iPhone 14 / Plus / Pro / Pro Maxが発売され、iOS16がリリースされた後の最新のiPhoneとAndroid(アンドロイド)スマホの比較についてまとめます。
私はiPhoneとAndroidを両方使っており、GoogleとAppleのどちらにも深い敬意を表しており、永世中立のスイスのような立場です。
iPhone 6とiOS8の登場以降は、これまでAndroidでは簡単に出来たのにiPhoneではできなかったことが、かなりiPhoneでもできるようになりました。
安定的にiPhoneが上回っている要素もあります。しかし、2024年9月の最新の状況では、依然としてAndroidならではの超便利な機能があります。
実際にiPhoneとAndroidの両方を使った経験に基づき、どっちがいいか徹底的に解説します。
AndroidスマホよりiPhoneが良い点
iPhoneとAndroidはOSが異なります。ゲームで例えると、ニンテンドー3DSとPlayStation Vita、Nintendo SwitchとPS4のようなものです。
ゲーム機という点では共通しているものの、内部構造は異なり、使い勝手は異なります。それぞれ専用のソフトを使うことになります。
スマホも同様であり、iPhoneはiOS対応のアプリをiTunesでダウンロードして、AndroidはGoogle Playでダウンロードします。
もっとも、LINE、Skype、evernoteなど大人気のアプリや有名アプリは、iPhone・Androidのどちらでも利用できることが多いです。
iPhoneとAndroidは同じスマホでも違いが多数あり、使い勝手が異なります。それぞれメリットとデメリットがあります。
バッテリー持ちの安定性
iPhoneはバッテリー容量の低さの割には電池持ちが良いです。iPhone5Sのバッテリー容量は1560mA程度ですが、Androidの同じ容量のスマホよりは絶対に電池持ちがいいです。
Androidの場合、使用していないアプリがバックグラウンドで稼働していることもありますが、iOSの場合は未使用アプリをバックグラウンドで制御していることから、電池持ちが良いと言われています。
12時半に寝る前に100%にしておき、翌朝に電車に乗った時につけたら、「100%」のままのこともありました。
AndroidはiPhoneよりもバッテリー容量が大きいです。しかし、たまに原因不明で一気にバッテリーが減少してしまうことがあります。私の端末だけではなく、同じ現象を経験した人は他にもいました。
iPhoneではこの現象が起こったことはなく、電池持ちの安定性はiPhoneの方がいいと考えます。iOS8は当初はバッテリー消費が激しい場合がありましたが、アップデートで安定していきました。
iOS9では、OS・アプリ・主要なテクノロジーの全体にわたって効率を向上し、バッテリーが更に長持ちするようになりました。
画面を下にしてテーブルに置くとiPhoneがそれを認識するため、通知を受け取っても画面がオンになることはありません。
iPhone7に搭載されたiOS10からは、持ち上げたら自動的にロックが解除になるようになりました。いちいち電源ボタンやホームボタンを押さなくてもいいため超快適です。
Androidはこの機能をONにするとバッテリー消費量が増えます。iPhoneの方がバッテリー消費の少なさ・安定性に関してはエッジ・優位性があります。
iOS11を搭載したiPhone Xでは、1回の充電によるバッテリー駆動時間がiPhone 7より最大2時間長くなりました。更に電池持ちが向上しています。
指紋認証・顔認証の精度が良好
Touch ID機能によって、指紋認証でロック解除が可能です。これが快適であり、一度これに慣れるともうパスコードには戻れません。
Appleだけではなく、一部のアンドロイドにも搭載されています。富士通のスマホ、ギャラクシーなどです。
Appleが初めてではなく、先陣を切ったのは富士通です。富士通が搭載していても見向きもされず、Appleが搭載すると賞賛の嵐というのが物哀しいですね。
iOS8からは1Passwordのマスターパスワード解除を指紋で解除できるので、利便性がかなり増しました。
