新規上場!ジーニー(6562)のIPOの初値予想

更新日:   IPO

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ジーニー

ジーニー(6562)のIPOが決定しています。ブック・ビルディング期間は2017年11月30日(木)~12月6日(水)、上場日は12月18日(月)です。

新規上場する市場は東証マザーズで、想定価格は1,220円(1単元12.2万円)です。仮条件は1,220円~1,350円と上振れました。

公開価格は仮条件の上限である1,350円となりました。予想PERは470.4倍、予想PBRは8.09倍(BPS 166.89)です。

初値予想は大幅なプラスリターンです。大手初値予想会社の初値予想は以下の通りです。

  • 2,000〜2,300円(仮条件の上限比+48.1%~+70.4%)
  • 2,000〜2,500円(仮条件の上限比+48.1%~+85.2%)

初値予想会社の直前初値予想は以下の通りとなっています。

  • 2,500円(公開価格比+85.2%)
  • 2,500円(公開価格比+85.2%)

初値の結果は2,674円(公開価格比+98.1%)となりました。

ジーニーは「アドテクノロジーで世界を変える。」というミッション(理念)のもと、ジーニーが独自開発したインターネットメディアの広告収益最大化プラットフォーム「GenieeSSP」を主軸にアドテクノロジー事業を展開しています。

監査法人は有限責任監査法人トーマツで、本社所在地は東京都新宿区西新宿7-20-1 住友不動産西新宿ビル25Fです。

ジーニーとは

ジーニーの主力であるアドテクノロジーとは、インターネット広告の配信や流通のための技術で、広告主やインターネットメディア、インターネットユーザー各々にメリットをもたらします。

  • 広告主:より費用対効果の高い広告出稿を実現することで、収益増加や商品・サービスの認知度向上
  • インターネットメディア:自社メディアに合ったより高単価な広告を表示させることによる収益増加
  • インターネットユーザー:高度なターゲティング技術により、各自の興味・関心に合った情報の表示

ジーニーはアドテクノロジー事業以外にも、事業領域を拡大しています。

「GenieeSSP」が持つ大量の広告配信データと顧客基盤を活かし、広告主向けの「GenieeDSP」、「GenieeDMP」といったアドソリューションのほか、マーケティングオートメーションツール「MAJIN」の提供を開始しています。

さらに、平成24年(創業3年目)から海外事業展開に着手し、サービス提供地域の拡大を図っています。グループは5か国計6社で構成されています。

  • ジーニー(日本)
  • Geniee International Pte., Ltd.(シンガポール)
  • Geniee Vietnam Co., Ltd.(ベトナム)
  • PT. Geniee Technology Indonesia(インドネシア)
  • PT. Adstars Media Pariwara(インドネシア)
  • Geniee Adtechnology (Thailand) Co., Ltd.(タイ)

このように、ジーニーは、事業領域(事業軸)とサービス提供地域(地域軸)の2軸を拡大することで、増収を続けてきました。

ビジネス・オフィス

技術開発力

ジーニーでは、テクノロジーの進化の速さや、国内外のメディア企業・広告主・広告代理店といった顧客企業の利用ニーズに対応すべく、各プロダクトの企画から開発、運用、提供、サポートまでを全て内製化しています。

これにより、顧客企業から受け取る要望や技術進化へタイムリーな対応が可能となっています。

また、アドテクノロジー領域における最先端の技術開発力を強みに、独自開発した広告配信プラットフォームを自社ブランドとして直接顧客へ提供するだけでなく、国内外の企業へOEM提供しています。

OEMとはOriginal Equipment Manufacturingの略で、他社ブランドのSSPやDSP等を開発提供することです。

ジーニーの広告配信プラットフォーム上では、1秒間に数十万件の入札(広告配信注文)があり、1日のデータ処理量は、平成29年10月末時点で約15テラバイトに上ります。

