新規上場!ウォンテッドリーのIPOの初値予想

更新日: IPO

ウォンテッドリー

ウォンテッドリー(3991)のIPOが決定しています。ブック・ビルディング期間は2017年8月30日(水)~9月5日(火)、上場日は2017年9月14日(木)です。

新規上場する市場は東証マザーズで、想定価格は880円(1単元8.8万円)です。仮条件は880円~1,000円と上振れました。

公開価格は仮条件の上限である1,000円となりました。予想PERは34.0倍、予想PBRは7.18倍(BPS 139.29)です。

初値予想は大幅なプラスリターンです。大手初値予想会社の初値予想は以下の通りです。

  • 1,800〜2,100円→8/31に上方修正:2,000〜2,300円(仮条件の上限比+100.0%~+130.0%)
  • 4,000〜5,300円(仮条件の上限比+300.0%~+430.0%)

初値予想会社の直前初値予想は以下の通りとなっています。

  • 2,300円(公開価格比+130.0%)
  • 5,000円(公開価格比+400.0%)

初日値付かずを踏まえた、初値予想会社の2日目直前初値予想は以下の通りとなっています。

  • 4,000円(公開価格比+300%)
  • 4,000円~5,000円(公開価格比+300%~+400%)

ウォンテッドリーは「シゴトでココロオドル人をふやす」というミッションのもと、全てのビジネスパーソンのためのプラットフォームとしてビジネスSNS「Wantedly(ウォンテッドリー)」を運営しています。

監査法人は有限責任監査法人トーマツです。本社所在地は東京都港区白金台5-12-7 MG白金台ビル4Fです。

ウォンテッドリーとは

ウォンテッドリーは「シゴトでココロオドル」をつくり、社会全体を活性化したいと考えています。

シゴトでココロオドルとは、ビジョン・個性・価値観など従来の仕組みでは忘れられてきた観点でのビジネス上のつながりを創出・拡充し、より多くの働く人々が仕事に熱中して仕事を心から楽しめる状態と定義されています。

このミッションを実現するために、ウォンテッドリーでは「最短距離の最大社会的インパクト」という方法論を掲げています。

テクノロジーを中心とした拡張性の高い手法で、より多くの働く人々にウォンテッドリーのサービスを届けることを重視しています。

この方針がウォンテッドリーの「プロダクト」「ビジネスモデル」「組織」に反映されています。

ウォンテッドリーでは、働くすべての人が共感を通じて「であい(Discover)」「つながり(Connect)」「つながりを深める(Engage)」ためのビジネスSNSプラットフォーム「Wantedly(ウォンテッドリー)」を運営しています。

ウォンテッドリー上で、会社訪問マッチングサービス「Wantedly Visit」、名刺管理アプリ「Wantedly People」、ビジネスチャット「Wantedly Chat」、メディアプラットフォーム「Wantedly Feed」等のサービスを提供しています。

画像のリアルタイム調整・配信、検索エンジンサーバーをはじめとしたすべてのシステムにAmazonのAWSクラウドを採用しており、頑健性を高めています。

個人ユーザ・企業ユーザは、これらのサービス間で「Wantedly(ウォンテッドリー)」のアカウントを共通して利用できるようになっています。

したがって、プラットフォーム上のサービス間でのユーザの遷移、それぞれのデータ・つながり情報やコンテンツの連携・融通がシームレスにつながっています。

その結果として、単一サービスの展開と比較して、ビジネス上のより多様な領域(利用シーン)・ユーザ層への価値提供を行うことができています。

主要提供サービスサービス内容
Wantedly Visit会社訪問マッチングサービス。既存の求人サービスのような給与や福利厚生といった「条件」ではなく、ビジョンや価値観への「共感」による個人と企業・仕事のマッチングを提供。
Wantedly AdminWantedly Visitへの募集掲載、Wantedly Feedへの記事投稿、募集に応募した候補者の管理などを行うSaaS型企業ユーザ向け管理ツール。
Wantedly People名刺管理アプリ。複数枚の名刺を同時に読み取り、即時にデータ化してつながりを管理することが可能。加えて、つながりを強めるための話題提供機能を内包。
Wantedly Chatビジネス利用に特化したチャットツール。社内・社外を横断して、仕事・プロジェクトを進めるためのコミュニケーションを素早く効率的に行うことが可能。Wantedly PeopleやCase by Wantedlyとも連携。
Wantedly Feedメディアプラットフォーム。働く個人や企業が、仕事や就職・転職におけるストーリー、ビジネスパーソンとしての知見、仕事観、組織の魅力やカルチャーなどを投稿し、発信・ブランディングすることができる。
Wantedly Tools社内で利用する様々な生産性向上ツールやサービスのソーシャル口コミサイト。レビュー情報を元にツールの利用検討ができるほか、ツール利用企業の特性も閲覧可能。ツール・サービス提供企業への販売支援サービスも内包している。
Case by Wantedlyクリエイター、デザイナーのためのポートフォリオサービス。個人や企業が制作した作品やプロダクトを投稿し、発信するためのプラットフォーム。

