新規上場!竹本容器のIPOの初値予想

更新日: IPO

竹本容器

竹本容器(3902)のIPOが決定しています。ブック・ビルディング期間は12月2日(火)~12月8日(月)です。上場予定日は12月17日(水)です。

新規上場する市場は東証2部で、想定価格は880円(1単元8.8万円)です。仮条件は880円~900円と上振れました。

竹本容器は「日本と世界の器文化に貢献する」という経営理念のもと、「商品の価値や個性を強める容器や、内容物を安全に包み保存する容器」の開発及び提供を行っています。

監査法人は新日本監査法人です。本社所在地は東京都台東区松が谷2丁目21-5です。湾岸部であり、築地市場、首都大学東京晴海キャンパスや聖路加国際大学の近くです。

竹本容器のIPO

竹本容器とは

竹本容器は、プラスチック容器、ガラス容器の企画・開発・製造・販売、プラスチック容器原材料の販売を行っています。

化粧品・美容事業者、食品・健康食品事業者、日用・雑貨事業者、化学・医薬品事業者を主な顧客層とし、その販売地域は日本、中国、アメリカなど世界に広がっており、第63期連結会計年度の販売先数はグループ全体で4,716社となっています。

一般的に顧客が独自の容器を求める場合には、あらかじめ金型の製作が必要となり、金型製作には相応の時間と費用が必要となるため、顧客の負担が大きくなります。

しかし、竹本容器では、顧客の負担を軽減するため、容器製造に必要な金型を自社で製作し、顧客が必要に応じて利用できる金型を2,657型(平成26年9月末時点)保有しています。

竹本容器所有の金型で生産されたプラスチックボトルや押し出しチューブ等の容器本体やキャップ、ディスペンサー(ポンプ、スプレーなどの液体定量吐出装置)等の付属品を総称してスタンダードボトルと呼んでいます。

竹本容器では、スタンダードボトルを活用し、容器本体と付属品の組み合わせや着色、印刷などで顧客個々の要望に応じたデザインを施すことで独自性の高い容器を、短納期かつ小ロットから提供することが可能です。

竹本容器は、スタンダードボトル以外の顧客特別注文金型により製造する容器も含めた包装容器全般の提案において国内外で多数の顧客の支持を得られていると考えています。

従業員数は322名、平均年齢は36.4歳、平均勤続年数は10.0年、平均給与は426.1万円です。典型的な昔ながらの中小企業らしい数字です。

竹本容器の事業セグメント

業績推移

業績面では、売上高は過去2年度は微増となっています。経常利益・純利益は過去2年度は大きく伸びています。営業キャッシュフローは純利益を大幅に上回っています。一般論としては安心感があります。

2013年12月期の自己資本利益率(ROE)は28.9%、自己資本比率は38.3%です。

竹本容器の業績推移

市場トレンド

市況面では、上場直前3ヶ月間のインデックスが上昇トレンドの状況だと初値リターンが高い傾向となっています。

東証2部指数は10月半ば以降は順調な右肩上がりとなっています。TOPIXと比べると上値が重い状況です。

東証2部指数のチャート(2014年8月14日~11月14日)
(※マネックス証券より)

上場規模

竹本容器のIPOの規模は最大で約7.6億円と東証2部としてはかなりの小型です。小型であればある程、初値リターンは良い傾向があります。

公開比率は最大で約15%とかなり低めです。公開比率が低ければ低いほど、初値リターンが高い傾向があります。公募株式数に占める売り出しの割合は約41%です。

竹本力、竹本雅英、山本勝人、竹本笑子、竹本容器若竹持株会、竹本えつこ、深澤隆弘、山本健人、深澤英里子、菅井信二、竹本真理、株式会社三菱UFJ銀行、山本恵子、鳥飼茂、伊藤茂光、原田耐、湯本英雄、福田正、第一生命保険株式会社、三菱UFJキャピタル株式会社、丸山正基、二宮洋、竹本亮子、金子豊、佐藤衛、竹本茂樹、三浦智恵子、三浦幸徳、柳原光浩、藤森宏、中井裕之、中川正人には原則として90日間のロックアップがかかっています。ロックアップは1.5倍で解除されます。

筆頭株主の状況は以下の通りであり、ほとんどの上位株主にはロックアップがかかっています。トップ5は竹本一族と持株会であり、トップ10にはVCはありません。

氏名又は名称株式保有割合(%)ロックアップ
竹本笑子32.88
竹本雅英9.56
竹本容器若竹持株会8.26
竹本力7.36
竹本えつこ5.95
深澤隆弘5.17
山本勝人3.02
山本健人2.63
深澤英里子2.15
星 孝行1.85
菅井信二1.27
竹本真理1.23

まとめ

業種面で非常に地味な東証2部上場企業ということで、IPOにおける人気度は低いです。東証2部上場だと機関投資家のマネー流入も弱くなります。

今年の東証2部のIPOは、ヤマシンフィルタ+19.6%、日本ビューホテル-2.3%、OATアグリオ-6.3%、丸和運輸機関-8.8%、日本BS放送+6.6%と2勝3敗となっています。