このように、膨大なデータを超高速で処理するため、システム基盤をフルハンドメイドしています。

また、ビッグデータやAI(人工知能)を活用することで、広告配信の精度向上や自動化の促進等に取り組んでいます。

ビジネス・オフィス

さらに、アドテクノロジー関連の大学研究室と、オンライン広告配信やデータ解析等の先端技術について共同研究しています。

また、コンピュータサイエンスの博士/修士課程出身がエンジニアの半数を占め、技術顧問を招き新技術の研究開発に取り組んでいます。

事業推進力

ジーニーでは、プロダクトを開発するエンジニア(作り手)と提供する営業・サポート担当(売り手)が約半数ずつ在籍し、連携して事業拡大を推進しています。

平成29年3月末時点の単体の職種別従業員構成は、エンジニア:36%、事業開発・プロダクト企画:11%、営業:25%、カスタマーサポート:11%、管理:12%、海外・出向:5%となっています。

また、ソフトバンクグループ(株)をはじめ、国内外の通信キャリアや有力企業と資本業務提携し、OEM提供やデータ連携等を行っています。

ソフトバンクショップ

ジーニーの事業環境

インターネットが日常生活に定着し、スマートフォンの普及や様々なモノがインターネットに繋がるIoT化が進む中、インターネット広告市場は拡大を続けています。

矢野経済研究所「インターネット広告市場の実態と展望 2017年版」によると、国内のインターネット広告市場の規模は、インフィード広告や動画広告が堅調に拡大しています。

また、検索連動型広告やアドネットワーク、DSP、SSPの利用の拡大を背景に、平成28年度で約1兆956億円(前年度比116.0%)と一層の拡大が見込まれています。

右肩上がりのグラフと喜ぶ女性のイラスト

アドネットワークとは複数のインターネットメディア等の広告枠を集めて広告配信ネットワークを作り、広告の販売や配信を一元管理する仕組みです。

広告主や広告代理店等は、そのネットワークに参加し自社のターゲット層に合ったカテゴリのメディアへ一度に大量出稿ができ、1つ1つのメディアへ広告出稿するよりも配信や管理の手間が削減できるメリットがあります。

アドエクスチェンジとは、複数のインターネットメディア等やアドネットワークを横断し、広告枠をインプレッション(広告表示)ベースで売買する市場です。

海外グループ会社が関連するアジア地域のインターネット広告市場も、モバイル端末の急速な普及により、現在インターネット広告へのシフトが進みつつあります。

デジタルインファクト「東南アジア主要6か国インターネット広告市場概況調査2017」によると、引き続き高い成長率が予想されています。

パソコンを見て確認する男女

アド・プラットフォーム事業

「GenieeSSP」

「GenieeSSP」は、Supply-Side Platformと呼ばれる、インターネットメディア等の広告収益を最大化させるプラットフォームで、ネットメディア事業者向けサービスです。

インターネットサイトやアプリ上の広告枠を閲覧するユーザー毎に、RTB技術によりオークション形式で選択された最適な広告を配信する仕組みです。

配信される広告は、ユーザーの属性や行動履歴等のデータに基づいて選択された、最適で収益性の高い広告であり、ユーザーがサイトにアクセスしてから選択された広告が表示されるまで、平均0.1秒以下という速さで行われています。

「GenieeSSP」は、国内外のDSPやアドネットワーク等とシステム連携することで、広告取引(オークション)への参加者の獲得に努めています。

産学連携によって研究開発された、独自の広告配信最適化アルゴリズムによって、より効果的な広告配信を実現しています。

「GenieeDSP」

「GenieeDSP」は、Demand Side Platformと呼ばれる、広告主の利益を最大化するための広告買い付けプラットフォームで、広告主・アドネットワーク事業者向けサービスです。

「GenieeDSP」は、「GenieeSSP」等に接続することで、広告主のニーズに合わせて選択された枠へ配信することができます。

広告枠は、インターネットユーザーの過去の行動履歴や購入履歴、位置情報等のデータに基づいて選択された、広告主にとって有望な見込み顧客と想定されるユーザー群の枠となります。