「Wantedly」を利用する個人ユーザは約80万人、企業ユーザは2万3千社超となっています。

また、ウォンテッドリービジネスSNSへの月間利用者数は150万人を超えており、個人ユーザのうち1ヶ月で1回以上ウォンテッドリーサービスにアクセスした割合は約27%です。

月間利用者数とは、サービスに登録の有無にかかわらず月間でアクセスした人数をブラウザベースもしくは端末ベースで集計した数値となります。

サイトとアプリ間での重複は排除しており、また月間で同じ人が何度アクセスした場合でも1人とカウントしています。

企業ユーザ、個人ユーザともに、新規ユーザの獲得には、既存ユーザによるサービス利用や口コミが起点となっています。

企業ユーザや個人ユーザが「Wantedly Visit」、「Wantedly People」、「Wantedly Feed」上などで募集や記事などのコンテンツを公開・投稿します。

登録企業の社員や個人ユーザおよびそれらの友人などがソーシャルメディア上でコンテンツをシェアすることで、それを見た個人ユーザが登録・応募や記事の閲覧を行ったり、他企業の人事担当者が自社のアカウントを開設したりすることが新規ユーザの獲得につながります。

また、平成29年8月期上半期の間に新規登録した企業ユーザのうち広告経由は約32%であり、広告以外の経路で登録に至った企業ユーザが過半数を占めています。

また、マッチングサービスである「Wantedly Visit」(企業側は管理ツール「Wantedly Admin」)に加えて、 「Wantedly Feed」や「Wantedly People」を通して、個人ユーザ・企業ユーザの日常的・継続的な利用を促進しています。

「Wantedly」の個人ユーザ数、企業ユーザ数、月間利用者数の推移は以下のとおりです。

 個人ユーザ数企業ユーザ数月間利用者数
平成25年11月末57,8881,63094,353
平成26年2月末70,0702,104205,727
平成26年5月末93,7932,781243,004
平成26年8月末124,6083,686336,819
平成26年11月末152,9234,819286,892
平成27年2月末191,1856,663513,586
平成27年5月末236,2018,567523,257
平成27年8月末280,64010,285594,116
平成27年11月末323,34512,314608,056
平成28年2月末372,07214,186736,512
平成28年5月末426,49315,981822,523
平成28年8月末484,44017,982879,828
平成28年11月末539,66019,807955,121
平成29年2月末669,41621,6461,499,822
平成29年5月末784,84323,3381,514,842

なお、平成28年11月にシンガポール子会社Wantedly Singapore Pte. Ltd.を設立し、アジアにおいて「Wantedly Visit」「Wantedly Admin」のサービス展開を加速しています。

「Wantedly」上で運営するサービスにおいて、ユーザから直接的に収益を得ているもの又は収益化に向けて具体的な準備を進めているものは以下5つです。

  • 「Wantedly Visit」
  • 「Wantedly Admin」
  • 「Wantedly People」
  • 「Wantedly Tools」
  • 「Wantedly Chat」

従業員数は45名、平均年齢は27.3歳、平均勤続年数は1.5年、平均年間給与は495.1万円です。

Wantedly Visit、Wantedly Admin

「Wantedly Visit」は、ビジョンを掲げる会社とそうしたビジョンに共感する個人との新しい出会いを提供するマッチングサービスです。

当サービスでは、募集要項に関して給与や福利厚生といった条件面ではなく会社のビジョンや価値観による訴求を推奨しています。

条件でのマッチングではなく、ビジョンや価値観でのマッチングを図るため、企業ユーザはWhy(なぜやるのか)、What(なにをやっているのか)、How(どうやっているのか)の3つのフレームワークを基に会社のビジョンを募集要項に表現します。

