マネックス証券のiDeCoを解説!SBI・楽天証券との違いを比較

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マネックス証券のオフィス入口

確定拠出年金(401k)という制度があります。3階建ての日本の年金制度において3階の部分となります。

2016年に個人型確定拠出年金の加入対象者が一気に拡大して、iDeCo(イデコ)という愛称も付きました。

大きな節税メリットが有ることから、普及に促進がかかっています。個人型の場合は自分で口座を開設する金融機関を選ぶことになります。

iDeCoの口座開設先として、最有力候補に上がるのがSBI証券と楽天証券でしたが、この度はマネックス証券がiDeCoに満を持して参入します。

マネックス証券のiDeCoは、SBI証券や楽天証券にはないメリットもあり、比較がより一層重要性を帯びてきます。

株式投資に関する書籍を上梓した専門家が、株式投資で億り人になった経験を活かし、マネックス証券のiDeCoについて多様な角度で徹底的に解説します。

公式サイトマネックス証券のiDeCo オフィシャルページ

確定拠出年金の概要

ビーチを歩く家族 (1)

確定拠出年金は公的年金とは異なり、賦課方式ではなく積立方式となっています。自分で積み立てたお金を運用した結果を、老後に受け取る方式です。

確定拠出年金(iDeCo)は所得税・住民税の節税メリットが大きい制度です。最近話題のNISAはあくまで出た利益が無税になるのであり、不確実性は存在します。

しかし、確定拠出年金は確実に所得税・住民税が減税されます。リスク・ゼロには大きなメリットがあります。

定期預金などの低リスク資産での運用も可能なので、控除できる所得がある場合は大きな利点があります。詳細は以下で徹底解説しています。

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個人型確定拠出年金、NISA、つみたてNISAの違いについては、以下で比較しています。いずれも100万円の資産運用でも活用できる制度です。

iDeCo(イデコ)、NISA(ニーサ)、積立NISAの違いを比較!使い分けを徹底分析
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個人型確定拠出年金は、多数の証券会社、銀行、保険会社で口座を開設できます。その中でもおすすめの金融機関については、以下で丹念に分析しています。

個人型確定拠出年金(iDeCo)のおすすめ金融機関まとめ
企業型の確定拠出年金は企業が提携した金融機関が提示する商品から選ぶしかありません。個人型については、確定拠出年金の口...

なお、万が一iDeCoの口座を開設した金融機関(運営管理機関)が破綻したとしても、iDeCoの資産が削減されることはありません。

個人型確定拠出年金の運用資産は信託財産として信託銀行で管理されているので保全されます。ただし、新しい運営管理機関へ変更するための手続きが必要です。

マネックス証券のiDeCo

マネックス証券

2017年9月30日(土)から個人型確定拠出年金(iDeCo)の受付を開始しました。マネックス証券のiDeCoの特徴は以下の7点です。

  • ロボ・アドバイザーで簡単スタート
  • 申込み手続きが簡単
  • いつでもどこでも年金資産をチェック
  • ウェブサイトでいつでも運用商品の配分比率変更や入れ替えが可能
  • 秀逸な低コストで充実の商品ラインアップ
  • 運営管理手数料が「完全無料」

ロボ・アドバイザーが顧客の資産形成に適う運用商品を提案するiDeCo専用アドバイスツールが光臨し、資産運用初心者の方でもスムーズに年金運用を開始できます。

年齢や投資経験の有無など5つの質問に回答するだけで、資産運用に関する考え方・運用期間に適したおすすめのポートフォリオを提案してくれます。

ロボ・アドバイザー型コンテンツ「iDeCo ポートフォリオ診断」

参考ポートフォリオで投資した場合のシミュレーション、具体的な商品名も表示されるので、投信の知識がない初心者の方でも便利に選ぶことができます。

診断結果のリスク許容度のスライダーを移動させて、他のポートフォリオを確認することも可能です。

推奨配分の割合、ポートフォリオ全体の信託報酬も分かりやすく表示されて、結果をPDFのレポート形式でダウンロードすることも可能です。

マネックス証券のiDeCo診断結果(リスクランク8のポートフォリオのレポート)

ここら辺はロボアドバイザーのラップ口座サービス「マネラップ」(ON COMPASS)を提供しているマネックス証券の強みを存分に発揮しています。

マネラップ(ON COMPASS)はマネックス証券の低コストのラップ口座!個人的口コミまとめ
「ON COMPASS(旧MSV LIFE)」というマネックス証券の低コストラップ口座が2016年9月にスタートしました。愛称は「マネラップ...