また、PMP(Private Market Place)機能により、広告主が指定した媒体に対してのみ広告配信することもできます。

さらに、広告主のマーケティング戦略の立案から、キャンペーンの設計、多様化・複雑化する広告配信・運用・レポーティングをトータルでサポートするトレーディングデスクサービスも提供しています。

資料を使った検討

Googleプロダクト(インターネットメディア事業者向けサービス)

ジーニーは、Googleに公式認定されたメディアソリューションパートナーとして、インターネットメディア向け広告配信サービス「Google AdSense」や「DoubleClick Ad Exchange」等の導入や運用、収益最適化をフルサポートしています。

ジーニーが独自開発した「GAURL(ガウル)」により、Google社の定める配信ポリシーに沿った安定的な広告配信・運用を行うことができます。

GAURLとはサイトコンテンツ上のキーワードをURL単位で自動解析し、Google社の定めるポリシーに沿ってAdSenseを配信する独自開発技術です。

マーケティングオートメーション事業

握手するビジネスパーソン

「GenieeDMP」

「GenieeDMP」は、Data Management Platformと呼ばれる、データを蓄積・分析・活用するためのプラットフォームです。インターネットメディア事業者、広告主・アドネットワーク事業者向けサービスです。

広告主やインターネットメディア等の内部に蓄積された、顧客情報や売上・購買情報・自社WEBサイトへのアクセス履歴等のプライベートデータと、インターネット上に蓄積されるユーザーの興味・関心データ等のパブリックデータの2つを統合し、それらを分析・活用することができます。

広告主は、ユーザーの状態を把握して、適切な広告を最適なタイミングで配信でき、インターネットメディア等はデータ収益化により新たな収入源を得ることが可能になります。

「MAJIN(マジン)」

MAJINは企業のマーケティング活動を自動化し、効率的に潜在顧客の集客や購買意欲等の向上、購買・契約等を行うためのマーケティングオートメーションプラットフォームです。

MAJINでは「GenieeDMP」と連携することでビッグデータを活用した高精度なユーザーターゲティングが可能です。

また、メール配信やアプリプッシュ通知、LINEによるメッセージ配信・自動メッセージ対応等を通じた効果的なマーケティング活動を簡単に行うことができます。

更にアトリビューション機能により、複数の広告効果を明確に分析・評価できることから、広告出稿の効率化を図ることもできます。

パソコンを見る男女

RTBによるインターネット広告配信の仕組み

ジーニーは、Webサイトやスマートフォンアプリ上に、各々の閲覧者に合った広告を瞬時に選択し表示させる技術(アドテクノロジー)を使って、インターネットメディアや広告主の広告収益や効果を最大化させるシステム(プラットフォーム)を提供しています。

RTB(Real‐Time Bidding)とは、広告の表示ごとにオークション方式で最も高単価な広告を配信する仕組みで、リアルタイムにインターネット広告枠を取引できる技術です。

広告主には「できるだけ安い広告費で、ターゲットユーザーを集客したい」というニーズが、インターネットメディア等には「自社の持つ広告枠にできるだけ高い広告を載せて収益を上げたい」というニーズがあります。

こうした相反するニーズに対して、システム上で広告枠をオークション形式により売買させるのがRTBで、ユーザーの属性や行動履歴等のデータに基づき、広告1枠ごとに最適化した広告配信を行います。

インターネットテクノロジーのイメージ図

RTBの技術を活用し、インターネットメディア等に対して、広告収益を最大化させるプラットフォームを提供しているのがSSP事業者です。

インターネットメディア等はSSPを導入することで、自社の持つ広告枠へ自動的にオークション形式で広告の入札が行われるようになるため、高単価の広告案件が掲載されやすくなり、広告収益の最大化が期待できるようになります。

一方、広告主や広告代理店等、広告枠を買う側に対して取引プラットフォームを提供しているのがDSP事業者です。

SSP事業者とDSP事業者は互いに接続し合い、SSP事業者が提供する入札リクエスト(広告の配信対象者や掲載面、配信場所などの条件)に対して、複数のDSP事業者が応札し、最も高単価で応札したDSP事業者の広告が配信されることになります。

