SBI証券のiDeCo!豊富な運用商品と完全無料の運営管理手数料が魅力

更新日:   iDeCo 証券会社

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SBI証券のiDeCo管理画面

確定拠出年金(401k)という制度があります。愛称は「iDeCo」(イデコ)です。絶大な節税メリットがあり、所得税・住民税を大きく減税することが可能です。

同じく節税制度であるNISAは利益が出て初めてメリットがありますが、確定拠出年金は利益が出なくても絶大なメリットがある制度です。

ネット証券No.1のSBI証券は、日本で初めて無条件で運営管理手数料を無料化しました。

また、確定拠出年金(個人型)の運用商品は豊富で、超低コストのインデックス投信が多数登場しています。

2017年12月末時点で、SBI証券のiDeCo(個人型確定拠出年金)の加入者数は、証券会社だけではなく、銀行等を含めたすべての運営管理機関において第1位となりました。大人気となっています。

SBI証券の確定拠出年金(個人型)の手数料、ラインナップ・投資信託、手数料について

気になる方もいらっしゃるでしょう。

そこで株式投資に関する書籍を上梓した専門家が、株式投資で億り人になった経験を活かし、SBI証券のiDeCoについて多様な角度で徹底的に解説します。

確定拠出年金の概要

確定拠出年金は公的年金とは異なり、賦課方式ではなく積立方式となっています。自分で積み立てたお金を運用した結果を、老後に受け取る方式です。

確定拠出年金(iDeCo)は所得税・住民税の節税メリットが大きい制度です。最近話題のNISAはあくまで出た利益が無税になるのであり、不確実性は存在します。

しかし、確定拠出年金は確実に所得税・住民税が減税されます。リスク・ゼロには大きなメリットがあります。

定期預金などの低リスク資産での運用も可能なので、控除できる所得がある場合は大きな利点があります。詳細は以下で徹底解説しています。

確定拠出年金(401k)という制度があります。絶大な節税メリットがあり、所得税・住民税を大きく減税することが可能です。愛称...

個人型確定拠出年金、NISA、つみたてNISAの違いについては、以下で比較しています。いずれも100万円の資産運用でも活用できる制度です。

2018年から積立NISA(つみたてNISA)という制度が開始し、2023年の最新の状況でも利用できます。NISA(ニーサ)とは選択制と...

企業型の確定拠出年金は金融機関の選択の余地がありません。個人型のiDeCoは多数の金融機関から選ぶ必要があります。

なお、万が一iDeCoの口座を開設した金融機関(運営管理機関)が破綻したとしても、iDeCoの資産が削減されることはありません。

個人型確定拠出年金の運用資産は信託財産として信託銀行で管理されているので保全されます。ただし、新しい運営管理機関へ変更するための手続きが必要です。

おすすめの銀行・証券会社については、以下にまとめています。

企業型の確定拠出年金は企業が提携した金融機関が提示する商品から選ぶしかありません。個人型については、確定拠出年金の口...

個人型確定拠出年金の選択において重要なのが、手数料と商品ラインナップです。その点についてSBI証券のiDeCoの内容を徹底的に解説します。

取扱商品

ハイタッチする外国人ビジネスパーソン

2016年3月までSBI証券の確定拠出年金(個人型)で、投資対象として有力だった商品は下表のとおりです。

投資対象商品名元本確保信託報酬
預金スルガ確定拠出年金スーパー定期1年-
保険スミセイの積立年金保険(5年)-
保険第一のつみたて年金保険(5年)-
国際株式型EXE-i先進国株式ファンド-約0.3574%
新興国株式型EXE-i新興国株式ファンド-約0.3924%
国際株式型EXE-iグローバル中小型株式ファンド-約0.3724%
国際債券型EXE-i先進国債券ファンド-約0.4304%
不動産投信型EXE-iグローバルREITファンド-約0.3864%
国内株式型SBI TOPIX100・インデックスファンド<DC年金>-年率0.2592%
(税抜0.24%)
国内株式型朝日-日経平均ファンド-年0.54%
(税抜0.5%)
国内債券型野村日本債券ファンド(確定拠出年金向け)-年0.594%
(税抜年0.55%)
国際債券型野村外国債券インデックスファンド(確定拠出年金向け)-年0.594%
(税抜年0.55%)
バランス三井住友TAM-SBI資産設計オープン(資産成長型)(愛称:スゴ6)-年0.7344%
(税抜0.68%)