そして、それを企業で働く社員、社員の家族、友人、取引先などが応援(ソーシャルメディア上で拡散)します。

これによって、企業ユーザは、従来の給与や福利厚生面などの条件面でのマッチングを提供してきた採用媒体では出会うことができなかった人材と出会うことができます。

総務省・経済産業省「平成24年経済センサス - 活動調査」によると、日本における企業の数は412万社で、その内訳は以下の通り中小企業が中心となっています。

  • 従業員数1〜4名の企業が約269万社(65.2%)
  • 5〜9名が約73万社(17.6%)
  • 10〜49名が約58万社(14.0%)
  • 50〜99名が約6万社(1.6%)、100名以上が約6万社(1.4%)と

また、リクルートワークス研究所「日本の人材ビジネス」(平成29年3月発行)によると、日本の求人広告市場の規模は9,866億円、年間求人広告掲載件数は1,100万件に達しています。

従来の人材採用サービスを提供する会社は、後者の大企業が顧客の中心となっています。

他方、「Wantedly Visit」を利用する企業は、創業直後のスタートアップや中小企業など大手人材採用サービス事業者が顧客としてこなかった従業員数100名以下の層が全体の約85%を占めています。

https://www.youtube.com/watch?v=pOLzIXG-4so

これに加えて、近年では大企業や地方自治体、大学、公的機関の利用も拡大しており、年間の公開募集数は約3万件となっています。

個人ユーザは、FacebookやTwitterなどのソーシャルメディアで友人や知り合いがシェアした募集を見て、「Wantedly Visit」のサイトに訪れ、各ユーザのソーシャルグラフに最適化された募集の一覧を閲覧します。

ソーシャルグラフとは、ウェブ上における人間の相関関係やその結びつきの情報を意味します。

気になる会社や募集があれば「話を聞きに行きたい」ボタンをクリックして、企業とコンタクトをとります。

個人ユーザの属性は、20代から30代が全体の約8割を占めており、ビジネスパーソンに加えて、平成25年以降の新卒採用におけるインターンの活用が広がったタイミングから大学生の登録も拡大しています。

「Wantedly Visit」への募集掲載などを管理するSaaS型企業ユーザ向けツール(採用ソリューション)の「Wantedly Admin」は、月額3万円や月額9万円で一定期間(半年や年間など)固定金額の契約を基本とするサービス形態となっています。

1顧客あたりの利用単価を高めて少数の顧客に販売する形態ではなく、相対的に低単価で多数の顧客に利用されることを主としています。

したがって、売上上位10社の全体の売上に占める割合は10%以下となっており、特定の顧客からの収益には依存しておりません。

また、売り切り型ではなく、継続したサービス提供を前提とした料金体系のため、サービス提供開始時だけでなくその後の利用期間において顧客の満足度を高めることが契約の更新に繋がります。

それによって長期利用の顧客が増え、継続的に収益が積み上がっていく構造にあり、その結果、上記料金体系による継続的かつ安定的な収益基盤を確立しています。

ウォンテッドリーの平成29年8月期上半期の営業収益のうち、平成28年8月期に有料利用を開始した企業が約36%、平成27年8月期以前に有料利用を開始した企業が約43%を占めています。

また、システム継続利用のための月額課金以外に、各種ニーズにあわせたオプション機能に追加の利用料金を設定しています。

オプション機能は大きく分けて、スカウト、認知度向上・流入促進、コンテンツ作成の3種類になります。

スカウトは、企業ユーザが個人ユーザに直接メッセージを送ることができるダイレクトリクルーティング機能になります。

認知度向上・流入促進は、Facebook上での広告代行や「Wantedly Visit」内でのトップページ掲載などになります。

コンテンツ作成は、ビジョンについて書き慣れない企業に対してヒアリングをした上でライティングを行う募集要項の作成代行や通常の募集よりもコンテンツリッチな特別タイプの募集作成などになります。

加えて、企業ユーザは「Wantedly Admin」を通して「Wantedly Feed」への投稿や投稿記事の閲覧状況の分析などを行うことで、自社のブランディングや採用広報活動を強化することができます。

「Wantedly Feed」はメディアプラットフォームとして平成28年3月にリリースして1年強で「Wantedly(ウォンテッドリー)」のサイトのページビュー数全体の約10%を占めるまでに拡大しています。

