チャーム・ケア・コーポレーション(6062)は上場以来、大きく株価が上昇してテンバガー(株価10倍)を達成しました。
私も2013年10月から保有していた銘柄です(現在は売却済み)。
チャーム・ケア・コーポレーションについてまとめます。高齢化社会の中でニーズの右肩上がりが予想され、長期的なテーマ性がある有力介護関連企業として投資しています。
チャーム・ケア・コーポレーションとは
チャーム・ケア・コーポレーションは老人ホームを運営している介護企業です。
大阪企業であり、所在地は大阪市北区中之島3丁目です。大阪市役所、リーガロイヤルホテル大阪の近くであり、新大阪駅、道頓堀から車でスムーズにいくと各10分、梅田から5分強の立地です。
大阪、兵庫、京都、奈良、東京、神奈川に介護付有料老人ホーム(特定施設入居者生活介護)、住宅型有料老人ホーム運営(訪問介護・通所介護・居宅介護支援)を運営しています。
2000年に、居宅介護支援事業、居宅訪問介護事業、居宅訪問入浴介護事業、福祉用具貸与事業に参入し、2005年に有料老人ホーム事業に参入しました。
2008年に介護付有料老人ホーム「ルナハート千里 丘の街」を運営するつばめ荘を買収し、2012年にJASDAQスタンダードに上場しました。
「チャーム」、「チャームスイート」、「ルナハート」、高価格帯ブランド「チャームプレミア」などのブランドを使い分けることで、地域・市場の特性に合わせた価格帯の老人ホームを展開しています。
「チャームヒルズ」ブランドで、居宅訪問介護事業所などを併設した住宅型有料老人ホームを展開しています。
住宅型有料老人ホームは、居宅訪問介護事業所などを併設しており、サービス付き高齢者向け住宅「チャーム」も展開しています。
主な収益源は、入居者から徴収する入居一時金や利用料(家賃・管理費など)、国民健康保険団体連合会から受け取る介護保険報酬などです。
チャーム・ケア・コーポレーションは固定資産への投資を抑制するため、土地の定期借地契約や、建物の賃貸借契約などを活用しています。
初上場となったヘルスケアREITの日本ヘルスケア投資法人とも契約しています。
売上高・利益
売上高は美しい右肩上がりです。利益面では先行投資が続いて軟調な推移となっています。
施設数は拡大を続けています。今は利益面には目をつぶって売上高をどんどん拡大させていくステージです。
定期的にホームを開設しており、成長を続けています。
決算期 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 純利益 |
---|---|---|---|---|
2010/06(実) | 2,944 | 323 | 136 | 60 |
2011/06(実) | 3,971 | 580 | 429 | 165 |
2012/06(実) | 4,394 | 639 | 462 | 252 |
2013/06(実) | 5,080 | 603 | 387 | 252 |
2014/06(実) | 5,811 | 522 | 346 | 313 |
2016/06(実) | 9,150 | 443 | 392 | 236 |
2017/06(実) | 10,930 | 891 | 843 | 536 |
2018/06(実) | 13,572 | 1,054 | 994 | 615 |
2019/06(実) | 16,560 | 1,423 | 1,385 | 1,009 |
2020/06(実) | 19,619 | 1,902 | 1,835 | 1,206 |
2021/06(予) | 23,000 | 2,150 | 2,200 | 1,450 |
キャッシュ・フロー
純利益を常に上回る営業CFを生み出しています。一般論としては安定感があります。
決算期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | フリーCF |
---|---|---|---|---|
2010/06(実) | - | - | - | - |
2011/06(実) | 835 | -279 | -461 | 556 |
2012/06(実) | 253 | -275 | 138 | -22 |
2013/06(実) | 708 | -589 | -116 | 119 |
2014/06(実) | 528 | -338 | -60 | 190 |
2016/06(実) | 1,403 | -2,184 | 983 | -781 |
2017/06(実) | 1,638 | -1,956 | 343 | -318 |
2018/06(実) | 2,293 | -2,334 | 1,459 | -41 |
2019/06(実) | 2,085 | -1,617 | -594 | 468 |
2020/06(実) | 1,215 | -1,156 | 3,305 | 59 |
利益率・CFマージン
最新のROE(24.8%)を分解すると純利益率6.15%、総資産回転率1.09回、財務レバレッジ2.51倍です。
財務レバレッジは標準的であり、資産から売上を作る回転率(資産効率)は標準、売上から利益を作る利益率は高めです。
決算期 | 経常利益率 | 純利益率 | CFマージン | ROE |
---|---|---|---|---|
2010/06(実) | 4.6% | 2.0% | - | - |
2011/06(実) | 10.8% | 4.2% | 21.0% | - |
2012/06(実) | 10.5% | 5.7% | 5.8% | 41.4% |
2013/06(実) | 7.6% | 5.0% | 13.9% | 25.4% |
2014/06(実) | 6.0% | 5.4% | 9.1% | 24.8% |
2016/06(実) | 4.3% | 2.6% | 15.3% | 15.3% |
2017/06(実) | 7.7% | 4.9% | 15.0% | 28.2% |
2018/06(実) | 7.3% | 4.5% | 16.9% | 20.9% |
2019/06(実) | 8.4% | 6.1% | 12.6% | 24.4% |
2020/06(実) | 9.4% | 6.1% | 6.2% | 16.8% |
2021/06(予) | 9.6% | 6.3% | - | - |
一株利益・一株配当・配当性向
2013年度に初めて配当が出て、それ以降は増配傾向が続いています。
決算期 | 一株利益 | 一株配当 | 配当性向 |
---|---|---|---|
2017/06(実) | 82.2 | 1.88 | 9% |
2018/06(実) | 46.1 | 2.5 | 11% |
2019/06(実) | 71.9 | 5 | 14% |
2020/06(実) | 39.4 | 6.5 | 16% |
2021/06(予) | 44.5 | 9.0 | 20% |
指標(2020年8月24日時点)
チャーム・ケア・コーポレーションは株主優待を行っていません。予想配当利回りは0.96%(配当性向13.5%)です。
PBR 3.14倍、予想PER 21.15倍、自己資本比率39.8%、有利子負債は64.7億円、現金等は22.4億円、営業CFは20.8億円です。
チャーム・ケア・コーポレーションの過去3ヶ月・2年間・5年間の株価チャートは以下の通りです。
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