日本KFCホールディングス(9873)が株主優待を拡充しました。ケンタッキーフライドチキン、ピザハットで利用可能です。
日本KFCホールディングスは東証2部上場企業であり、非貸借銘柄です。権利確定日は3月末9月末です。
株主優待制度変更の理由は「当社商品をより多くの株主様にお楽しみ頂くため」です。
日本KFCホールディングスの株主優待
ケンタッキーフライドチキンの株主優待は、これまで1,000株以上一律で5,000円相当の自社商品券(株主様ご優待券)でした。ケンタッキーフライドチキン、ピザハットで利用可能です。
2016年3月末からは以下の通りに変更されます。
- 100株:500円
- 300株:1,500円
- 500株:2,500円
- 1000株:5,000円
長らく優待族からリクエストがあった念願の100株優待の創設です。
ケンタッキーフライドチキンには、「手軽に、本格。」というキャッチフレーズの「骨なしケンタッキー」があります。
骨付きは見た目はラグジュアリーですけれども、食べづらい側面があります。
また、上手く食べないと手が汚れてしまいがちです。手が汚れないように食べるには手間がかかります。パーティー等ではいいですが、普段での食事ではデメリットがあります。
骨なしは極めて食べやすいですね。スマホで楽しいコンテンツがいくらでも見れる状況下では、少しでも手間は省きたいところです。
骨なしケンタッキーは1ピース250円です。優待券でちょうど2つ食べられます。Webサイトにはクーポンもあります。
ケンタッキーフライドチキンは期間限定メニューにも積極的であり、秋の時期は月見チキンフィレオが登場しました。ジューシー&スパイシーで美味しかったです。
優待券以上の食事をする場合は、差額はジェフグルメカードの支払いがお得です。
ジェフグルメカードはお釣りが出て、金券ショップで3~5%OFFで仕入れることが可能です。
株主優待でケンタッキーのクリスマスメニューを食べるのも最高ですね^^。残念ながら私は一人で食べ切らざるを得ず、ハードルは極めて高いです。
いつかケンタッキーのクリスマスメニューを食べる日が来るといいなヽ(´ー`)ノ
日本KFCホールディングスの概況
日本KFCホールディングスは、フライドチキンの「ケンタッキーフライドチキン(KFC)」と宅配ピザの「ピザハット」を全国に出店しています。
FCとピザハットに続く新規事業として、ピザやパスタ、サラダ、デザートなどが食べ放題となるビュッフェ形式レストラン「ピザハット・ナチュラル」を育成中です。
1950年代半ばに、創業者の故カーネル・サンダースがフライドチキンのオリジナルレシピを教える代わりに、売れたチキン1羽につき5セントを受けるというFCビジネスを米国ケンタッキー州で開始しました。
日本では1970年に日本万国博覧会に出店した実験店が好評だったことから、同年に米国KFCコーポレーションと三菱商事との折半出資で、日本ケンタッキー・フライド・チキンが設立されました。
1971年にフランチャイズ1号店がオープンし、1990年に東証2部に上場しました。 1991年にピザハット事業部が新設されました。
2007年に三菱商事が株式公開買付けにより米国KFCが保有していた株式を取得し、親会社となり、2014年に持株会社体制に移行し社名が「日本KFCホールディングス」となりました。
売上高・利益
売上高・営業利益・経常利益・純利益・EPSのいずれも下落傾向でしたが、今期は回復予定です。
配当は長らく純利益以上の金額となっています。親会社の三菱商事にキャッシュ移転という様相を呈しています。
決算期 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 純利益 | EPS | 1株配当 | 配当性向 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2011/03(実) | 88,823 | 3,531 | 3,708 | 1,891 | 83.2 | 100.0 | 120% |
2012/03(実) | 88,124 | 2,390 | 2,469 | 1,102 | 49.1 | 50.0 | 102% |
2013/03(実) | 85,864 | 2,395 | 2,506 | 1,203 | 53.6 | 50.0 | 93% |
2014/03(実) | 83,436 | 1,822 | 1,856 | 441 | 19.7 | 50.0 | 254% |
2015/03(実) | 84,605 | 670 | 667 | -524 | 赤字 | 50.0 | タコ |
2016/03(予) | 90,000 | 1,500 | 1,600 | 600 | 26.8 | 50.0 | 187% |
キャッシュ・フロー
営業CFは常に純利益を大幅に上回っています。一般論としては安心感があります。キャッシュが売上と同時に入ってくる業態はキャッシュ・フローは安心できる傾向があります。
決算期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | フリーCF |
---|---|---|---|---|
2011/03(実) | 4,186 | 1,869 | -3,343 | 6,055 |
2012/03(実) | 3,814 | -5,108 | -1,456 | -1,294 |
2013/03(実) | 3,370 | -1,558 | -1,367 | 1,812 |
2014/03(実) | 1,717 | 2,287 | -1,360 | 4,004 |
2015/03(実) | 4,574 | -1,556 | -1,360 | 3,018 |
利益率・CFマージン・ROE
マージンは低空飛行が続いてます。昨今、注目を集めているROEは下落の一途を辿っています。
最新のROE(-2.4%)を分解すると財務レバレッジ1.81倍、総資産回転率2.14回、純利益率-0.62%です。
財務レバレッジは低めであり、資産から売上を作る回転率(資産効率)はやや高めで、売上から利益を作る利益率は赤字です。
決算期 | 経常利益率 | 純利益率 | CFマージン | ROE |
---|---|---|---|---|
2011/03(実) | 4.2% | 2.1% | 4.7% | 7.9% |
2012/03(実) | 2.8% | 1.3% | 4.3% | 4.7% |
2013/03(実) | 2.9% | 1.4% | 3.9% | 5.2% |
2014/03(実) | 2.2% | 0.5% | 2.1% | 1.9% |
2015/03(実) | 0.8% | -0.6% | 5.4% | -2.4% |
2016/03(予) | 1.8% | 0.7% | - | - |
指標
予想配当利回りは2.18%(配当性向タコ)であり、株主優待利回りは0.22%です。配当+優待利回りは年2.40%です。
PBR2.43倍、予想PER87.26倍、自己資本比率53.6%、有利子負債は0円、現金等は158.0億円、営業CFは45.7億円です。
まとめ
株主優待と拡充と同時に、2015年3月期で64.8%の大株主である三菱商事が、OA含めて約30%の売出を行うことが発表されています。
株価対策となっています。日本KFCホールディングスは東証2部上場企業ですが、この売出で流通株式数比率などの流動性要件も東証一部昇格基準を満たすと思われます。
ただし、既に株主優待プレミアムがたっぷりと乗っている株価であり、指標面では割高感があります。
巨額の売出という需給面での絶大な悪材料が爆発していることから、当面は落ち着かない展開が続きそうです。
同じ大量の売出を行ったGMOクリックホールディングスの株価推移が鮮明に記憶に残る状況です。
過去2年間の株価のチャートは以下の通りです。
ケンタッキーは、プリペイドカード「KFC CARD」も導入しています。
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