また、「Wantedly Feed」への投稿のある企業はない企業に比べて平均応募数が2.9倍高く(平成28年12月〜平成29年5月のデータ)、企業ユーザの採用活動への寄与も生まれています。

なお、原則として個人ユーザは「Wantedly Visit」を無料で利用できます。

ただし、より多くの企業からスカウトを受け取ることができるなどの機能を付加した個人ユーザ向け有料サービス(個人課金)の「Wantedlyプレミアム」を月額2,980円(平成29年6月時点)で提供しています。

Wantedly People

クラウド上にてデータ管理を行う名刺管理アプリです。既存の名刺管理サービスは1回のスキャンで1枚しかデータ化できず、またデータ化に時間がかかったり、データ化の精度に難がありました。

しかし、ウォンテッドリーの名刺管理アプリ「Wantedly People」は、テクノロジーの力を駆使し、アプリでの1回のスキャンで最大10枚の名刺を即時にデータ化します。

名刺交換のすぐ後にアプリからメールを送ったり、電話をかけたりすることができるほか、アプリで読み取ったデータはPC版でも閲覧・編集やエクスポートすることも可能です。

また、「Wantedly」のアカウント情報と連携しており、機械学習によりデータが増えるに従って読み取り精度・「Wantedly」上のアカウントとのマッチング精度が向上します。

“使えば使うほど賢くなる”点に特徴があり、AI的となっています。平成28年11月のリリース以来、平成29年6月時点で累計で1,700万枚を超える名刺が「Wantedly People」でスキャンされており、累計利用者数は90万人を超えています。

総務省統計局「労働力調査」平成28年によると、名刺を日常的に扱うことの多い管理的職業従事者、販売従事者、事務従事者、専門的・技術的職業従事者は、日本全国で3,356万人と全労働者6,440万人の52%を占めます。

これらのビジネスパーソンを取り巻く環境は、人生100年時代と言われる長寿化や、年金財政の逼迫、企業の短命化などにより大きく変化しつつあり、複数の企業や分野で働くことが当たり前になっていくと考えられます。

経済産業省の「雇用関係によらない働き方」に関する研究会においても、多様な働き方が一つの選択肢として確立していくことの重要性が述べられています。

人生100年時代において社会で生き抜くために必要な要素として、知見や人脈などの無形資産が挙げられています。

「Wantedly People」はビジネスパーソンが人のつながりをこのような資産に変え、管理・活用し、また培っていくためのサービスとウォンテッドリーでは位置づけています。

その一環として、核となる名刺管理機能に加え、以下を基準に、ユーザにとって有益となる“話題”を自動で収集・提供する機能を導入しています。

  • 名刺交換相手の企業や業界に関連する情報
  • ユーザが所属する企業や業界の情報
  • 世の中のトレンドとなる話題のニュースなど、名刺の登録日や検索情報

この機能上で掲載する広告(記事広告などの編集型・リッチコンテンツ型広告を含む広告ソリューション)に関して、広告主となる企業ユーザから得る広告収入を収益源としていくための準備を進めており、営業活動を開始しています。

Wantedly Chat

ビジネスチャット「Wantedly Chat」は、社内外の日常的なコミュニケーションに利用可能なチャットツールとして展開しています。

当該サービスの日次利用者の継続利用率は90%超となっています(平成28年12月〜平成29年5月のデータ)。

無料で利用できる基本機能は以下のとおりです。

  • メッセージ送受信:送受信数や対象者数は無制限
  • グループ作成:グループ数は無制限
  • ファイル共有:ファイルサイズの上限は100MBだがアップロードするファイルの総容量には上限なし
  • メッセージ検索:過去のメッセージも消えることなく遡っての検索が可能
    Webブラウザ及びアプリ(iOS・Android・Windows・macOS)での利用

上記に加えて、企業利用・グループ利用向けにセキュリティ対策・内部統制関連の機能を強化した有料プランを1ユーザあたり月額400円で提供しています。当該有料プランに含まれる機能は以下のとおりです。

  • 無料プランの全機能
  • アカウント管理機能:管理者が一般ユーザ(従業員)の登録・削除・権限変更などを行える機能
  • 利用端末管理機能:管理者が指定した端末以外での利用を制限する機能
  • SLA保証(サービス品質保証):メッセージの送受信が可能な状態を保証(月間稼働率 99.9%)
  • 操作・アクセスログのエクスポート機能:バックアップや内部統制のため、管理者が一般ユーザ(従業員)のログを閲覧・エクスポートできる機能

