上場! ペットゴー(7140)のIPOの初値予想

更新日:   IPO

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ペットゴー

ペットゴー(7140)のIPOが決定しています。ブック・ビルディング期間は2022年4月13日(水)~4月19日(火)、上場日は2022年4月28日(木)です。

ペットゴーが新規上場する市場は東証グロースで、想定価格は500円(1単元5.0万円)です。公募価格は 2022年4月20日(水)に決定。

仮条件は500~550円と上振れました。予想PERは5.7~6.3倍です。

日本市場のIPOは「国策に買いなし」という情勢に陥っており、IPO市場は冷え込んでいます。

初値予想はプラスリターンです。以下のレンジを想定しています。

700~1,000円(仮条件の上限比+27.3%~+81.8%)

ペットゴーはペットヘルスケア事業を展開しています。

監査法人は有限責任監査法人トーマツです。

ペットゴーとは

ペットゴーは、ペットを幸せにすることで世の中を幸せにしていきたいという願いを込めた「ハッピーペットライフ・ハッピーワールド~ペットライフを幸せに・世の中を幸せに」をスローガンとして掲げています。

「ペットのQOL向上」というビジョンを達成するために、テクノロジーを駆使してペットの健康寿命を最大化していくことをミッションとしています。

それらを実現するために、ペットゴーはペットヘルスケア×デジタル(Eコマース)を事業ドメインとしてペットヘルスケアに特化したEコマースを展開しています。

従業員数は52名、平均年齢は40.6歳、平均勤続年数は5.0年、平均年間給与は456.2万円です。

ペットゴーのIPOの諸データ

ペットゴーの業績推移

業績面では売上高・経常利益・純利益は、大局的には右肩上がりの傾向となっています。

ペットゴーの業績推移

主要な連結経営指標等の推移は下表のとおりです。

回次 第16期 第17期
決算年月 2020年3月 2021年3月
売上高 (千円) 8,131,629 9,455,947
経常利益 (千円) 22,847 112,891
親会社株主に帰属する当期純利益 (千円) 15,238 71,128
包括利益 (千円) 15,238 71,128
純資産額 (千円) 278,178 349,307
総資産額 (千円) 2,134,517 2,293,691
1株当たり純資産額 (円) 232.55 292.01
1株当たり当期純利益 (円) 12.89 59.46
潜在株式調整後1株当たり当期純利益 (円)
自己資本比率 (%) 13 15.2
自己資本利益率 (%) 6 22.7
株価収益率 (倍)
営業活動によるキャッシュ・フロー (千円) △58,484 242,550
投資活動によるキャッシュ・フロー (千円) 14,758 △15,648
財務活動によるキャッシュ・フロー (千円) △313,275 △216,474
現金及び現金同等物の期末残高 (千円) 851,533 861,961
従業員数 (名) 47 54

市場トレンド

市況面では、上場直前3ヶ月間のインデックスが上昇トレンドの状況だと初値リターンが高い傾向となっています。

東証マザーズ指数はここ数ヶ月下降トレンドが続いていましたが、足元ではボックス相場になりつつあります。

軟調な推移になるとIPOにおいて向かい風となり、堅調な展開に回帰すれば追い風となります。

東証マザーズのチャート(過去3ヶ月)

上場規模

ペットゴーのIPOの規模は最大で約4.0億円であり、東証グロースとしても小型です。小型であればある程、初値リターンは良い傾向があります。

公募株式数は550,000株、売出株式数は80,000株、オーバーアロットメント(OA)は94,500株です。

公開比率(オファリングレシオ)は最大で約42%と標準的です。公開比率が低ければ低いほど、初値リターンが高い傾向があります。公募株式数に占める売出の割合は13%です。

株主名 保有割合 ロックアップ
黒澤弘  27.10%
小出文彦 9.17%
SMBCベンチャーキャピタル2号投資事業有限責任組合 6.54%
中谷将史 6.36%
サーラエナジー(株) 4.97%
(株)AMG 4.93%
アイペット損害保険(株) 3.93%
(株)コーポレート・アドバイザーズ 3.28%
AGキャピタル(株) 3.27%
住友商事(株) 2.62%