EXE-iグローバル中小型株式ファンドが最も魅力的でしたが、それ以外は野村證券、りそな銀行、琉球銀行と比較すると、さほど優位性は高くありませんでした。

しかし、2016年4月は、超低コストの人気投信が多数光臨しました。以下、投信の信託報酬は税込です。

ニッセイ日経225インデックスファンド、DCニッセイ外国株式インデックス、三菱UFJ 国内債券インデックスファンド(確定拠出年金)、三井住友・DC外国債券インデックスファンドなどです。

商品分類商品名委託会社信託報酬
国内株式ニッセイ日経225インデックスファンドニッセイアセットマネジメント0.27%
野村DC・JPX日経400ファンド野村アセットマネジメント0.27%以内
SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ<DC年金>SBIアセットマネジメント1.62%
国際株式DCニッセイ外国株式インデックスニッセイアセットマネジメント0.20412%
インデックスファンド海外株式ヘッジあり(DC専用)日興アセットマネジメント0.30%
三菱UFJ DC新興国株式インデックスファンド三菱UFJ国際投信0.59%
ラッセル外国株式マルチ・マネージャー・ファンド(確定拠出年金向け)ラッセル・インベストメント1.46%
キャピタル世界株式ファンド(DC年金用)キャピタル・インターナショナル1.5406%程度
国内債券三菱UFJ 国内債券インデックスファンド(確定拠出年金)三菱UFJ国際投信0.13%
国際債券三井住友・DC外国債券インデックスファンド三井住友アセットマネジメント0.2268%
インデックスファンド海外債券ヘッジあり(DC専用)日興アセットマネジメント0.28%
三菱UFJ DC新興国債券インデックスファンド三菱UFJ国際投信0.5616%
国内REITDCニッセイJ-REITインデックスファンドニッセイアセットマネジメント0.59%
国際REIT野村世界REITインデックスファンド(確定拠出年金向け)野村アセットマネジメント0.5724%以内
バランスDCインデックスバランス(株式20)日興アセットマネジメント0.18%
DCインデックスバランス(株式40)日興アセットマネジメント0.19%
DCインデックスバランス(株式60)日興アセットマネジメント0.21%
DCインデックスバランス(株式80)日興アセットマネジメント0.22%
野村DC運用戦略ファンド(愛称:ネクスト10)野村アセットマネジメント1.296%以内
コモディティ三菱UFJ純金ファンド(愛称:ファインゴールド)三菱UFJ国際投信上限0.972%

投資信託は基本的には低コストのインデックス投信が無難です。SBI証券の確定拠出年金(個人型)は、買ってもいいと言えるインデックス投信が多数揃っています。

2016年10月14日からは新しく4ファンドの取扱いが開始しました。人気のひふみ投信の「ひふみ年金」、三井住友AMの低コストインデックスファンドが加わっています。

商品分類商品名委託会社信託報酬
国内株式ひふみ年金レオス・キャピタルワークス0.8208%
三井住友・DC日本株式インデックスファンドS三井住友アセットマネジメント0.2052%
みのりの投信(確定拠出年金専用)ポートフォリア1.6774%以内
国際REIT三井住友・DC外国リートインデックスファンド三井住友アセットマネジメント上限0.3024%

2016年11月8日には更に低コストインデックスファンドが追加されました。

ニッセイアセットマネジメントの更にコスト(信託報酬)を低く抑えた新ファンド、米国を代表する指数のニューヨーク・ダウ連動型の「iFree NYダウ・インデックス」が追加されました。

「DCニッセイ日経225インデックスファンドA」及び「DCニッセイJ-REITインデックスファンドA」は、確定拠出年金で採用されている同ベンチマークのファンドの中で最低水準の信託報酬です!

