+138.1%
  • CRGホールディングス:+63.6%
  • and factory:+56.0%
  • GA technologies:+130.3%
  • キャンディル:+52.5%
  • ライトアップ:+32.1%
  • アイペット損害保険:+57.9%
  • RPAホールディングス:+207.7%
  • フェイスネットワーク:+128.6%
  • ジーニー:+98.1%
  • SKIYAKI:+147.1%
  • シルバーライフ:+85.2%
  • ロードスターキャピタル:+37.4%
  • シェアリングテクノロジー:+86.9%
  • GameWith:+133.9%
  • オロ:+129.5%
  • ジャパンエレベーターサービスHD:+61.8%
  • イントラスト:+35.6%
  • スタジオアタオ:+25.7%
  • ユーザーベース:+15.9%
  • シンクロ・フード:+41.4%
  • 串カツ田中:+13.5%
  • デファクトスタンダード:+41.1%
  • ベガコーポレーション:+25.0%
  • エボラブルアジア:+48.3%
  • LITALICO:+88.0%
  • フィット:-7.9%
  • ソネット・メディア・ネットワークス:+139.1%
  • マイネット:+19.3%
  • ダブルスタンダード:+128.8%
  • インベスターズクラウド:+93.3%
  • AppBank:+45.8%
  • デザインワン・ジャパン:+50.9%
  • リンクバル:+27.9%
  • モバイルファクトリー:+99.4%
  • イード:+46.4%
  • KeePer技研:+49.1%
  • インターワークス:+16.7%
  • クラウドワークス:+73.2%
  • GMOTECH:+135.2%
  • 弁護士ドットコム:+215.4%

以上を総合考慮して、初値予想は大幅なプラスリターンです。

主幹事は大和証券、 三菱UFJモルガン・スタンレー証券です。その他は、下表の証券で申し込めます。

証券会社名 割当株式数 割当比率
大和証券 885,100 56.54%
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 622,100 39.74%
SBI証券 34,900 2.23%
野村証券 17,400 1.11%
松井証券 3,000 0.19%
マネックス証券 3,000 0.19%

SBIグループのSBIネオモバイル証券SBIネオトレード証券、大和証券グループの大和コネクト証券、野村證券ルートでLINE証券、みずほ証券ルートのPayPay証券も、各証券が幹事に入っている場合は取り扱いを期待できます。

SBIネオモバイル証券ではWealthNaviに当選して手堅いリターンを獲得しました。

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野村證券はIPOの取り扱いが多いのがメリットです。小口個人ですと当たりづらいですけれども、ポチポチ作業を許容できる場合は候補です。

郵政3社、JR九州などの小型株に関しては意外な程に当たりやすいです。

大和証券も厳正かつ公平な抽選サービスとなっており、小口投資家でも当選の可能性はあります。

大和証券グループのネット証券である「大和コネクト証券」だと、お手軽にIPOに参加可能です。

岡三オンラインでも取扱いを期待できます。

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<投資スタンス>
強気
(※強気・やや強気・中立・やや弱気・弱気の5段階)

  1. 強気:対面証券・ネット証券で全力申込
  2. やや強気:ネット証券・対面証券で申込
  3. 中立:ネット証券、回数制限に問題なくS級銘柄の当落に影響がない対面証券で申込(大量獲得を狙える場合は妙味あり)
  4. やや弱気:ネット口座以外は原則回避(ただし、マイナス覚悟の勝負で申し込むことも) ※安全重視ならSBI証券のみ
  5. 弱気:SBI証券以外は回避(対面証券はバーター取引ならOK)

過去のIPO初値予想の履歴

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