Wantedly Tools

社内で利用するツールやサービスのソーシャル口コミサイト「Wantedly Tools」では、ツール・サービス提供企業への販売支援サービスを提供しています。

具体的には、ツールやサービスの提供企業に掲載パートナーとして登録いただいたうえで、下記のサービスを提供しています。

  • 掲載パートナーが提供するツールやサービスについての個別ページに概要資料のダウンロードボタンを設置
  • 先着3ダウンロードまでは、見込み顧客情報を掲載パートナーに無料で配信
  • ダウンロード以降の見込み顧客情報については、有料プランに切り替えてから、概要資料1ダウンロードあたり5,000円の従量課金制で配信

ウォンテッドリーのIPOの諸データ

新規発行による手取金の使途については、事業及び人員拡大に伴い平成30年8月期に実施する本社オフィス増床時の内装費の一部に充当する予定です。

ウォンテッドリーの業績推移

業績面では売上高は凄まじい勢いで成長しています。経常利益・純利益は減益の年度もあるものの、大局的には右肩上がりの傾向となっています。

ウォンテッドリーの業績推移

営業キャッシュフローは純利益を大きく上回っています。一般論としては安心感があります。

連結での主要な経営指標等の推移は下表のとおりです。前期の自己資本利益率(ROE)は17.5%であり、自己資本比率は63.6%です。

回次第2期第3期第4期第5期第6期
決算年月平成24年
8月
平成25年
8月
平成26年
8月
平成27年
8月
平成28年
8月
営業収益(千円)1,01934,454169,405450,657840,284
経常利益(千円)-11,343-4,8857,060-2,588120,859
当期純利益(千円)-11,5231,8173,717-2,66977,803
資本金(千円)21,500121,820121,820221,900225,950
発行済株式総数(株)1,4921,6681,668102,304102,394
純資産額(千円)21,840224,298228,015425,505461,380
総資産額(千円)24,557228,510303,751571,105725,064
BPS(円)14,639134,471136,70083.18102.01
1株配当(円)
EPS(円)-8,6451,2062,229-0.5315.84
自己資本比率(%)88.998.275.174.663.6
自己資本利益率(%)0.81.617.5
株価収益率(倍)
配当性向(%)
営業CF(千円)36,455182,641
投資CF(千円)-184,972-6,860
財務CF(千円)200,040-41,956
現金等(千円)302,708436,532
従業員数(人)15152740

市場トレンド

市況面では、上場直前3ヶ月間のインデックスが上昇トレンドの状況だと初値リターンが高い傾向となっています。

東証マザーズ指数は2016年は長らくTOPIX・日経平均と比較すると軟調な展開でしたが、日銀の金融政策決定会合で、日経平均ETFの買い入れ額を減らしてTOPIXを増やしたのを契機に、東証マザーズも動意づきました。

トランプ氏が米国大統領選で勝利したことで大暴落となったものの、翌日以降は急速に反発して、それ以降は堅調な推移となっています。

特に2017年に入ってからモメンタムに加速がつき、3月中旬以降は急調整したものの、急激に切り替えしました。

足元では反落して軟調な展開となっています。一時的な調整で反発したら、IPOにおいて追い風です。逆に調整が継続したら向かい風となります。

東証マザーズ指数のチャート(2017年5月11日~2017年8月10日)
(※マネックス証券より)

上場規模

ウォンテッドリーのIPOの規模は最大で約1.3億円であり、東証マザーズとしても超小型です。小型であればある程、初値リターンは良い傾向があります。

公募株式数は50,000株、売出株式数は80,000株、オーバーアロットメント(OA)は19,500株です。

公開比率(オファリングレシオ)は最大で約3%と非常に低めです。公開比率が低ければ低いほど、初値リターンが高い傾向があります。公募株式数に占める売出の割合は約62%です。

売出人である株式会社サイバーエージェント、並びにウォンテッドリーの株主である仲暁子、川田尚吾、木村新司、川崎禎紀、アーキタイプ株式会社、株式会社日本経済新聞社、杉山全功及び松本浩介には、原則として90日間のロックアップがかかっています。ロックアップは1.5倍で解除されます。

