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SBI証券の「S株 Now!」はテーマ株10社に簡単分散投資!

更新日: SBI証券 証券会社 金融機関

仲間でガッツポーズと歓喜

SBI証券が「S株 Now!」というサービスを開始しました。

「自動運転」、「人工知能(AI)」、「IoT」といったテーマを選ぶと、複数の関連銘柄に簡単に分散投資が可能な制度です。

端株のスキームを利用した制度であり、投資信託(テーマ型投信)よりも低コストなのがメリットです。

S株Now!のメリット、デメリット、お得な使い方について解説します。


S株Now!とは

S株Now!は、売買単元を問わずに1株から取引できる単元未満株(S株)の枠組みで、10銘柄への分散投資が10万円から可能な「パッケージング型の端株取引」です。

購入コースとして、10万円、20万円、30万円の3コースがあり、旬のテーマから定番のテーマまでテーマが揃っています。

1つテーマを選んで金額を選択すると、有望企業で構成されたポートフォリオに簡単に投資できます。テーマ関連度の高い10社に分散投資することが可能になります。

テーマの選別、構成銘柄は、みんかぶ(株式会社エムサーフ)の独自の市場、銘柄分析に基づいて選定されています。

月1回(月末最終営業日の15:30頃)、テーマ、構成銘柄、構成比率がアップデートされます。同じテーマ名で月によって変わってきます。

minkabu PRESS編集部が定期的に開催するテーマ選定協議会を経て、話題のテーマ、関連する銘柄を公開情報、株価感応度、編集部調査のポイントから関連度付けしてテーマを生成しています。

オフィスでの作業

各テーマのオススメ度、「旬」「注目!」「HOT!」などのアイコンも表示されます。

SBI証券のS株は株主が自分名義になるので、配当は保有株式数に応じて支給されます。議決権、原則として株主優待はありません。

中には端株も対象の優待を実施している企業もあり、そのような銘柄の場合はS株Now!でも株主優待を獲得できます。

例えば100株1単元の株式をS株Now!で7株買い、単元未満株で93株買ったら、合計で100株となり議決権や実施している優待も得られます。

今後サービス開始予定のFOLIO(フォリオ)と似たサービスです。ネット証券No.1の総合証券のSBI証券らしく、多様なサービスを積極的に取り入れています。

「S株Now!」では、投資履歴画面で、購入したテーマを簡単に管理できます。購入したテーマの一覧が表示されるので、各テーマの「現在の状況」が一目でわかります。

更に「ヒットマップアラート機能」を活用すれば、購入したテーマの値上がり、値下がり状況が一目でわかるので、売買タイミングを逃すこともありません。

メリット

タブレット端末を見る笑顔の女性

少額で分散投資

S株Now!では、みんかぶによる独自の市場、銘柄分析に基づき、各テーマごとに、成長が期待される10社に投資することになります。

1社に投資する通常の株式投資と比べてリスクを分散でき、投資初心者にとって無難な仕組みとなっています。

複数企業に分散投資をするためには多額の投資資金が必要となります。例えば、10社の株式を1銘柄ずつ「単元」で購入しようとすると、数百万円といった資金が必要になることが多いです。

単元未満株(S株)を活用した「S株Now!」なら、10銘柄への分散投資が10万円から手軽に始められます。

NISA口座で買い付けが可能

S株 Now!はNISA口座での購入が可能です。NISAは獲得した利益に対する税金がかからないので、S株 Now!で得た利益を非課税にすることが可能です。

国内株式、外国株式、投資信託だけではなく、テーマ別のパッケージング投資でもNISAを利用できます。

ベビーカーに乗る子供と父親

投信より手数料が安い

テーマ型の投資信託を購入する場合、購入手数料が2%~3%、信託報酬が1%~2%といった投信が山のようにあります。

S株 Now!の場合、必要コストは売買手数料のみとなります。投信・ETFのような維持コスト(信託報酬など)はありません。

いつか売ることを想定すると、手数料は往復で最低1%(税抜)となります。投資信託と比較した手数料の低さが大きなメリットとなります。

テーマに即した関連銘柄を確認可能

テーマの関連銘柄を調べたい場合、情報源の一つとしてS株Now!を利用できます。

書くテーマの構成銘柄は、SBI証券の総合証券口座を持っていれば無料で閲覧できます。

実際に投資しなくても、最近よく聞くホットなテーマの関連銘柄を調べたい場合にはソースの一つとして活用できます。

1度の発注で10銘柄を購入可能

10の数字を知らせる女性

S株Now!は端株なので、マネックス証券やカブドットコム証券でも、一つ一つ銘柄を入力して発注することは可能です。

しかし、10個の銘柄コードをいちいち入力して発注するのは手間がかかります。そうした手間が省けるのが大きなメリットです。

デメリット

単元株式と比較すると手数料が割高

S株Now!の売買手数料は1銘柄あたり0.5%であり、単元株よりも手数料率が高いのがデメリットです。

また、注意しなくては行かないのは最低54円(税込)という下限の手数料がある点です。購入金額が1万円未満でも、極端には10円の場合でも54円の手数料が発生します。

S株Now!は10万円で10銘柄に分散投資できますが、1銘柄1万円の均等投資ではありません。

推奨されるポートフォリオはウエイト付けがされており、中には千数百円といった購入金額がレコメンドされることもあります。

大量の郵便物が届くリスク

 封筒・郵便物の山

優待族にとっては避けて通れないデメリットが、S株Now!にも当てはまります。

10万円で10銘柄に投資すると、10企業分の事業報告書、配当金通知書などが郵送で届くようになります。これを拒否することはできません。

日本全国の津々浦々までインターネットが普及している現在、「メールや会員管理画面での電子交付で済ませてくれ」と叫びたくなりますけれども、依然としてアナログな方式となっています。