運営管理手数料が完全無料

マネックス証券の会議室

マネックス証券のiDeCoは、マネックス証券の証券総合取引口座の残高・取引等がなくてもOKです。

誰でも運営管理手数料が無料でiDeCoを使えます。 マネックス証券への加入時・移換時の手数料や運用管理機関をマネックス証券に変更する際にかかる手数料も無料となります。

既に他の金融機関にiDeCoの口座があり、マネックス証券に移管する際の手数料も無料です。

国民年金基金連合会、事務委託先金融機関(信託銀行)が設定する手数料等は発生します。これはどのネット証券のiDeCoでも同様です。

資産残高50万円以上だと無料といった条件はありません。運営管理手数料が0円となり、マネックス証券のiDeCoは口座管理手数料をパーフェクト・フリーで利用できます。

日本の確定拠出年金(個人型)の中で最も低コストです。「最安値水準」ではなくて文字通りの「最安値」です。

マネックス証券の入り口

秀逸で充実の商品ラインアップ

幅広い選択肢の提供をコンセプトに、 多くの地域やアセットクラス(投資対象資産の種類)に投資可能な投資信託と定期預金の商品が取り揃えられています。

マネックスのiDeCoの投資信託商品のうち、 iDeCoの運用商品として10本が業界初となった実績があります!

  • iFree JPX日経400インデックス
  • スパークス・新・国際優良日本株ファンド
  • eMAXIS Slim先進国株式インデックス
  • eMAXIS Slim新興国株式インデックス
  • たわらノーロード NYダウ
  • eMAXIS Slim先進国債券インデックス
  • ゴールド・ファンド(為替ヘッジあり)
  • ラッセル・インベストメント・グローバル・バランス 安定成長型
  • eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)
  • iFreeNEXT NASDAQ100 インデックス

四葉のクローバーを握る赤ちゃん

iDeCo では、 原則として掛金を毎月拠出して60歳までの長期にわたって積立運用を行うため、 特に投資信託商品においては運用期間中にかかるコストが運用成果に大きく影響します。

こうした観点でマネックス証券のiDeCoでは、 業界最低水準のコスト(信託報酬等)で運用できるインデックスファンドを用意しています。

また、コスト考慮後のパフォーマンスが比較優位なアクティブ・ファンドを厳選しており、iDeCoでの資産運用に適したラインナップとなっています。

分類商品名実質運用管理報酬(年・税込)
国内株式One DC 国内株式インデックスファンド0.15%
日興アクティブバリュー1.67%
DCニッセイ日経225インデックスファンドA0.1859%以内
iFree JPX日経400インデックス0.21%
SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ<DC年金>1.65%
スパークス・新・国際優良日本株ファンド1.80%
ひふみ年金0.84%
国内債券三菱UFJ 国内債券インデックスファンド(確定拠出年金)0.13%
国内REITDCニッセイJ-REITインデックスファンドA0.275%以内
野村J-REITファンド(確定拠出年金向け)1.05%
海外株式朝日Nvest グローバル バリュー株オープン1.98%
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス0.1023%以内
ラッセル・インベストメント外国株式ファンド(DC向け)1.46%
eMAXIS Slim 新興国株式インデックス0.1870%以内
たわらノーロード NYダウ0.25%
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)0.0968%以内
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)0.1144%以内
iFreeNEXT NASDAQ100 インデックス0.50%
海外債券eMAXIS Slim 先進国債券インデックス0.154%以内
たわらノーロード 先進国債券<為替ヘッジあり>0.22%
iFree 新興国債券インデックス0.24%
海外REIT三井住友・DC外国リートインデックスファンド0.297%以内
コモディティゴールド・ファンド(為替ヘッジあり)0.41%
バランスラッセル・インベストメント・グローバル・バランス 安定成長型1.25%
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)0.1540%以内
マネックス資産設計ファンド<育成型>0.55%
定期預金みずほDC定期預金(1年) 