また、Safariからも呼び出せるので、1Passwordを使っている場合はパスワード管理が便利です。
X以降のiPhoneでは「Face ID」という新機能があり、自分の顔でロック解除・認証・Apple Payによる支払いを行うことが可能です。
顔認証によるロック解除はAndroid 5.0 Lollipopで既に導入されていました。ただし、眩しい屋外などでは精度が低いのが難点です。
iPhoneの場合はApple Payによる決済が可能である点がユニークです。Face IDの認識は高精度であり、スムーズに爆速で顔認証されることがほとんどです。
ロック解除だけではなく、ログインID・パスワードの入力の代わりに顔認証を使えるアプリも増えています。
眩しい場所や暗い場所でも問題なく利用できます。Face IDは機械学習を行っており、顔の変化にも対応できます。
髪の毛やヒゲなどが徐々に変化しても問題なく、メガネの有無も関係なく認識してくれます。女性の場合、化粧をした状態でもスッピンでもどちらでも大丈夫です。
女性ユーザーの評判・口コミでは、一般的な濃い化粧も問題なく認識されるとのことです。
Face IDを利用した感想については、以下にまとめています。
その中で特にApple Payの顔認証の使い方にフォーカスをあてた記事は以下になります。
Androidも最新の端末は指紋認証や顔認証機能が搭載されているものが多いです。
しかし、iPhone 6s以降のTouch ID、X以降のFace IDは認証が正確で、解除までのスピードは爆速である点に秀でています。
触れた瞬間に指紋認証が解除されるスピードにはエッジ・優位性があります。
指紋認証(Touch ID)も顔認証(Face ID)も、いずれもAndroidと比較すると精度が良好です。
私の場合、iPhoneとGalaxyの指紋認証・顔認証を比較すると、iPhoneの方が読み取りエラーになる率が低い状況でした。
ヌルヌル感・カメラの使いやすさ
いわゆるヌルヌル感、操作感のよさはiPhoneの方が良く快適。Nexus5以降のハイスペックAndroidの異次元のサクサク感もかなりの良さですが、居心地がいい操作感はiPhoneがベストです。
例えるならば、iPhoneは女性的であり、Androidは男性的な操作感です。
カメラもiPhoneは使いやすいです。単純な画素数はiPhoneはAndroidに比べて低めですけれども、反応が良好でカメラに精通していなくても良い写真が簡単に取りやすいです。
最新機種のiPhone 11 Pro / Pro MAXの場合、超広角の写真もワンタッチで簡単に取ることができます。狭い室内での撮影や、逆に景色全体を表現したい時に便利です。
また、暗所の撮影もきれい。モードを切り替える必要がなく、カメラが自動で察知して最適な撮影ができるのでユーザーフレンドリーです。
「外が暗くて室内が明るい」という写真撮影にとって厳しい条件でも、適当にパシャっとシャッターボタンを押すだけで、比較的きれいな写真を撮影できます。
わかりやすさ
Androidを使っていて、突如としてGoogleカレンダーの同期が止まったことがありました。調べたところ、Gmailのアプリを同期していないと、なぜかカレンダーも止まる現象が発生していました。
もしかしたら一時的なバグだったのかもしれませんが、ググらないと分かりようがなく少し困りました・・・。
シンプルでわかりやすい操作という点では、iPhoneの方がいいと思います。生粋の機械オンチである私の親も、数時間やり方を教えたら、操作できるようになりました。
日本ではiPhoneは使っている人が多いため、iPhone関連の情報は検索するとすぐに出やすいです。
また、周囲でも使っている人が多い傾向にあるので、わからないことがあって聞いたら知っている人が多い可能性が高いです。
iPhone 6sから感圧(タッチの強さ)による動作機能が登場しました。便利になった反面わかりやすい操作という点では減退しましたが、依然としてシンプルです。
ボタンがホームボタンのみであり、あとはタッチで操作なので、アンドロイドよりもシンプルでわかりやすい操作が可能です。
Androidでもメジャーな機種なら一定の情報は出てきますが、マイナーな機種ですと検索してもWeb上の情報が少ない側面があります。