商品分類商品名委託会社信託報酬
国内株式DCニッセイ日経225インデックスファンドAニッセイアセットマネジメント0.1825%以内
国内REITDCニッセイJ-REITインデックスファンドAニッセイアセットマネジメント0.27%以内
国際株式iFree NYダウ・インデックス大和証券投資信託委託0.24%

SBI証券の確定拠出年金(個人型)の商品一覧は下表のとおりとなっています。

商品分類商品名委託会社信託報酬
定期預金スルガ確定拠出年金スーパー定期1年スルガ銀行-
年金積立保険スミセイの積立年金保険(5年)住友生命-
第一のつみたて年金保険(5年)第一生命-
国内株式ニッセイ日経225インデックスファンドニッセイアセットマネジメント0.27%
朝日ライフ 日経平均ファンド(愛称:にぃにぃ Go)朝日ライフアセットマネジメント0.54%
日経225ノーロードオープンDIAMアセットマネジメント0.86%
三井住友・DC日本株式インデックスファンドS三井住友アセットマネジメント0.2052%
DCニッセイ日経225インデックスファンドAニッセイアセットマネジメント0.1825%
SBI TOPIX100・インデックスファンド<DC年金>SBIアセットマネジメント0.26%
MHAM TOPIXオープンみずほ投信投資顧問0.70%
野村DC・JPX日経400ファンド野村アセットマネジメント0.27%以内
ひふみ年金レオス・キャピタルワークス0.8208%
三井住友・バリュー株式年金ファンド三井住友アセットマネジメント1.40%
DCグッドカンパニー(社会的責任投資)三井住友トラストアセットマネジメント1.53%
SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ<DC年金>SBIアセットマネジメント1.62%
フィデリティ・日本成長株・ファンドフィデリティ投信1.65%
みのりの投信(確定拠出年金専用)ポートフォリア1.6774%以内
国際株式DCニッセイ外国株式インデックスニッセイアセットマネジメント0.20412%
DC外国株式インデックスファンド三井住友トラストアセットマネジメント0.86%
EXE-i 先進国株式ファンドSBIアセットマネジメント0.3244%程度
EXE-i グローバル中小型株式ファンドSBIアセットマネジメント0.3724%程度
インデックスファンド海外株式ヘッジあり(DC専用)日興アセットマネジメント0.30%
iFree NYダウ・インデックス大和証券投資信託委託0.24%
三菱UFJ DC新興国株式インデックスファンド三菱UFJ国際投信0.59%
EXE-i 新興国株式ファンドSBIアセットマネジメント0.3904%程度
ラッセル外国株式マルチ・マネージャー・ファンド(確定拠出年金向け)ラッセル・インベストメント1.46%
キャピタル世界株式ファンド(DC年金用)キャピタル・インターナショナル1.5406%程度
シュローダーBRICs株式ファンドシュローダー・インベストメント・マネジメント2.03%
ハーベスト アジア フロンティア株式ファンドSBIアセットマネジメント最大2.0972%
国内債券三菱UFJ 国内債券インデックスファンド゙(確定拠出年金)三菱UFJ国際投信0.13%
野村日本債券ファンド(確定拠出年金向け)野村アセットマネジメント0.594%以内
国際債券三井住友・DC外国債券インデックスファンド三井住友アセットマネジメント0.2268%
野村外国債券インデックスファンド(確定拠出年金向け)野村アセットマネジメント0.594%以内
EXE-i 先進国債券ファンドSBIアセットマネジメント0.4304%程度
インデックスファンド海外債券ヘッジあり(DC専用)日興アセットマネジメント0.28%
三菱UFJ DC新興国債券インデックスファンド三菱UFJ国際投信0.56%
グローバル・ソブリン・オープン(DC年金)三菱UFJ国際投信1.35%
国内REITDCニッセイJ-REITインデックスファンドニッセイアセットマネジメント0.59%
DCニッセイJ-REITインデックスファンドAニッセイアセットマネジメント0.27%
MHAM J-REITアクティブファンド<DC年金>みずほ投信投資顧問1.08%
国際REIT野村世界REITインデックスファンド(確定拠出年金向け)野村アセットマネジメント0.5724%以内
三井住友・DC外国リートインデックスファンド三井住友アセットマネジメント上限0.3024%
EXE-i グローバルREITファンドSBIアセットマネジメント0.3864%程度
バランスSBI資産設計オープン(資産成長型) <愛称:スゴ6>三井住友トラストアセットマネジメント0.73%
DCインデックスバランス(株式20)日興アセットマネジメント0.18%
DCインデックスバランス(株式40)日興アセットマネジメント0.19%
DCインデックスバランス(株式60)日興アセットマネジメント0.21%
DCインデックスバランス(株式80)日興アセットマネジメント0.22%
DCニッセイ/パトナム・グローバルバランス(債券重視型)ニッセイアセットマネジメント1.19%
野村DC運用戦略ファンド(愛称:ネクスト10)野村アセットマネジメント1.296%以内
ターゲットイヤーセレブライフ・ストーリー 2025SBIアセットマネジメント0.6820%程度
セレブライフ・ストーリー 2035SBIアセットマネジメント0.6886%程度
セレブライフ・ストーリー 2045SBIアセットマネジメント0.6934%程度
セレブライフ・ストーリー 2055SBIアセットマネジメント0.6691%程度
コモディティ三菱UFJ純金ファンド(愛称:ファインゴールド)三菱UFJ国際投信上限0.972%
ダイワ/“RICI®”コモディティ・ファンド和証券投資信託委託1.9049%程度