投資信託は基本的には低コストのインデックス投信が無難です。この点、マネックス証券の確定拠出年金(個人型)は、買ってもいいと言える低インデックス投信が多数揃っています。

「商品数が多すぎて選べない」という初心者の声に配慮しつつ、特徴ある新興国の株式ファンド等もあり、投資経験者のニーズにも応えられる商品構成となっています。

国内・海外の株式・債券に加えて、REITに投資する投信もあります。初心者から投資経験者まで、幅広いニーズを充足する商品ラインアップとなっています。

マネックス証券のiDeCo 公式サイトblank

安心のサポート体制

マネックス証券のiDeCoは、お問合せダイヤルの対応時間が長いのが特徴です。

  • 平日:9時~20時(午後8時)
  • 土曜:9時~17時(午後5時)※祝日を除く

土曜も電話で問い合わせられますし、平日も午後8時まで電話できるので働いている方にとって便利です。

しかもマネックス証券 iDeCo専用ダイヤルは嬉しいフリーダイヤルです。電話代なしでお気軽に相談することが可能となっています。

笑顔のオペレーター

ユーザーフレンドリーなツール

マネックス証券の個人型確定拠出年金は、ウェブサイトからの資料請求時に入力した情報を印字した申込書類を届けてくれるので、その後の書類記入の手間が減って簡単に申込めます。

後は年月日の記入、サインと捺印するだけという状態だと簡便で楽ですね。ここら辺もユーザーフレンドリーでしっかりしています。

iDeCo口座開設後は、PC、スマートフォン、タブレットなどの様々なガジェットから、いつでもどこでも年金資産の運用状況を確認できます。

スマホが普及してPCは家にはないという方も増えてきました。スマホやタブレット対応も欠かさないのはさすが大手ネット証券です。

拠出する掛金で購入する運用商品の配分比率の変更、これまで積立てた運用商品の入れ替え(スイッチング)も、オンラインでいつでも手続き可能です。

マネックス証券は多様なアセットクラス・運用手法をカバーする豊富な商品ラインアップを用意しています。

マネックス証券のロゴ

マネックス証券は、手数料がリーズナブルな日本株・外国株取引、ゼロETF、完全抽選のIPO立会外分売、手数料最安値のワン株(単元未満株)、安定運用で高利回りのマネックス債、現金同様のマネックスポイント、マネラップなどメリットが大きいネット証券です。

日本株のNISA口座、ジュニアNISA口座での国内株式の売買手数料は、恒久的に0円(単元未満株を除く)となります。購入時だけではなく、売却時も0円でお得です。

また、NISA口座での米国株・中国株の買付時の国内取引手数料は、恒久的に実質0円(全額キャッシュバック)です。

マネックス証券のNISA口座には取引コストを抑えた資産運用が実現できるという大きなメリットがあります。

マネックス証券はマネックスポイントというオトクなプログラムもあり、投資信託の購入・保有、株式の日計り取引などでマネックスポイントが貯まります。

ポイントは株式売買手数料に充当することもできますし、JALマイル・ANAマイルなどにも交換できます。

JALの飛行機とANAの飛行機

便利な共通ポイントであるVポイント・nanacoポイント・Suicaポイント・WAONポイントにも交換できます。すべてのポイントについて、交換手数料はありません。

マネックス証券のオリジナルレポート、J.P.モルガンの機関投資家向けアナリストレポート、日本証券新聞第一面、バロンズ拾い読み(日本語)、フィスコのレポート等を閲覧することもできます。

レポート、セミナーが極めて充実しており、有益な情報や知識の提供に八面六臂の活躍をしてくれるネット証券です。

独自性が高い資産管理の分析ツールも充実しています。他のネット証券には用意されていないタイプのツールも豊富です。

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以前にはマネックス証券に取材にお伺いして、日本株、米国株、マネラップ、その他サービスなど、多様な項目に関してインタビューしたことがあります。

