2016年12月は日興でZMPが上場中止となり、イノベーションはもらえず、私に残ったのは投資法人みらいだけだったという日興マンスリーでした。
みらいの未来は視界が見えない右肩下がりでした・・・。クリスマスは今年も一人で過ごしました。一句できました。
(´;ω;`)
さて、2016年12月はTOPIX・日経平均・東証2部指数・JASDAQ指数・東証マザーズ指数・東証REIT指数はいずれも上昇しました。
MSCI Kokusai(海外先進国・円建)、MSCI Emerging(新興国・円建)も上昇でした。
2016年12月の売買
短期売買は概ね順調でした。ここ最近期待値が低下していると感じていたトレードを控え目にしたのが助かりました。
今月は恒例の誤発注があり、トータルで約10万円損しました。10万円あったら色々なものが買えるので非常に勿体無いです。何歳になってもこの癖が直らないので、反省の日々です。
IPOセカンダリーはセグエグループで笑い、ティビィシィ・スキヤツトで泣きました。シンシアは残念ながら不参加でした。
短期売買しない方とも立場を共有できると考えている2ヶ月以上保有予定の銘柄は以下の通りです。
購入(2ヶ月以上保有予定)
- ピックルスコーポレーション
- エコス
- 日立工機
- 日新製鋼
- カルソニックカンセイ
- ハイデイ日高
売却
- サイネックス
- ローソン
- 日立国際電気
- 一蔵
- トレックスセミコンダクター
- ブロードリーフ
2016年の振り返り
今年の運用成果は+43.3%でした。税引後・配当込み・優待抜きの数字です。個人的に計算が最も短時間で済む形で算出しています。
時間加重などの調整はせずに、単純に「2016年の運用収益÷2015年末の資産残高」で計算しています。
TOPIXの-1.85%、日経平均の+0.42%を大幅に上回ることが出来ました。FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスなど外国株を含めた指数にも大幅に勝つことができました。
株式を始めたのは2005年9~10月くらいであり、2005年は3~4ヶ月だけだったので除くと、2006年以降インデックスに対して10勝1敗となりました。
計算が面倒な優待は計算していませんので、それを考慮するとプラスαの上積みもあります。また、指数には約20%の税金がありません。税引き前でしたらもっとパフォーマンスは向上します。
時期によって異なりますが、概ねリスク量はTOPIX・日経平均よりもかなり低いので、リスク比でのリターンという観点では満足できる成果をあげられた年でした。
前半は市場が軟調な中でイベント投資家らしく絶対リターンを積み上げていくことができました。
ただし、1~2月、Brexit、米国大統領選直後などは瞬間的に7桁が余裕で吹き飛びました。自分のリスク許容度についてより深く知ることができた気がします。
トランプ氏当選後はロングポジションを迅速に復元して、その後の上昇もそれなりについていき、指数には終始優位性をもってフィニッシュできました。
銘柄としては、日経マネーでの取材でも挙げたヤマハ発動機とフジ・コーポレーションがスマッシュ・ヒットとなった1年でした。ヤマ発はBrexitの際の大幅下落の際に大ロットで買ったのが報われました。
+43.3%という成果はそれなりに高いと思いますけれども、要因はひとえに自分の運用資産額が、底なし沼の鯨さんが多い投資家の世界においてはさほど大きくない所以です。
運用額が増えれば増えるほど高いリターンを維持するのが難しくなり、かつドローダウンの金額も大きくなって精神的にキツくなります。
また、自分が得意としていたパターンのトレードの1つが、ここ半年ほど上手く機能しなくなっていて視界不良となっています。
2017年はおそらく今年よりも厳しい戦いになると予想しています。引き続き気を引き締めてマーケットに臨みます。
四半期ベースでドローダウンしたのは2011年7~9月期まで遡りますので、目標としている安定運用がここ5年間はできています。
ただし、紆余曲折ありながらも大局的には右肩上がりの市況に助けられているのが大きいです。
基本ロング・オンリーの事が多い身にとってはとても難しいところですが、いつか訪れる下落トレンドで上手く立ち回れるようにできればと思います。
いつも年末に心がけているとおり、また来年は0からのスタートという気持ちで謙虚に臨みます。
今年も当サイトをご覧いただき、ありがとうございました。深く感謝しております。今後ともよろしくお願いいたします。
皆様の幸せを心からお祈り申し上げます。良いお年をお迎えくださいませ。