幅広いアセットクラスにおいて優良な低コスト投信が揃っているので、ポートフォリオを好みに応じて組み立てることが可能となりました。

配分を考えるのが面倒ならDCインデックスバランスという選択肢もあります。ここまで低コストだとバランス型ファンドも嗜好によっては選択肢の一つです。

今後除外される商品

SBI証券のオフィスがある泉ガーデンタワー

「確定拠出年金制度等の一部を改正する法律」の施行により、iDeCoの運用商品の上限数が35本以下となりました。

信託報酬等のコストや残高、拠出金額、商品性などを総合的に勘案した結果として、

猶予期間である5年間(2023年まで)に下記の運用商品の除外が予定されています。

分類ファンド名運用会社
国内株式日経225ノーロードオープンアセットマネジメントOne
朝日ライフ 日経平均ファンド(愛称:にぃにぃ Go)朝日ライフアセットマネジメント
ニッセイ日経225インデックスファンドニッセイアセットマネジメント
MHAM TOPIXオープンアセットマネジメントOne
DCグッドカンパニー(社会的責任投資)三井住友トラスト・アセットマネジメント
三井住友・バリュー株式年金ファンド三井住友アセットマネジメント
国際株式インデックスファンド海外株式ヘッジあり(DC専用)日興アセットマネジメント
ハーベストアジアフロンティア株式ファンドSBIアセットマネジメント
シュローダーBRICs株式ファンドシュローダー・インベストメント・マネジメント
国内債券野村日本債券ファンド(確定拠出年金向け)野村アセットマネジメント
国際債券EXE-i 先進国債券ファンドSBIアセットマネジメント
三井住友・DC外国債券インデックスファンド三井住友アセットマネジメント
インデックスファンド海外債券ヘッジあり(DC専用)日興アセットマネジメント
グローバル・ソブリン・オープン(DC年金)三菱UFJ国際投信
SB I- PIMCO ジャパン・ベターインカム・ファンド(愛称:ベタイン)SBIボンド・インベストメント・マネジメント
国内REITDCニッセイJ-REITインデックスファンドニッセイアセットマネジメント
MHAM J-REITアクティブファンド<DC年金>アセットマネジメントOne
国際REIT野村世界REITインデックスファンド(確定拠出年金向け)野村アセットマネジメント
EXE-i グローバルREITファンドSBIアセットマネジメント
バランスDCニッセイ/パトナム・グローバルバランス(債券重視型)ニッセイアセットマネジメント
eMAXIS 最適化バランス(マイストライカー)三菱UFJ国際投信
eMAXIS 最適化バランス(マイミッドフィルダー)三菱UFJ国際投信
eMAXIS 最適化バランス(マイフォワード)三菱UFJ国際投信
eMAXIS 最適化バランス(マイディフェンダー)三菱UFJ国際投信
eMAXIS 最適化バランス(マイゴールキーパー)三菱UFJ国際投信
コモディティダイワ/“RICI”コモディティ・ファンド大和証券投資信託委託
定期預金スルガ確定拠出年金スーパー定期(1年)スルガ銀行
年金保険スミセイの積立年金(利率保証型)住友生命保険相互会社
第一のつみたて年金(5年)第一生命保険株式会社