※制度ロックアップによる継続保有を含む

初値予想

ペットゴーの事業はペットヘルスケア事業ということで、IPOにおける業種の人気度は標準的です。

予想PERは5.7~6.3倍であり、類似企業と比較すると割高です。

上位株主にはVCが名を連ねているものの、万遍なくロックアップがかかっています。

約4.0億円という上場規模は東証グロースとしてもかなりの小型です。

旧・東証マザーズの5億円未満の超小型IPOの初値結果は以下のとおりです。

過去実績

  • TORICO:+47.6%
  • CaSy:+48.2%
  • エフ・コード:+197.0%
  • ラバブルマーケティンググループ:+284.5%
  • サイエンスアーツ:+165.8%
  • ROBOT PAYMENT:+100.3%
  • BCC:+157.7%
  • アイ・パートナーズフィナンシャル:+216.7%
  • ENECHANGE:+300.0%
  • タスキ:+655.2%
  • ヘッドウォータース:+1,090.0%
  • Branding Engineer:+495.9%
  • フィーチャ:+805.8%
  • アディッシュ:+70.8%
  • サイバーセキュリティクラウド:+104.7%
  • 関通:+110.6%
  • ウィルズ:+372.4%
  • ブランディングテクノロジー:+177.3%
  • ハウテレビジョン:+209.5%
  • Amazia:+33.0%
  • バンク・オブ・イノベーション:+108.3%
  • ZUU:+246.9%
  • ビープラッツ:+354.5%
  • 日本リビング保証:+189.8%
  • アジャイルメディア・ネットワーク:+415.7%
  • みらいワークス:+230.4%
  • ウォンテッドリー:+401.0%
  • インターネットインフィニティー:+281.8%
  • ユナイテッド&コレクティブ:+177.8%
  • シャノン:+320.7%
  • エルテス:+263.7%
  • フィル・カンパニー:+205.3%
  • リファインバース:+62.9%
  • AWSホールディングス:+235.3%
  • 農業総合研究所:+78.1%
  • ホープ:+130.0%
  • グローバルウェイ:+373.0%
  • ヨシムラ・フード・ホールディングス:+50.0%
  • バリューゴルフ:+151.2%
  • ラクス:+228.7%
  • アクアライン:+21.7%
  • アイリッジ:+429.2%
  • テラスカイ:+350.0%
  • エクストリーム:+296.4%
  • ビーロット:+422.4%
  • レアジョブ:+169.7%
  • フィックスターズ:+162.0%
  • シンプロメンテ:+135.3%
  • サンワカンパニー:+268.4%
  • フォトクリエイト:+126.0%
  • ウォーターダイレクト:+200.0%

ただし、新しい資本主義ではこれまでの常識が通じない側面があります。

日本市場のIPOは「国策に買いなし」という情勢に陥っており、IPO市場は冷え込んでいます。

以上を総合考慮して、初値予想はプラスリターンです。

主幹事はみずほ証券です。その他は、下表の証券で申し込めます。

証券会社名 割当株式数 割当比率
みずほ証券 537,200 85.27%
大和証券 27,800 4.41%
SBI証券 22,600 3.59%
楽天証券 22,600 3.59%
松井証券 19,800 3.14%

SBIグループのSBIネオモバイル証券SBIネオトレード証券、大和証券グループの大和コネクト証券、野村證券ルートでLINE証券、みずほ証券ルートのPayPay証券も、各証券が幹事に入っている場合は取り扱いを期待できます。

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野村證券はIPOの取り扱いが多いのがメリットです。小口個人ですと当たりづらいですけれども、ポチポチ作業を許容できる場合は候補です。

郵政3社、JR九州などの小型株に関しては意外な程に当たりやすいです。

大和証券も厳正かつ公平な抽選サービスとなっており、小口投資家でも当選の可能性はあります。

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岡三オンラインでも取扱いを期待できます。

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<投資スタンス>
やや強気
(※強気・やや強気・中立・やや弱気・弱気の5段階)

  1. 強気:対面証券・ネット証券で全力申込
  2. やや強気:ネット証券・対面証券で申込
  3. 中立:ネット証券、回数制限に問題なくS級銘柄の当落に影響がない対面証券で申込(大量獲得を狙える場合は妙味あり)
  4. やや弱気:ネット口座以外は原則回避(ただし、マイナス覚悟の勝負で申し込むことも) ※安全重視ならSBI証券のみ
  5. 弱気:SBI証券以外は回避(対面証券はバーター取引ならOK)

過去のIPO初値予想の履歴

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