ジーニーのIPOの諸データ

新規発行による手取金の使途については、アドテクノロジー事業における今後の成長のための設備資金・運転資金、借入金返済に充当する予定です。

  • 自社プロダクト(DSP、SSP、MA)の開発に係る資金として283,755千円
  • 処理能力向上のためのサーバー及び通信回線の増強、その他ハードウェア購入等に係る資金として244,011千円
  • 、事業拡大に伴う人員の増強に対応するため、平成31年3月期に本社オフィスの増床に係る資金として140,000千円
  • 自社プロダクトの修繕・機能改善に係る資金として384,987千円
  • 事業拡大に伴う人材の採用費として167,263千円
  • 借入金の返済資金として、平成31年3月期に99,999千円

ジーニーの業績推移

業績面では売上高は美しい右肩上がりです。経常利益・純利益は減益の年度があるものの、大局的には右肩上がりの傾向となっています。

ジーニーの業績推移

営業キャッシュフローは包括利益を大幅に上回っています。一般論としては安心感があります。連結経営指標の推移は下表のとおりです。

回次 第6期 第7期
決算年月 平成28年3月 平成29年3月
売上高 (千円) 7,369,233 11,730,899
経常利益 (千円) 106,513 194,590
親会社株主に帰属する当期純利益 (千円) 52,323 -14,754
包括利益 (千円) 32,715 -22,297
純資産額 (千円) 1,264,635 1,613,067
総資産額 (千円) 3,400,505 4,197,150
1株当たり純資産額 (円) 76.33 76.27
1株当たり当期純利益金額 (円) 3.31 -0.92
自己資本比率 (%) 37.2 38.4
自己資本利益率 (%) 4.1 -
営業活動によるキャッシュ・フロー (千円) 240,389 331,813
投資活動によるキャッシュ・フロー (千円) -472,335 -516,483
財務活動によるキャッシュ・フロー (千円) 341,875 362,013
現金及び現金同等物の期末残高 (千円) 1,010,877 1,183,652
従業員数 (名) 125 200

前期の自己資本利益率(ROE)は10.6%であり、自己資本比率は41.6%です。提出会社の経営指標等の推移は下表のとおりです。

回次 第3期 第4期 第5期 第6期 第7期
決算年月 平成25年
3月
平成26年
3月
平成27年
3月
平成28年
3月
平成29年
3月
売上高 (千円) 823,798 1,260,223 2,911,391 7,047,250 11,352,648
経常利益 (千円) -67,681 -3,502 186,481 108,471 328,789
当期純利益 (千円) -69,737 -4,010 124,152 67,381 161,629
資本金 (千円) 143,532 181,132 592,393 592,393 766,769
発行済株式総数(株)
普通株式 719 766 15,000,000 15,000,000 15,000,000
A種株式 124 124 840,000 840,000 840,000
B種株式 - - - - 307,000
純資産額 (千円) 213,332 284,521 1,231,196 1,264,747 1,797,250
総資産額 (千円) 408,084 587,478 2,002,087 3,361,858 4,318,696
BPS (円) 100,674 175,345 74.06 76.34 87.91
1株配当 (円) - - - - -
EPS (円) -95,288 -4,510 8.56 4.26 10.08
自己資本比率 (%) 52.3 48.4 61.5 37.6 41.6
自己資本利益率 (%) - - 16.4 5.4 10.6
株価収益率 (倍) - - - - -
配当性向 (%) - - - - -
従業員数 (名) 41 44 75 88 123

市場トレンド

市況面では、上場直前3ヶ月間のインデックスが上昇トレンドの状況だと初値リターンが高い傾向となっています。

東証マザーズ指数は2016年11月半ばをボトムとして長らく堅調な展開が続いていましたが、7月下旬~9月上旬は反落して軟調な展開でした。

しかし、9月6日をボトムとしてここ2ヶ月は上昇トレンドとなっています。このまま堅調に推移したら、IPOにおいて追い風です。逆に再度調整に突入したら向かい風となります。