手数料

ガッツポーズをするOL (4)

SBI証券は運営管理手数料・口座維持手数料が無料であり、日本の確定拠出年金(個人型)の中でNo.1です。2017年5月19日に大胆な手数料の完全無料化がありました。

iDeCoの利用にあたって支払う手数料は、加入時にかかる手数料と毎月発生する手数料の2種類があります。

初回手数料は、国民年金基金連合会に支払う2,829円(税込)は、どの金融機関でも同じです。

金融機関に支払う手数料としては、個人型確定拠出年金への新規加入時は「加入時・移換時手数料」、iDeCo金融機関を変更した時は「運営管理機関変更時手数料」がかかります。

この点、SBI証券は加入時・移換時手数料も営管理機関変更時手数料も、どちらも2017年5月19日から無料になりました。

SBI証券と楽天証券が個人型確定拠出年金(iDeCo)の手数料を完全無料化しました。加入時・移換時手数料、運営管理機関変更時手...

SBI証券、マネックス証券、楽天証券、松井証券、auカブコム証券はいずれも無料となっていて、日本最安値で並んでいます。「水準」ではなく真の最安値となります。

手数料区分SBI証券楽天証券、マネックス証券、
松井証券、auカブコム証券
証券会社無料無料
国民年金基金連合会2,829円2,829円
合計2,829円2,829円

毎月のランニングコストのうち、国民年金基金連合会・信託銀行に支払う費用(合計171円)はどの金融機関でも同じです。

SBI証券に支払う「口座管理手数料」は、2017年5月19日から、残高・積立額・期間にかかわらず、条件なしで完全無料になりました!

無条件で運営管理手数料を無料とするのは、SBI証券が業界初・日本初です。ネット証券のリーダー的な存在であるSBI証券ならではの卓越したバリューがあります。

手数料区分SBI証券楽天証券、マネックス証券、
松井証券、auカブコム証券
証券会社無料無料
国民年金基金連合会
・信託銀行(月)
171円171円
維持コスト合計(年)2,052円2,052円

手数料完全無料化は採算度外視の卓越した措置で良心的です。個人投資家にとっては嬉しい秀逸な手数料設定です。

投信の信託報酬はSBI証券の方が低い資産クラスが多いです。SBI証券と楽天証券のiDeCoの比較については、以下で徹底的に分析しています。

確定拠出年金(401k)という制度があります。2016年に加入対象者が一気に拡大して、iDeCo(イデコ)という愛称も付きました。大き...