個人投資家の資産運用に資するネット証券だと強く感じました。

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マネックス証券の口座開設・維持は無料で、口座を持つのに一切費用はかかりません。ネットバンキングでの入金、銀行への出金も無料です。100万の資産運用でも大活躍します。

マネックス証券はお得な入会キャンペーンを行なっています。まだマネックス証券に口座をお持ちでない方は、この機会にぜひ口座開設してはいかがでしょうか。

株・投資信託ならネット証券のマネックス

マネックス証券以外でiDeCoを取り扱っている金融機関の中で、特におすすめなのは、SBI証券と楽天証券です。

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以下、マネックス証券、SBI証券、楽天証券のiDeCoの相違点についてブレイクダウンして、徹底的に比較します。

手数料の比較

比較

iDeCoの利用にあたって支払う手数料は、加入時にかかる手数料と毎月発生する手数料の2種類があります。

初回手数料は、国民年金基金連合会に支払う2,829円(税込)は、マネックス証券も、SBI証券も楽天証券も、他のどの金融機関でも同じです。

金融機関に支払う手数料としては、個人型確定拠出年金への新規加入時は「加入時・移換時手数料」、iDeCo金融機関を変更した時は「運営管理機関変更時手数料」がかかります。

マネックス証券は、楽天証券、SBI証券とともに無料となっています。

手数料区分マネックス証券楽天証券SBI証券
証券会社無料無料無料
国民年金基金連合会2,829円2,829円2,829円
合計2,829円2,829円2,829円

毎月のランニングコストのうち、国民年金基金連合会・信託銀行に支払う費用(合計171円)はどの金融機関でも同じです。

金融機関に支払う「口座管理手数料」は、マネックス証券は無料です。個人投資家にとって嬉しい秀逸な手数料設定です。採算度外視の卓越した措置で良心的です。

手数料区分マネックス証券SBI証券、楽天証券、
松井証券、auカブコム
証券会社無料無料
国民年金基金連合会
・信託銀行(月)
171円171円
維持コスト合計(年)2,052円2,052円

2018年から拠出単位が年単位となり、年1回以上拠出すればOKとなりました。月々の支出は厳しいご家庭の場合は、ボーナス月のみ拠出することも可能です。

月々の拠出額をゼロにして、12月に限度額全部を一度に支払うと、国民年金基金連合会に支払う手数料は1年で103円で済みます。月103円の手数料は拠出月しか発生しません。

拠出限度額は経過済みの月数分で、同一年のまだ到来していない期間の分は拠出できないので、1年分をまとめて一括で支払えるのは12月のみです。

運用商品の比較

家族・親子 (3)

手数料と並んで重要なのは良い商品があるか否かです。確定拠出年金の場合はNISAとは異なり、株式、ETF、REITへの投資はできません。定期預金と投資信託が中心となります。