触覚タッチ(Haptic Touch)
iPhone 6s、iPhone 6s plusでは「3D Touch」という新機能が加わり、iPhone 11 / Pro / Pro Max / XRでは「Haptic Touch」となりました。
ディスプレイを長く押し続けることで軽く振動し、あらゆる種類のコンテンツを実際に開くことなくプレビューでき、そこから次の操作に進むこともできます。
例えば、受信ボックスのEメールを軽くプレスすると、メールの中身をプレビューできます。そのメールを開きたい時は、プレスし続ければOKです。
ウェブサイトに飛ぶ前にプレビューを見たり、撮り終えた写真をPeekでプレビューすることができます。
ホーム画面でアプリのアイコンを押し続けると、ポップアップメニューが出てショートカットメニューから、アプリの機能をダイレクトに呼び出せます。
「クイックアクション」という名前です。例えば以下のような機能があります。
- カメラ:セルフィーを撮る(カメラが自撮りモードで起動)
- Safari:ブックマークを表示
- Safari:新規プライベートタブ(閲覧履歴が残らないモードで一発起動)
- 写真:お気に入り
- メモ:新規メモ
Androidの方は7.1から「アプリショートカット」という機能が追加されました。
ホーム画面のアプリアイコンを長押しすると、特定の機能をショートカットして使うことが可能です。
アプリショートカット自体をホーム画面にショートカットとして置くことも可能ます。
全面スクリーン
iPhone X以降のモデルでは上部のスピーカー・カメラ部分を除いてほぼ全面スクリーンの「Super Retinaディスプレイ」が搭載されています。
ただし、Galaxyはほぼ全部画面の狭額「インフィニティ・ディスプレイ」を搭載しており、iPhoneといい勝負となっています。Google Pixelも画面が広くて見やすいのが特徴。
また、Xperiaも最新のフラッグシップモデルは、ほぼベゼルレスの大画面で、エッジがカーブした曲面ディスプレイが特徴。スタイリッシュで近未来的なスマホへと進化しました。
アクセサリーの種類
有名なアプリはほとんど両方にあるものの、一般的なマス層をターゲットとしたアプリはiPhoneの方から先に出る事が多い印象があります。
アクセサリー・周辺機器はiPhoneの方が豊富です。iPhoneはモデルが絞られているので大量のロットで売上が出ます。
周辺機器の販売メーカーからすると売れやすいため、諸々のガジェットを生産できるので、アクセサリー類が豊富です。
バックアップ
クラウドサービスのiCloudにバックアップしたり、PCにつないでiTunesにバックアップを取ると、iPhoneを以前の状態に簡単に復元できます。
これは同じiPhoneではなくて、新しいiPhoneでも同様です。
例えばiPhone 4sを使っていて、その後2年間はAndroidを使い、新しくiPhone 6sを買うと、バックアップがあったら復元すると前回と全く同じ状態に戻ります。
復元のクオリティ、簡便さはiPhoneが卓越しています。
音楽の管理
iPhoneで音楽を聴く場合、音楽はiTunesで管理することになります。iTunesは直感的な操作で使いやすいです。
iTunesから曲をiPhoneに同期させると、振り仮名が登録されている曲・アーティストは、しっかりとアイウエオの順番に表示されます。
また、iTunes Macthでクラウド上に音楽を保存して、iPhone、iPod、iPad、パソコンなどで音楽を一括管理できます。
セキュリティ
iPhoneはアプリの制限が多く、AppStoreにアプリを登録する際にも、Appleの厳しい審査があります。
iOSのバグによるトラブルなどもありましたが、Androidと比較するとセキュリティ面での安全性は優れています。
AndroidはアプリをGoogle Playに簡単に登録できます。確かにセキュリティ面で問題があるアプリは、運営側が発見すると削除されます。
しかし、Androidの場合は有名アプリ以外はダウンロードしないなどの自衛策や、ウイルスソフトの導入が重要となります。
iPhoneよりAndroidスマホが良い点