なお、2018年から拠出単位が年単位となり、年1回以上拠出すればOKとなりました。月々の支出は厳しいご家庭の場合は、ボーナス月のみ拠出することも可能です。

月々の拠出額をゼロにして、12月に限度額全部を一度に支払うと、国民年金基金連合会に支払う手数料は1年で103円で済みます。月103円の手数料は拠出月しか発生しません。

拠出限度額は経過済みの月数分で、同一年のまだ到来していない期間の分は拠出できないので、1年分をまとめて一括で支払えるのは12月のみです。

SBI-iDeCoロボが運用商品選びをサポート

SBI証券のiDeCoでは「SBI-iDeCoロボ」というサービスを利用できます。

世界No.1の投資信託評価機関であるモーニングスター社の最新評価データを元に投資対象のレコメンドを行ってくれます。

「SBI-iDeCoロボ」は複数の質問からユーザーに適したリスク水準を判定し、資産運用に対する意向に基づいて商品選びをサポートしてくれます。

具体的には、過去の運用成績が良好な投資信託や元本確保型商品がレコメンドされます。

SBI-iDeCoロボの質問画面

最初に年代、投資経験、リスク志向などの簡単な質問に答えると、オススメの運用スタイル(元本確保型~積極派まで6段階)が提案されます。

SBI-iDeCoロボのオススメの運用スタイル

次に投資してみたい商品カテゴリー(国内株式・債券など8種類)を選択することで、1~3本の具体的な運用商品が提案されます。

SBI-iDeCoロボのおすすめ運用商品

iDeCoでの運用商品選びに迷った時にサクッとお手軽に参考にすることが可能なロボ・アドバイザーツールです。

モーニングスターがカバレッジを行っていない運用期間3年未満の投資信託商品の情報については、他の投信のデータで代替します。

具体的には「リスクメジャー」、「シャープレシオ」、「モーニングスターレーティング」について、同一マザーファンドで運用する運用期間3年以上の追加型株式投資信託がある場合は、そちらのデータを用います。

使い勝手が抜群の管理画面

SBI証券のiDeCoの管理画面では、現在の資産状況、資産残高の推移、掛金の配分割合などが分かりやすく表示されます。

また、以下の情報もあるので、人気が高い商品や成績がいい商品を迅速にチェックできます。

  • 元本変動型商品 掛金増加額 上位商品 (対前月)
  • 元本変動型商品 騰落率 上位商品
  • 元本確保型商品 掛金増加額 上位商品 (対前月)
  • 元本確保型商品 利率 上位商品

SBI証券のiDeCo管理画面 (拠出割合や上位商品)

運用商品一覧もあり、PDFやCSVも閲覧できます。売買に必要な日数もすぐに確認できてユーザーフレンドリーです。

SBI証券のiDeCo 運用商品一覧画面

もちろん、掛金の配分割合、スイッチング(預け替え)も会員画面でサクッと簡単に実行できます。

スマホでも便利に確認・手続きが可能

SBI証券は2019年5月12日からiDeCoの利便性向上のために、利用者サイトのスマートフォン対応を開始しました。

サービス提供開始後はSBIのiDeCoにおいて保有されている運用商品を、スマホに最適化された画面で管理できます。

SBI証券のiDeCoのスマホ画面

移動中や外出先からでも、スマートフォンで簡単にiDeCoの資産残高や損益状況を確認でき、掛金の配分設定の変更やスイッチング等、資産の運用指図を行えます。

2018年11月からはセレクトプランが導入!より一層低コストに

SBI証券 橋本さん、鳴海さん、まつのすけ

SBI証券のiDeCo(個人型確定拠出年金)に新しくセレクトプランが導入されました。

2005年から提供している現行のプランが「オリジナルプラン」となり、2つのプランから自由に選択することが可能です。

手数料はどちらも完全に同一であり、SBI証券独自の口座管理手数料は無条件で無料です。プランの変更は手数料無料で手続きすることが可能です。

「セレクトプラン」は、「低コスト」と「多様性」にこだわって選定した34商品が取り揃えられています。

インデックスファンド、アクティブファンド、コモディティ投信、ターゲットイヤー投資信託があり、ニーズに応じて選択することが可能です。

これからSBI証券のiDeCo口座を作成する場合は、セレクトプランの方がおすすめです。

SBI証券のiDeCo(個人型確定拠出年金)は、2018年にセレクトプランを導入しました。2005年から提供している現行のプランは「...