アクティブ投信は統計を取るとインデックス投信に負けている期間が多いので、良い投資信託を見極める自信がない限りは、インデックス投信が無難です。

対面証券であれば手数料が高い投信やラップ口座の購入で高い手数料を支払っても、IPOの獲得などによって「損して得取れ」でトータルではお得にすることが可能です。

しかし、確定拠出年金だとその効果は皆無なので、純粋に手数料は低ければ低い方が望ましいです。

この点、マネックス証券は、SBI証券・楽天証券と比較しても低コストの投資信託が揃っています。各資産クラスごとに代表的な投信について比較します。

下表では実質コスト(信託報酬/実質運用管理費用)は税込で、小数点以下3桁を四捨五入しています。

投資対象マネックス証券 楽天証券SBI証券
 商品名実質コスト商品名実質コスト商品名実質コスト
定期預金 みずほDC定期預金(1年)-みずほDC定期預金(1年)-スルガ確定拠出年金スーパー定期1年-
国内株式DIAM DC国内株式インデックスファンド0.17%三井住友・DC日本株式インデックスファンドS0.21%三井住友・DC日本株式インデックスファンドS0.21%
DCニッセイ日経225インデックスファンドA0.18%たわらノーロード日経2250.21%DCニッセイ日経225インデックスファンドA0.18%
先進国株式eMAXIS Slim先進国株式インデックス0.12%たわらノーロード 先進国株式0.24%DCニッセイ外国株式インデックス0.20%
朝日Nvest グローバル バリュー株オープン1.94%iFree NYダウ・インデックス0.24%
たわらノーロード NYダウ0.24%EXE-i グローバル中小型株式ファンド0.3724%程度
ラッセル・インベストメント外国株式ファンド(DC向け)1.46%インデックスファンド海外株式ヘッジあり(DC専用)0.30%
新興国株式eMAXIS Slim新興国株式インデックス0.20%インデックスファンド海外新興国(エマージング)株式0.59%EXE-i 新興国株式ファンド0.3904%程度
国内債券三菱UFJ 国内債券インデックスファンド゙(確定拠出年金)0.13%たわらノーロード 国内債券0.16%三菱UFJ 国内債券インデックスファンド゙(確定拠出年金)0.13%
先進国債券 eMAXIS Slim先進国債券インデックス0.18%たわらノーロード 先進国債券0.22%三井住友・DC外国債券インデックスファンド0.23%
 たわらノーロード 先進国債券(為替ヘッジあり)0.22%たわらノーロード 先進国債券(為替ヘッジあり)0.22%インデックスファンド海外債券ヘッジあり(DC専用)0.28%
新興国債券iFree 新興国債券インデックス0.24%インデックスファンド海外新興国債券(エマージング)0.56%三菱UFJ DC新興国債券インデックスファンド0.56%
国内REIT DCニッセイJ-REITインデックスファンドA0.27%三井住友・DC日本リートインデックスファンド0.28%DCニッセイJ-REITインデックスファンドA0.27%
海外REIT 三井住友・DC外国リートインデックスファンド0.30%三井住友・DC外国リートインデックスファンド0.30%三井住友・DC外国リートインデックスファンド0.30%
バランス eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)0.17%セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド0.71%DCインデックスバランス(株式20)0.18%
 ラッセル・インベストメント・グローバル・バランス 安定成長型  1.23%  三井住友・DC世界バランスファンド(動的配分型)1.29%DCインデックスバランス(株式40)0.19%
三菱UFJ DCバランス・イノベーション(KAKUSHIN)0.65%DCインデックスバランス(株式60)0.21%
DCインデックスバランス(株式80)0.22%
コモディティゴールド・ファンド(為替ヘッジあり)0.40%ステートストリート・ゴールドファンド(為替ヘッジあり)0.89%三菱UFJ純金ファンド(愛称:ファインゴールド)0.97%

マネックス証券のiDeCoは主要アセットクラスにおいて、SBI証券・楽天証券よりも低コストな資産クラスばかりです。バランス型のみ僅かにSBI証券の方が低コストです。