一口にAndroidと括っても、Google Pixel、SONYのXperia(エクスペリア)、SamsungのGALAXY(ギャラクシー)、SHARPのAQUOS PHONE、富士通のarrows、ASUSのZenfone、Huawei、Xiaomiなど多くの種類があります。
iPhoneは大きく分けて通常サイズと大きいサイズの二種類。それぞれで廉価版と高級モデルが存在する年もあります。
他方、Androidの方は多種多様なメーカーが販売しており、機能・画面サイズ・価格が多種多様です。
iPhoneのようなハイエンドモデルから、1~3万円程度で購入できる安価なタイプ、5~8万円程度のミッドレンジモデルまで、幅広い価格帯のAndroidスマホが揃っています。
以下はあらゆるAndroidに共通する点について述べます。
ジェスチャーアプリが神!片手操作が容易
iPhone5Sまでは片手操作が容易でしたが、iPhone XS / XS Max / XRで画面が大型化したことによって、片手操作は至難の業となっています。
「Reachability」という機能で、ホームボタンを軽く二回押すと画面が下に下がってきて片手操作がしやすくなりますが、二回押すのは面倒です。
Androidの場合、ジェスチャーアプリが充実しており、5インチでも5.5インチでも片手操作が容易です。
例えば、「Smart Task Launcher」というアプリを使うと、画面右端(左端)を、上、下、左(右)、左上(右上)、左下(右下)にスワイプした時に、指定したアクションを実行可能です。
アプリを起動したり、アプリの一覧を出したり、通知バーを下ろしたり、ホーム画面や前のアプリに戻ったりといった操作が可能で便利です。
私は上でホーム画面、下で通知バー降下、左でアプリ一覧(好きなアプリを登録可能)、左下で前に戻る、左上で画面消灯(アプリ)にしています。
これが超絶的に便利です。縦横無尽にアプリ間移動ができ、片手操作が可能です。
左スワイプでアプリ一覧を呼び出した際、そこにランチャーアプリを入れておけば、スマホのありとあらゆる画面に移れるようになるため更にはかどります。
ジェスチャーアプリ・ランチャーアプリを使うことで、ジェスチャー操作で多種多様な機能を割り当てられます。ワンタップで特定の相手にLINEメッセージ・メール・電話することも可能です。
iPhoneはこれができないのです。代替策としては、iOS7までは「MyShortcuts+」というアプリ(有料)で通知センターから特定のアプリに飛ぶことはできました。
ランチャーアプリ(有料)を設置しておくと、多くのアプリに通知センターから飛ぶことができて便利でした。
Androidは無料なのにiPhoneは有料となりますが、わずかな少額ですのでおすすめです。
レストランでの写真撮影に便利な無音カメラも、Androidは無料で良いアプリ(A Better Camera)がありますが、iPhoneは無料だと劣悪なアプリしかありません。。有料の「Onecam」を使っています。
iOS8からは通知センターの仕様変更でMyShortcuts+が使えなくなってしまったようですが、「Launcher – Favorites at your Fingertips」というアプリで似たことができます。
課金すると位置画面に35個のアプリアイコンを表示できます。通知バーを下ろしたら、他のアプリにスムーズな遷移が可能です。
iPhone 6s以降は、画面左端を長押しすることでも前に使ったアプリの一覧を表示できます。しかし、それよりも圧倒的に速くよく使うアプリに移動できます。
しかし、iPhone7のiOS 10は、通知センターを下ろすと強制的に通知が表示されるようになってしまいました。
ランチャーアプリのウィジェットを表示するには右にスワイプする必要が生じたのが絶大なデメリットでした。
一旦はiOS 10.2で解決したものの、iOS11からは再び強制的に通知が表示されるようになりました。
戻るボタン・設定への導線
iPhoneは戻るボタンがアプリに依存しており、画面の左端から右にスワイプするか、画面の左上に戻るボタンが設置されています。
これのせいで大画面化したiPhoneでは片手操作が不可能になりました。