仲暁子氏は京大卒の若い女性で、女性活躍、ウーマノミクスを体現しているスーパーガール、キラキラ女子です。

https://www.youtube.com/watch?v=KBHimXN-uvA

また、ウォンテッドリーの新株予約権を保有する川崎禎紀、相川直視、久保長礼、藤本遼平及び大谷昌継は、ロックアップ期間中は主幹事会社の事前の書面による同意なしには、ウォンテッドリー新株予約権及び新株予約権の行使により取得した株式の売却等を行わない旨を合意しています。ただし、1.5倍以上なら売却可能です。

上記のほか、ウォンテッドリーは、取引所の定める有価証券上場規程施行規則の規定に基づき、上場前の第三者割当等による募集株式の割当等に関し、割当を受けた者との間で継続所有等の確約を行っています。

株主名保有割合ロックアップ
仲暁子68.98%
(株)サイバーエージェント11.10%
川田尚吾6.38%
木村新司4.13%
川崎禎紀3.26%○(2.81%は新株予約権)
アーキタイプ(株)2.02%
(株)日本経済新聞社1.17%
ウォンテッドリ―(株)1.05% 
相川直視(新株予約権)0.59%○(0.59%は新株予約権)
杉山全功0.42%

初値予想

ウォンテッドリーの事業は、ビジネスパーソンのためのプラットフォームとしてビジネスSNS「Wantedly(ウォンテッドリー)」の運営ということで、IPOにおける業種の人気度は最上級です。

SNSプラットフォームで急成長中ということで、訴求力の高い東証マザーズネット企業のど真ん中直球に位置しています。

予想PERは34.0倍、予想PBRは7.18倍(BPS 139.29)であり、類似企業と比較すると中間的です。

コード銘柄名PERPBR配当利回り
2341アルバイトタイムス15.851.253.15%
2379ディップ20.218.741.68%
2408KG情報19.140.785.22%
2410キャリアデザインセンター14.403.592.18%
3936グローバルウェイ赤字7.690.00%
3966ユーザベース126.9529.820.00%
4766ピーエイ66.122.191.46%
6032インターワークス16.164.042.84%
6194アトラエ92.2522.640.00%

約1.3億円という上場規模は東証マザーズとしても超小型です。上位株主にはエンジェルのサイバーエージェントが名を連ねていますが、ロックアップがかかっています。

東証マザーズの5億円未満の超小型IPOの初値結果は以下のとおりです。

  • インターネットインフィニティー:+281.8%
  • ユナイテッド&コレクティブ:+177.8%
  • シャノン:+320.7%
  • エルテス:+263.7%
  • フィル・カンパニー:+205.3%
  • リファインバース:+62.9%
  • AWSホールディングス:+235.3%
  • 農業総合研究所:+78.1%
  • ホープ:+130.0%
  • グローバルウェイ:+373.0%
  • ヨシムラ・フード・ホールディングス:+50.0%
  • バリューゴルフ:+151.2%
  • ラクス:+228.7%
  • アクアライン:+21.7%
  • アイリッジ:+429.2%
  • テラスカイ:+350.0%
  • エクストリーム:+296.4%
  • ビーロット:+422.4%
  • レアジョブ:+169.7%
  • フィックスターズ:+162.0%
  • シンプロメンテ:+135.3%
  • サンワカンパニー:+268.4%
  • フォトクリエイト:+126.0%
  • ウォーターダイレクト:+200.0%

以上を総合考慮して、初値予想は大幅なプラスリターンです。


主幹事は大和証券です。その他は、いちよし証券、SBI証券で申し込めます。個人的には口座開設ボーナス期間中であることから大和での配分に期待します。

証券会社名割当株式数割当比率
大和証券127,40098.00%
いちよし証券1,3001.00%
SBI証券1,3001.00%

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<投資スタンス>
強気
(※強気・やや強気・中立・やや弱気・弱気の5段階)