数多くの企業の上場が集中する日程の中での上場です。この状況下では、東証2部の地味銘柄はスルーされがちとなってしまいます。

超小型の規模であることから、初値予想は公開価格近辺で、マイナスの可能性を考慮しつつも若干のプラスを想定しています。

想定価格ベースで、PBR1.14倍(第3四半期)、PER8.28倍(前期)です。上場後は割安銘柄として三洋貿易的に化ける可能性はあるかもしれません。

主幹事は大和証券です。その他はSBI証券、野村證券、SMBC日興証券、みずほ証券、三菱UFJモルスタ証券SMBCフレンド証券で申し込めます。

<投資スタンス>
中立
(※強気・やや強気・中立・やや弱気・弱気の5段階)

※過去1年間のIPO初値予想の履歴

銘柄名発表時BB直前結果
ANAP強気強気410.0%
メディアドゥ強気強気256.7%
M&Aキャピタルパートナーズ強気強気233.3%
イオンリート投資法人やや強気やや強気9.5%
じげんやや強気強気191.7%
アライドアーキテクツ強気強気229.4%
ライドオン・エクスプレスやや強気強気55.3%
ホットリンク強気強気165.6%
ブイキューブ強気強気117.3%
オンコリスバイオファーマやや強気やや強気34.6%
オウチーノ強気強気130.0%
エンカレッジ・テクノロジ強気強気118.2%
日本アクアやや強気やや強気24.9%
アズマハウスやや強気やや強気10.0%
シンプロメンテ強気強気135.3%
イーグランドやや強気やや強気27.3%
足利ホールディングス中立中立7.4%
アーキテクツ・スタジオ・ジャパン強気強気124.4%
アビストやや強気やや強気0.0%
ダイキアクシスやや強気やや強気3.9%
シグマクシスやや強気やや強気0.3%
ウィルグループ中立中立-4.2%
ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ強気強気221.4%
ヒューリックリート投資法人中立中立13.0%
アキュセラインクやや強気中立27.8%
サイバーリンクス強気強気172.9%
日本BS放送中立中立6.6%
エンバイオ・ホールディングス強気強気126.0%
ダイキョーニシカワ中立中立12.4%
日立マクセルやや弱気やや弱気-4.8%
ジャパンディスプレイ中立中立-14.6%
ホットマンやや強気やや強気67.5%
みんなのウェディング強気強気27.1%
ディー・エル・イーやや強気やや強気101.0%
サイバーダイン強気強気130.0%
エスクロー・エージェント・ジャパンやや強気やや強気290.8%
トレックス・セミコンダクターやや弱気やや弱気-10.4%
丸和運輸機関中立中立-8.8%
ジョイフル本田中立中立-1.9%
フィックスターズ強気強気162.0%
白鳩強気強気46.2%
日本リート投資法人中立中立4.0%
西武ホールディングスやや弱気やや弱気0.0%
東武住販やや強気やや強気12.0%
インベスコ・オフィス・ジェイリート投資法人中立中立5.7%
ニュートン・フィナンシャル・コンサルティング中立中立-7.7%
ムゲンエステート中立中立10.0%
フリークアウト強気強気250.0%
ポバール興業中立中立6.6%
OATアグリオ中立中立-6.3%
メドピア強気強気131.3%
レアジョブ強気強気169.7%
VOYAGE GROUP強気強気40.0%
鳥貴族やや強気やや強気120.7%
イグニス強気強気342.1%
日本ビューホテルやや弱気やや弱気-2.3%
ジャパンインベストメントアドバイザーやや強気やや強気126.3%
ロックオン強気強気284.6%
リアルワールド強気強気79.8%
AMBITIONやや強気強気62.0%
ジェネレーションパス強気強気119.2%
リボミック中立やや強気-20.4%
FFRI強気強気176.5%
ホットランド中立中立-1.7%
ヤマシンフィルタ中立中立19.6%
すかいらーく中立中立0.0%
リクルートホールディングス中立中立2.3%
GMOリサーチ強気強気133.3%
セレス強気強気55.4%
オプティム強気強気260.0%
アルファポリス強気強気93.2%
エランやや強気やや強気70.3%
日本ヘルスケア投資法人やや強気やや強気48.1%
SHIFT強気強気 361.5%
CRI・ミドルウェア強気強気
日本PCサービス中立やや強気
トーセイリート投資法人やや弱気中立
弁護士ドットコム強気
クラウドワークス強気
スノーピークやや強気
ビーロット強気
GMO TECH強気
テクノプロ・ホールディングス中立
アトラやや強気
マークラインズ強気
メディカル・データ・ビジョン強気
U-NEXTやや強気
SFPダイニングやや弱気
フルッタフルッタ強気
竹本容器中立
大冷やや弱気
gumi中立
  • この記事を書いた人

まつのすけ

14年に渡ってクレカ・電子マネー等のキャッシュレス決済を探求。日本のキャッシュレス化に貢献することが目標です。55枚のクレジットカードを保有し、支払年会費の総額は113万円。実生活において徹底的に活用した経験を活かして、記事を執筆しております。

-IPO

Copyright© The Goal , 2019 All Rights Reserved.