経済産業省の方との飲み会の機会には激しく訴えたのですが、希望者にはメールやPDF交付でOKにしてほしいと切に願います。

例えばS株Now!で10テーマに投資して銘柄に重複がなかった場合、10×10=100銘柄分の郵便物が届きます。

もちろん事業報告書を読むのが面白かったり参考になる側面がありますし、全く苦にならないという方もいらっしゃるでしょう。

しかし、こうした書類が一切不要な場合は、郵便物を捨てる手間が発生してしまう点がデメリットです。

株主優待が入った封筒・郵便物の山

一括売却は不可能

S株Now!はテーマ構成銘柄を一括で購入するサービスであり、一括売却はできません。

売る際には一つ一つの銘柄を地道に発注する必要がります。入り口の手間はかかりませんが、出口では通常の単元未満株の売却と同じ手間がかかります。

使い方

S株Now!を使って投投資する方法は簡単です。まずテーマを選びます。直近1年間の騰落率も掲載しており、参考にすることができます。

ローンチ直後の2017年9月30日のテーマ一覧、直近のパフォーマンスは下表のとおりでした。

テーマ名 直近1年の騰落率
防衛 75.93%
半導体製造装置 70.47%
情報セキュリティ 65.85%
人材 52.46%
民泊 51.48%
ロボット 45.94%
電気自動車関連 41.50%
子育て支援 38.58%
スポーツ 35.16%
iPhone関連 33.97%
スマホゲーム 33.85%
AIスピーカー 31.98%
国際優良株 28.01%
5G 25.93%
IoT 24.99%
選挙関連 24.69%
宇宙開発関連 23.95%
MR 19.22%
人工知能 16.82%
フィンテック 15.60%
ブロックチェーン 14.44%
eスポーツ 12.11%
アウトドア 8.15%
ビッグデータ 0.52%
自動運転車 -6.52%
バイオテクノロジー関連 -17.67%

テーマを選ぶと、構成銘柄、購入数量、ウエイトが自動的にレコメンドされます。一例として人工知能の場合は以下のとおりです。

S株Now!の人工知能

推奨されたとおり買う必要はなく、自由に変更することが可能です。また、1銘柄10万円未満の銘柄でも単元株で購入をすることはできません。

例えば、100株の単元銘柄の場合、株数の変更は0株~99株の範囲で可能です。

S株Now!の人工知能

購入する単位を変更したい場合は「数量」という列の数字を変更することになります。購入したくない銘柄がある場合は、左端の「発注」列のチェックを外せばOKです。

S株Now!の発注画面

人工知能(AI)の研究はコンピューターの性能向上やアルゴリズムの改善がブレイクスルーをもたらしました。

人間の脳を模したニューラルネットワークを駆使したディープラーニング(深層学習)によって、人間によるインプットなしにAI自らが学習し進化を遂げていくことが可能になり、飛躍的な生産性の向上を実現させました。

2016年にはGoogleが開発した人工知能「アルファ碁」が、このディープラーニングを駆使して、囲碁の世界トップ棋士に圧勝しました。

今後はAIが人類の知能を凌駕する「シンギュラリティ(技術的特異点)」を迎える可能性も現実味を帯びつつあります。

S株Now!でテーマ「AI」の関連企業としてピックアップされた銘柄は下表のとおりでした。

銘柄 銘柄名 市場 単元 購入株数 現在値 購入金額 手数料 手数料率
9984 ソフトバンクグループ 東証1部 100株 3 9,084 27,252 147 0.54%
2158 FRONTEO 東証マザーズ 100株 27 671 18,117 98 0.54%
6701 日本電気 東証1部 100株 3 3,050 9,150 54 0.59%
9613 エヌ・ティ・ティ・データ 東証1部 100株 6 1,204 7,224 54 0.75%
3744 サイオス 東証2部 100株 8 740 5,920 54 0.91%
3655 ブレインパッド 東証1部 100株 4 1,206 4,824 54 1.12%
3666 テクノスジャパン 東証1部 100株 4 1,103 4,412 54 1.22%
3905 データセクション 東証マザーズ 100株 6 703 4,218 54 1.28%
6182 ロゼッタ 東証マザーズ 100株 1 1,516 1,516 54 3.56%
4847 インテリジェント ウェイブ 東証JASDAQ・S 100株 2 797 1,594 54 3.39%

まとめ

外国人のクリエイターオフィス

S株Now!は売買単元を問わずに1株から取引できる単元未満株(S株)の枠組みで、10銘柄への分散投資が10万円から可能な「パッケージング型の端株取引」です。

購入コースとして、10万円、20万円、30万円の3コースがあり、旬のテーマから定番のテーマまでテーマが揃っています。

1つテーマを選んで金額を選択すると、有望企業で構成されたポートフォリオに簡単に投資できます。テーマ関連度の高い10社に分散投資することが可能になります。

投資信託やETFでは面白みが欠けると感じており、個別株式投資を楽しみたいものの、自分で銘柄選定してポートフォリオを構築するのはハードルが高いという初心者向けのサービスです。

手数料が高いテーマ型投信をバーター取引の趣旨なしで買うくらいならば、S株Now!の方が圧倒的に低コストなのでおすすめです。

S株Now!(テーマ投資)のサービスリリースを記念して、2017年10月31日までは、買い付け手数料が全額キャッシュバックされるキャンペーンが開催されます。

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