両手操作が可能な場面では問題ありませんが、電車の中やエレベーター・エスカレーターや、それらを待つ間などは不便です。
Androidは戻るボタンを押せば前の画面に戻れるので楽です。また、前述のジェスチャーアプリを使えば、右利きなら画面右端から、左利きなら画面左端で特定の向きにスワイプで戻れます。
設定にすぐアクセスできるの便利。画面上部から下にスワイプし、小さい歯車アイコンをタップすれば、詳細な設定画面にすぐアクセスできます。
他方、iPhoneはいくつかの設定は右上から下にスワイプすると表示される「コントロールセンター」で出せますが、詳細な設定は一度ホーム画面のアイコンから開くか、アプリ一覧の画面から探す必要があります。
マルチウインドウ・マルチタスク
Android 7.0 Nougat以降は、画面を分割して2つのアプリを同時に利用できる機能を利用できます。
動画を流し見がらネットサーフィンやSNSを行ったり、お店を調べながらマップで場所を確認するなど、多様な用途に活用できます。
また、アプリの一部を固定して表示できるスナップウィンドウ機能もあり、マルチタスク機能が充実しています。
マルチウィンドウの片方の画面でアプリを切り替えることも可能です。
ブラウザを2つ並べて、解説ページを読みながら、もう片方で実際に作業することも可能です。
Webページを読んでメモアプリにペンでメモすることも可能です。
画面の端からスワイプすることでアプリにとべる「エッジスクリーン」では、マルチタスクのペアを登録することもでき、一気に2画面を起動できます。
スリープ解除・スリープ
AndroidはiPhoneとは異なり、スマホのディスプレイを2回叩いたり、本体をひねるとスリープ解除できる機種があります。
また、指紋認証の箇所に画面を点灯させることなく指を置いたり電源ボタンを触るだけでスリープ解除ができる端末(Xperiaなど)もあります。
ウィジェットのアイコンをタップするだけで、ディスプレイを消灯してスリープモードにする設定も可能です。
ボタンを酷使するとボタンの効きが悪くなることがあります。Androidではこうした機能を使うとボタンの使用頻度を減らすことができますし、仮にボタンが減退しても電源のオン・オフには影響しません。
ただし、iPhoneも廉価版以外の最新モデルでは、ワンタップするだけでスリープ解除となっています。
共有・アプリ間連携・通知
iOS8の新機能「App Extension」でアプリ間連携が強化されましたが、依然としてiPhoneは共有・アプリ間移動・アプリ間連携がアプリに依存しています。
Androidでは縦横無尽にデータを他のアプリに渡すことが可能です。Webサイトを閲覧していて、いいなと思ったサイトを一発でFeedlyに登録したりできます。
また、通知を一斉消去できるのも便利です。
おサイフケータイ / Google Pay
iPhone6s / 6s plusまでのiPhoneのNFCはApple Pay専用であり、おサイフケータイ機能は利用できませんでした。
日本向けのiPhone7 / 7 Plusでは、Apple Payがついに日本でも開始しました。しかし、電子マネーで対応しているのは、iD、QUICPay、モバイルSuica、モバイルPASMO、nanaco、WAONのみです。
楽天Edyなど一部手電子マネーはおサイフケータイのみとなります。
モバイルSuica、iD、QUICPay、nanaco、WAON以外にも、楽天Edyなど多様な電子マネーを一つにまとめられるのはAndroidならではですね。
私は主におサイフケータイ、音楽、電子書籍リーダなどの用途でAndroidを使っています。楽天Edyとnanacoについては以下で徹底解説しています。
参考便利でお得!楽天Edyの使い方・チャージできるクレジットカード一覧まとめ
電子マネーnanacoの使い方・クレジットカードのチャージで税金を支払う方法まとめ
おサイフケータイ対応スマホだと、電子マネー・ポイント・会員証などを便利に管理できる「Google Pay」も利用可能です。
Google PayのSuica、Google PayのQUICPay、iD、nanaco、Edy、WAONなどを使えて、多様なシーンでキャッシュレス決済が可能で高い利便性を誇っています。