既にオリジナルプランを利用している方は、プラン変更手続きの資料を請求して、申込書に記入して返信すると、セレクトプランへの切り替えが可能です。

SBI証券iDeCoのプラン変更の郵便物SBI証券iDeCoのプラン変更の申込書・返信用封筒

SBI証券のiDeCoまとめ

SBI証券の個人型確定拠出年金では、手数料が業界屈指の最低水準(完全無料)であり、幅広いアセットクラスにおいて優良な低コスト投信が揃っています。

低コストと秀逸な商品ラインナップの両面を高い次元で両立させている点にエッジ・優位性があります。

これまでは、野村證券、りそな銀行、琉球銀行なども確定拠出年金(個人型)の選択肢として有力でしたが、今後はSBI証券の一択だと考えます。

以前にSBI証券を訪問して、iDeCoについて取材しました。低コストと商品ラインナップ、ロボアドバイザーサービスがメリット大となっています。

幾多のネット証券がある中で、日本で最も人気があるネット証券がSBI証券です。口座開設数(430万)、NISA口座数(100万)はネット...

SBI証券は、『今後も「業界屈指の格安手数料で業界最高水準のサービス」を提供するべく、魅力ある商品・サービスの拡充を行い、個人投資家の皆さまの資産形成を支援してまいります。』と表明しています。

既に手数料の完全無料化でiDeCoの手数料は極限まで低下しました。今後もより一層の取扱商品の優れたブラッシュアップ、充実したサービスの提供が期待できます。

SBI証券の確定拠出年金積立プラン(個人型401K)

SBI証券は確定拠出年金以外でもメリットが多い証券会社です。詳細は以下で徹底解説しています。

幾多のネット証券がある中で、おすすめのネット証券の一つがSBI証券です。私もフル活用しています。数多くのメリットがある証...

以前にSBI証券にインタビューに行き、個人型確定拠出年金も含めてサービス内容について取材したこともあります。iDeCoだけではなく総合証券取引口座も卓越したハイ・クオリティーとなっています。

幾多のネット証券がある中で、日本で最も人気があるネット証券がSBI証券です。口座開設数(430万)、NISA口座数(100万)はネット...
  数多くのオンライン証券の中で日本で一番人気のネット証券はSBI証券です。口座開設数(430万)、NISA口座数(100万)はネット証...

SBI証券は当サイト限定でお得な入会キャンペーンを行っています。

SBI証券は当サイト限定でお得なタイアップ・プログラムを実施しています。なんと3,000円分で、ネット証券としては破格の内容です。

SBI証券のタイアップキャンペーン

口座開設と5万円以上の入金・SBIハイブリッド預金への振替だけで、3,000円分のAmazonギフト券がプレゼントされます。

口座開設時に以下の項目(無料)に申し込めば、SBI証券に入金するだけで自動的に振り替えられるので面倒な手間はありません。

SBI証券の口座開設申込画面

SBI証券は1000万円までは銀行預金のような公的な保護(投資者保護基金)があるので安心・安全です。銀行預金と同じで万が一破綻しても保護されます。

口座開設・維持・入出金は無料です。まだ口座をお持ちでなければ、この機会にぜひ口座開設してみてはいかがでしょうか。

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SBI証券以外では、楽天証券、マネックス証券、松井銀行、大和証券、イオン銀行も手数料が安くて信託報酬が安めのインデックス投信が揃っています。

確定拠出年金(401k)という制度があります。愛称は「iDeCo」(イデコ)です。絶大な節税メリットがあり、所得税・住民税を大きく...
確定拠出年金(401k)という制度があります。3階建ての日本の年金制度において3階の部分となります。2016年に個人型確定拠出年...
確定拠出年金(401k)という制度があります。3階建ての日本の年金制度において3階の部分となります。2016年に個人型確定拠出年...
確定拠出年金(401k)という制度があります。愛称は「iDeCo」(イデコ)です。絶大な節税メリットがあり、所得税・住民税を大きく...
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