
ムゲンエステート(3299・東証マザーズ)のIPOが決定しています。ブック・ビルディング期間は6月2日(月)~6月6日(金)です。
想定価格は1,200円(1単元12万円)であり、仮条件は1,100~1,200円と下振れました。
ムゲンエステートが新規上場
ムゲンエステートは不動産買取再販、不動産内外装工事、不動産流通、不動産賃貸、不動産管理などの事業を展開しています。
買取再販事業では、本店・横浜支店を営業拠点として、首都圏を中心に中古不動産を買い取り、バリューアップして主に一次取得者層・個人投資家・中小企業に販売しています。
買い取った不動産を賃貸に回すこともあります。
従業員数は102人、平均年齢37.3歳、平均勤続年数4.4年、平均給与約635.2万円となっています。
業績推移
業績面では、売上高は右肩上がりで平成25年12月期は大幅に増加しました。利益面では、ボックスでの推移が続いていましたが、前期は売上高同様に大幅増となっています。
前期ベースで自己資本利益率45.5%、自己資本比率17.7%です。営業キャッシュフローはマイナスが続いています。中小不動産企業は営業CFがマイナスになりがちです。

市場トレンド
市況面では、上場直前3ヶ月間のインデックスが上昇トレンドの状況だと初値リターンが高い傾向にあります。
東証マザーズ指数は軟調な展開が続いていましたが、5月20日以降は反発して連騰が続いています。市場のムードは明るくなってきました。

(※マネックス証券より)
上場規模
ムゲンエステートのIPOの規模は最大で約35.9億円とマザーズとしては大型です。大型であればある程、初値は鈍い傾向があります。
公開比率は約31%でありやや高めです。公開比率が低ければ低いほど、初値リターンが高い傾向があります。
経営陣(合計約79%)に原則として180日間のロックアップがかっています。ロックアップは1.5倍で解除されます。
まとめ
業種面では金融緩和は不動産に追い風であり、2013年は不動産関連のIPOが絶好調でした。
しかし、インフレ率が順調に上昇しており、直近では消費税影響分を除いて1.5%程度まで達しており、追加緩和期待が沈静化しています。
業績は好調ですが、業種・公開規模の大きさなどから、初値予想は公募価格近辺です。
主幹事はいちよし証券、副幹事は野村證券です。その他はみずほ証券、三菱UFJモルスタ、三菱UFJ eスマート証券、大和証券、岡三証券、極東証券、東洋証券、岩井コスモ、エース証券、SMBC日興、SBI証券、マネックス証券、丸三証券で申し込めます。
<投資スタンス>
中立
(※強気・やや強気・中立・やや弱気・弱気の5段階)
※過去1年間のIPO初値予想の履歴