過去のIPO初値予想の履歴

過去のIPO初値予想の履歴

銘柄名(2015年)発表時BB直前結果
Keeper技研やや強気やや強気49.1%
ケネディクス商業リート投資法人中立やや強気13.3%
ファーストロジック強気強気52.5%
ファーストブラザーズやや弱気やや弱気2.5%
ホクリヨウ中立中立8.9%
ALBERT強気強気115.7%
シリコンスタジオやや強気やや強気102.0%
コラボス強気強気137.6%
エムケイシステム強気強気332.0%
ショーケース・ティービー強気強気193.9%
ヘルスケア&メディカル投資法人やや強気やや強気54.5%
エスエルディー強気強気15.3%
ヒューマンウェブやや強気やや強気11.7%
イード強気強気46.4%
ファーストコーポレーションやや強気やや強気25.0%
RSTechnologies中立中立-23.6%
シンデン・ハイテックスやや強気やや強気12.2%
ハウスドゥやや強気やや強気47.2%
Aiming中立中立12.2%
モバイルファクトリー強気強気99.4%
日本動物高度医療センターやや強気やや強気44.2%
プラッツやや強気やや強気70.2%
sMedioやや強気やや強気58.7%
サンバイオ弱気弱気-14.5%
海帆やや強気やや強気76.5%
Hameeやや強気やや強気67.2%
日本スキー場開発中立中立9.9%
シーアールイー弱気弱気-7.3%
三機サービス中立中立37.1%
レントラックス強気強気53.1%
リンクバルやや強気やや強気27.9%
ジグソー強気強気236.4%
Gunosy中立中立0.0%
デザインワン・ジャパンやや強気やや強気50.9%
テラスカイ強気強気350.0%
ヘリオス中立弱気22.5%
スマートバリュー強気強気344.9%
マーケットエンタープライズ強気強気167.0%
デジタル・インフォメーション・テクノロジー強気強気246.2%
エコノス弱気中立120.0% 
中村超硬弱気弱気11.8%
メニコンやや強気やや強気73.5%
冨士ダイス弱気弱気50.9%
ファンデリー強気強気102.1%
ナガオカ中立中立40.6%
サムティ・レジデンシャル投資法人中立中立 -2.9%
富士山マガジンサービス強気強気126.4%
クレステックやや強気やや強気82.4%
平山やや強気やや強気29.5%
アイリッジ強気強気429.2%
デクセリアルズ弱気弱気-3.1%
ジャパン・シニアリビング投資法人やや強気やや強気-10.5%
イトクロ中立中立4.1%
PCIホールディングスやや強気やや強気169.6% 
エスケーホーム中立やや強気13.8%
パルマ強気強気70.5%
メタップス中立中立-7.9%
ラクト・ジャパン中立中立0.0%
土木管理総合試験所中立中立-2.4%
アクアライン強気強気21.7% 
ベステラやや強気やや強気25.0%
STUDIOUSやや強気やや強気20.0%
JESCOホールディングス中立中立5.4%
ピクスタ強気強気34.8%
アイビーシー強気強気251.0%
ブランジスタやや強気強気43.8%
AppBankやや強気強気45.8%
グリーンペプタイド弱気弱気-8.0%
GMOメディアやや強気やや強気101.1%
パートナーエージェントやや強気強気217.5%
バルニバービやや強気やや強気130.0%
日本郵政中立中立16.5%
ゆうちょ銀行中立中立15.9%
かんぽ生命保険中立中立33.1%
ロゼッタ強気強気433.1%
あんしん保証強気強気292.5%
ベルシステム24HD弱気弱気-5.0%
ネオジャパン強気強気401.7%
いちごホテルリート投資法人投資法人中立中立-1.8%
インベスターズクラウドやや強気やや強気93.3%
鎌倉新書やや強気強気 180.6%
ラクス強気強気228.7%
ランドコンピュータやや強気やや強気103.4%
ダブルスタンダード強気強気128.8%
オープンドアやや強気やや強気23.3%
ミズホメディーやや強気やや強気156.5%
ツバキ・ナカシマ弱気弱気4.5%
アートグリーン中立中立46.2%
フリューやや強気弱気0.6%
ビジョン中立中立 10.7%
アークン強気強気262.1%
マイネット強気やや強気19.3%
ソネット・メディア・ネットワークス強気強気139.1%
ソーシャルワイヤー強気強気56.9%
ケイアイスター不動産弱気弱気6.8%
プロパティエージェントやや強気やや強気115.0%
一蔵中立弱気2.1%
  • この記事を書いた人

まつのすけ

14年に渡ってクレカ・電子マネー等のキャッシュレス決済を探求。日本のキャッシュレス化に貢献することが目標です。55枚のクレジットカードを保有し、支払年会費の総額は113万円。実生活において徹底的に活用した経験を活かして、記事を執筆しております。

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