東証マザーズ指数のチャート(2017年8月14日~11月13日)
(※マネックス証券より)

上場規模

ジーニーのIPOの規模は最大で約18.3億円であり、東証マザーズとしては中型です。小型であればある程、初値リターンは良い傾向があります。

公募株式数は1,023,000株、売出株式数は285,000株、オーバーアロットメント(OA)は196,200株です。

公開比率(オファリングレシオ)は最大で約9%と非常に低めです。公開比率が低ければ低いほど、初値リターンが高い傾向があります。公募株式数に占める売出の割合は約22%です。

売出人及び貸株人である工藤智昭、売出人である廣瀬寛及び吉村卓也には、原則として90日間のロックアップがかかっています。株価上昇による解除条項はありません。

株主であるソフトバンクグループインターナショナル合同会社、AT-Ⅰ投資事業有限責任組合、トランス・コスモス株式会社、NICE SATISFY LIMITED、Fenox Venture Company Ⅸ, L.P.、YJ1号投資事業組合、PT. Metra Digital Investama及びみずほ成長支援投資事業有限責任組合には、原則として90日間のロックアップがかかっています。ロックアップは1.5倍で解除されます。

上記のほか、ジーニーは、取引所の定める「有価証券上場規程施行規則」の規定に基づき、上場前の第三者割当等による募集株式等の割当等に関し、ジーニー株式の割当を受けた者(ジーニー従業員持株会、アンカー・アドバイザーズ TMT3号投資事業有限責任組合及びFenox Venture Company Ⅸ, L.P.)及び新株予約権の割当を受けた者との間に継続所有等の確約を行っています。

株主名 保有割合 ロックアップ
工藤智昭 38.84% ◯
ソフトバンクグループインターナショナル(合) 32.70% ◯
廣瀬寛 4.62% ◯
吉村卓也 4.36% ◯
AT-Ⅰ投資事業有限責任組合 4.19% ◯
トランス・コスモス(株) 2.88% ◯
NICE SATISFY LIMITED 2.34% ◯
Fenox Venture Company Ⅸ,L.P. 1.50% ◯
アンカー・アドバイザーズ TMT3号投資事業有限責任組合 1.27% 制度
YJ1号投資事業組合 0.70% ◯

初値予想

ジーニーの事業は独自開発したインターネットメディアの広告収益最大化プラットフォーム「GenieeSSP」を主軸としたアドテクノロジー事業ということで、IPOにおける業種の人気度は抜群です。

訴求力の高い東証マザーズネット企業のど真ん中であり、アドテク、ビッグデータやAI(人工知能)といったキラーワードも内包しています。

オファリングレシオ、売出の比率が低く、高い成長性があるのはプラスポイントです。

予想PERは470.4倍、予想PBRは8.09倍であり、類似企業と比較すると割高感があります。

コード 銘柄名 PER PBR 配当利回り
2497 ユナイテッド 81.86 8.36 0.25%
3688 VOYAGEGROUP 23.84 2.21 1.05%
6094 フリークアウトHLDGS 128.71 8.09 0.00%
6185 ソネット・メディア・ネットワー 29.54 3.29 0.00%

約18.3億円という上場規模は東証マザーズとしては中型ですけれども、十分に吸収可能な規模です。上位株主にはVCが名を連ねていますが、万遍なくロックアップがかかっています。