その他、Androidの方は、ワンセグ、フルセグ、ストラップ、不在着信・メール受信のお知らせLEDの機能がある機種があります。
以前はiPhoneは防水に非対応でAndroidに優位性がありましたが、iPhone 7以降は防水に対応しました。
防水については不要論も根強いですけれども、防水対応の方がいいのは確実です。雨の日、汗をかく夏、雪が降る冬、うっかり飲み物をこぼしてスマホに直撃した時などに助かります。
ウィジェット・メニュー・ランチャーのカスタマイズ
ウィジェットは便利であり、特に数日分の天気予報、カレンダーの予定をすぐに見れるのが便利です。
また、ホーム画面やメニューを自分に便利なようにカスタマイズできる点が便利です。特にカレンダーのウィジェットは、予定を一発で可視できるため、便利です。
Androidでは特定のWi-Fiへ通知のプルダウンから接続可能。iOSの場合、Wi-Fiのオン/オフ切り替えは「Control Center」で可能ですが、特定のWi-Fiを選ぶには設定から操作する必要があります。
ランチャーを自由に取り替えられて、縦横無尽にカスタマイズすることが可能です。
また、ホーム画面に特定のファイルや電子チケットへのショートカットを出すこともできます。
USBタイプC・SDカードが利用可能
Androidの中には、USBタイプCを搭載しているスマホが標準になっています。
最近はUSB-Cのデバイスが増えているので、多様なモバイルデバイスと充電器を共有できるのがメリット。iPhoneの場合は独自のLightningコネクターが必要です。
また、SDカードが利用な機種が多いです。Xperia、Galaxy、ZenFone、HUAWEI 、AQUOS Rなど、4K動画・4K写真が撮影できる4K対応スマホが増えてきました。
高画質の写真や動画をよく撮る場合は、容量が結構いっぱいになってしまいます。また、多数の音楽や動画をスマホで持ち運ぶ場合も容量が食います。
AndroidでSDカードが使える機種だと容量面で助かります。
アプリの種類が豊富!デフォルトのブラウザも変更可能
Androidは比較的簡単な操作でGoogle Playを経由しないでアプリをインストールすることが可能です。
セキュリティ面でリスクが高いものの、公式アプリストアの審査に通らないようなアプリも利用可能です。
また、一般論としてはiPhoneよりもAndroidの方が審査が緩いため、多様なアプリを利用できる可能性があります。
更にAndroidはデフォルトのブラウザを自由に変更できるのが利点。例えばどんなアプリでも常にChromeやFirefoxを開くようにできます。
iPhoneはアプリごとしか開くブラウザーを指定できません。常にGoogle Chromeを使うという設定が不可能です。
ロック解除機能の豊富さ
iPhoneはX以降が顔認証、それ以外は指紋認証のみとなっており、その両方を利用することはできません。
しかし、Androidなら、顔認証、指紋認証、虹彩認証の全てを使える端末があります。
コロナウイルス対策でマスクを着用する場合は、顔認証のみだと著しく不便なので、指紋認証・顔認証の両方を使えるAndroidが優れています。
また、Galaxy等の一部Androidには、身につけている間は端末のロックを解除したり、信頼できる場所として登録した位置にいる時はロック解除状態にする「Smart Lock」機能があります。
デスクトップパソコン等の信頼できる端末を登録して、その近くにいる時はロック解除にする機能もあります。
Google謹製アプリがiPhoneより優秀
Google Map、Gmail、Google NowなどのGoogleのオリジナル・アプリは、iPhoneアプリにはない機能がAndroidアプリにあることが多いです。
Googleのサービスをフル活用している場合は、Androidの方がGoogleのアプリをスムーズに利用できます。
しゃべってコンシェルのメイドのメイちゃん
ドコモのアンドロイドだとしゃべってコンシェルのメイドのメイちゃんが画面上をヒタヒタと歩き、メールや電話があったら通知します。
季節によって服装が変わってきます。着物、カエルのきぐるみ、サンタなど季節の変化を楽しめます。これが地味に愛着がわいてきて、日々の生活を潤してくれます。