ロボアドバイザーが推奨する標準的な運用プランでは、信託報酬率(税込)がなんと
年0.1793%と低コストです。

この他、大手ネット証券の松井証券もiDeCoを開始予定です。ただし、マネックス証券と比較して特段の優位性はありません。

サポート体制の比較

オペレーター

iDeCoで分からないことや手続き面で問い合わせたい時に、電話できる時間が長いと便利ですね。

マネックス証券のiDeCoは、問合せ先コールセンターの対応時間が平日は最も長くなっています。

曜日マネックス証券SBI証券楽天証券
平日9時~20時8時~18時10時~19時
土曜9時~17時8時~18時9時~17時

1週間の合計時間は、SBI証券、楽天証券よりも格段に長くなっています。祝日がない場合は下表のとおりです。

曜日マネックス証券SBI証券楽天証券
平日(合計)55時間50時間45時間
土曜8時間10時間8時間
合計63時間60時間53時間

忙しくてなかなか電話する時間も取れない方にとっては、ふと空いた時間に電話できる可能性が高まるので、マネックス証券のiDeCoには大きなメリットが生じます。

3つの証券会社はいずれもフリーダイヤルとなっています。SBI証券は携帯電話・PHSからは03から始まる電話番号となっています。

確定拠出年金の給付方法

老夫婦

現役時代は確定拠出年金で積み立てていき、原則として60歳以上になったら年金を受給することになります。

例外的に、障害給付金、死亡一時金、脱退一時金など60歳未満でも受け取れる場合があります。ただし、これはレアケースです。

通算加入者等期間の長さによって、年金資産の受取が可能な開始年齢は変わってきます。受給方法には、一時金または年金となります。

一時金はその名の通りiDeCoで積み立てた資産を一括してドーンと受け取る方式です。60歳になったら必ず受け取る必要があるわけではなく、受取時期は調整可能です。

退職金が多い方ですと、退職金を受け取る年とiDeCoの資産を受け取る年をズラした方が、税金控除後の手取り額が増える場合があります。

年金方式は生命保険会社が提供している年金保険のように、分割して徐々に受け取っていく方式です。

給付方法マネックス証券楽天証券SBI証券
一時金
年金方式5年以上20年以下の期間5年以上20年以下の期間5年または10年
年金と一時金を組み合わせ×

個人型確定拠出年金の受取方式は、マネックス証券、楽天証券が多様となっています。

マネックス証券のiDeCoまとめ

湖で写真を撮る仲間たち

確定拠出年金のうち、個人型確定拠出年金(iDeCo)は、SBI証券と楽天証券が有力な選択肢です。2017年9月からはマネックス証券も有力候補です。

2017年8月までは、シンプルさ・給付方法は楽天証券、信託報酬が安い投信の種類はSBI証券にエッジ・優位性がありましたが、信託報酬の低コストはマネックス証券がバランス型を除いてNo.1に躍り出ました。

いずれも卓越したハイ・クオリティーの内容となっており、採算度外視の様相を呈しています。

以前にマネックス証券を訪問して、iDeCoについて取材しました。運営管理手数料無料、低い投信の信託報酬、ロボ・アドバイザー・サービスに秀でています。

マネックス証券の個人型確定拠出年金(iDeCo)に取材インタビュー!圧倒的な低コストとアドバイスサービスにエッジあり!
日本の大手ネット証券の一角がマネックス証券です。最安値水準の外国株取引、豊富な投資情報、完全抽選のIPOや立会外分売、手...

政府は財政状況が芳しくない中、市民に自助努力での資産形成を促す趣旨で、確定拠出年金の加入者を増やして、税制面でのインセンティブを増やす取り組みを行っています。

こうした情勢下、マネックス証券は顧客のニーズを正確に捉えて、ユーザーにとって良いクオリティの素晴らしい制度を用意していると考えます。

NISA同様にiDeCoでは各ネット証券もほとんど儲かっていないと予想します。微益を通り越して赤字の可能性すらあると思います。

裏を返すと、個人投資家のユーザーにとっては、マネックス証券ならびにSBIと楽天の個人型確定拠出年金は非常に有利な制度となっています。

その他、大和証券、イオン銀行も手数料が安くて信託報酬が安めのインデックス投信が揃っています。

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SBI証券は、『今後も「業界屈指の格安手数料で業界最高水準のサービス」を提供するべく、魅力ある商品・サービスの拡充を行い、個人投資家の皆さまの資産形成を支援してまいります。』と表明しています。

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楽天証券の投資信託は楽天ポイント還元&投信購入可能が便利でお得!
楽天証券で2023年10月27日から、投資信託の保有残高に応じてポイントが貯まる「投信残高ポイントプログラム」が開始しました...

また、楽天証券に口座がなくても投資が可能な「ポイント運用 by 楽天PointClub」もあります。

【評判】楽天ポイント運用の口コミ!楽天PointClubのポイント投資サービス
楽天ポイントを利用して投資ができる「ポイント運用 by 楽天PointClub」が2018年10月3日(水)12時に開始しました。サービス利...

2018年10月27日から楽天カードのクレジット決済で投信積立が可能になり、最大1%の楽天ポイントを貯めることも可能になりました。

楽天カード&楽天証券の投信積立がお得!投資信託が最大1%ポイント還元
楽天カードのクレジット払いでポイント還元を受けながら、楽天証券で投資信託の積立ができるサービスが開始しました。低コス...

楽天ポイントが貯まる楽天カードは資産運用できるクレジットカードの筆頭です。投資ができるカードは類稀であり、一歩先に進んだ画期的なスペックを備えています。

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