4社同時上場である過密日程がマイナスポイントです。しかし、絶好調で活況の株式市場はプラス材料で、IPOの初値も堅調な展開となっています。

東証マザーズの15億~25億円の中型IPOの初値結果は以下のとおりです。

  • SKIYAKI:+147.1%
  • シルバーライフ:+85.2%
  • ロードスターキャピタル:+37.4%
  • シェアリングテクノロジー:+86.9%
  • GameWith:+133.9%
  • オロ:+129.5%
  • ジャパンエレベーターサービスHD:+61.8%
  • イントラスト:+35.6%
  • スタジオアタオ:+25.7%
  • ユーザーベース:+15.9%
  • シンクロ・フード:+41.4%
  • 串カツ田中:+13.5%
  • デファクトスタンダード:+41.1%
  • ベガコーポレーション:+25.0%
  • エボラブルアジア:+48.3%
  • LITALICO:+88.0%
  • フィット:-7.9%
  • ソネット・メディア・ネットワークス:+139.1%
  • マイネット:+19.3%
  • ダブルスタンダード:+128.8%
  • インベスターズクラウド:+93.3%
  • AppBank:+45.8%
  • デザインワン・ジャパン:+50.9%
  • リンクバル:+27.9%
  • モバイルファクトリー:+99.4%
  • イード:+46.4%
  • KeePer技研:+49.1%
  • インターワークス:+16.7%
  • クラウドワークス:+73.2%
  • GMOTECH:+135.2%
  • 弁護士ドットコム:+215.4%

以上を総合考慮して、初値予想は大幅なプラスリターンです。

主幹事は野村證券です。その他は、SBI証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、大和証券、SMBC日興証券、いちよし証券で申し込めます。

証券会社名 割当株式数 割当比率
野村証券 1,138,200 87.02%
SBI証券 65,400 5.00%
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 39,200 3.00%
大和証券 26,100 2.00%
SMBC日興証券 26,100 2.00%
いちよし証券 13,000 0.99%

三菱UFJグループの三菱UFJ eスマート証券でも取り扱いが期待できます。カブドットコムのIPOは、公平性と機密性を確保したシステムによる抽選で当選者が決まります。

ジーニーのIPOの当選のコツについては、以下で徹底解説しています。

株のIPO(新規上場株式)の当選のコツ・申込手順まとめ!
株には「IPO」という制度があります。新規上場株式を購入することができます。人気銘柄は抽選となり、なかなか当選しづらいの...

SBI証券が幹事に入っているので、着実にSBIチャレンジポイントを貯めましょう。

参考まだ安全資産は定期預金と国債だけなの?IPOチャレンジポイントで確実にS級IPOをゲットできる

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今回は幹事団に入っていませんが、マネックス証券は完全抽選で小口個人投資家でも当選する可能性がある証券会社です。

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<投資スタンス>
強気
(※強気・やや強気・中立・やや弱気・弱気の5段階)

  1. 強気:対面証券・ネット証券で全力申込
  2. やや強気:ネット証券で申込、対面証券では原則申込(回数制限やS級狙いで回避することも)
  3. 中立:ネット証券、回数制限・S級銘柄の当落に影響がない対面証券(大量獲得を狙える場合は妙味あり)
  4. やや弱気:SBI証券以外は原則回避(マイナス覚悟で勝負することも)
  5. 弱気:SBI証券以外は回避(対面証券はバーター取引ならOK)