ドコモのアンドロイド以外だと、Siriと同じ使い方のみとなります。
デュアルメッセンジャー
一部Android端末には「デュアルメッセンジャー」という機能があり、LINEやフェイスブックなど、普通は1つしか登録できないアカウントを2つ使えます。
「設定メニュー」→「高度な機能」でONにすると、同じアイコンがもう一つ出現します。
キャプチャ機能が充実
Galaxyの「スマートキャプチャー」だと、手で右から左にスワイプするとキャプチャーが撮れます。
キャプチャー後に数秒間、メニュー項目が画面下に表示して、アクションを行えます。
特に便利なのは画面全体の画像を保存できる「スクロールキャプチャー」です。iPhoneだと「Awesome Screenshot」等のアプリが必要となります。
電話アプリのSmart機能
端末のアドレス帳に登録していない電話番号からの着信でも、誰からかかってきたのかを瞬時に検索・表示してくれます。
見知らぬ番号から電話が来た時に、迷惑電話か否かの判定に役立ちます。
音楽のクオリティ
AndroidのハイエンドモデルはiPhoneよりも音楽の質が良いのがメリットです。
一例としてXperia XZ Premiumはハイレゾ音源の再生に対応に対応しており、iPhoneよりも音の広がり・奥行き・臨場感に優れています。
既に持っているCDやMP3などの圧縮音源をハイレゾ相当の音声に変換できるDSEE HXも搭載しています。
音楽CDの約3〜6倍もの情報量を誇るハイレゾ音源を再生できるのは、やはり長年ウォークマンを開発してきたソニーのエッジ・優位性です。
Androidの方がパソコンからの音楽ダウンロードが簡単というご意見もあります。
また、Androidの場合、着信音・通話・メディア・通知・アラームに、それぞれ異なる音量を設定できます。
音楽は高め、通知音をミュート等の設定ができるので、音楽をかけているドライブや集中したい作業中などに便利です。
大画面
iPhoneで最も大画面なのはiPhone 14 Pro Maxの6.7インチです。Androidだと6.8インチ以上のタイプも有り、より一層の大画面を希望する場合はAndroidが候補となります。
Galaxy S22 Ultraが6.8インチとなっています。
6.3インチのアンドロイドは、タブレットのiPad mini 4と縦はほぼ同じサイズです。
世界シェア、Android85.1%・iPhone14.8%
日米英独と世界シェアの動向
市場調査会社の米IDCによると2018年の世界スマホ市場は、サムスンがシェア20.8%(前年21.2%)で首位となり、アップルは14.9%(前年14.4%)で2位、中国のファーウェイが14.7%(前年10.2%)で3位でした。
4位はシャオミ、5位OPPOです。全体的にはHuaweiを筆頭に中国勢が延びて、その他のシェアが減少している中、AppleのiPhoneは堅調となっています。
200米ドル以上の価格帯のハイエンドスマートフォンでは、アップルとサムスンが依然として高いシェアをキープしています。
iPhone(iOS)とAndroidは似てきた
最新のiOS端末であるiPhone X、AndroidのGalaxy S8のいずれもほぼ全画面のディスプレイが特徴的になっています。
iPhone Xはホームボタンがなくなり、ジェスチャーや顔認証での操作が主になって斬新感があります。
iOSの新機能の中にも既にAndroidに搭載されているものも多く、iPhoneがAndroidに追いついている場合もあります。
iOSでは諸々の新機能が出た代償として、バッテリー持ちが悪くなっています。
インターネット上では、バッテリー持ちをよくする設定について情報交換されており、まさにAndroidが通ってきた道です。多機能性とバッテリー持ちはどうしてもトレード・オフの関係にありますね。
私はスマホウォッチが趣味の一つであり、主要新機種はほぼすべて店頭でいじっており、特徴も抑えています。思うにiPhone4Sまでは圧倒的にiPhoneが優位でした。