※過去のIPO初値予想の履歴

※過去のIPO初値予想の履歴

銘柄名(2015年) 発表時 BB直前 結果
Keeper技研 やや強気 やや強気 49.1%
ケネディクス商業リート投資法人 中立 やや強気 13.3%
ファーストロジック 強気 強気 52.5%
ファーストブラザーズ やや弱気 やや弱気 2.5%
ホクリヨウ 中立 中立 8.9%
ALBERT 強気 強気 115.7%
シリコンスタジオ やや強気 やや強気 102.0%
コラボス 強気 強気 137.6%
エムケイシステム 強気 強気 332.0%
ショーケース・ティービー 強気 強気 193.9%
ヘルスケア&メディカル投資法人 やや強気 やや強気 54.5%
エスエルディー 強気 強気 15.3%
ヒューマンウェブ やや強気 やや強気 11.7%
イード 強気 強気 46.4%
ファーストコーポレーション やや強気 やや強気 25.0%
RSTechnologies 中立 中立 -23.6%
シンデン・ハイテックス やや強気 やや強気 12.2%
ハウスドゥ やや強気 やや強気 47.2%
Aiming 中立 中立 12.2%
モバイルファクトリー 強気 強気 99.4%
日本動物高度医療センター やや強気 やや強気 44.2%
プラッツ やや強気 やや強気 70.2%
sMedio やや強気 やや強気 58.7%
サンバイオ 弱気 弱気 -14.5%
海帆 やや強気 やや強気 76.5%
Hamee やや強気 やや強気 67.2%
日本スキー場開発 中立 中立 9.9%
シーアールイー 弱気 弱気 -7.3%
三機サービス 中立 中立 37.1%
レントラックス 強気 強気 53.1%
リンクバル やや強気 やや強気 27.9%
ジグソー 強気 強気 236.4%
Gunosy 中立 中立 0.0%
デザインワン・ジャパン やや強気 やや強気 50.9%
テラスカイ 強気 強気 350.0%
ヘリオス 中立 弱気 22.5%
スマートバリュー 強気 強気 344.9%
マーケットエンタープライズ 強気 強気 167.0%
デジタル・インフォメーション・テクノロジー 強気 強気 246.2%
エコノス 弱気 中立 120.0% 
中村超硬 弱気 弱気 11.8%
メニコン やや強気 やや強気 73.5%
冨士ダイス 弱気 弱気 50.9%
ファンデリー 強気 強気 102.1%
ナガオカ 中立 中立 40.6%
サムティ・レジデンシャル投資法人 中立 中立  -2.9%
富士山マガジンサービス 強気 強気 126.4%
クレステック やや強気 やや強気 82.4%
平山 やや強気 やや強気 29.5%
アイリッジ 強気 強気 429.2%
デクセリアルズ 弱気 弱気 -3.1%
ジャパン・シニアリビング投資法人 やや強気 やや強気 -10.5%
イトクロ 中立 中立 4.1%
PCIホールディングス やや強気 やや強気 169.6% 
エスケーホーム 中立 やや強気 13.8%
パルマ 強気 強気 70.5%
メタップス 中立 中立 -7.9%
ラクト・ジャパン 中立 中立 0.0%
土木管理総合試験所 中立 中立 -2.4%
アクアライン 強気 強気 21.7% 
ベステラ やや強気 やや強気 25.0%
STUDIOUS やや強気 やや強気 20.0%
JESCOホールディングス 中立 中立 5.4%
ピクスタ 強気 強気 34.8%
アイビーシー 強気 強気 251.0%
ブランジスタ やや強気 強気 43.8%
AppBank やや強気 強気 45.8%
グリーンペプタイド 弱気 弱気 -8.0%
GMOメディア やや強気 やや強気 101.1%
パートナーエージェント やや強気 強気 217.5%
バルニバービ やや強気 やや強気 130.0%
日本郵政 中立 中立 16.5%
ゆうちょ銀行 中立 中立 15.9%
かんぽ生命保険 中立 中立 33.1%
ロゼッタ 強気 強気 433.1%
あんしん保証 強気 強気 292.5%
ベルシステム24HD 弱気 弱気 -5.0%
ネオジャパン 強気 強気 401.7%
いちごホテルリート投資法人投資法人 中立 中立 -1.8%
インベスターズクラウド やや強気 やや強気 93.3%
鎌倉新書 やや強気 強気  180.6%
ラクス 強気 強気 228.7%
ランドコンピュータ やや強気 やや強気 103.4%
ダブルスタンダード 強気 強気 128.8%
オープンドア やや強気 やや強気 23.3%
ミズホメディー やや強気 やや強気 156.5%
ツバキ・ナカシマ 弱気 弱気 4.5%
アートグリーン 中立 中立 46.2%
フリュー やや強気 弱気 0.6%
ビジョン 中立 中立  10.7%
アークン 強気 強気 262.1%
マイネット 強気 やや強気 19.3%
ソネット・メディア・ネットワークス 強気 強気 139.1%
ソーシャルワイヤー 強気 強気 56.9%
ケイアイスター不動産 弱気 弱気 6.8%
プロパティエージェント やや強気 やや強気 115.0%
一蔵 中立 弱気 2.1%

マ

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