残念なことに日本メーカーのAndroidは、もはや伝説と化している「レグポン」ことREGZA Phoneの惨状を筆頭に、メモリ・CPUは非力で容量は少なく悲惨な状況でした。サムスンもGALAXY S2までは、iPhoneの二番煎じの誹りを免れない状況でした。
しかし、アップルの共同創業者ウォズニアック氏が述べているように、Androidのキャッチアップは目覚ましいです。
最新のAndroidはヌルヌル感・サクサク感でもiPhoneに追いついており、どちらを選ぶかは好みになっていると個人的には思います。
iPhoneの弱点はバッテリー持ちです。シャープの最新のAQUOS PHONEは、IGZO液晶と大容量バッテリーによってバッテリーが2日間持つようになりました。
IGZO液晶ではないAndroidの中にはiPhoneよりもバッテリー持ちが悪い端末も多いです。初期設定のままだとiPhoneの方が電池が長持ちするAndroidが多いです。
iPhoneの偉大さは色褪せない
アンドロイドの躍進は目覚ましいですが、タッチ操作のスマホという新ジャンルを切り開いたのはiPhoneです。
人々の生活を変え、大げさに言うと世界を変えたわけですから、もちろんiPhoneの偉業は決して色褪せません。
野球では、イチローや松井の海外での大活躍は光ります。しかし、近代のパイオニアとしてメジャーリーグに渡った先駆者である野茂英雄の偉業は色褪せません。
また、サッカーでは、香川や長友が活躍していますが、やはり海外で初めて名を売った三浦知良や欧州で始めて活躍した中田英寿の軌跡は偉大です。
21世紀最初の10年間のアップルの軌跡は、スペイン無敵艦隊や太陽の沈まない国・イギリス帝国と同様に、歴史と人々の記憶に残ることでしょう。
iPhoneとAndroidの比較まとめ
iOS8とiPhone6plusの登場以降は、大画面、ブラウザとEvernote等の一部アプリとの連携、日本語入力・キーボード(ATOKなど)などはiPhoneとAndroidで違いがなくなりました。
最新のOSであるiOS 14とAndroid 11はどちらも便利ですし、サクサクで操作感が優れており、甲乙付け難いです。
初期設定のままに使うならば、iPhoneの方が使いやすいです。しかし、ジェスチャーアプリ、アプリ間連携などを使う場合は、Androidが驚異的に便利になります。
iPhoneはシンプルで使いやすく、バランスのとれた端末で万人向きであり、依然として素晴らしいスマホです。これに対して、Androidは個性的な魅力が輝きます。
車で例えると、iPhoneは運転しやすくて万人向きのプリウスやレクサスであり、Androidは上手く使いこなせば魅力的なレガシィといったイメージです。
iPhone・Androidのいずれも最新の端末は非常に魅力的です。ヌルヌルで操作感はよく、縦横無尽にサクサク操作可能です。
処理能力やカメラ機能もパワーアップしており、素晴らしい端末になっています。将来性は互角と考えます。
複数の企業が競い合って魅力ある商品を作る状況は、消費者にとっては望ましいです。
今後もiPhoneとAndroidの更なる進化を期待します。10年後のケータイはどうなっているんですかね。ワクワクです!!
メガキャリアとの契約はオンラインショップが便利です。iPhone発売後の店舗での大混雑を回避して、待ち時間なくiPhoneを手に入れることができます。一例としてドコモは以下のとおりです。
新しいiPhoneが発売される9月は混雑が酷烈なものになり、開店前から並ばないとひたすら待つ必要が生じてしまい、修行の様相を呈しています。
スマホを契約するだけで1日が終わってしまうという悪夢のような地獄に陥りかねません。そうした待ち時間を回避できるのが、公式オンラインショップのメリットです。
- ドコモ オンラインショップ(ahamo)
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- ソフトバンク オンラインショップ(LINEMOはこちら)
総務省の規制によってスマホの値引き・安売りが難しくなっているので、現在はSIMフリーのiPhoneやAndroidを購入して、格安スマホ・SIMを利用するのも有力な選択肢です。
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